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2010年5月 2日 (日)

NHK龍馬伝(18)海軍を作ろう! 土佐勤皇党の分断

承前:NHK龍馬伝(17)怪物、容堂:あくの強い殿様だ

 近藤正臣さんが演じる山内容堂はたしかに妖怪じみて見えました。吉田東洋と双璧でした、~。
 ただし。
 容堂が策略をもって、武市半平太の土佐勤王党を分断していく手口、やり方、考え方については、何年か前に私がもっと元気な折には、好感をもって鑑賞していたでしょうが、今となっては難しいです。うまく気持ちを込められないのです。

 なにかしら私がアナーキーな気持ちにとらわれているせいだとおもうのですが、どんなにしても山内家も徳川家も名前やしばらく(半世紀程度)の権威は残りますが、龍馬も死し、藩もなくなるという歴史の前では、いかにも姑息で狭量な策略だけがのこって、「つまらぬ」という捨て台詞しか出ないわけです。

 そんな気持ちになると、歴史物語など愉しむこともできなくなるのですが、龍馬伝が急にそんな風に見えだしたのは、龍馬自身の聡明さや、原動力の強靱さが、まだ画面にほとばしり出ていないからなのでしょう。今は、ひたすら坂道を転げ落ちる武市半平太の姿を毎度毎度事前にイメージし、毎度毎度その通りに描かれて、苦しくなってしまった、というのが実情です。

 あと、数回越えれば、このトンネルから抜け出せると期待して、今夜もさようなら。

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承前:NHK龍馬伝(18)海軍を作ろう! 土佐勤皇党の分断  幕末のこの頃の様子は複雑なのでまとめておきましょう。    1)勝海舟+坂本龍馬、海軍操練所の若者達  2)徳川慶喜、松平春嶽  3)薩摩藩   4)山内容堂→武市半平太(土佐勤王党)  5)長州藩  6)三条実美+6公卿  7)孝明天皇  政局も、人の心も刻々と変わっていきますから、だれがどんな気持ちで幕末と黒船とに向かっていたのかは... [続きを読む]

受信: 2010年5月 9日 (日) 21時02分

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