小説葛野記:2010/03/09(火)雨の葛野
葛野記を記すのは久方ぶりである。日々葛野に日参しているわりには、葛野記を書くゆとりがない。
今朝からずっと雨だった。
1.GNOME(グヌム)上海:上級
手が上がったと言うよりも、最近はベストテンに入らない。すでに随分上位を占めてしまったからだ。現在は調子の良いときで3分30秒、普通で4分台、それにしても手詰まりは多い。上級は難しいとも言える。
ただ、以前あるとき、4枚の同一パイが重なったことがあった。これはバグかもしれない。
2分46秒、2分49秒、2分59秒
3分5秒、 3分8秒、 3分10秒
3分11秒、3分12秒、3分13秒
3分14秒
以上がベストテンだ。3分を切ることは滅多にない。よって自己ベストは2分46秒。これ以上は無理だ。
この場合、牌面をまったく選んでいない。かえって最初がよさそうに見える時は、手詰まりになる(笑)。
パターンを認識する能力は確かにあがった。
2.事務所の引っ越し
全学的に学部学科が再編成されたので、4月の入学式にむけて、4Fにあった共同研究室その他施設が、この数週間で一挙に1Fに移った。秘書さん達には大変な労力をかけることとなった。合掌。
そういえば図書館の若い司書さんたちも、昨日なんか、大きな箱(多分図書が詰まっている)をキャンパスで何度も運んでいた。司書は力持ちでないと勤まらない!
3.DCC ディジタル制御
鉄道模型をディジタルに動かすシステムを入手して一ヶ月ほどたった。PC接続インターフェースやアプリケーションや、デコーダー(一台一台の動力車などが、指示を解析しモーターを動かす。チップみたいなもの)がなくて、まだまだ眺めている状態だ。この点で、日本はなかなか進展がなく、大抵の部品は店になく、通信販売も在庫切れが多い。日本には、専門メーカーのようなものが無いようだ。一社が米国製のOEMでもないが、輸入して多少の加工というか、アレンジして販売してくれている。個人で販売しているのも、一つほどは見つけた。
工学系、電気系の人なら、こういうシステムをゼロから作る人もネットでは散見するが、難しい脳。
AI的な雰囲気を持った歩行ロボットは日本独自のものが多数多種開発販売されているのに、鉄道模型のAI化は非常に遅れている。日本はアトムボーイの国だから、鉄道よりもロボットの方が先端を行くのだろう。
一つの方法は、ロボットをまるまる大型鉄道に搭載すれば、おもしろそうなものも出来よう。もう少し、余も若くてメスさばき(ハンダとかピンセット)が鋭くて、脳がきらきらしていたらなぁ~と、老いをかこつなり。ぐちぐち。
4.本日定食
本日は屯所で2時間程度、邪馬台国周遊図書館ジオラマのHOゲージ・レール部分をセメダインで固定した。午後に走らせてみると、脱線が皆無になった。HOはNに較べて車両が重いから、レールをそのまま置いた状態では地盤に応じてレールがたわみ、よく脱線する。来週はNゲージレールを固定化する。今週は、多分おそらく屯所工作は無理となろう。残念。
乱れに乱れた部屋を整理し、書類をかたずけることで、夕方になってしまった。今のままでは新学期の授業準備がまだ手つかずだ。
特殊な新規2科目に手を取られているせいだ。
一つは、新入生に公共図書館を見学してもらう。このためのプログラム作成。
一つは、集中授業の予定で、「地域としての生涯学習施設:ジオラマ製作」がある。
二つとも、新しい科目で、これまでにない手法が必要なので、ずっと悩んできた。旧来は旧来で残るから、なかなかに貧乏暇無し状態が激しくなる。困った、困った。
*.というまに夕方
今日も午前3時に起きて(昨夜就寝は午後9時!)、あれこれすませて、早朝から葛野にでてきた。することなすこと手が遅いから、なかなかことが進まぬ。これが人生ちゅうもんや。まだ、何かに手を付ける気力だけはあるから、夕食は毎晩美味い。よく眠れる。そういうことだ。
| 固定リンク
「小説葛野記」カテゴリの記事
- 小説木幡記:風邪引きとは(2011.10.08)
- 小説木幡記:2010/08/27(金)とりとめもなく万歩メータ(2010.08.27)
- 小説葛野記:2010/08/06(金)葛野の夕暮れ(2010.08.06)
- 小説葛野記:2010/08/02(月)明るくて暑くて静かな夏(2010.08.02)
- 小説葛野記:2010/07/27(火)夏の研究室:後鳥羽院(2010.07.27)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント