小説木幡記:2009/03/18(水)気持の晴れやかな初春
整理整頓
昨日遅くに葛野研の整理整頓、その第1期が終わり気持が楽になった。だから今日は朝から夜間まで快適に研究室に座っていた。もっとも、その間に会議が三つもあって、午後から夕刻までは会議室に座っておった。
第1期は、目立つゴミをすてたこと。机上や床をふいたこと、小さなカーペットを敷いたこと、本棚の3割程度を整頓したこと、マシンを3台廃棄したこと、ついでにプリンターも一台、VTRも一台廃棄した。これで楽になった。
第2期予定は、目立つところでは残りの本棚7割から不要本を抽出し整理すること。本棚に本以外のものが多数載せてあるが、これを処理すること。たとえばティッシュ箱、スプーン、割り箸、置物などなど、意外なものが棚と本の間に挟まっておる。これだけで2週間はかかる。4月上旬をめどとする。
第3期予定は、机の引き出しをすべてぶちまけて不要品を棄て、重要書類をきっちり整理すること。特に過去の未開封の給与明細書などは扱いに困る。
第4期予定は、ここから別種になるので別項目を立てる。
PCの整理整頓
主力マシンには、MuBlogでもっともアクセスランキングの高い「涼夏2007PC」がある。また補助マシンにMacG3、G5、iMac、MacNote, SONY古代ノート、DELL古代ノート、……。
レアものに、FM-TOWNS、SONY-SMC70。
屯所貸与に古いWindowsマシン2台。
これらを整理統合するわけだが、レア物は話が複雑になるので止めておこう。
主にMac系の整理統合を図る。動画や静止画の整理。
涼夏2007PCはいまや開発マシンの栄光を忘れ、メルマシンに堕しておる。これの改善。
分かりやすく言うと、部屋を整理整頓したと同じく、何十もの階層下にあるデータをまとめたり、テラバイトのディスクアレイを造ってそこに一括管理したり、……。これは仕事になってしまう。
鉄道図書館列車の整理整頓
Nゲージ(9ミリ線路)としての公開ジオラマに嵯峨野鉄道図書館(60X90センチ)。完成直前の「高台の図書館」(30X60センチ)と、講談社の「昭和の鉄道」。製作途上の「邪馬台国周遊図書館ジオラマ」(60X120センチ)、木幡研の「島図書館」(60X60センチ)。まだまだ先の見えないのが、「山裾の図書館」(60X60センチ)。
現在手を付けだしたのがHOゲージ(16ミリ線路)で、これは60X180X1センチ板を二枚連結して折りたたみ、60X360センチ・レールレイアウトの予定だが、風景よりも純粋の図書館列車モデル走行用で名前はまだない。つまり直線のレールだけにして、そこに大型(と言ってもHOゲージ)のサロ124・二階建て客車を改造して図書館列車モデルをつくり、展示する。
これらは物理的には今回の研究室整理整頓で、なんとなく部屋の一隅に場所を得た。HOゲージは、円を描いてエンドレスレールにしようとしたが、半径が49センチもあるので、横幅を90センチ以上とることになり、あきらめて直線にした。
少年司書ロボ初号~X号
このプロジェクトは一年間休止している。事情は単純で、鉄道図書館列車・ジオラマに手がかかりすぎて、動作を組み込むソフトを使いこなせていない。またタンサーボーグという、センサーが幾つもあって無線LANで動かせる2号は今日にでも触りたいが、気力がいまだにわかぬ。これはビデオの目を持つから、楽しみなシステムとなる。
これら少年司書ロボ初号以下を、二階建て鉄道図書館列車世界に組み込むことで、余の研究は完全になる。
学生達の「未来の図書館」課題では、定番のように数年ごとに鉄道図書館やロボット図書館が現れる。若者の無意識の未来デルファイ託宣は、動く鉄道図書館と、ロボット司書の介護にあると余は見た!
というわけで
夜の8時頃に研究室をでて京都駅に向かい、一時駐車場でしばらく待つ間、まだまだ残る整理整頓に思いを巡らしておった。
| 固定リンク
「小説木幡記」カテゴリの記事
- 小説木幡記:楠木正成のこと(2013.06.07)
- 小説木幡記:腰痛と信長(2013.05.28)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント