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2009年4月23日 (木)

小説木幡記:2009/04/23(木)朝から木幡記

 まだ5時前だが起きてきた。一時間目から授業がある日は大抵午前四時過ぎに自然起床してくる。脳は眠っているときも密かに時間を監視しているのだろう。どんな風にかは知らないが、カウンターがあって睡眠に入る段階でたとえば300分とかの値を、okiro=300; とかにして、それから一分毎に、--okiro; (つまり、okiro=okiro-1;)と減らしているのか? 問題は、その一分をどうやって監視するかだが、心臓の鼓動とかに同期させているのか、どうか? あるいは致死細胞の壊れる時間にあわせているのか、……。科学って、考えると面白いが、きりがなくなる。

 目が冴えてきた(笑)。朝から深淵なことを考えると、すぐに心身が「生活態勢」に順応してくれる。便利だな。

 最近のMuBlog記事動向は、ひとつは「桜2009」だったがこれは終了した。また来年というところだ。賀茂川の北とか、大原とかも写すつもりだったが、時間切れというところだ。来年は諸事忙しくなりそうなので、桜2010は限られた地域になるだろう。あるいは逆に奮発して早朝一番の嵯峨野トロッコにのって、保津峡の風景を撮るのも悪くないな。予約が大変だと思うが。

 もうひとつは「鉄道図書館列車」。これは数日前に「HOスケール」という大きめの模型で、あたご2号(HO)を作って掲載したので一休みできる。実は内部では来週くらいから、これまでのコンセプトをまとめて行く仕事が残っている。MuBlog中に書き散らした余の「図書館列車コンセプト」を一旦客観視してまとめる時期がきた。

 読書だが文芸作品二つがストックされておる。一つはエドルン君に勧められた現代女流の短編集。数編読んだがイメージがすいっと入ってきて気持がよい。<河童の抜け殻?>という奇妙な話が奇妙に思えないのが不思議だ。も一つは現代男性作家のもので、図書館が廃墟とかそういう内容で、タイトルをみただけで欲しくなって買って、枕返に積んである。いつか読むだろう。

 夏期論文「芭蕉」用には葛野や木幡に数冊関連文献がおいてある。余のメソッドは、テキスト関係内容を細かく文芸評論的あるいは専門的に精査する必要はなくて、つまり書かれている内容の真偽判定ではなくて、テキストがどのような構造を持っているかに主眼がある。だから、いちいち関係文献をケミする要はないのだが、それでも「言葉」の意味には言及せざるをえず、テーマ毎にいくつもの関係図書を読んできた。それで、今年は「芭蕉」。これが、おもしろい。昨日葛野で会議の終わったあとに目にした啓蒙書では、伊賀上野の風景が最初にあって、「こりゃ、近いところだから、行ってみないと」と、痛い足をさすりながら痛感した(笑)。いやもちろん伊賀上野は諸事情でなんども訪れたが、大抵は「忍者」が目的だったので、芭蕉が伊賀から京都へ出て行ったそういう経緯から見た覚えはなかったからなぁ。

 最近の木幡研話題は、研究所員二人が兵庫の県立美術館へでむいて、ピカソとかクレーの展覧会をみてきたことだ。所員ふたりとも絵心は余の数百倍、数千倍深いので、話を聞いていて興味がわいた。なれど、どう逆立ちしても余の絵心は花鳥風月、大覚寺桜塔におさまってしまっておるので、異国の巨匠たちとの距離は縮まらない。年齢的に余の趣向は変化しないのだろう。多分小説鑑賞もそうなのだろう。

 出不精故に、余は京都に住んでいても葛野と木幡とを往復する日々に追われておる。そこここの博物館、美術館で日長ぼんやり絵画を見る練習もしておこう。美術史は絵画にあると、昨夏わかったところだ。しかし特別展で、なにか目的があって人混みにまみれるのは疲れる。
 仏像なんかだと、興福寺のアシュラ像だが、興福寺にいけばゆったり見られる機会もある。そういう機会をおろそかにしないでおこうと、思った。

 突然だが。
 スペインのアランフェスとかいうところへ行ってみたいと、思った(話が飛ぶ)。やはり余は建築に傾く性向のようだ。

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コメント

あれっ?コメント送ったはずなんですが・・。

 (伊賀上野)
 奈良からだと車で1時間ほどで行けるので、よく行きます。
先日は、「芭蕉の湯」という天然温泉へ日帰り入浴してきました(笑)。
「松尾」という美味しいお蕎麦屋さんがあって、そこの(そばがき)が絶品です。
お蕎麦好きのMuさんにも、気に入っていただけると思います。
帰りには、木幡研のみなさまに大和屋の(栗羊羹)はいかがでしょう。
 伊賀上野は、行ってみる価値あるところですよ。

 http://blog.livedoor.jp/ki_718_hokamo/archives/50810134.html

投稿: ほかも | 2009年4月25日 (土) 11時43分

こんにちは、ほかもさん
 四月上旬に見ましたが、そちらの「桜」は写真が上品です。毎年腕を上げておられるようで感服。

 さて。
 伊賀上野。蕎麦の「松尾」、温泉の「芭蕉の湯」、そして「栗羊羹」の大和屋。メモしておきます。

 京都からも最近は新名神が通ったので、一時間で行けると想像しています。私はどうしても、伊賀上野城というと「忍者」とか「くのいち」に目を奪われます。人間、変わらんものです。
 最近は、滋賀県へ何度か行きました(先年から)。そういえば、伊賀上野はあまり行っていません。調子が上々になったなら、行ってみます。

投稿: Mu→ほかも | 2009年4月25日 (土) 13時59分

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