カテゴリー「桜2008」の9件の記事

2008年4月13日 (日)

天神川の柳桜:20080408(火):小野道風柳桜

承前:天神川と葛野の桜:20080402
承前:大覚寺裏と広沢池の桜:20080405:桜変じてオブジェとなる

写真:小野道風柳桜
撮影:局長2008

0muimg_4122

 ↑京都市右京区天神川の桜は、つとに有名ですが(MuBlogで、あはは)、ここは柳桜をこき混ぜた名所でもあるのです。まるで、傘の下に小野道風さまが立っている風情でした。これが雨中ならさらに映えわたるでしょうが、ものごと腹八分目。私は今回の最良の写心結果として公開しました。

 桜狂も極まるというか、今回は完全に委託撮影をお願いしたのです。桜は一年に一度、一週間程度しか咲きません。以前DeepGから得た四季桜という例外はありますが、徒歩数分の天神川満開も、このままでは来年まで見られなくなるからです。
 倶楽部には例年写手がいて、2006年夏には二番隊長2006に重いビデオ(未公開の詩仙堂北九州小倉城ビデオ)を任せました。2007年春には副長2007に大覚寺の桜を任せました。また授業風景はすべて当時の局長2007に任せました。
 今年もまだ元気だった3月末には、佐野藤右衛門桜ビデオを副長2003に任せました。

 そして今年は、広沢池「オブジェ撮影」の妙味が気に入って、半分「桜を写してくれるだろうな」と不安を抱きながら、局長2008に全面依頼したわけです。私が歩けない中でしたから、完全委託でした!
 依頼は先週月曜、タイムスタンプでは4月8(火曜)の午後に撮影したようです。月曜午後雨の翌日火曜、ぎりぎりの満開でした。aries
 条件は天神川五条上がる(北)、万寿寺通りの陸橋上から北方に向けての景観、そして柳桜の風情でした。今度は(笑taurus)、ほぼその通りの作品に仕上がったわけです。とは申しましても、オブジェとは言いませんが、~、色々ありました。
 当記事では、その中から、私が選んだ物を記録しておきます。

天神川柳桜2008

天神川柳桜2008IXY-23
天神川柳桜2008IXY-30
天神川柳桜2008IXY-26
天神川柳桜2008IXY-19

 写真左端の桜海が欲しかったわけです。思った通りの作品でした。この桜海は私が天神川桜に最初に気付いた時の原風景です。撮影前日午後に雨だったのに、芳醇な桜海の香りが漂ってきます。それと、以前に比べて天神川が非常に綺麗になっています。先夏のある日、付近の小学生達が先生に引率されて天神川を掃除したり、魚をペットボトルに入れたりしていました。そういう雰囲気が、ここ数年天神川で盛り上がってきたのでしょうね。
 左から三枚目の、桜樹から直接生えている蕾が気になりました。オブジェ寸前の危なさがよかったです。

天神川沿いの花々

天神川柳桜2008IXY-28
天神川柳桜2008IXY-27
天神川柳桜2008IXY-29

 この三枚の花写真は、私が格別に惹きつけられたわけでもないのです。
 ただ、日頃はこのあたりをひっきりなしに歩くのに、花々があるとは気付かなかったわけです。この写真をみて、初めて天神川界隈の人は、そこここで花を育てているのだなぁ、という感慨にうたれたわけです。

 ともかく、今年平成20(2008)年の春、天神川柳桜を写し終えたことに満足しています。来年こそは、我が手でと気持は昂ぶりますが、元気になれば、やれ滋賀県の湖北の桜、奈良県の早朝石舞台桜、~吉野桜と欲張ってぇ(笑)。
 今回の成果は大覚寺裏や広沢池で、他人(局長)の目を通して新たな発見(オブジェ)を得たこと。そして天神川柳桜において、私の目を超えた「小野道風柳桜」を得たこと。実によい、桜の終わりでありました。
 春も桜良ければ総てよし。大いに、満足。

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2008年4月10日 (木)

大覚寺裏と広沢池の桜:20080405:桜変じてオブジェとなる

承前:大沢池(大覚寺)の桜:20070403

写真:桜写しの広沢池
撮影:局長2008

Aya2008x2_06

事の起こり
 先週の土曜日でしたか、午前中にオリエンテーション最後の責務が終わり、持参のお握り一つとシジミの味噌汁をいただいて、研究室で横臥していました。お握りは二つあったのですが、なにかしら二つ目は食べられなくてそのまま「満腹」とつぶやいて目を閉じました。
 しかし、横になると、今春も昨年と同じく、思うように桜を撮れなかったことの悔恨が胸に突き上げて、「ああ」とため息が何度もでてきたのです。
 眼裏には大覚寺や大沢池の桜が一杯に拡がり、桜吹雪に洗われた鏡面のような池の面(おもて)が次々とわきあがってくるのでした。
 それは苦痛でもありました。
 感性ゆたかに育った者の宿命taurusでもありましょうが、「桜スナイパーの誇りと苦痛」とに身を嘖(さいな)まされて、横臥していることが出来なくなったのです。

 ところが天啓に近いと申せましょうか、ふとJo爺の昨年の言葉が耳にこだましたのです。「来年は、舎人たちにあちこちカメラ持たせて、Mu皇帝はそれを選ぶだけにしたら、楽になるでしょう」と。
 昨年同じ頃、今は卒業した当時の副長2007に、大沢池、広沢池の一切合切を写してもらったことを思い出したのです。「桜絵」として、私にとって記念すべき作品が残りました。

 で、舎人?
 おお、舎人(とねり)はおりませんが研究室の近くには葛野図書倶楽部2001の屯所があったのです。土曜の昼下がり、誰もおらぬだろうと思いつつ、ドアをあけて廊下の奥を眺めてみました。電気が点いていました。
 部屋には珍しく上級生全員が揃っておりました。様子を聞くと、一人は就活、一人は所用で直ぐに帰るとのことでした。残った二人は局長2008、経理局長2008になりました。

  Mu 「どうだい、お握りがあるが、いらんかね?」
  経理「さっき昼食をすませました」
  局長「うぅ~」と、考える素振り。
  Mu 「うん?」
  局長「では、いただきます」

 食べ終わった頃を見透かして、チョコ一枚を経理局長に手渡しながら、二人に「お腹もふくれたことでしょう。桜でも観に行きましょう。私はそのまま帰還するが、帰りに葛野で降ろすよ」。というわけで、交渉成立。どさくさに紛れてカメラを局長に持たせてしまいました。aries

 桜を撮るのも選別するのも、それはそれは心身にキツイところがあって、この10日間、少し手を染めるだけでますます杖に過重がかかる日々だったのです。こんな時、桜撮影助手がいる環境に、私はにんまり笑ったのでした。

 幾つかの写真を掲載しました。今春の大覚寺裏桜、広沢池桜2008として、ご賞味ください。
 なお、局長撮影の物には、トンデモないオブジェが7割写っていて、その中からも数枚選び最後にまとめました。桜を写して欲しいという依頼もどこ吹く風、好きなオブジェにカメラを向けて、気軽にシャッターを押していました。携帯カメラ以外は触ったことが無いようですが、人には個性がありますね、初心にして写すものがこれなんだから。capricornus
 局長2008が延々と桜を撮影している途中、ふと経理局長と話すと「センセ、局長ね、桜は写さずに松ぼっくりとか、変な物が一杯カメラにはいっていましたよ」と言われてびっくりしたのです。木幡に帰って全部見て、やはり驚きましたなぁ。

 長い長い前振りとなってしまいました。それではどうぞ。

大覚寺裏の桜

大覚寺裏桜2008X2_90
大覚寺裏桜2008X2_97

 桜の名勝として大覚寺(嵯峨御所)や境内の大沢池(大澤池)はつとに有名な桜スポットです。毎年訪れますし、桜以外の季節にもぶらぶらと散歩代わりに出向くところです。しかし肝心要の桜季節に身動きできず、今年は車で通過できる大覚寺の裏に回りました。
 というのも、大覚寺駐車場からは桜が見えず、そこから境内や大沢池までは百メートルもあるのです。随身の舎人二人に任せればよいわけですが、なにもない車中で一時間横臥して待つほどには気長ではありません。それで、何かあるかも知れないと思い、大覚寺の裏に回って、局長に撮ってもらったのです。その間、私は車中から外の桜を眺めておりました。


大覚寺の裏(京都府京都市右京区北嵯峨北ノ段町)

広沢池の西畔にて、広沢池桜2008

広沢池桜2008IXY-07
広沢池桜2008IXY-13
広沢池桜2008IXY-14
広沢池畔西方浄土IXY-10

 広沢池に着いたとき、経理局長の言葉が耳を離れませんでした。
 「松ぼっくり?」「変な物ばかり?」
 もしも桜が一枚も無かったなら、どうしよう、来年まで広沢池桜を見られない! 
 この恐怖は顔には出しませんでしたが、強烈でした。倶楽部員達への信頼は海よりも深いのですが、取り違いと言うこともあり、また歴代隊員の風変わりさは葛野の外に出しても恥ずかしくない(?)ほどのものなのです。人によっては、桜=オブジェ、という語彙構造になっているかも知れません。

 私は慌てて鞄から小型カメラをとりだして、RSの総ての窓を全開にして、見晴らしの良い広沢池周辺を車中から撮りだしたのでした。これは、何事に於いても、第二第三の手を尽くすという、生きるための、身に染みついた必須の戦術だったのです。
 私が写したこの四枚のうち、柳の良さには再度喜色をあらためました。桜に気を取られがちですが、この季節の柳は伏見港ばかりではなく、爽やかですね。広沢池にも柳桜をこきまぜた風情があったのです。
 さらに帰る頃に写した西方浄土の風景は、タイムマシンそのものでした。そこを自転車で走る子らが小学生の「ぼく」であり、「ぼくの友達」だったのです。


広沢池の西畔(京都府京都市右京区嵯峨広沢町)

オブジェ・ギャラリー(変な物写真展。MuBlog造語では「変物」)

大覚寺裏・変物X2_89
広沢池・変物X2_99
広沢池・変物X2_05

 局長2008が、知らない間に、桜以外に写したもののうち、この三枚は格別に私の気を惹いたものでした。他に壊れた自転車、松ぼっくり、野にさく花、まったく見当もつかない「何物」か、多数ありましたが、それらは私からすれば異次元、異世界のものでした。ぎりぎり、この三枚は私の感性に合致し、しかも気に入った写真なので、長くMuBlog に記録することにしたのです。
 今年の広沢桜は、巻頭の局長撮影桜と、このオブジェとで無事完了しました。

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2008年4月 8日 (火)

東寺の桜:20080404:東寺桜あるいは『京都ミステリーツアー/ルナ企画』

承前:東寺←(桜ではありません)

桜{木幡、伏見港}2008と東寺南大門

木幡桜2008X2-40:満開
伏見港2008X2-43:酒蔵+桜+柳
東寺2008X2-80:東寺の南大門

 先週の末でしたか、すでに歩行がしんどくなっておりました。仕方ないので、RSを巨大なサイボーグ足と見なして葛野へ行ったのです。途中、車窓に現れる桜を、停車して、車窓から写しました。
 左が木幡の桜・車窓から、中が伏見港の柳と桜・車窓から、右が東寺南大門、九条通りの南から道を挟んで車窓から写しました。
 2008年4月4日の朝桜たちでした。
 しかし東寺にまで来たとき、九条大宮の角からは塀の中に桜が見えたのですが、南大門からは全く見えなかったのです。

東寺宝蔵前の桜と柳

東寺桜2008X2-56:東寺桜満開
東寺桜2008X2-59:東寺桜と柳
東寺桜2008X2-63:宝蔵前の桜と柳

 なにか心ときめくものがあり、朝方で時間もあったので駐車場に入りました。広い駐車場が東寺の北にあって、600円前払いでしたが、駐車場に入った途端に桜が一杯ひろがり、満足でした。
 拝観料窓口の直近に車を停めて、窓を全部あけて車内から写しました。一カ所だけ杖突ながら柵に近付き、柵の間にカメラをいれて内部を写しました。
 それ以上には杖突が無理だったので、拝観することはやめました。だから、この桜は外からの無料拝観物です。

 東寺の柳も生き生きとしておりました。
 後日エレベータの中で先輩教授にお会いしたとき、柳が夏の植物になったのは、西行さんからとうかがいました。もともとは春の柳だったそうです。ところがお話を伺いながら、鎮痛剤で麻痺した頭は旧暦と新暦とがごっちゃになり、わけがわからないまま戸がひらいたので、「ありがとう御座います」と頭を下げて外にでました。

さすがわ、東寺の桜は背が高いです

東寺桜2008X2-66:五重塔と塔桜(仮名)
東寺桜2008X2-60:桜+甍

 いつも眺める佐野藤右衛門さん宅の桜も長身なのですが、東寺の桜はおどろくほど空に高く伸びています。柴本幸(由布姫)さん以上にあるなぁ、とファインダーを覗きながら独り言をつぶやいておりました。一瞬、「東寺の塔桜」と頭に浮かんだのです。こちらの五重塔も奈良の興福寺並に長身で有名ですからね。
 と、話が逆でした。今、事典で見てみると55m級で、日本一! でした。高いはずです。見かけ上、その五重塔に匹敵する長身の桜でありました(嘘ですよ)。

附録
 東寺の五重塔は毎週車窓から眺めているのですが、見るたびに心がぞわぞわするのです。今朝、この記事を書きながら、思い浮かぶことがあったので、ネットで探してみました。
 インターネットは怖いものですね(笑)。謎が解けました。私は、30年も昔にも、五重塔が好きだったのです。

 「京都ミステリツアー

 ついでに這い蹲って木幡研の机下を捜してみたら、ありました、私にとって「一級のレア」ものが出てきたのです。解説や回顧録はよしにします。ただただ、往時を偲ぶばかりです。

Kyomisuluna

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2008年4月 3日 (木)

葛野の桜:20080403

葛野桜2008:枝垂れ桜・築山と滝

葛野桜2008DCR-PC110/04:枝垂れ桜・築山と滝
葛野桜2008DCR-PC110/04:ピンクの枝垂れ桜
 昨日の入学式のおり、学園長の祝辞に「築山の枝垂れ桜」という言葉があった。
 はっとした。桜狂に外ばかり目が向いていた。
 葛野のキャンパスに可憐といえるほど、静かに、桃色の枝垂れ桜があったことを思い出した。
 バルコニーに出たがIXYでは画面が小さくなる。望遠はSONYのビデオしか持っていないが、今朝も歩きにくく、撮す気がなく木幡に置いてきた。
 戻って部屋を見回したら、10年ほど昔のSONYビデオがあった。スチルが、1MPもあるかどうかの代物だった。
 よろよろとビデオを抱え、またバルコニーに出た。

 腕のせいか、機材のせいか、満足するできばえではなかったが、記録としてメモしておこう。つまり、暖かい春ならば、ピンクの葛野枝垂れ桜は、4月3日にこのくらい開花しているという、そういうことだ。

 ところで、葛野築山の滝と桜とは、よい御題なのだから、また来年時期を見計らって佳い写真を撮ってみよう。
 こうして、幾とせ幾とせ、来年から今年を引き寄せるような気分で、生きてきたのだなぁ~taurus

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2008年4月 2日 (水)

天神川と葛野の桜:20080402

承前:天神川五条下がるの桜:20070404

 今朝は、実は杖をついて大学にでてきたのです(笑)。倶楽部の卒業生達が2月の新誠会(鳥せい)で贈ってくれた杖です。嘘っぽく義理で突いてきたのじゃなくて、本当に足腰が昨日の嵐山寒風で、変調を来していたのです。
 ですから、天神川の桜を撮る予定はまるっきりなくて、自慢のSONYビデオも重いので木幡に置いてきました。
 しかし天神川の桜。
 五条通りの北はまだまだですが、南は3月から咲いていましたから、今をおいてない、また来年まで見られない、という熱い思いに突き動かされて、やってきました。カバンにはちっこいポケットカメラ(キャノンIXY)がいつも入っているのです。

天神川桜2008:五条南

天神川桜2008IXY4093:五条南
 長くこの界隈に通っているのですが、天神川の桜に目を見開いたのはまだ数年前。まして、五条通りを挟んで南と北では開花時期が一週間も異なることに気づいたのは、やっと昨年あたりだったのです。
 北のマンションに住んでいた卒業生の話では、北の桜樹一本だけは、とんでもない時期、つまり3月中旬には花を咲かせるそうですが、それはまだ見ておりません。
 で、話は逆なのです。
 五条通りの南側は三月下旬には開花しだします。ですから、今頃は満開と言ってよいでしょう。今日は杖突なので一枚しか掲載できませんが、桜並木もトンネル状態ですね。

天神川桜2008:五条北

天神川桜2008IXY4099:五条北
 好みと言えばこの、五条通り北側の天神川桜なのです。途中の高架橋の上から、展望がきくのです。北山まで視界に入りますから、私のような「風景、全景」好きにはたまらなく美しく見えるわけです。
 上方から写すと、まるで桜海ですね。
 しかし今朝の午前七時過ぎには、咲き初め。まだまだでしょう。
 明日元気なら、責務終えた午後にでも、再度写してみるつもりですが、予定は未定にして確定にあらず。来年になるかもしれません。今朝はようよう一枚を掲載できました。
 この写真は、空の色で選びました。私は、空が好きなようです。

葛野桜2008:入学式早朝の正門

葛野桜2008IXY4103:入学式早朝の正門
 入学式の情景ですね。
 桜と日の丸。
 ……
 ……
 桜はもちろんですが、私は日の丸が好きです。その事情や理由をこれまで言葉にした記憶はありません。
 母が、父の不在の折、なけなしのお金を使って、日の丸を大丸百貨店まで「ぼく」と一緒に買いに行きました。
 それを祝祭日に玄関先で飾っていた記憶があります。「ぼく」が小学生のころです。
 そういう記憶が、日の丸を好む一因かもしれません。
 母も父も「ぼく」も、ごく普通の庶民でした。
 庶民とは、そうであると思っています。
 さて、入学式。
 入学式が春であることに喜びを味わいます。理由の一つは、桜が咲くからでしょう。

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2008年4月 1日 (火)

嵐山の桜:20080401

→動画:嵐山の桜2008:平成20年4月1日早朝 mp4(約15MB)
Arasiyamatitle_2 平成20年の4月1日、気持ちよく午前4時起床。気分がよかったので6時過ぎに宇治木幡をRSで出発し、7時前後に嵐山の阪急嵐山駅近くに停めました。ちなみに帰路時、駐車料金は100円だったのです。数日前の嵯峨駅裏の駐車場(トロッコ)は1500円も支払いまして、いささか気持ちが悪かったのですが、今朝はさい先がよかったです。人影は、通勤客が阪急駅にむかってぽつぽつ程度でした。すぐの嵐山公園(含む、中之島公園)は、爺さんが走っている程度、あと酔狂なカメラ男や女が数名いただけでした。勿論、帰る頃には、十名を越えておりました。

嵐山(あらしやま)と言えば渡月橋(とげつきょう)

嵐山桜2008IXY4088:渡月橋
嵐山桜2008Sony086:渡月橋
嵐山桜2008Sony096:葛野堰堤と嵐山
嵐山桜2008Sony097:嵐山の桜

 名称の事ですが、嵐山と書いて「らんざん」と読む人もおります。昔の歌謡曲にありました。実は私も正式な名称はしらないのです。ただ、幼稚園以来、「あらしやま」としか話したことはなかったです。地域の特定も、嵐山公園とは呼びましたが、中之島はうしろに公園とは付けなかったです。むしろ、ずっと東の地域を「東公園」と呼んで怖れていました。
 つまり、学区が嵯峨小学校から松尾の小学校に変わるあたりが東公園だったように思います。
 ついでに、愛宕山はあたごさん、と呼んでおりました。愛宕山と保津峡の間くらいが水尾といいまして、ここからは生徒が嵯峨小学校に通っていた記憶があります。これもミズノオと呼ぶ人がいます。昔の天皇さんにおられます。しかし、私はミズオと呼んでおりました。
 くだくだしい呼称を羅列して、申し訳ないです。
 桜花は、内奥では「サクラハナ」と読んでおりまする(笑)。おうか、が普通でしょうね。

嵐山の枝垂れ桜

嵐山桜2008IXY4082:枝垂れ桜・全景
嵐山桜2008IXY4085:枝垂れ桜と愛宕山と焼きそば
嵐山桜2008IXY4080:朝日に匂う嵐山桜

 身近な所にこんな立派な枝垂れ桜があったのです。勿論知ってはおりましたが、いつからあるのかは覚えておりません。なぜ、ここ数年毎年春になると桜狂になっていたのに、肝心の故郷・嵐山の桜を掲載してこなかったのか? 謎ですねぇ。
 理由は単純です。渡月橋あたりは、春と秋には行かないと、長年心に決めていたのです。その分、初冬の嵐山の夕方などは、人影もなく、よく通っております。
 なんというか、人と車とで身動きがとれなくなるのです。バスが数珠つなぎになって、道路の真ん中でじとーとしているのです。天下の名勝嵐山、とはよく言ったものです。そんなところへ、地場の者がわざわざ行く気にはなりません、でしょう?
 今朝の実験では、早朝8時前ころなら、まだバスも自動車もあまり居ませんでした。人影もまばらでしたね。観光地は、平日の朝夕にかぎります。

中之島公園

嵐山桜2008Sony094:桜アップ
嵐山桜2008IXY4073:中之島公園
 最後になりましたが、嵐山桜2008の四月一日現在は、まだ咲き初めと言ってもよいでしょう。今週末から、咲き誇ると想像しています。渡月橋でビデオを撮っているときは、風で身体がゆれて、その上今朝はとても寒かったです。もう少したてば、公園も満開、山々もさらに桜桜になることでしょう。

嵐山の地図

(京都府京都市右京区嵯峨中ノ島町)

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2008年3月30日 (日)

佐野藤右衛門邸の桜:20080330

承前:佐野藤右衛門邸の桜:20070330

動画:佐野邸の桜:平成20年3月30日mp4 (約8MB)
Sanosakura2008 平成20年3月30日の午後、嵯峨野広沢池近くの佐野藤右衛門邸は雨でした。今年は撮影助手兼女優三名を引き連れて、大規模な撮影に入ろうとしましたが、生憎の雨で思うに任せず、難儀しました。
 しかし佐野邸の桜は例年になく、淡々と艶っぽく、三月中に見ることの幸を味わい、安堵しました。数日前に通り過ぎた折には、まだ一本、二本が咲き初めで、「まだだな」と思ったところなのです。これが四月に入りますと、満開爛熟となり、それはそれでよろしいわけですが、私はこの、「これからだな」という時分が一番好ましく思うわけです。
 毎年同じ場所の同じ桜を撮影しだして数年になります。写真やビデオの腕は全く上達せず、これも下手の横好きと得心しております。
 なにか一区切りが付くわけですね。私の場合だと、さあ、いよいよ新学期、と思うわけです。まことに、この国で「桜」というのは、人の心に変化をもたらす美しい花だと、いよいよ深く感心するこのごろです。

携帯のカメラでもほどほどに写るようです

佐野桜2008Aquos03
佐野桜2008Aquos02
佐野桜2008Aquos01

キャノンのIXY(4MP)は、周辺が微妙に曲がります

佐野桜2008Ixy4067
佐野桜2008Ixy4066
佐野桜2008Ixy4062
佐野桜2008Ixy4059
佐野桜2008Ixy4056

SONYのビデオカメラDCR-SR100同静止画(3MP)

佐野桜2008Sony070
佐野桜2008Sony073
佐野桜2008Sony065
佐野桜2008Sony064

 以上3種類のカメラで佐野桜2008を取り終えました。助手たちの話が耳に入ったのですが、携帯のカメラでは「美白モード」というのがあるようです。私のには付いておりませんが?
 三番隊長2003が、ことあるごとに「跳んでみぃ」と連発しながら、美白写真をお互いに撮っておりました。流行語「跳んでみぃ」はKYに属する用語なので、説明も意見も差し挟みません。

 3種類のカメラとは申しましたが、いわゆる一眼レフのレンズがしっかりしたカメラとは、素人ながら、申せません。SONYのビデオはビデオとしては充分満足しているのですが、静止画はなんとなく違和感が残りました。携帯Aquosは、これまで色が滲んで困ったのですが、空をとるとなんとかいけそうです。IXYは長年愛用しております。

 さて、携帯Aquosでは「佐野桜2008Aquos01」が気に入りました。
 キャノンのIXYでは「佐野桜2008Ixy4066」が最良といたしましても、やはり「佐野桜2008Ixy4067」も棄てがたいですね。
 SONYのDCR-SR100スチルモードでは「佐野桜2008Sony064」でした。
 皆さんはどうでしょうか(笑)

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2008年3月29日 (土)

木幡桜2008

平成二十年の春三月。
木幡の桜2008 土曜の午後に携帯電話機カメラで写す

木幡桜2008-1
木幡桜2008-2
木幡桜2008-3
木幡桜2008-4

 また木幡の里に桜が咲いた。この地に移り住んで30年近くは経とうとしている。よく覚えてはいない。そのころから植樹は為されていたはずだが、木幡の桜を桜花と認識しだしたのは、まだ十数年くらいしか経っていない。

 妙に忙しない半生だった。
 というよりも、幾分神経質な質だから、仕事や家のことや、生きることで気持が一杯になり、花が咲いても気がつかず、おちついて食事をすることもなく、花を探して遠出することもなく、毎日あわただしく生きてきて、花を眼前に見ても、それは花だと意識が注がれなかった。
 歌(和歌)のない生活とは、そういうことなのだろう。

 近くの人以外、木幡の桜を観るひともいないだろうし。古都京都・宇治の由緒ある桜でもない。毎年せっせと木幡桜をMuBlogに掲載するのが気恥ずかしいくらい、普通の桜、下手な写真なのだ。これが、やれ祇園のとか、大覚寺の、御室のとかタイトルが付けば気にする人もおるだろうが。

 とは言っても、桜は桜。
 空は青くもあり、雲がかかれば春独特のもやもやとした、洗わないときの故愛描「またりん翁」の毛色に似ている。
 世の中の誰ぞみるらん、さくらはな~

 ところで、試しにGoogleで「木幡 桜」を見た。桜は一般用語だが、「木幡」は特殊用語のようだ。242000のヒット母数があった。順位は1と2位だった。

 1/242000 MuBlog: 木幡桜:20070406
 2/242000 MuBlog: 0504061・早朝の木幡桜

 上記の1位は、KGR指標が、0.41kgr(080329){木幡、桜}、となる。MuBlogは、こと桜に関して、よほどGoogleと相性が良いのだろう。指標が1を切る場合は、通常のヒットとは言えない。

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2008年3月28日 (金)

博物館・明治村の桜2008

 今朝(2008/03/28金)、愛知県犬山市の博物館明治村へでかけました。
 授業の一環として、ぜひ見ておきたかったのです。
 この「明治村」を再確認することで、未来の図書館を設計したり(情報図書館学)、建物や関係資料を分類、目録化したり(資料組織Ⅰ・Ⅱ)、あるいは「明治村」についての徹底的なレファレンス・ツール(情報サービス)を作ることができます。また、これからの生涯学習(生涯学習概論)について有益な知見を得ることもできます。

 今日の結果は、今後MuBlogにまとめたり、あるいは、葛野図書倶楽部2001機関誌「Truth」に、倶楽部員達が様々な視点から記事を書くことになっています。
 今回の研修旅行は、倶楽部員達の話し合いと事前調査と、丁寧な栞作成と、後日の「Truth発表」からなっています。参加した青年達にとって、よい記憶が残ることを願っています。

 明治村に到着すると、桜が咲いていました。

八雲と呉服座からみたシダレザクラ

八雲と呉服座からみたシダレザクラ
 西の山にシダレザクラが見えました。丁度小泉八雲が避暑に使ったという駄菓子屋と、大阪の呉服座(くれはざ)の間から、西山を眺めた写真です。全山桜花ではないのですが、明治村の奥深さを知りました。
 明治村は100万平方メートルの敷地の中に67棟の建物があります。そのことだけでも素晴らしいことですが、今日、この桜をながめて、あらためて、地形と樹木の豊かさ、広大な自然庭「苑池(えんち)」の巧みさに感心したのです。
 山にぱっと咲いた桜、明治村だからこそ、その効果は群を抜いていました。

明治村正門のシダレザクラ

明治村正門のシダレザクラ
 桜樹は、たった一本でもさまになるものだ、と思いました。名木と言われる桜には一本立ちが目につきますが、明治村のこの桜も、明治村を代表していると言っても過言ではないでしょう。
 もちろん、桜は春先のほんの少しの期間だけ人の目を惹きつける樹です。しかし、その咲きそめも、満開も、風にさらさらと流され散っていく風情も、日本を代表する「美」です。その精神を、ふと「明治の精神」と、思ったのです。
 明治は近代日本の青年期、「春」でした。
 明治村正門の桜も日本の青年期を表しているのでしょう。

博物館明治村(地図)

(愛知県犬山市字内山)

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