小説木幡記:2010/12/19(日)ますます平成22年が暮れてきた
暦をつくったのはヒトだが、その作られた暦にヒトは影響を受けてオル。たとえば師走と言われて、走り出す先生達のごとく。大晦日だとおもえば、なにかしら心の浮き立つヒトもおろうし、債務に追われて気落ちする人もおろう。
余の場合、人並み世間並みに、師走に入ると行く年来る年反省や希望をまとめにかかる。
反省としては、あまりない(笑)。
勿論詳細に考えると、行き届かない点や力を出せなかった点、失敗などいろいろあるが、人生は総体として見、相対として評価するのを気持ちの落としどころとしているから、今更反省など、あんまりしない!
すると随分生きやすくなった。察するに、生きにくい人は無駄な反省ばかりして鬱鬱しく世間を眺めてしまうのだろう。ただし、反省の「振り」すらみせないと、回りからどう思われるかは、余にもわからぬ。時々必要な役柄振る舞いと、内奥とは別世界だな。
他方、来年への希望や期待、予定はいろいろある。要するに取らぬ狸の皮算用というもので、やたらと期待感あふれる予測が横行し、それに基づいた計画をたてるので、うまくいくと「当然でしょう」と観じ、喜びが少なく、失敗すると「人生はこういうものだ」とあっさり放念(しようと努力)する。
そこで順位はないが、平成23年度の希望、期待、計画をメモしておく。世間には関係のない私事である(笑:自笑の理由は、blogとは私事なり故)。
1.葛野図書倶楽部2001の最期の年次となる。よって丁寧に着地させる。
現役やご隠居達との交信情報量往来が増化する。こころしよう。
2.邪馬台国周遊図書館ジオラマを完成させる。というても春休みと夏休みしか時間はとれぬ。
大学での課外活動時間と上手にコラボしていこう。
3.日曜作家として焼きを入れ直して『湖底宮』および嵯峨野偏を早々に完成しよう。
次の企画をどうするかは、お楽しみだ。
4.九州国立博物館の見学が遅れに遅れてオル。しっかり見ておかないと時勢におくれを取る。
新幹線でおまけに桜島まで見ておきたい。
5.京都の四季や路地小路を丁寧に観察しておく。
これには近畿もふくめ、生活空間周辺のよさをもっと味わっておきたい。
桜、紅葉、四季往来だな。
6.夏期論文は『戴冠詩人の御一人者』
夏までおかず、事前に大半をすませておこう。
7.スペシャル
途中で思い立ったことを。
さて、以上7つの案件がうまくこなせるように、心も身体も上手に調整していく。タバコと縁切りして以来心身が快調となったので、なんとか一年、無事に過ごせそうだ(と、希望的観測)。
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