小説木幡記:2009/12/29(火)というわけで春霞2010
↑ホームセンターで入手したポリエチレン・ランチボックスの「中仕切」上に設営されたITXマシーン
現代仁・になれた
昨日だったか(笑:いや、記憶が曖昧なので自笑)、近所の総合病院へ行ってSF的な検査を受けた。64カ所を同時にチェックする上等なマシンらしい。その結果は後日のお楽しみ。半世紀にわたり、近代医学を体験しておらんので、病院のシステム、技師の対応、マシンのぶっとびぶり、なにもかも興味深いので、いつかじっくり考察してみよう。ともかくこれで、余も現代人の仲間入りができた。待ち時間、会計もいれて、全部で1時間しかかからなかった。なかなか医療世界も進んでおる脳。お代は、1万1千数百円。メモリーにしてPC2-6400規格で6GB程度だな、安いかもしれない。そうそう、健康診断の結果は近所の若先生が来年じっくり診てくださる。こんご、あれもこれも検査チェックが楽しみになってくる脳。先生も原始人相手なので、すべてが「へぇ~、まだ一度も体験されていないのですかぁ~」の世界だ。あはは。
途中で昼食をとって、昼過ぎに葛野に着いた。無人だった。大学全体が、祝日授業などを沢山行ってきたので、年末に代休が重なったようだ。おまけにこの日は、午前中キャンパス全体が停電だった。
砂を噛むようなお役所仕事に専念
というわけで、午後1時~夕方5時まで、目をつむって、砂をかむような思いをして、PCに向かった。しかたない、そういう役回りの年に当たってしまったから、最後の最後まで書類をチェックして、来年の大学全体の授業が壊れないように調整して行かざるをえない、仕事。
メールがあるから、修正情報依頼だけは、ひっきりなしに入ってくる。
秘書さんたちは、先週半ばから休暇。
うむふむ。
例年なら数日前から、自分自身の科目の後始末に入れるというのに、これでは自分のことは来年ギリギリになってしまう~原稿締切もあるしぃ~と、ぶつぶつぼやきながら、「しかたないよねぇ」と長いものには巻かれる日本人の美徳に酔ったふりして、シカシカとマウスやキーボードにぶら下がっていた。
丁度五時ころに、一式ファイルをどーんと添付にして、数カ所に同報配信したときは、「こんちくしょう、これで年内は君らのメールは読まないぞぉ」と、雄叫びをあげた!
↑我ながら、書きながら、これはまさしく現代サラリーマン哀歌じゃね。諸悪の根源はネットやメールやPCや携帯だと、心から思った。いつか切れたら、LANをぶったぎってやるぅ。
マシン命
ひといきついた。珈琲を淹れて飲んだ。
やむにやまれず、マシンに手をのばした。来年と思っていたが、やってしまうぞ! と、またしても奇声を上げて、一式を屯所に運んだ。屯所のディスプレイやマウスやキーボードを一旦外して、ITXマシンに再セットして、OSの入ったCDを用意して、乱暴にも、パーツはほとんどテープで留めた状態で、電気を入れた。
(PC自作では、ディスプレイやマウスやキーボードは大抵既存のもので試しておく。新規購入がもったいない、ケチ)
おお、おおわぁ。
ファンが回り、DVDドライバーが回転しだし、もちろんランプが点いた、ディスプレイに文字がでたぁ~。
すごすぎる(おおげさじゃね、当たり前のことなのに)。
生まれて初めて、17cm正方形、たった9千円のITX仕様マザーボードに生命が宿った。
~というわけで、セットし出してから、GNOME上海が動き出すまで、正確に1時間ですんだ。
なんて気楽なPC自作なんじゃろう。
詳細は後日にするが、メモリが4GB、ハードディスクが500GB、CPUはちょっと非力。
電源がITX規格にしてはすごいぞぉ、450W仕様なんじゃ~
名付けて、ちょっと早めの「春霞2010」。
来年完成品としたのは、ずっとテーピングのままじゃ格好わるいし。透明なランチボックス風仕様にするには、風穴をドリルで開けたり、外部電源を有効利用したり~、まあ、来年のお楽しみ!
本日
本日こそは、自分の科目の処理に入る。
それに研究室の掃除。
邪馬台国周遊図書館ジオラマの成形。
いろいろ忙しい脳、生きている証。
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