小説木幡記:2011/01/27(木)レッドドラゴンの意味
昨日ある資料を読んでいて、レッドドラゴンという文字に出会った。トマス・ハリスによる同名の映画や小説があって、余はそれぞれ楽しんだ記憶があるが、文脈上のハリス世界とは別のこととして、「レッドドラゴン」が気になってきた。
一昨年の夏に滋賀県長浜市で、巨大な赤龍を間近に見た。このフィギュア博物館の一階では、お土産品としてさまざまなレッドドラゴンが売られていた。その時もなにかしら「レッドドラゴン」のことが気になっていた。
一体、レッドドラゴンとは、なにかの象徴なのだろうか?
龍と美姫のことは西欧系の物語やゲームに必ず出てくるので、日本で言うと八岐大蛇(やまたのおろち)伝説のようなものだろうか。ヤマタノオロチは酸漿(ほおずき)のような目をして、赤い血膿まみれの胴体をもっていた。まるで、赤蛇である。
話をレッドドラゴンにもどすと、龍の中でもレッドドラゴンと指定するほどの強靱な理屈を思い出せない、あるいは知らない。不動尊にも赤不動、黄不動、青不動とあるから色わけすることで御利益に違いがあるのだろうか。龍にも御利益があるかどうかはしらないが。
ということで、昨日は会議や話合いが延々と続いたが、その中でも「レッドドラゴンとは、一体何者なのだろう。それはなにかの御利益がある龍なんだろうか」という考えに終日とらわれていた。今日も忙しいので、朝一番にMuBlogにメモして、もうそのことで悩まないでおこうと決めた。レッドドラゴン。
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