NHK龍馬伝(26)西郷吉之助:薩摩弁の応酬
西郷吉之助と小松帯刀との会話は3割程度しか聞き取れなかったです。お国言葉のすさまじさを十分に味わいました。後日の戊辰戦争で薩摩と東北とが出会った時は謡曲、謡いで意思疎通を計ったと耳にしたことがありますが、今回のドラマではどうなるのでしょう。今夜でも、薩摩だけでなくて勝海舟の江戸弁と龍馬の土佐弁、そのほかお国言葉がもろに出始めると、分からなくなります。
実は先回は休講しましたから、なぜ勝海舟が神戸の海軍繰連所を閉鎖せざるをえなかったかの理屈がつかめていないのですが、今夜の話では幕府(一橋慶喜が後見役)はフランスと協力関係に入っていくようですね。せっかく作った繰連所を解散するとは、幕府の考えがよく分かりません。ドラマは一度見落とすと、前後を自分でつなげることになり、難しい。
挿話として岡田以蔵暗殺(自殺)の毒まんじゅう話が入りました。岩崎弥太郎が武市さんから毒饅頭をうけとって、それを以蔵に渡す場面でした。岡田以蔵は役柄も俳優も人気がでているようです。しかし人斬り・暗殺者であったことは事実のようですから、末路は悲惨です。それが物語や稗史に残ったのはなぜなんでしょう。テロリストの名前が表沙汰になるのは、わかりにくい所です。
今夜は、龍馬と西郷吉之助(隆盛)の関係が新鮮でした。龍馬は来週あたり、如何にして薩摩の力を借り、また小松帯刀・家老とはどういう風に仲良くなっていくのかが、愉しみです。
それでは来週
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