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2009年12月18日 (金)

小説葛野記:2009/12/18(金)ひまじゃ、ひまじゃ~

Muimg_5564 年内にたくさんのことが、ぽっこりぽっこりころころと転がりでてきた。ひとつひとつは脳を酷使しなくてもこなせるわけだが、数が増えてくるとため息がでる。ただ、ずっと何十年も昔から、年末はこんなものだった。ばからしくて過去の葛野記や木幡記を見る気にもならぬ。感覚として、毎年疲労の重なりが深くなって芯にこたえるという気持ちがつのる。その分よく眠るから、朝は爽快だなぁ。

 最近LED豆球というのか、ジオラマの家屋照明セットを買った。LEDが6つ付いて電池箱とスイッチがある。800円したのが高価かどうかはわからない。パーツ単位で入手すればもっと安くなるのかどうかも、分からない。
 一度目だけ全部が点灯して、優しげでレトロな雰囲気が出たので、トンネルにセットして明かりを見ようとしたら、まったく点かない。嵯峨野鉄道図書館ジオラマは、愛宕山想定の中腹にトンネルがあって、そこが駅舎兼、図書館分館になっている。これまで真っ暗だったので、セットしたわけだ。

Muimg_5568 そこで中をあけてごにょごにょしていると、時々パッと明るくなる。「ああ、そうかハンダ不良だな」と推理して、さっそく0.5mm程度のハンダを怪しげな接点にたらしてみた。うまくいった。人生もときどき、こんなちょっとしたことで、真っ暗になったり、煌々とした明かりに包まれる。単純なものだ脳

 昨日午前中に2科目で合計16冊の大作が余のもとに届けられた。夏からの課題達成だから、疲労困憊の班も多い。聞く限り一昨日から友人の下宿に泊まり込み、徹夜で完了した作品も多い。班長クラスになると二日間で睡眠が1時間に満たない者もおるとのこと。心から心配だ。
 もともと余は徹夜の経験が生まれて以来無い。絶対確実に4~8時間は毎日眠る。だから、本当は「徹夜」という言葉がよく分からないわけだ。そしてまた、〆切の一週間前に完了する習慣があるから、提出日の午前中、1時間前に完了という気分も分からない。そりゃそうだ十代末から数十年先の、如何に将来死を迎えるかと、熱心に考えてきた質なのだから、〆切直前にしか出来ないことは、「出来ません」としか答えようがなかった。要するに、他人が徹夜して完成させることは、その二倍の時間をかけるか、あるいはかけられないときは「出来ません」と「諦める」。
 人生観の違いをまざまざと味わった。というか、毎年そうだ。

 もし学生達が朦朧とした中で交通事故にあったり、ホームから落ちたらどうしようと、毎年本気で悩むが、当日朝に数十名の学生の後をつけ回して、事故を防いだり、電車を止める分けにもまいらぬから、それこそ「あきらめ」ておる。
 科目の種類は半期に2つあるが、すべて冊子体として提出することになる。だから、造本や装幀に関して、いろいろ手がかかる。よく聞く話では、班長レベルの人だと、家族中の手を借りて完成にこぎ着けるのもあった。両親や兄弟だけでなく、爺さま、婆様から猫ちゃんまでの手を借りて、課題を完成させる根性は、もう、それだけで◎優だ、と思ったことがあった。もちろん、完全に褒め称えはしない。班長や三役に仕事が集中するのは、班長としての機能を完全に果たしていない、ようするに指揮に劣ると思え! という。しかし、評価採点は、すべて「結果」で見る。終わりよければ、全てよしとする。
 もとより、経過における発表時点の得点も深く関係するので、すべてが結果だけではない。
 ……。
 と、考え出すと切りがないので止めよう。

 要するに年末までは、その労作、大作を、各班副班長16名による相互評価と、助勤3名と、余とで評価を決定し、それを講評文とし、年明けには機関誌(教材誌)に掲載するという、なんとも過酷な時期にあたっておる。年々、辛くなるのう。

 ああ、それに年明け6日〆の校務、1月末〆切の原稿、膨大な会議と準備、……。キツイ脳。
 と、日記を書けば書くほど、「忙しいというは、無能の証」と耳元にがんがん聞こえてくる。
 ああ、ひまじゃひまじゃ、年末年始は温泉に浸かって、ドラマ一杯観て、たっぷり小説読んで楽しもう! 

追伸
 Mu先生、だんだん怪しくなってきたようです。 

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