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2010年4月10日 (土)

小説木幡記:2010/04/10(土)楽しみは夜空の星のごとく

楽しみ1:平城遷都1300年
 今夜は大仏開眼(下)がNHKである。楽しみだ。奈良の大仏さんをまた見たくなった。創建当時のものと現代に見られる江戸時代の大仏さんは多少ちがうようだが、東大寺全体の雰囲気はそのままだと想像しておく。平城宮跡に建った大極殿や朱雀門も見ておきたい。奈良にはうまいウナギや蕎麦もあるし、奈良ホテルもある。元気になったら散歩に行きたいものだ。

楽しみ2:ごろ寝読書
 文庫や新書を持ったまま、ベッドにごろりと横になって読書する。そのまま居眠りしてもよい季節になってきた。読書量は少ない方だが、木幡にある文庫や新書は大体全部読んでいることに気づいて愕然とする。つまり読んだことは覚えていても、中身をさっぱり思い出せない。だから、同じ本を何度も読み直すことが多い。

楽しみ3:授業講義演習研究
 仕事を楽しみにしていると書くと、なんとなく変人扱いされそうだが、結構気に入っている。どう気に入っているかとは、説明しにくいが、苦にならない。病院へ行くのも、医師と話すのも、会議に出るのも、事務手続きするのも、世間話をするのも、つきあうのも、なにからなにまで「嫌じゃ、嫌じゃ」と半世紀以上過ごしてきたが、これほど長期間「まあ、大体、好ましい」と思うのが「授業」とか「研究」とかなんだから、世話ないよ。病気になると、授業にも出られない。

楽しみ4:食事
 二つの病院で、それぞれの診療科目に応じた病院食を合計で2週間ほどいただいたが、やはり食は「肉とか魚」がないと味わいが落ちるな。重湯もおかゆも好きだけど、味のないだし巻き、味噌のないダシスープ、塩気なしの蒸し煮魚ばかり食べておると、ますます病人になってしまう。なんというか、酒池肉林の饗宴も数日おきにないと、余計に心身が落ち込んでしまう。

楽しみ5:讃岐うどん
 葛野から自動車で10分ほど走ると、讃岐うどん屋があって、500円ほどでものすご美味しいうどんをいただける。いろいろな倶楽部行事に欠席して迷惑をかけたから、うどん好きの部員たちと行って豪勢に讃岐うどんパーティーを開いてみるか。

楽しみ6:DCC:鉄道模型のディジタル制御
 年度末になって、思い立って、いくつかの部品や参考図書を入手したので、じっくりジオラマをPC制御することについて考えてみよう。邪馬台国周遊図書館ジオラマも、基本形はできたので、あとは細かく手を入れていくことになる。並行して、DCC化も実験しよう。


 などと楽しみはつきない。どれだけ丁寧に楽しめるかは、折々の気持ちの持ち方によるな。人生、鬱の要素、腹立たしいこと、絶句すること、いろいろあるが、総じてみんな公平に死す。だからこそ、死する日までは、気持ちをなめらかに、欲張らず(笑)、し残しを怖れず、気楽にそのときそのとき楽しみに専念しよう。
 ただし楽しみも一過的な物ばかりでなく、継続性があるから、その予定は無意識にでも立てておかねばならぬ。たとえば、お金を貯めないと好きな本も買えない。このように順逆があって、時間的準備が必要なことも多い。そのあたりを、半眼で眺めながら、余生を楽しもう。
 

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コメント

東大寺ですが、大仏殿よりも法華堂(ご存じでしょうが、創建時から残る唯一の建物です)にいらっしゃることをお勧めいたします。5月になると修理のために閉鎖され、内部の天平の仏像群も他へ移されます。そして改修後も現在の形に戻されることがありません。
http://www.todaiji.or.jp/contents/guidance/guidance5.html
先日、ここと新薬師寺、さらに新しい国宝館を得た興福寺へ行ってきました。国宝三昧です。興福寺は東大寺と近いし、大人気になった阿修羅も生でぜひ。鹿も元気です。

投稿: morio0101 | 2010年4月11日 (日) 01時43分

morioさん、おはようございます。
 法華堂が記事のようになっているとは知りませんでした。
「不空羂索観音立像」とか興福寺の「阿修羅像」とか、まるで高校日本史、大学入試のようですなぁ。

 平城遷都1300年のイメージは、昨夜見た大仏開眼での、なにかしら異国のような華やかな色合いです。その様子と現代奈良市の寺社仏閣とが、うまく結ばれないのです。黄金も、青丹赤丹も、現代は少ないです。再現・大極殿、朱雀門だと当時の色彩を再現しているのでしょうか。
 それにしても、お互いに、国宝を眺める心境になってしまいましたかなぁ~(笑)

投稿: Mu→morio0101 | 2010年4月11日 (日) 03時16分

いえいえ、近頃は「仏像ガール」とか「歴女」と呼ばれる若い女性が、こういうところにこぞって出かけていらっしゃいます。奈良あたりでもたいそう目立ちますよ。ということで、古いものを愛でるのは、けっして中高年だけの楽しみではないのです。どうぞお若い方々とご一緒に。なお再現された朱雀門は赤く派手です。

投稿: morio0101 | 2010年4月11日 (日) 20時17分

morioさん
 その若い人たちは、私が白昼夢をみている3月31日に、近鉄特急で平城宮跡や興福寺や薬師寺かな、唐招提寺かな、~いろいろ行っておったようです。
 私の場合、奈良市は宇治からは近いので、おいおい秋までには写真を載せていきます。

投稿: Mu→morio0101 | 2010年4月11日 (日) 22時00分

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