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2009年6月 8日 (月)

小説葛野記:2009/06/08(月)日曜の読書、月曜の仕事

海岸線の歴史/松本健一
 昨日日曜は久しぶりに気分も晴れて爽快。「何をしようかな」と思った結果、内向的(笑)故に読書三昧と相成った。午前中にいろいろ摘み読みして、午後は夕風呂までの間『海岸線の歴史/松本健一』ミシマ社 (2009/5/1)を熱心に読んだ。あと二章分を余すところで中断し、風呂に入って、夕食をとって、NHK天地人を楽しんだ。

 松本健一さんの図書は一言で言えば、現代の司馬遼太郎という趣があって、読みやすい内容だった。あと二章分はお楽しみにとっておくという、気持ちである。「海岸線」これが日本にとってどれだけ特異なものかについて、生まれて初めて気がついた。面積でいうと日本よりも何十倍も大きい中国やアメリカに較べて、日本の海岸線は数倍長いという事実に、これまでの人生、まったく気がつかなかった。

 それが日本の歴史や現代に、どういう意味をもたらすかは、MuBlog久しぶりの<読書余香>、後日のお楽しみ。いやぁ~世の中には物凄い視点を持つ人がいる! まだまだ死ねないねぇ、この世は楽しみ一杯満ちておる。

ターミネーター3
 その後(NHK天地人の後)は、珍しくTV映画を見た。「ターミネーター3」! 現在は4が劇場公開されているようだが、気質的に映画館へ行くことは少ないので、4は来年くらいにみることになるだろう(DVDとか放映)。それで、3だが十分に楽しめた。どこがどうというよりも、今度は女性タイプの新型ターミネータと、シュワさんの旧型ターミネータの対決となるが、これがめっぽうおもしろい。まるでアンドロイドのような女性が(いや、まちがった、アンドロイドなのだ)、能面みたいにクールな顔して、次々と人を、そしてシュワさんを襲ってくる。その、すさまじいこと、ううむむ、こんなターミネータに出くわしたなら、もう逃げられない。言葉の通り、最終兵器じゃね。

 大幅に延長した就寝時間が苦にならなかった。ますますターミネーター4を見たくなったが、これも来年のお楽しみ。

1984/某ハルキ
 うちの猫ハルキに似た名前の、有名作家が最近上下本で7年ぶりの小説をだした。ものすごい売れ行きらしい。すでに上下で100万冊というのだから、出版社や編集部には、祝儀袋がとびかい、この夏のボーナスは天井知らずになりそうだね。などと、人のふところを想像する悪い癖()。

 ながらく某ハルキさんの作品は読んでいなかった。木幡研にはひとそろいあるというのに、読まないのは某さんが「わしゃ、ラーメンが嫌いじゃ」と書いておられたからだ。余が愛してやまぬチャーシュー麺、ラーメンを嫌いとは何事ぞ! と義憤にかられて自今以降ハルキさんの頁を開かなかった。(嘘のようなホンマ話である。余は自分の好みの食材料理を貶されると、頭に血が上る)

 しかし、今度は上下を一気に読むつもりだ。理由は単純で、「1984」というタイトルにある。これは余が若き日に茫然として読み終えた、ナインティーン・エイティー・フォー/ジョージ・オーウェルに似ておるではないか。こういうタイトルを付ける作家の作品は読まずばなるまい。かくして、読者とは如何にええころかげんなものか、と余は自ら痛感した。(注:オーウェルと関連があるとかないとかは、全く知らない。それは、どうでもよいことじゃ)

 さて、遅読故に余だと上下でまるまる4日間はかかる。夏期までには日があるし、いつ読むかはお楽しみとは言いながら、悩むところだ。頭に電極差し込んで(新型ターミネータは人差し指を相手の脳に差し込んで)、一瞬にして「読めた。おもろかったぁ!」となれば、少し楽だが、えらい楽しみが薄い読書になる。

 やはりじっくり味わって読みましょう。

月曜の仕事
 疲れましたぁ。

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コメント

(1984 某ハルキ)

あれだけ宣伝されると、気になりますよね。
家で(買おうかな~)とつぶやくと、(そのうちブックオフに出るさ。)と、某ハルキさんの作品は自分にはあまり合わないと言っている山嵐くんが言います。なんとなく気持ちはわかるな・・と思いつつ、イスラエルの講演で作者を見直したというか興味を持ったので、Muさんの書評が出てから考えることにします(笑)。

投稿: ほかも | 2009年6月11日 (木) 15時34分

ほかもさん、こんばんわ

 Muの書評を少し遅れますね。足の痛みはなくなりましたが、なんだかめずらしく仕事疲れ(笑)というのか、だるくってぼんやりしとります。

 ベストセラーといっても高名なハルキさんだから、一筋縄ではいかない内容だろうから、きっと読み切るとぐっと疲れそうで、怖いですね。

 そのうち読みます。
 たぶん、現代の文学の典型だろうと想像しています。手練れの人で、努力する作家ですから、どんなに分かりやすい文体でも、行間の無というか虚無に引きずられて、心身が瞬間的に痩せる気がします。

 うむ。
 しばらくは本を枕元に置いておきます。

投稿: Mu→ほかも | 2009年6月11日 (木) 21時16分

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