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2010年3月 7日 (日)

新誠会2009:伏見港の「月の蔵人」 2010/03/06(土)

承前:新誠会2008:伏見港の「黄桜」 2009/02/21(土)

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↑記念写真:新誠会2009 & 当夜の料理

 昨夕、京都の伏見港「月の蔵人」で葛野図書倶楽部2001総会・送別会「新誠会2009」(しんせいかい)が催されました。丁度昨年2009年2月に同地「黄桜」で2008年次組を送り出したことが、つい数日前のことのようによみがえりました。その時は2009年次が黄桜に集い先輩を送り、昨夕はつい隣の「月の蔵人」で送られる立場になったわけです。
 永劫回帰、我々はいつも青春の伏見港界隈にたち返り、宴に集い、想いを新たにしてきたのです。

 送られた幹部は、局長2009、経理局長兼務一番隊長2009、書記局長兼務二番隊長2009の3名でした。
 送る側は、副長2010新誠会幹事長、三番隊長2010幹事、経理局長2010出納幹事の三人で会を進行し、局長2010、書記局長2010、一番隊長2010の三名で花をそえました。私をいれて、総勢10名のささやかな新誠会でありました。

↓最高顧問祝辞
Opne201003062 最高顧問の祝辞は、常と変わりなく、自宅から京阪電車に乗車中、窓のそとを見ながら旅立つ青年たちへのはなむけの言葉を考えておりました。想いは継承にあったのです。継承は難しいことです。倶楽部の創造が2001年に始まり、継承発展蹉跌中興そしてまた再びの継承発展、やがて全てが消える組織として、私は歴代の新誠会が催された会場名を当夜列挙しておりました。古事記にしろ、旧約聖書にしろ、おびただしい眠りをさそう神名列挙に神話の本源がありました。会場がたかだか3つの回遊であるにしろ、さすがにそのすべての倶楽部ご隠居たちの名をあげることは避けましたが、しかし心中ではつぶやいていたのです。その最後に、昨夕の幹部3名も追加しました。人の営為というものは、名を順繰りに唱えることにつきるものよ、と私は宴が終わった後、ふたたび京阪電車に一人乗り、思った事でありました。

 あと、今度送り出した4名が2011年3月に送られ、その時送った者たちが2012年3月3日に幕を引きます。常おもうことは、万物の流転、始まりと終わり、この二つにつきます。寄り集った青年達には、まだその世界観は難しいかもしれませんが、加齢・経験とともに想いをともにすることでしょう。

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    新ご隠居からのメッセージと新・局長2010からの送辞↑

 新・ご隠居から後輩たちと葛野図書倶楽部2001へのメッセージが披露されました。それぞれの気持ちが込められていて、すがすがしく思いました。なかんずく、局長2009のメッセージは紙片数枚に及ぶ長文でした。助勤(倶楽部員としての学生支援)代表として、常に同輩に代わって総括することを責務とした経験から、かくあいなったことと想像しました。それに続く二人のご隠居たちも、メッセージをそこに合わせ、なお自分自身の核となる言葉を後輩達に紡ぎ出してくれました。密かな壮観であったと、私は味わいかみしめました。諸先輩への送辞には、新・局長2010からの言葉がありました。新旧、いずれも型にはまらず、空疎な言葉ひとつとしてなく、これこそ葛野図書倶楽部2001、その青春群像の真骨頂なりと、私は深く感じ入った次第です。

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    プレゼント交換↑
 2月末に経理局長2008がわざわざ北国から、2008年次を代表してご隠居祝い品を持参してくれました。当日二人には直手渡しができましたが、局長2009には新誠会渡しとなりました。歴代、一つ前の年次の人たちがこうしてお祝いを寄せたり、卒業式当日に訪れたりで、同じ時期に屯所で同居した倶楽部員達はなにかと細やかな優しさで、旅立ちを祝してくれています。
 現役達はいつも、時間をかけて工夫をしたプレゼントを先輩達に贈ります。このたびも3人の幹事が中心になって、屯所であれこれ手作りしていたのを見かけておりました。なにかしらこういう美風は、私のような多少荒っぽい気性の者には、異世界じみていて、それでも毎回毎回感動しています。
 卒業生からは後輩たちに、きらきら光る「何か(笑)」が送られました。私には、渋みのあるマグカップと木のスプーンが贈られ、破顔しました。私から、卒業生達には~贈る言葉につきます。気持ちを込めて、機関誌Truthに送別の辞を記しました。私にとっての最大の責務は、青年達が都で生きた事跡を言祝ぐことにあります。

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    笑顔と二次会(駅前ミスド)↑

 時がすぎました。経理局長2010の〆の挨拶も無事おわり、一同定例の駅前ミスドに参りました。私は牛乳珈琲を注文しようとしましたが、メニューでは「終了」と書いてありました。珈琲を飲み、私一人が早々と席を立ち、最後の最後まで写真班をつとめた三番隊長2010からカメラを受け取り、また来年もこの年並の行事に、今夜の倶楽部員たちが皆々参加できることを念じつつ、京阪電車の暗くなった車窓から、伏見港の風景をながめておりました。
 その夜、葛野図書倶楽部2001・新誠会2009(月の蔵人)の記録を書き出しました。

参考新誠会2007/03/03(伏見港の「月の蔵人」)

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