小説木幡記:2009/01/15(金)窓7の中の窓XP:Delphi6
今日はオフ、終日木幡研究所でまどろんでいた。その代わり土日は出かけることになる。日曜日は年に一回の大学行事で、斎戒沐浴して出かけ、失敗は許されないので気が重い。blogのサイドバーカレンダーを眺めるとずっとMuBlogが休講だった。いささか疲労もある。いつまでたっても慣れない会議(笑)や、慣れない授業()に年末年始気疲れしたわけだ。
1.葛野図書倶楽部2001の人事決定
昨夕の月例会で第九代局長から人事発表があった。これで2010年次・第十代局長の時代が始まる。
忘れぬようにメモしておく()。
新局長は新潟県出身、2年生から在籍。前三番隊長。趣味はカメラ、ほか系譜としては話好きの八代局長に通じる、との噂あり。ちなみに八代局長は話し嫌いの無口が個性だった。
副長は宮城県出身、昨年(2008)夏に入部。前二番隊員。趣味は旅行。甘味を嫌う。系譜は書記局長2003に通じる。笑い話を好む。情報サービス科目テーマは「花魁」。
経理局長は大分県出身、昨年夏に入部。前経理局員。趣味は携帯カメラ他多様。系譜は経理局長2009に通じる。苦労人。
書記局長は京都市出身、昨年夏に入部。前書記局員。趣味不明。系譜不明。ただしクリスティを読み、古仏を好む情報は得ている。性格的な濃度は化ける可能性あり。
一番隊長は京都市出身、昨年夏に入部。長浜研修旅行に参加。病気話を好み、趣味は点滴。系譜は二番隊長2002及び三番隊長2003、二番隊長2005に通じるが、まだ「濃い世界」の片鱗は見ず。
二番隊長は副長兼務。
三番隊長は兵庫県出身、昨年夏に入部。分類科目テーマは「軍艦の分類」。趣味は1Q84など現代文学。副長2006の一部を継承するも、軽度。
2.木幡2010マシンやWindows7
安かろう悪かろうと思って安いインテルCPUを入手した話はしたかな?
軒並み2万円~するCPUの中で、8000円のがあり、名称も「ペンティアム」と二昔前のものだったので、余にぴったりと妙な愛着を持った。
迷った末に新機種はWindows7を定番OSとし、これがグラフィックスボードを増設もしないのに、奇妙なほどに快適な動きを見せた。もちろんRAIDも新OSの下では一瞬に構築された。インテル社マザーボード「DG45ID」の安定した実力か(実は一昔前のもの)、Windows7の新機軸なのか、good!
一太郎はじめ、ほとんどのアプリケーションはそのまま再インストールしたら、Win7で変化なく動いた。一つ一つ確かめるうちに、何となく葛野の涼夏2007よりも素早い動きを見せることに気がついてきた。おかしい?
もちろん、TV録画用のカノープス社MTVX2004は動かなかった。これはあきらめた。こういうハードとソフトとが渾然となったシステムは、OSが変わると難しい。
そして、なんと「Turbo Delphi for Windows(2006)年」もWin7下で新鮮な動きを見せて走った。
ところが、肝心のDelphi6(2001年)が、なんとしてもWindows7では動かなかった。TurboDelphiとDelphi6と、二つの名称は似ているが、Delphi6の開発環境を余は好んで使っておった。システムが単純明快だからである。これが、木幡2010で動かないとなると、またややこしい工夫が必要になる。2001年に入手したのだからすでに足かけ10年前のシステムとはいえ、気に入ったものは手放せない。
さて、どうする。
3.Windows Virtual PCとCPU
マイクロソフト社では、旧XP環境保護のために、Windows7下で仮想マシンを動かし、そこにWinXPをOSとして走らせる仕組みを用意していた。より親和性をたかめるために、「Windows XP MODE」とのペアで動かすことになる(MS社ガイド)。これらは無料でダウンロードできたが、実はCPUの問題があった。VT(仮想処理支援技術)仕様のCPUが必要になる。
余が安かろう悪かろうと思って買った昔のペンティアムはだめだろうなとあきらめて、それでもひつこくネットでCPUの素性を眺めたみた。すると、なんとなんと、それはまだ昨年の夏に発売されたばかりの、性能的には上物だった~。たしかに世代交代はし始めているが、それでもペンティアムブランドとしては最良の一つだった!
インテル社、Pentium Dual-Core:E6500、クロック2.93GH, VT仕様。安かろう、よかろうCPUだった。
それで、WinXP in Win7に早速励んだ。
うまく行った。
当然だが、Delphi6 Professional(2001)も、斬新に新鮮に、昔の息吹を取り戻した。これで余の自製KT2システムが何度でも再コンパイルでき、今後の余を助けてくれる。ふむふむ。
追伸
木幡2010マシンはwin32仕様なので搭載メモリーは4GBにとどまり、しかも実際は3GB程度しか使えない。
それで、仮想WinXPは初期には512MBメモリーしか割り当てられていないので、これを1GBまで割り当て直すと、すいすいと走るようになった。Win7:WinxP=2GB:1GBのメモリー配分となろうか。これだと両OSはほとんどシームレスに並行稼働している。
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