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2010年5月15日 (土)

九州・小倉の五月:リレーつばめ

 MuBlogには開設当初から未知、既知の人から写真をいただくことがよくありました。私が宇治や嵐山、そして奈良や滋賀近辺の写真風景しか用意できないので、その息苦しさを破るために重宝してきました。今回紹介する人は既知の葛野図書倶楽部2001・経理局長2010という氏素性のはっきりした方です(笑)。昨年すでに別の写真を送ってもらった時に簡単に掲載しましたが、今年に入って二度の帰省(春休み、五月連休)で、まとまった写真をいただきましたので、独立したタイトルとして記録します。ではまず5月初頭の黄金週間のものを先に掲載します。

JR九州・リレーつばめ
Rtsubame福岡県北九州市小倉北区京町3(JR小倉駅)の地図
 この「リレーつばめ」はJR九州の車両らしいデザインですが、「リレー」と付くのがわかりにくかったので調べてみました。写したところは北九州の小倉駅と、経理局長2010の証言もありました。
 ここで私の誤解が生じました。
 経理局長2010は大分県臼杵(うすき)の方なので、今回の別途宇佐神宮関係写真もふくめて、このリレーつばめ特急は小倉→宇佐→大分→臼杵→???→新八代、と勝手に想像してしまったのです。それは大きな間違いでした。まるで九州の鉄路を理解していません。

 実は在来線特急「リレーつばめ」は、門司港駅~博多~新八代駅を走っているようです。すでに新八代駅~鹿児島を走っている、新幹線「つばめ」に引き継ぐ意味でリレーと改称し、以前はこの在来線特急が「つばめ」だったようです(と、伝聞推量が多いのですが、県外者にはいささか複雑です)。リレーがついたのは2004年で、2011年3月まで「リレーつばめ」が存在する、いわばレア物特急です(笑)。
 当然ですが、写真の小倉駅停車中の特急は、終点の門司港駅ないし、博多方面へ行くはずで、決して南下して宇佐を通る分けではなかったのです。

 ここで愛読している図書をひもときました。
 1992年~2004年まで、門司港駅~博多~現・鹿児島中央駅を走った787系特急「つばめ」は、当時としては意表をつくグレーメタリックの身体とロボット的精悍な顔つきで、ヨーロッパのデザイン賞「ブルネル賞・大賞」を得ました。もちろん内部の仕様も、すぐさま図書館列車と銘打っても良さそうな浮世離れしたというか(笑)、夢のような作品です(JR九州の列車は、「芸術作品」といった方がよさそうです)。デザイナーの水戸岡鋭治さんは『水戸岡鋭治の「正しい」鉄道デザイン』(交通新聞社新書)で、ご本人の3つの代表作品の筆頭に787系特急「つばめ」をあげておられました。

Muimg_3865
↑Nゲージ模型(リレーつばめ:KATO社製)

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コメント

特急『つばめ』

 私が未だ小学校に入る前の頃ですから、昭和20年代だと思います。母と二人で、大阪駅から特急『つばめ』で東京に出かけた記憶があります。

 当時は客室まで、トンネルでは石炭の煙が入り込んでいました。揺れる列車でトイレでおしっこが出なくて困りましたね。(笑)繊細な子供だったんですね。

 私が河内弁で喋ると、母が恥ずかしそうに周囲に気を使っていました。確か夜行列車だったと思います。

 母方のおばあちゃんの1周忌か三回忌で出かけたと記憶があります。東京で初めて、朝売りに来る納豆を食べたり、まるで異国のようでしたね。

 懐かしい思い出が、特急『つばめ』でした。

投稿: jo | 2010年5月17日 (月) 07時15分

Joさん、ご無沙汰でした。
 「つばめ」の貫禄というか、伝統を引き受けてJR九州がその名称を使ったわけですが、デザイナーも随分気持ちをこめたようです。

投稿: Mu→Jo | 2010年5月17日 (月) 19時52分

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