小説木幡記:2011/01/31(月)京都南部は雪を免れたようだ
福井県南条郡今庄町(現:南条郡南越前町)でサンダーバードが走れなくなったと、新聞にでていた。わが父祖の地、大桐は今庄町のそばだから、蕎麦は美味しいが雪は苦いと思った。ところで今庄町という地名はなくなったが、今庄駅はそのままらしい。合併はよいところがいっぱいあるが、ふるくからの名称が消えるのが寂しいし、場合によっては歴史改竄のような気にもなる、……。
昨夜から雪模様が激しいと聞いてはいたが、今朝宇治を出るときはやや曇り程度で、雪はなかった。葛野についても晴れていた。京都の南は雪を免れたようでうれしい。
今日の予定は成績管理や会議準備や研究室の掃除に尽きる。なんら先進的先端的な研究も考察もないままに一日が過ぎていく。ただ、そのような「あたりまえの日々」をこのごろは以前よりもずっと愛おしむ気持ちがわいてきている。変わりなきことが一番なり。
さて、茶でも飲んで一仕事はじめようぞ。
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