小説木幡記:2010/02/18(木)春のいそぎ
梅は咲いたか、桜はまだかいな~と気の早いことだが、近頃MuBlogの桜写真をごらんになるかたがちらほら増えてきた。桜の季節もまじかだなぁ。
昨年は海外の大学に留学している未知の日本の学生さんが、アメリカからMuBlogを見つけて、貴殿の桜や寺社仏閣写真を日本文化紹介のために使いたいと、丁寧なメールがあって、了承した。しかし驚くのがおかしいのだが、海外の大学ではレポート書式が整っていて、つまり表記法だな、その中に必ず、文献引用、ネット記事出典を墨黒々と書くべし! というのが筆頭にあるらしい。余もそういうことはかねがね、ルールとして何度も本邦学生達に申し伝え、業務用(某友人の表記)公式blogにも書いておるが、まともに対応してくださる「顧客(某友人の表記)」は少なくて、イライラする。いつも西欧の文明や大学を蔑視し、けなしておる余だが、まあ、そういうところはしっかりしていて気持ちがよい。アメリカやヨーロッパにもよいところはある。
さて。
3月中旬に、久しぶりに地蔵院(MuBlog記事)へ行ってみる。この桜は比較的早咲きで、南山城の風景が絶景である。ただし可能なら平日の極早朝がよかろう。理由は山寺の一本道で、駐車場がすぐに一杯になって、とても苦労する。
次に4月1日には早朝の嵐山桜を見てみたい。ここも有数の観光地なので、早朝でないと身動きできなくなる。(MuBlog記事) 会社(某友人の表記)の就業前7時ころに行けばよかろう。
嵐山や渡月橋は絶景といえば絶景である。幼児期からこのあたりにすんでいたが、行ける間に何度でも行っておきたいという気持ちが深まるのであった(笑)。
あとは近所の天神川桜、大覚寺、大沢池、広沢池、そして佐野桜。これはおりおりに訪ねてみたい。予定では、例年倶楽部員数名をひきつれての、大名桜狩りになる(一体、どこが大名だい! せいぜい、まんじゅうを買って花見するくらいだ)。
さらに四月の第二週ころには宇治川の桜や平等院や、鳥せい近くを春風にうかれてぶらぶらしよう。至福なり。
本年のイベントは中旬以降に、吉野の奥の桜を眺めてみようと思っておる。これは花の時期が難しいが、なんとかなるだろう。
春が待ち遠しい。
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