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2009年12月10日 (木)

小説葛野記:2009/12/10(木)鉄道図書館列車(HO)やポータブルubuntuや

 日々師走の思いがつのる。まともに読書も研究もできない。

基礎研究への思い
 来年夏期に向けてそろそろ『後鳥羽院』関係文献を読んでおきたいところだが、進まぬ。そしてまたテキストに内在する意識化された、あるいは作者の無意識の、概念の構成を図示したあと、その解釈に止まらず、より適切な高次情報検索に結びつけるための考えが、まだ足踏みしておる。本当のところはすべて完全隠居した頃に動き出すのだろうか。往々にしてその時を得たとき、指痺れ、目霞み、腰痛しでは新規プロジェクトを起動しようにもままならぬ。

 開発言語はDelphiと決めておるから、今この現状のWindowsXPシステム全体を凍結して、将来に動くようにしておく必要もある。いたずらなヴァージョンアップや、OS改良は横目でみて、純粋のアルゴリズム構築と、最低限のGUIだけを温存すればよかろう。

忙中閑あり
 時の隙間を有効に使うため、手慰みをいくつかメモしておく。これらはいずれ、余の生活基盤として、思考の基礎として、末永く発展する素質を含んでおる。それをそう見定めていかねばならぬ。

Bimg_5430
↑邪馬台国周遊図書館列車(HOタイプの図書館専用列車および普通車:サロ124))

 以前HO(16番ゲージ)の図書館列車を自動往復させる実験は済ませた。
 数週間前にはホームセンターに立ち寄って、90X30の風呂場用キャスター付き「簀の子」を二つ入手し、直径5mmのボルトを用意して、二つを固定し180x30の細長いジオラマ基盤を造った。あとは、これに石膏や粉をまぶし、田舎の駅舎と古い図書館を設定すればモデルが完成する。しかし、それは楽しみにしておこう。

 かくして図書館列車の直線往復モデルは準備がととのったが、とするとエンドレス・モデルの課題が残ってしまう。これは、いつ完成するかわからぬ「邪馬台国周遊図書館ジオラマ」に半径36センチの16mmレールを、9mmレールのそばに敷設しているので、N+HO両用ジオラマと変成し出した。

 今回のメモ写真はジオラマのことよりも、この半径36センチのカーブを、16m級の電気機関車(パンタグラフを外したので、実車を電池駆動と仮想)EF65によって、20m級の二階建てサロ124を2両連結で周遊することの記録写真である。モデル上では20+25+25=70cmの列車長になり、いかにも煩い。だが、このサロ124を2両連結走行可能たらしめたのは、実は最近のことである。工夫は簡単で、レールの勾配を可能な限りスムーズにまとめたこと。無神経なNゲージに較べてHOゲージとなると、ほんの少しのレールの傾きで脱線する(もともと、半径36cmのカーブを20m級客車が走る方が奇跡に近い)。それを徹底的に調整したことで、改造・二階建て図書館列車は邪馬台国を無限に走る。

 なお、邪馬台国周遊図書館ジオラマは最近根本的な設計変更をした。これまでは60x90cmのボードを二つ固定し、120x90のレイアウトで製作してきたが、最近纒向遺跡の大規模発掘や、箸墓の280~300m規模想定が、二重周濠の発掘により、水の都と思うばかりの450m規模になったので、レイアウトに収まりきらず、表現できないことに気づいた。よって、第三のボードを追加して、そこに纒向遺跡全体をモデル化することにした。
 この列車に乗れば邪馬台国の総ての文献を手にしながら、主要な遺蹟を横目で見たり、途中下車して歩くこともできる。そんなモデルを意図しておる。

↓ポータブル・ウブンツによるWindowsXPからの上海作業
Mu2portableubuntu
 最近ubuntuが9.10に更新された。このことで、余はいろいろな快適さを手にした。たとえばUSB起動なども、エラーが出なくなった。従前の9.04に較べ使い勝手が良好になったのは、このウブンツが今後の(余を含めた)非専門家によるLinux世界のリーダーになると想像した。ソフトウェアの無料開放など、Linux自体には多くの人に知ってもらいたい密かな革命心がある。それがあまねく人々の手に渡り使われるようになった機縁は、2009年~2010のウブンツにあると、余は心覚えを記しておこう。ともあれ、インストールも使いようも、これまで以上多様になったので、いくつか確かめてみた。

 一つは仮想ディスクの構築により、既存ハードディスク割り振り(パーティション)の制限をゆるくした版があった。つまりubuntuシステムを、Windowsと同じパーティションの中に一括して記録している。効率は悪いが、考えの上では単純になるので分かりやすい。(勿論これを分かりやすいというのは余のような素人の証だが、こういうものを造ったという点において、改良と余は考える) これは後日に詳細を解くが、実に分かりやすい。

 もう一つは、なんとWindowsの中からubuntuを起動させる手軽なポータブル・ウブンツの改良である。以前から有ったようだが、気づかなかった。これは8GB程度のフラッシュメモリに入れて持ち運べ、なおかつ扱いがハンディなので重宝する。これもWindowsファイルとして保管しているので、操作はより単純になっておる。
 ただし日本語化などは今少し手間暇がかかり、余も設定に小一時間かかってしまった。(仕様とおりにするには、すぐに成功するのだが、何度かマシンがフリーズして、まともに動き出したのはリブートを数回かけた後。つまり、素人にはまだ日本語化が不安定)

 などとこの世界に住んでいない人にはどれも同じに思えるかもしれないが、そういう多様なシステムが生まれたというのは、またそれなりの事情もある。それぞれ所を得た使い方をすると、世界が広くなる能。
 この件いくつかについては、後日気分が楽になったとき、丁寧に記録解説を残すつもりである。

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