小説葛野記:2009/04/20(月)今日も無事にお役目完了
昨日は、天地人をおもしろく鑑賞したがいつもの感想文を書く時間になって急に眠気や疲れがでたので、お休みした。考えてみれば日曜日だというのに午前5時過ぎには日曜作家に入り、午後にはHOスケールのサロ124車体を図書館列車に改造し、写真を撮って、夕方からはそれを記事に仕込み出したのだから、夜は寝て当たり前だな。
一昨日の土曜日も、朝は同じで午後は「相棒」の新春DVDをみて感動した。5年前に海外で退去勧告が出たのに(これがミステリ)現地に残留し、ゲリラに拉致され殺害された青年の、5年後の事件が実に丁寧に多重的に描かれていた。この「相棒」はものすごくおもしろい作品に仕上がっていた。今度見るのが遅れたのは、「可哀想な、泣ける内容」と木幡・江戸関係者から言われて、単純に「可哀想なのは見たくない」と置いたままだったのだ。確かに涙ぐむほどストーリーに心を打たれた。しかもミステリーの王道(笑)を行く内容だったので、見終わってから、ぐっと疲れた。
世話ないな。いちいち感動が深いから、外界と接触(ビデオをみたり読書したり)するたびに、眠くなったり疲れたり。一番つかれないのは、天井をみたり、風呂に入って、ぼわ~んとしているのが余の流儀である。毎日人にあって仕事したり、人に囲まれて仕事している人たちは、ものすごく頑丈なんだとうらやましい脳。
で今日も疲れた。これは純粋の仕事じゃ。
午前中に二つ授業をみて、関係学生とも打ち合わせして、午後は40分間同僚と相談して、そのあと2時間かけて3通の調書を作った。それだけで、頭がきんきんになって、心臓がどきどきし出して、結局回答したあと一時間も横臥してぼんやりしていた。ともかく、余は究極の「気弱な草食男」だと自覚したねぇ。横臥している間、天井をながめて、桜散る嵯峨野の情景を思い浮かべていたら、知らぬ間に楽になっておった。あはは。
ではまた明日も誠の仕事をいたしましょう。
なにが「誠」かって? いや、ぶっ倒れるほど熱心に毎日仕事するからじゃ。内容の出来不出来なんかもうどうでもよい。そんなことを気にし出すと、永遠の木幡引きこもり症候群にかかってしまうのでな。アバウトに熱心に、これが誠の人生なのだ。と、理解した。
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