小説木幡記:2010/10/07(木)日はゆるゆると、数字合わせ
今日の午後、屯所を覗いたら(若い)副長と、経理局長とが、機関誌・教材を関西一円の関係諸機関やご隠居たちに送付し終わって、寛いでおった。副長の自転車の前輪がぺったんこになるほど重かったらしい~
で余も談笑しておると、経理局長がおもしろい話を聞かせてくれた。
発端は、余の万歩計が「4230」で、なにやら、はよ「死にされ!」と言われているようで不愉快だったから、愚痴ったに過ぎない。その後がおもしろかった。これは、アラビア数字が日本を発祥とする例証かもしれない(と、トンデモな)。要するに、嫌な奴+嫌な奴→皆殺し、という怖ろしい秘密が数字には込められていたという、生まれてはじめて聞いた新説だった。
諸氏も電卓で、18782+18782=?、となることを、実証的科学的に実体験してくだされば、その真理に気づくであろう。いやはや、実に怖ろしい真実に久しぶりにでくわして、余は頭がくらくらした。これほどの日本語暗号が数字列の加算にあるとは、お釈迦様でもご存じなかろう~。
というわけでけったいな午後であったが、別途いくつかの成果も得たので心身はすこやかとなった。明日はまた葛野にていささかの責もあるが、心してとりかかろう。日々ゆるゆるとしてはおるが、時々不慣れな責務に追われる。生きている証としてつつがなく~。
そういえば、涼しくなって読書しすぎて貯め置き本がなくなった。またそろえておこう。いやなに、新刊書をそろえるだけが脳じゃない。書架の片隅、段ボール箱の底、積み置き本の下に隠れた図書雑誌。これらを抜き出して、木幡机上に読みたい順に並べるわけだ。お金も手間もかからない読書秋の楽しみだな。ふむふむ。
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