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2010年11月21日 (日)

小説木幡記:2010/11/21(日)考える手引き

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内閣官房参与:松本健一
 日曜の朝から政治談義は無粋と思いながらも、かねがね愛読してきた評論家・松本健一さんの、今回10月の内閣官房参与就任について、その理由が分かる記事をみつけたので引用しておく。

 ◇戦前の失敗、今に生かす--内閣官房参与・松本健一さん(64)  --どういう経緯で内閣官房参与を引き受けたのですか。

 ◆友人の仙谷由人官房長官に頼まれ、4年前から前原(誠司外相)グループの議員を中心に日本近代史を講義しました。日本が大東亜戦争に入っていく過ちと、この失敗の経験を生かしてアジア共同体をどう作るかを話したのです。昨年の政権交代で入閣した仙谷さんから「アジア外交で助言してもらいたい」と言われました。10月に辞令を受けた時、菅直人首相から「夏休みに軽井沢で『日本のナショナリズム』(松本氏の著書)を読ませてもらいました」と。仙谷さんが勧めたのでしょう。(毎日新聞2010/11/1 インタビュー急接近

 菅総理や仙石官房長官がいつまで在任かは知らないが、どんな場合にも人は知恵袋、参謀、相談相手が必要だし、そういう人と相談して方針を定めていくのは道を踏み外さないためにも、大切だと思う。
 実は、余は自分のもっとも苦手な近代史や政治思想について考える必要があるときは、これまで松本健一さんの著作をひそかに「参与」として読んできた(笑)。どうしてそんなことになったかというと、比較的若い頃から松本さんの著作に接し、なにかしら密かな影響を受けてきたのが、その一。次に、松本さんの文体が非常に飲み込みやすく読みやすいから。次に、松本さんは当初から普通の秀才ではなくて、いつでも命ガケという迫力があったから信用できた。
 と、いろいろ後知恵を書いてもしかたない。要するに、余の影の政治参与が松本健一著作で、その方が仙石さんの導師になったのだから、仙石さんと余とは兄弟弟子みたいなもので、なんとなく笑いがこみ上げて仕方ない、という日常の感想だ。
 注記:余は菅さんとも仙石さんとも松本健一さんとも、この30年間面識はございません(笑)

様々な参与:余の相談相手
Muimg_4784 余は若年より人と直接会って話すのが苦手で、また直接交友が生じると大抵はケンカ別れするので、必要な師匠は主に読書でまかなってきた。
 政治論について松本健一さんを上げたが、実は松本さんは嫋々とした叙情的な小説も書いておられる。そういうことを思い起こすと、人の才能は複雑だと思ってしまう。
 しかし余の本筋は政治論ではなく文学や古代史、情報学にかたむいていて、おそらくそういう世界が余の今後を支えてくれるはずだ。松本さんは、永遠に「革命的ロマンチシズム」の師匠として読み続けることに、決めてオルcat

 もちろん、それでは文学や映画や古代史や情報学についての、余の参与をそれなりに述べていかねばならぬのだが、~それは、日曜の朝から血反吐を吐くような辛い仕事にもなるので、やめておこう。
 そのうち、折々に、考える手助けをしてくださっている諸氏書誌についてメモを記すことになる。
 というわけで、今後も、MuBlog、こうご期待の程ねがいたてまつる。

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