小説木幡記:2010/09/20(月)祝日のご隠居さん
今日は老人の日、敬老の日だったが、夏期論文の仕上げ一歩手前のために、葛野に早朝7時に着いた。研究棟の玄関は開いていた。
うちの学園は、みんな早起きのようだ。
で、仕上げの一歩手前が完了したのは、実は17:10頃だった。人間とは、そういうものだ。帰り際にやっと完成。それまではぐずぐずだらだらと、~JMRI(鉄道の自動運転)とかPCの調整とか、校正とかのろのろとやっておった。
まず木幡から持ち込んだ「島図書館モデル」を1人で工作室まで運んだ。ジオラマ自体は60x70の小振りだが、セットしていた複雑怪奇な三層地下有り、海有り、丘アリ、温泉有りのレールやポイントセット、さらに電源や自動運転装置を取り外して、別袋に入れたら、結構重かった。ジオラマを運んだのは、後日に石膏や色付けをして、そろそろ完成させるつもりだ。おそらく余にとって初めての、3編成の図書館列車をストーリー付きで自動運転するジオラマになるはずだ。
カテゴリー:島図書館トロッコ列車
さて、それだけですでに9時だった。一体2時間も何をしていたかというと、学生達12人が先週に作ったジオラマのモジュール(未来の図書館情景)を全部あわせて、運転実験もついでにしていたのだ(笑)
結論を急ごう。
昼前に、ご隠居2人が来てくれた。1人は隣県市の公共図書館に勤め、1人は京都市の某所に勤めている中程度に昔のご隠居さんたちだ。実は先週も突然来てくれた。2人とも月曜日は自由がきくらしい。先週と同じく今週も屯所にこもって、対談原稿を書いていた。
以前に、機関誌Truthで、少々マニアックな別のお二人が対談記事を書いてくれて、とても面白かった。それに気をよくして別のご隠居にも頼んだのは夏期前だった。
遠方から、わざわざ休暇をつぶして、二人で屯所に来て先週と、今週、記事を書いてくれた。
余は感動し、涙がちょちょんぎれたぞ。稿料もないので、今週は来ると分かっていたので、近所で昼食をご馳走した。
ついでに、二人は後でoperaケーキも食べていた。
三回目は来月になるらしい。一通り対談できたので、あとはメールファイルで相談するようだ。最終まとめにはまた休暇をつぶして来てくれるようだ。
ありがたい脳~。
ところで。
どんな対談なのか、余はまったく分からない。あはは。
もしかしたら、最高顧問の罪と罰とか、~。
あるいは、あのとき、あいつはどうしてた、と学生時代の思い出かな?
楽しみだ。
ぐずぐずと夏期論文を仕上げている間に、さくさくと対談が進んでいくのだから、葛野図書倶楽部2001とはまことに自立心旺盛な組織なのだ、……。夕方には、御隠居たちも、余もあらかた完成し、笑顔でサイナラできた。
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