小説木幡記:2009/07/04(土)鉄道図書館列車・ジオラマの後始末
今日は7時過ぎに葛野着、じっくり珈琲。
そのあとたまりにたまった授業関係仕事を、息詰めて午後までやった。
昨日までは委員会仕事が複雑で、日常の準備が出来なかったが、約一週間の息抜き時期にやっと入った。
午後しばらくして、たまりにたまった教材研究「鉄道図書館ジオラマ」の後始末をいくつか手がけた。
1.高台の図書館
3月の年度末には完成間際だったが、どうにも「地面」の色合いがうまくいかず、手をこまねいていた。午後になって、諦めて、砂をまいて明るい色をまぶして、第一期完成とした。
たったの、小一時間ですむ仕事をなぜ数ヶ月もおいておいたのか。~それが、人間というものやろうのう。
これは後日に、記事を公開予定。
2.嵯峨野鉄道図書館ジオラマ(レイアウトとも、世間では言うらしい(笑))
本日から第二期に入った。8月にオープンキャンパスで展覧するので、少しは調整しておかないと、と思ってこれも小一時間。昨年夏以来、見た目にはあまり変化がない。
*自動往復運転を、ワイヤー埋め込みを含めてジオラマにセットした。これは、モード1の単純往復なのだが、……。実は、外周と内周とをダブルスリップポイントで結び、それぞれの終端を延長し駅図書館を設定しておるから、実に奇妙な動きを見せてくれる。慣れた人でないと、その自動往復運転のパターンを理解するのに、約10分はかかる(笑)。
*学生たちから「カビのはえたような川」と言われた保津峡を少し修正。青と緑と黒と白とを混ぜずにぺたぺたと川面にぬりたくり、乾くいとまもなく、常温流し込みタイプの水表現どろり液体を上から注いだ。
月曜になって、保津峡がどないなことになっておるのか、お楽しみ。(乾燥しないと分からない)
*半径14㎝のミニカーブレールでS字パターンを造っていたが(やむにやまれぬ仕様。そうしないとレールの終わりを接続できなかったから)、それをあっさり壊して、半径24cmの単純カーブレールに変えた。試験走行では安定感がまして、DD51なども上手に走るようになった。
しかし、レールを引きはがしたあとが醜くくなったので、紙粘土で補修して、翠と黒とをぺたぺた塗って、砂をまぶしてボンド液をかけた。
3.山裾の図書館
屯所の天井にかたづけていたのを、夕方におろしてきて、携帯用動力源を用いて、走行を確かめたみた。充電タイプの電池を8本も使うので、AC100V電源と変わりはないが、なんとなく弱々しい走りじゃった。
なかなか、少し時間があっても、つまりは積み残したことを整理整頓補修するだけに終わり、人生とはこういうものかと、ため息ついた。
また来週からはキツイキツイ会議日がはじまるのう。
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コメント
「後始末」というタイトルを拝見して、処分したのかと早合点し、「そんなに早まらなくても・・・」と思ってしまいました。
投稿: 某O | 2009年7月 4日 (土) 22時52分
坊翁、じゃなかった、某Oさん、夏ばてはまだかいな。
しかし、処分したと思われるほどに、春にお見せした物はクズだったんでしょうねぇ~。
もともと美的センス芸術センスがゼロですから、そういうゴミ、塵芥に見えてもしかたないです。
とはいうものの、絵筆であっちこっちぺたぺたを色づけしたり、ボンドで砂を固めたり、川面にどろりと、変な液体をながしたり~、結構古典的工作として、おもしろいですよ。
やまのような鉄道図書館列車・ジオラマを造って、そのうちもうすこしましなものになることでしょう。
そうそう、少し大型(レール幅16.5(現在のは9mm))の物も部屋中取り回して、天井から図書館列車が墜落~、となる前に、夏のNDK研究か懇親か、よろしく。
投稿: Mu→某O坊 | 2009年7月 4日 (土) 23時05分