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2010年3月14日 (日)

邪馬台国周遊図書館ジオラマ(5)下地塗り

承前:邪馬台国周遊図書館ジオラマ(4)プラスタークロスと石膏塗り

5.1 下地色を噴霧する
Muimg_5847b0

 先回は紙粘土とプラスタークロス(石膏布)で成形し、保護の意味もかねて石膏を塗って地形を完成した。今回は、地面らしい雰囲気を出すために下塗りをした。ただし、第6回に予定している「上塗り」が仕上げ塗りとは言えない面もある。つまり、この下塗りの終了とともに気持ちの上では「塗り」が完成したと考えている。もちろんこういう感想は、ベテランのものではない。いろいろな事情で、手間暇をかけられないことと、目的(図書館間を図書館列車でリンクする)からすると、地面らしいものができたという時点で、半ば完成したと見なしている。

 この第一期工程だけでジオラマの大きさは、90x120cmである。巨大とは言えないが小さくはない。この面積を筆で塗装する余力がなかったので、噴霧することにした。用意したスプレーはアクリル水性塗料で、{つや消し黒、ライトグレー、ライトブラウン、つや消しクリア}の四種である。いずれも一般家庭用のもので一本あたり900円弱した。

 ジオラマの地面塗装は、筆塗りでもスプレーでも、一色でまんべんなく塗るのではなく、交互に薄く重ねぼかし塗るのが要諦である。しかし4種類を用意したのは用途をあらかじめ決めておいたからである。

 つや消し黒:主にトンネルの中や、背面。この箇所は列車の待避場所として、機械的情景なので隠す意味もある。
 ライトグレー:主に岩場。しかし灰色はまんべんなく重宝な色なので多用した。
 ライトブラウン:土のある場所、普通の地面。一種の「約束事」のようなもので、適当に使う。
 つや消しクリア:皮膜を保護したり、光沢を押さえるために使った。
 注記:緑や赤はこの段階では使っていない。上塗り時に予定している。あるいは緑や赤は色粉や植物を造るときに自然に使うことになる。

 スプレーは30センチ以上離れたところから、薄く噴霧した。ときどき黒もアクセントをつけるためにトンネル以外の箇所でも軽く噴霧した。色が溶け合わないように、一色につき数回噴霧するたびに、色を変えた。

5.2 様々な角度から見た下塗り
Muimg_5877b1

 筆塗りに比べて噴霧するのは時間が掛からない。あまり深い理屈は考えずに無心になって、次々と色を変えてはスプレーした。その結果を、写真5.2によって様々な角度から記録した。
 この状態で各部分とも下地塗りを完成したと、みなした。次は上塗りとなるが、その前につや消しクリアを噴霧して、光沢を抑えた。写真ではフラッシュに反射して濡れているように見える部分もあるが、翌日には地面として色が定着し落ち着いた。

写真5.1:つや消し黒、薄灰色、薄茶色の噴霧

塗装01:材料・水性アクリル塗料
塗装02:塗装前の全景
塗装03:つや消し黒
塗装04:トンネル入り口付近
塗装05:ライトグレー
塗装06:聖山南面の岩場
塗装07:聖山神社の地盤
塗装08:ライトブラウン
塗装09:聖山南面(北向き)
塗装10:聖山地底部(西向き)
塗装11:聖山北面細部(南西向き)
塗装12:つや消しクリア(透明)

写真5.2:つや消しクリア水性塗料で下地塗り完了

塗装13:塗装完了全景・西面(東向き)
塗装14:塗装完了(東南向き)
塗装15:塗装完了・南面の聖山神社(北西向き)
塗装16:塗装完了・北面のトンネル細部(南東向き)
塗装17:塗装完了・北面と西面(南東向き)
塗装18:塗装完了・東面地底部(北西向き)
塗装19:塗装完了・南面山頂トンネル細部(北西向き)
塗装20:塗装完了・南面聖山神社石段細部(北向き)
塗装21:塗装完了・正面(西面)細部(北東向き)

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