小説木幡記:2010/03/26なかなか答えのでないこと
今日は久しぶりに木幡で夕食を取った。鶏肉の水炊きで豆腐もあって、ポン酢でいただいた。日本風のご飯は美味しいものだ。
江戸から江戸るん君がサマーウォーズというDVDを持参してくれた。短くておもしろかったのですぐに見終わった。
ハルキ猫君は、相変わらず元気だった。以前から噂されていた、ハルキ猫の声色(こわいろ)を、月曜日に初めて実際に知った。カラスを見ながら、カラスそっくりに鳴くのだ。これは動画にして掲載すると、評判を呼ぶかもしれないが、そんな一瞬を撮影するのは難しい。
1.サマーウォーズを考えた
昨年ずいぶんはやったアニメらしい。古典的な田舎の風景や家族関係と、とんでもなく先端的な仮想空間とがかさなって描かれるところにおもしろさがあるのだろう。森博嗣さんのS/Mシリーズにもそれがあった。
ところで。急に花札の「こいこい」をやりたくなった。余は幼稚園のころから花札で「おいちょかぶ」を遊んでいたのでなじみ深い。
で、一番考え込んだのは。
仮想空間内でのトラブルが現実生活を狂わせたり破壊したりすることの手続きだった。仮想空間内のアバターが持つアカウント(ID名やパスワード)が現実を動かす仕組みがわかりにくかったのだ。要するに、前方後円墳のようなロゴを持ったOZ(オズ)世界で、人々が仮想も現実もすべてこなしているから、戦争がはじまったのだろうか、と。
仮想の世界も現実の世界もネットワークでつながっているから、あの作品はリアリティを持ちうるのだろうか? と考え込んだ。現代は、もう、仮想と現実とを切り離せないのかもしれない。
身近なところでも、最近は大学生のアカウントをGogleのGmailに変えているところがでてきている。これは学生がGoogle世界で生きる深度が深くなると、アバター世界の闘争が現実学生生活の闘争に直結してくる可能性がある。
なかなかに難しい話になってくる。
2.読書読書を考え込んだ
いろいろあるのだが、眠くなったのでまた今度。
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