小説木幡記:2010/07/03(土)雨だなぁJMRIや散歩でもしようかい
なんだかんだと言っても、京都や宇治はまだ梅雨だった。室内湿度が80%にもなったので、朝から冷房を入れた。室温は27度cだったので、温度もよかろう。
土曜なので起き抜けに日曜作家をやってみた。あまり調子は出ない(笑)。小一時間だなぁ。テーマを半分嫌っているせいかもしれない。半分嫌いなテーマを選ぶのは、小説でいうとやや純粋文学に近くなる。もっとも探偵司書小泉佐保の冒険譚なのだから、純粋文学になりようがない。
ノリの悪い事情は別途明確で、禁煙四ヶ月目の日曜作家とは、過去習慣(虎有馬と言えばわかりやすい)との戦いだなぁ~。日曜作家のうちに、禁煙しておいて佳かった。
ePub。
この夏はいろいろな事情で、電子図書館や電子書籍について、見識を広めて深めておかねばならなくなった。長い間、怠けていたのでカンをとりもどすのにいろいろ工夫しておる。iPad をせっかく入手して、絶大な愛着ちゅうか、大好・大好と叫んでおるのだから、余の描いた物もePubフォーマットにしましょうと、思っておる。一ヶ月以内にちゃかちゃかとやってみてiPadに格納し、蘊蓄をまとめて、~。
えらい、荒っぽいやりようじゃ(昔から、そうだがな)。
JMRI。
こういう省略語を見てもなんのことかわからぬものだ。なんのことはない。鉄道模型をPCで自動運転したり、あるいは自在に制御するためのアプリケーションでな、JAVAで作られていて、無料なんだな。
それを昨日、暇だから(爆)半日眺めていたら、要するに余はまたあたらしく、Jythonというスクリプト(言語)を学んだ方が佳いとなった。まるで13日の金曜日みたいな名称だが、ジェイソンじゃなくて、邪医尊と呼んだ方がよいとネット記事にもあった。
書店にでかけて、PythonとかJythonの速習図書を買ってみよう。あわせて5千円を超えるじゃろうが、新しい知識をそんな安いお金で手にできるのだから、上等だよ!
それで本日予定。
カメラかついで雨の京都を散歩してみる。行き先を明記すると暗殺される可能性もあるのでぼかしておくが脳。
うむ。
一つの候補は明治維新前夜に戦争のあったところ、その付近の和菓子喫茶(笑)。
一つは、銀閣寺ずっと西の「お造り定食」が美味しい店(まだあるかどうかわからぬ)。
一つは足利家ゆかりの寺かな。
一つは後水尾天皇と縁があるのかどうかわからない僻地里。
一つは後白河法皇と縁のある僻地里。
なにも、わざわざ雨の京都を、杖付いて歩く必要もないのだが、こういうことは「好み」もあって、要するに、余は普通の散歩はちっともおもしろく無いということじゃ。
しかしJython本を置いてあるのは大きな書店だろうし、それは町中だし。行きたくなる場所は西も東も北も(南は結構あるいておるから今日はよい)へんぴな外れ場所だし。疲れるなぁ。
あ、忘れていた。
昨夜、夢枕獏さんの『 沙門空海唐の国にて鬼と宴す』の全四巻文庫本を読み切った! 空海さんのことを別の視点でよく理解できた(本当だ)。あの方は、本当に、この世界のいろいろなことを理解というか、よく見えていたのだと思う。そして、夢枕獏さんは、作家冥利につきる人生に思えた。文章、物語が、踊っていた!
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