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2010年11月17日 (水)

小説木幡記:2010/11/17(水)それからのiPad:賢者板の威力と魅力

Koimg_6619 最近ずっとiPadを触っている。話として、カタカナや英語はすんなりと心に入らないので、賢者板としておこう。思い出せば大昔、デイヴィッド・リンチの「DUNE・デューン・砂の惑星」を見た。その後、50分を追加したリンチ監督の決定版を購入し、長く愛用してきた。で、翻訳図書となると、ハヤカワ文庫の1988年改訂版以来、全部で文庫が16冊もある大作だ。これを全部3度は通し読みしておるから、余も砂の惑星に関しては一言ある(笑)。でじゃ、映画ではたしかに高校生くらいのポール・アトレイデ・ムアディブが側近たちから帝王教育を受けるとき、たしかに賢者板の原型があった、ぞ!
 うむふむ。
 そういうわけで、デユーンという耳の響きと賢者板の手触りがとてもよくて、毎晩睡眠前に触っておる。ああ、長生きはするものだ。
 一体何に感動しているかというと。
 PCでも楽しめることが多いのだが、賢者板の手触りや重さや自由さからすると、ノートPCはいまだにコンピュータであって賢者板ではない、ふむ。だからその違いをいちいち書くような野暮はやめておこう。ただ気に入った事をメモしておく。

1.傾けても傾けても賢者板
 賢者板にはセンサーが入っていて、逆さまだろうが斜めだろうが、使う人の角度に応じて画面が逆立ちせずに読める。この理屈抜きの自由さは、ノートPCでは味わえ無い。寝転がってノートPCを触るのは違和感があるのう。

2.じゃらん京都/リクルート
 発売記念セールで230円だった。なにかしら気になって「App Store」で購入した。と言っても、プチッと「購入」ボタンを押すだけで、数分後に賢者板にいわゆる雑誌が一冊どさりと収められた。
 京都の1000円ランチ、2000円で美味しい夕食、紅葉のライトアップ、~さすがに宇治市に住んでいるので目玉の宿情報は不要だが~。理想的なガイドブックだな。地図のピンを押すとレストランや名所旧跡の写真付きガイドが瞬時に見えて、メモも残せる、地図も分かる。京都の主要な地図が格納されているようだ。(ただし経路探索などはネットに接続していないと無理無理)。

3.Office2 HD (ワープロや表計算や)
 賢者板でwordやエクセルを触るのは野暮だが、時には必要にもなる。で、まるでMS社のwordやエクセルそっくりさんが、900円で入手できた。なにかの時に役立つでしょう。

4.いろいろ電子書籍や映画レンタルや~
 iTunesでの映画は、レンタルも購入もそれなりの値段でやみつきになりそうだ。大体はレンタルが300円程度、購入が1000円だね。前者は大好きなB級SFをいくつか見て、後者は名作「ブレードランナー」を1000円で購入した。賢者板ほどの画面だと映画も楽しめるのう(10インチ弱)、それも横臥でも寝ていても手洗いでも(うっ)。


 などと肝心の電子書籍については賢者板の真骨頂を少しも披瀝せぬまにこの記事終わる(笑)。
 読書もよろしいが、なんつうか映画はほんとに賢者板だね。10インチディスプレイという大きさが絶品だ。
 続きはまたのお楽しみ。

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