小説木幡記:2010/08/05(木)日々と清盛
平成24年のNHK大河ドラマが発表された。清盛とのこと。さっそくサイトを探したら、すでにあった。
『平清盛』2012年大河に登場!
いろいろ見てみると、これまでの清盛像とは異なり、若い頃に焦点をあてているようだ。「海賊の王」という雰囲気だな。オリジナル脚本とあったが、余は昨年読んだ『海国記/服部真澄 新潮文庫・上下』を想像しだした。
~
もし清盛がうまく描かれるなら、蘇我入鹿をもうちょっと濃くドラマ化してもらいたいと、気持ちが横にそれてきた(笑)。
さて、日々の夏期論文。
昨夜のもくろみ通り、本日は午前中に基本データ整理が完了し、午後からは本文に入った。ふむふむ。
で、すでに結論の一部は見えた。
もちろん後鳥羽院と芭蕉との関係のことじゃ。
ふむ。
データ処理(KT2での)自体は単行図書一冊なら5分ですむ。それで、結果は明々白々でてしまう!
しかし、その明白な結果を、あまねく理解していただくために、丁寧に丁寧にときほぐしていくために、時間を取る。フルタイムで2ヶ月かかる。
ほんとうに、研究とは、時間と労力とを湯水のごとく使う。そして、その有益さを考え出したとき、研究は停止する。どのようなことも、「何の意味がある?」と問うたとき、無意味となる。……。
アインシュタインがいなくても、地球は回る、ということじゃ。
ああそうだ。
少子化だから、生めよふやせよが必要らしい。
少子が進むと人口が減少していって、支える若者がいなくなって、年金なんかに影響が出るらしい。
だから、生めよふやせよが有益とのこと。
ふむ。
年金・税金を維持するために、人口増加を考えるわけじゃな? それが、世間の「意味のある」ことの内容だな?
一方、税金を取るために酒税をかけてタバコ税を高くとるわけじゃ。
そして酒やタバコを楽しむために一生働くようだ~。
ついでに、酒やタバコのせいで医療費がかさむから、沢山子供を作って税金や年金を維持するわけじゃ。
ぎゃはは!
これをもって、笑止千万という。
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