小説木幡記:2010/04/08(木)暖かい・気持ちがよい
昨日と今日、木幡でひなが静養していた。今日は、早朝は寒く思えたが午前九時を過ぎると暖かくなったので近所を散歩した。身体のふらつきもなく息切れもなく、快調だった。昼は自宅にもどり蕎麦をいただいた。三時はシュークリームと紅茶を口にした。
いろいろ図書をつまみ読みしていた。
三時を過ぎる頃~まぶたが重くなってきたが、体調を日常にならすために、宿題を少し手がけた。
短い学術原稿だが、著者校正が届いていたので手を入れて投函した。大きな変更は一切しなかった。
近日、授業準備で葛野に顔を出す予定だが、遠方への行事参加はメールでお断りしておいた。
年度末・年度当初の時期を休んだので方々に迷惑をかけてしまった。挨拶回りや、諸手続に時間をとられそうだ。一人で生きているのじゃないから、連鎖的に影響が及ぶ。せめて深謝の思いは口頭で伝えようと思う。
今回の一番の教訓。医療費請求書は余を鬱にした。これがストレスになって再入院なんてたまらぬから、忘れることにした。あらためて、病気はせぬのが一番。
1.木幡の「島図書館ジオラマ」
レールが錆び付いていたが、拭いたら走り出した。
2.後鳥羽院
さっきテキストをHTML化して、KT2システムに通して見た。順調だった。夏期論文だが、今から手を付けておかないと、炎天下に疲労で倒れる危険性がある。これからは、慎重に生きていこう。
3.歴史から消された邪馬台国の謎/豊田有恒(青春出版、2005)
病院売店で入手し、退院直前日に読み終えた。おもしろかったので、感想文を書こうとしたが、しんどいので止めた。またいつか。
4.ニコチン依存症話
幸いにも、ニコチン禁断症状が一番強い時期は、余自身がほとんど失神していたので、経験しなかった。禁断症状なしとは、……。あり得る話だが、余は聞いたことがない。輸血600ccと、三日三晩の点滴は、やはり身体の組成を変えてしまったのかもしれない。
得難い経験だ。
医師に聞くと、逆に入院ストレスで禁煙を解く人がいるらしい。
今日で10日目かな?
生活習慣的な「喫煙そぶり」を思い出す程度だ。徹底的にガム(シュガーレス)を噛んでいる。短期間にあれだけの高額医療費を費やしたのだから、馬鹿馬鹿しくてニコチン中毒なんかやってられない! という、憤怒がこみ上げてくる。コンビニやたばこ販売機を見ると、蹴りつける危険性すらある(それほど、余は怒っておる)ので、見ないようにしよう。
5.龍馬伝や大仏開眼
ビデオテープに録画してくれていたが、まだ見ていない。
桜を断ち、ニコチンを断ち、龍馬伝を断ち、そして古代史大仏開眼を断つ。
これだけ断ったのだから、順調に回復するだろう(笑)。もちろん、今週末は龍馬伝も大仏開眼(下)も解除するがのう。
余は人生全体の運とか幸とか不幸はすべてバランスの上にあると考えておる。
何かを我慢すれば、何かを得られる。
実に単純な人生観なのだぁ~。
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