小説木幡記:2009/10/30(金)古代史花盛りのMuBlog
1.今週のMuBlogベストテン
MuBlogの右側画面には、ニフティー「こころぐ」サービスによる、記事アクセスの一週間分ランキングが出ている。MuBlogだけの一週間累積なので、一ヶ月分とか四ヶ月分に比べると、MuBlogの実体を計る精度は落ちるが、カレント(今、とれとれの)な傾向はよくわかる。
今朝の様子を記録することにした。明日とか来週には大きく変わっていくので、この情報は今回限り。
人気記事ランキング
1位:桜井・茶臼山古墳と纒向遺跡紀行(1)桜井茶臼山古墳の発掘調査現場
2位:桜井・茶臼山古墳と纒向遺跡紀行(2)箸墓と三輪山遠望
3位:桜井・茶臼山古墳と纒向遺跡紀行(0)はじめに:初期・前方後円墳
4位:Macでウブントゥ:ubuntu(Linux)、ついでにフラッシュメモリーで軽々
5位:桜井・茶臼山古墳の後円部構造物、結界(玉垣)、神社?
6位:丕緒の鳥(ひしょのとり)・十二国記/小野不由美:雪のような音
7位:NHK天地人(27)兄・兼続と弟・実頼
8位:水銀朱:桜井茶臼山古墳石室の情景
9位:桜井・茶臼山古墳と纒向遺跡紀行(3)ホケノ山古墳
10位:涼夏2007PCの自作(8)RAID設定(WindowsXP)とグラフィックスボード
検索フレーズランキング
1位:桜井茶臼山古墳 地図
2位:十二国記 丕緒の鳥
3位:桜井茶臼山古墳
4位:茶臼山古墳 見学会
5位:桜井茶臼山古墳 見学会
6位:天地人 実頼
7位:実頼
8位:実頼 兼続
9位:神々の乱心
10位:櫻井茶臼山古墳
こまかく分析すると頭痛がするので、概略だけいうと、「桜井茶臼山古墳」だらけになってしまった。つい一ヶ月ほど前のblog統計記事では、愚痴愚痴とぼやいていた記憶がある。「せっかく手間暇掛けた古代史記事を、だーれも見にきよらん。つまらん人生じゃ~」という雰囲気だった。
人間は、周りの環境や社会の中で生きておるから、個々人の思うようには動かぬものよ。思いの10%が通れば、それで満足至極。来週には、また古代史記事に閑古鳥が鳴いたとしても、それはそれ。今のこの一瞬を愛でておこう。
(要するに、Muは久しぶりのヒットに喜んでおる、そういう意味)
ヒットしようが凡打じゃろうが、Muが生きている限り「暗ぁ~い読書感想文」「半壊走行の鉄道図書館列車」「カビのはえた古代史漫遊・ロマン」記事は、これからもMuの知識樹として書かれていく脳。
2.液体ゴムと模型・機関車
わが鉄道図書館ジオラマを走る機関車は形態がなんであれ(電車、電気機関車、ディーゼル機関車、上記機関車、……)、動輪がある。浮遊走行をするわけじゃない。その動輪があるから、レールから集電してモータを廻し、動輪が回転して列車が前進する。
ところが、普通の車輪は集電するために回転しているだけだが、動輪は集電だけでなく回転をレールにきっちり伝える必要がある。要するに、空転させずに、前進させること。
小さな模型(Nゲージ)だと車体が軽いから、その動輪が坂道などで空転して、列車が前進しなくなる。要するに車輪が空転する、スリップ。雪道の自動車状態だな。
それを避けるために、いくつかの動輪に輪ゴムが嵌めてある。4輪に1輪の割合。
幅0.5mmくらいで車輪の大きさに合わせて数㎜の特殊な輪ゴム。
これが時々外れて行方不明になる。(虫メガネがないと見えないくらい小さい)
こんなものはそうそう入手できない。超専門店か、ネットで特定の大きさ毎に種類を探してやっと入手する。高価。
余は過日、「液体ゴム」を数百円使って、近所の「何でも屋:園芸とか、ペンチとか、なんでも売っている店」で入手した。そして、機関車の動輪から輪ゴムが外れると、動輪に直接液体ゴムを塗って乾かし、使っている。
動輪・台車一台には車輪がだいたい4輪ついていて、ゴム塗りはその一輪だけでよい。全部輪ゴム化すると、集電効果が悪化して、モータが廻らなくなる。
なにしろ直径3~5㎜の車輪にゴムを塗るのだから、最初は凸凹して、脱線したり、ものすごい振動を生じさせたりでうまくいかなかった。
が、最近は上手になった。
ディーゼル機関車だと、微妙な振動と騒音が生じて、おもしろみもあった。今後慣れてくると、ゴム塗りの調整で振動や音を、機関車毎に調整できるかもしれない(笑)。
こういう話は、写真でも載せないとまるで想像できないだろうが、いやはやblogは私的な側面もあって、ナイショの極意は、見せたいような隠したいような、微妙な心。いずれ、「液体ゴム装填による、図書館列車の走行について」などと大見得を切った記事を載せることもあるじゃろう。
3.読書:龍臥亭幻想(りゅうがていげんそう)/島田荘司(光文社文庫)
上下のうち、下の半分まで来た。岡山の山中ものを、余はことのほか愛好する。津山とか新見とか美作(みまさか)とかいう地名を目にしただけでうっとりする脳。
今秋11月は、朝から晩までミステリ三昧世界に入りたい。
ミステリ世界こそ、過酷な現実世界(笑)を離れた、余の、青い花咲く、青い鳥なく、シャングリラなんじゃろう。
本当に、日々悩ましい現実が続き、同僚や学生達をみているとそのタフさに脱帽する。
余のような蒲柳の質には、ミステリこそ万能薬なのだと、近頃痛感しておる。
養命酒みたいなもんじゃ。
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