小説木幡記:2009/07/15(水)本日定食と作戦
「本日定食」といえばMuBlogでは<小説葛野記>で早朝にその日の定食じみたルーチンワーク(決まり切った日常仕事)を記してきたのだが、今朝はまだ木幡なので(午前3時)、木幡記での本定はいささか奇異な思いがした。
本定(本日定食)
午前7時過ぎに葛野着、珈琲、瞑想。
午前8時30分ころに、教室へいき、メディア論・課題回収。大勢だし、多少言葉を交わしながら「見どころ」などを聞くので終了は10時前後になろうか。
午前中に、その課題レポートを流し読みしてしまう。主に図版を眺めることで昼食時になろう。
例年、優秀レポートを数点、タイトルだけ葛野のblogに公開するので、その準備もかねておる。
昼は、屯所に出向き、当番の倶楽部員とか、受講生の様子をみる。(つまり、冷やかし)
午後は教授会がある。
午後8時頃に帰宅して夕食、シャワ、眠る。多分午後9時半には白河夜船(しらかわよふね)。
まっこと(来年の龍馬伝にあわせて、土佐弁のイントネーション)、他愛ない日々じゃのう。まともに脳を動かす形跡がとんと見えぬ。
近頃読書
浦沢直樹さんの最新マンガを読んだ。感心した。よい。
魔術師/J.ディーヴァー、も上下を一気に読んだ。感心した。よい。
ふたつとも、あるいはこれまでのものも、感想文を何度も書こうとするが書けぬ。現在は文藝モードに切り替えられないようだ。
邪馬台国周遊図書館ジオラマのHO化
発泡スチロールのまま一年間手を付けていないジオラマがある。Nゲージのレール・レイアウト(レール幅9mm)はきっちり設定してあって、さまざまな試験走行につかっておる。90X120㎝なので、余の扱うものとして大きい。
最近そこにHO(レール幅16.5mm)の周遊線路を追加した。半径が36㎝程度の小さなもの(小判形)だが、ポイントを一本だけつけた。レールは著名な、ドイツのフライシュマン製で、実は固定レールで半径36cmはこうしたヨーロッパのものでないと入手できない。日本では半径49㎝のが最小半径固定レールなのだ(43cmもカタログにはあるが、入手困難)
まあ良かろう。
つまり、邪馬台国周遊図書館ジオラマでは、発泡スチロールの山や丘や箸墓の側を比較的大型の車両が走り出したとメモしておく。当然HOタイプのサロ124改造・二階建てトロッコ図書館列車も走った!
線路幅が16.5mmでも、縮尺が異なるから(1/80、1/87、1/45~)調整に手間取った。一番大きな車両はOn30という規格の京都市電(明治村に走っていた明治時代の)で、普通のHO列車が横にも縦にも2台積み重なる大型版。常設のNゲージ車両だと3台積み重なるな。これが三輪山のトンネルを通り過ぎる姿は、壮観だった。あはは。神罰が下りそうじゃ(注:余は大物主神さまとはお知り合いなので、多少の無体さは、神様もゆるしてくださる)。
相変わらずの芭蕉さん
ふむ。
難しいなぁ。
心身調子
身体は、膝がかっくんかっくんして長時間歩行(一回10分程度)すると熱を帯びてきて、翌日は動けなくなる。
心は、快調。つぎつぎと作戦が浮かび上がってきて、どれから遂行するか迷ってしまい、結局想念だけが頭を熱くして、なにも出来なくなる。だから、瞑想。
猫ハルキ君
最近例の手術をしたのだが、翌日から走り回っておった。知り合いの猫ちゃんは、今は70数歳のようだが、そういうことはしていないのに、ちっとも変にならなかったと聞く。その猫ちゃん、もしかして~、と御隠居さんと一緒に笑った。
術前・術後ともに、ハルキ君は、余にもよくなついておる。
ハルキ君は完全に人語を理解しておる。その実験を時々するが、余の余生はハルキ君と人生問答をすることになるのう。そのうち声に出して「1Q84」を読み聞かせてやろう。ラーメン、チャーシューメン好きであることを願うが、いまだに怖くって、ハルキ君をラーメン屋につれていってはいない。もし<僕は、らーめんなんか食べられないにゃん>と言った日には、かわいさ余って憎さ百倍、となるのを恐れておる。
ハルキ君がチャーシューメンを好きか嫌いかは永遠の謎にしておこう、ぞ。それが人生の、英知、狡知、ゆとりじゃ。
| 固定リンク
「小説木幡記」カテゴリの記事
- 小説木幡記:楠木正成のこと(2013.06.07)
- 小説木幡記:腰痛と信長(2013.05.28)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント