« 小説木幡記:2010/12/14(火)雨中の朝、起床の条件 | トップページ | 小説木幡記:2010/12/16(木)共同演習提出締め切り »

2010年12月15日 (水)

小説木幡記:2010/12/15(水)ドラマとの師走縁切

Muimg_2093 龍馬伝が終わってからNHKはニュースを見るだけになった。「坂の上の雲」は録画だけPCに任せ、見てはいない。そういう事情は個人のものだが、もともとblogは個人的事情を記す公器だから、るる開陳しておこう。

 つまり、見るのに疲れたわけだ。龍馬伝を毎週鑑賞し感激し筆を走らせたが、そんなことは年中できるわけもなく、せめて12月くらいはお休みしたい、という自然な気持ちがわき上がった。とたんに、龍馬伝や坂の上の雲を思い出したりメモすることが、ものすごく疎ましくなった。
 やはり、疲れた、というのが正確な感想だな。

 それと、たしかに龍馬伝は司馬遼太郎さんとは関係が無いと言えば無いのだが、司馬遼太郎さんの「竜馬がゆく」と無意識に比較して一年間過ごした事情もあって、さらに坂の上の雲も司馬さんの原作だし、ともに司馬遼太郎さんという優れた人の幕末から明治にかけての歴史解釈だから、それにも疲れたという思いをしている。

 今はそういう時期なのだろうと納得しているのだが。
 単純にいえば、司馬さんとかNHKドラマ制作観とかに、食傷しているにすぎない。どんなに美味しい料理でも、毎日食べるとファットになってしんどくなる。どうしてもこういう時期はお茶漬けの味にあこがれる。余のお茶漬けの味とは、ドラマを見ずに本当のお茶を飲みながら、一日一回一個の田舎饅頭をいただくことだ。もちろん、奈良漬けや梅干しで本当のお茶漬けさらさらも大好きだ。こういう味わいは日本食の至宝だね。

 ところで。
 来年のNHK大河ドラマは、めぐりめぐって滋賀県本籍の浅井三姉妹、その「江」である。この配役陣をさっきネットで見てみたが、なかなか面白そうだ。ゲゲゲの旦那が江の旦那に変身しておる。そして「おごう」という「江」は、うむ、以前みた映画解説によるととんでもない才能の女優らしい。とんでもない才能が50回近く続く大河ドラマでどんなふうに別の華をひらかせるのか、~楽しみだ。

|

« 小説木幡記:2010/12/14(火)雨中の朝、起床の条件 | トップページ | 小説木幡記:2010/12/16(木)共同演習提出締め切り »

小説木幡記」カテゴリの記事

コメント

先生こんばんは~
来年の大河の予習終わりました!(「江」読み終えました。)
浅井三姉妹、波乱のドラマで驚きました。田渕さんのファンで去年講演を聴きに行きました。とても女性的で素敵な方。(楽屋でお写真撮って頂きました。)
今年もありがとうございました。良いお年をお迎えくださいませ

投稿: yuyu | 2010年12月29日 (水) 19時36分

YuYuさん
 お出ましがなくって、お見限りかな? と心配でしたが、お元気のようで、はたまたお互いドラマ好きは治らないようで、気持ちは一挙に来年の「江」に飛んでいますね。楽しみです。また、毎週見ますよ! 感想文も書きますよ! 読んでくださいな(笑)

 しかし。これまでいただいたコメントをぼんやり思い出すと、随分活発な方のようですね。Muのような引きこもり人と比べると真逆のようで、面白いです。
 そうはいっても滋賀県は隣県だし、名神高速道路という大動脈が通っているので、しょっちゅう訪れます。長浜城もよく行きます。来年もあのあたりは、NHK大河のメッカになりそうで、面白いです。

では来年、よいお年を

投稿: Mu→YuYu | 2010年12月29日 (水) 20時44分

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 小説木幡記:2010/12/15(水)ドラマとの師走縁切:

« 小説木幡記:2010/12/14(火)雨中の朝、起床の条件 | トップページ | 小説木幡記:2010/12/16(木)共同演習提出締め切り »