« 小説葛野記:2009/09/22(火)今日も暮れゆく葛野の空~よぉ | トップページ | 20090924の月例会と秋季助勤会:倶楽部組織図 »

2009年9月24日 (木)

小説木幡記:2009/09/24(木)晩夏と初秋のあいだ

恐怖
 大蛇に襲われて、物陰に隠れていたら、薄暗い洞窟のようなところを、直径1mほどある太い胴がぬめぬめとひかりながら、うねっておった。
 なんとかかわし切れた。
 阿鼻叫喚(あびきょうかん)、悲鳴が聞こえたので、大蛇が消えた後、そこへ行ってみると大きな家の門やドアが壊されていて、住人が全滅していた。
 また耳をすませると、鱗を擦る音がかすかに聞こえてきた。
 ぼくは、後ろも振り返らず全力で走った。
 そこで、目覚めた。さっき昨夜の23時ころだったか。

深夜目覚めて
 携帯に、倶楽部員から復命が二通戻ってきた。一昨日のものへの返信だった。
 ジュースを飲んで、シャワをつかって、今珈琲を飲んで寝ることにした。
 いや、すごく怖い夢だった。しかし、器用に物陰に隠れてやりすごすなんて、いかにも日頃の余の姿を象徴しておるようで、笑った。

すぎさりし夏夏夏
 物事、やり過ごせぬことも一杯あって。
 余は、毎年夏期にそれが溜まってくる、とは既に記した。
 自分をロボットにして、ようやく2ヶ月強の日々をすごした。今週の連休は最後の仕上げとなった。いかにロボットになっても、昨夕はへろへろだった。やっと校務を仕上げた(節目にすぎない、来春まで続く脳)。

鎮静剤は何だったか
 夏期論文、授業準備、校務が最後に終わって何をしたか?
 さすがに、神経がひりひりして全身がだるくなって、早朝にコンビニで買った雑誌「安く仕上げる自作PC」も手に取る気力がなくて、島田荘司先生の古典再読も頭が痛くなって、葛野珈琲を淹れる気力もなくなって、……。

 結局、一番相当に安定した行為に入った。
 超絶の静粛と粘りを見せる自慢のTOMIX「ED79-0」電気機関車をケースからだして、単行のまま嵯峨野鉄道図書館列車ジオラマにおき、もっとも安定しているモード1の自動往復(2重ループレールなので複雑には見える)をセットし、電圧を約4ボルト(1/3程度の力)にし、スイッチを入れた。

 実に静かに(レール摩擦音さえ聞こえぬ不思議)、急坂急カーブを飽きず往復運転しだした。
 じっと眺め入っていた。
 気がついたら、30分過ぎていた。
 電気を消して、帰還した、……。そして夕食後、寝入ってしまった。
 大蛇に追われて目が覚めた。

気付いたこと
 昨日水曜、秋分の日・早朝、葛野研は肌寒いのに、午前11時ころになって、胸が汗ばんでいることに気付いた。まだ夏なのか? いや、もう秋だ? カーディガンでも羽織っていたのか? いや、相変わらず季節外れの半袖だ。
 ふむ。
 クーラーを27度にセットしてスイッチを入れた。ほどなく、本当にひんやりしてきて、気持ちよくなった。買い置きの焼きたらこお握りを一つ頬張って、エクセル表の操作を継続した、……。

 晩夏でもないし、たしかに初秋なのだが、実は今も深夜木幡でクーラーを入れている。シャワあがりだから、少しからだが温かい。

一息眠って朝が来る
 さて、今朝は早朝から倶楽部例会がある。終わったら昼食を一緒にして、午後は助勤(上級生達)とだけで後期授業の打合せに入る。夕方はその者らと街に繰り出す。久しぶりなのだ。結局、初夏の助勤お楽しみ会を欠席したので、初秋の助勤懇話会になる。
 毎年、毎年、……。年々歳々、歳々年々、葛野に生きて、木幡で夢を見る。
 なかなかに、奇妙な人生だ。

|

« 小説葛野記:2009/09/22(火)今日も暮れゆく葛野の空~よぉ | トップページ | 20090924の月例会と秋季助勤会:倶楽部組織図 »

小説木幡記」カテゴリの記事

コメント

大蛇の夢

 蛇の夢はいいといいますよね。しかし、余ほど深層心理では物事に追い込まれているようですね。あまりにも、仕事のし過ぎと違いますか?

 この記事を読んで、笑いが止まらんかったです。実は私も良く夢を見るんですよ。以前はしょっちゅう、泥棒に入られる夢を見て、大声を出すので、家内はびっくり仰天、しかし、最近は一人だけ、見知らぬ土地に、置き去りにされる夢が多いのです。

 動物に追いかけられる夢は子供の頃に観ましたね。流石にそれは、最近はありません、50代までは大学を落第する夢をよく観ました。僅かに単位が足らなくて、落第する夢なんですね。

 ま、今まで幸せな夢とか楽しい夢は見たことないですね。

投稿: jo | 2009年9月24日 (木) 15時19分

夢占いはどうにも苦手ですが
血液型性格占いの方が分かりやすそうです。

 蛇も、それがにょろにょろずりずり前進するのも、阿鼻叫喚の騒ぎも、全部リアルでしたから怖い映画をみたような気分です。
 確かに現実と連動した夢とは思いました。窮地、虎口、蛇穴を脱したという気持と、昨日夕方の気持とがぴったり合わさったようです。

 ここ何年も夢を見ていなかったので、とても感動して筆にしたわけです。ただ、夢は単に忘れているだけとも、教わったことがありますが、……。

 生涯の夢は、「また、受験、落ちた! 五科目、勉強しなくては、朝は英語、数学、日本史、化学、……」で、覚めて「ああ、もう、勉強しなくていよいのじゃ~」ですね。何度見たか分かりません。

 みんなみんな、心に深い傷をおっておるわけでぇ~。JOさんは、留年の夢ですか? それだけ若い頃に年中山々に住み着いて、ようまあ、単位をとって卒業できたもんです。古き良き牧歌的時代の大学でしたね。あはは。

投稿: Mu→Jo | 2009年9月24日 (木) 23時01分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/22035/46295966

この記事へのトラックバック一覧です: 小説木幡記:2009/09/24(木)晩夏と初秋のあいだ:

« 小説葛野記:2009/09/22(火)今日も暮れゆく葛野の空~よぉ | トップページ | 20090924の月例会と秋季助勤会:倶楽部組織図 »