小説木幡記:2010/04/14(水)さて、と、……。
授業やメールや公共図書館見学や、あれこれと。
余が3月下旬から4月上旬にかけて、おっとりと病院に横臥し、木幡で静養しているまに、葛野世界は着々と動いておった。
先週末くらいから校務メールを眺め始めたのだが、4月に入って入学式やオリエンテーション、おびただしい行事、一泊研修などなど、先生方や上級生や、そして葛野図書倶楽部2001の面々は繁忙の渦に巻き込まれていたようだ。
余はこの月曜から教壇に立ったが、そのときは授業内容がグループ単位の「共同演習」なので、倶楽部員全員が細かく予定通りに事を進め、余は椅子に座って授業案内を見ているだけですんだ。今日はしかし、倶楽部員の支援もあったが、一般的な講義なので後半は余が演説をすることになっていた。しばらくぶりの演説なので、終わった後はしばし休んだ。
午後は、学科の新入生を他の先生や助手さん、SA(学生授業支援者)と一緒に近所の公共図書館へ引率した。事故はなかったが、参加者が大勢なので、いろいろな新入生もおってな、多少の問題もあって汗が出た。
というわけで、例年よりも少し変化があって、それと病み上がりなのでちくと「ああ、しんど」の気疲れ思いをしたが、体力は使わずにすんだ。明日は、早朝二科目講義だが、今日とおなじく倶楽部員の支援もあり、講義内容もまだまだガイダンス状態なので、あっというまに終わる。
どんな場合にも、エンジンは徐々に回転をあげるのが常道なので、これくらいの負荷で今週をすごしておけば、余も倶楽部員も受講生も、気楽に回転を維持することができる。ピークは7月上旬になるなぁ。
ところで。
ちかごろのMuBlogは馥郁たる文学の香りが飛んでしまっておるな。
この金曜日16日は、「人間ハルキ」さんの1Q84・Book3が出版されるはずだ。ちょっと読んで、少しは文芸路線をとりもどそう。
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