小説木幡記:2011/01/25(火)ひとすじなわではいかぬよき人生
今朝は宇治市外気温が1度Cで少し過ごしやすい。体感として数度の違いが大きな変化を感じさせる。そしてまた葛野に着いたら小雨だった。ケータイの天気予報では雪になっておった。実感と予測と理屈とは大体ばらばらになる。
今日は授業も予定もないのだが、それでも山盛りの採点があって、身動きできない。とは言ってもそういう仕事は数時間すれば限界になって、他のことをせざるをえなくなる。人間はロボットではないから、機械的に時間を定めて仕事をできるわけではない。が、世間ではそうすることが美徳に通じるから不思議だ。端からみると余は美徳のかけらもない怠け者にうつるだろうが、人はそれぞれ適材適所(笑)。こういう怠け者でないと勤まりにくい仕事もあることはある~。
このごろ珈琲に黒砂糖の小片を入れて飲んでおる。どこかの珈琲店で「黒糖珈琲」と書いてあって、どうしてそういう名前か分からなかったが、結局黒砂糖を入れると黒糖だろうと想像して、そうしだした。なんとなくコクがでたような~気分。
このごろガソリンが値上がりしている。レギュラーで一リットルが131円もする。これは高い。原油の値段はそこここに影響を与えるから、また一歩暮らしにくくなっていくような気分だ。
このごろ週刊誌の小見出し、タイトルがおもしろい。「ぼけてたまるか!」うむ。週刊誌編集者も高齢化してきたのか。「小沢の次に、消されるのは岡田だ!」ふむ。まるでヤクザの抗争みたいな国会というか政治というか、なかなか激しいタイトルが並ぶ。
このごろ。
よく眠れる。心配事や焦りや不安や一杯あるのだが、よく眠る。起床は爽快だ。食事もうまい。憂いがないようだが、それでもよく心配してよく眠る。なにかしら矛盾した人生だと、振り返るのだ。今朝の財布は3200円だ、少ないな。ひとすじなわではいかない。そういうものなんだろう。あはは。呵々大笑。
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