小説木幡記:2010/11/16(火)生命維持の微妙さ
昨日の月曜日、午前には授業を調子よく二つこなして、さて昼食にカップ麺を食べたら、15分後に全身が痒くなりあっというまに発疹だらけで、胃がひっくりかえったようになって、夕方まで研究室ソファに横臥した。ようやく無事木幡に帰還したのは6時過ぎだったが、洗顔しただけで夕食は取らずに部屋を暗くしてベッドに潜り込みまどろみ、今朝起きたら大半治っていた。今朝はトースト一枚で、しばらく用心するつもりだ。
カップ麺で全身蕁麻疹太郎になるのは珍しい。蕎麦系でブタ&ネギの具入り、液体スープが売りものだった。なんとなく「油の臭いがつんとするな」とは思ったが、この10日間ほど続いている風邪か鼻水かが原因で、よほど心身が弱くなっておったのだろう。これでまた1キロ減量したことだろう。
ふむ。
というわけで過去の蕁麻疹騒動は30代前半に風邪薬で発疹が出て騒いだ。20代後半には古い商店で賞味期限切れのコンビーフと練乳を買って盗み食いしたら、あっけなく数日間寝込んだ。小学校の時にクリスマスケーキに載った白いクリームで七転八倒したのはアレルギーじゃなくて食中毒だったはず。その後、なにもなかったので油断していたら、なんとカップ麺でひっかかった! エビ、カニ、卵、ミルク、サバ~およそ蕁麻疹が出そうな食材はすべて好きで、そんなものめったに、いや皆無に引っかからないのに、カップ麺で意識朦朧絶食状態になるとは~生命を維持するのは、ものすごく微妙なことだ。
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