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2008年12月31日 (水)

小説木幡記:2008/12/31(水)大晦日平成20年(2008)

 こうして2008年の12月31日が、ゆるゆると過ぎていきます。木幡研にはマタリン翁の遺影と金魚君がいるだけで、無人です。ぼんやりしています。至福の時間です。

 電話もない、手紙もない、メールも来ない。来客など十年来ない、この静謐な木幡研にも、大晦日は訪れるわけです。年越しの神に「ありがとう」と、語りかけながら、今年最後の「小説木幡記」を記しておきましょう。

1.日曜作家 浅茅原竹毘古はいずこに~
 今年(2008)の三月に、定稿『化石の村』を発表して以来、不調でした。筆がすすみませんでした。この十ヶ月かけて新作未公開の『湖底宮』を、原稿用紙でやっと150枚書いた程度でした。別サイトの「小説工房」は閑古鳥が鳴いておりました。平日作家なら、おそらく首をくくる羽目になっていたことでしょう。まだ、毎日美味しい物をたべて、よく眠られるのは、日曜作家だからこその幸せと、痛感しました。

 まだまだ気力はあるので、書けない理由は文学的には明確ではないのですが、他の要素が入り込んできて、そちらに全身全霊が向いてしまったと、言えるでしょう(笑)。人は、文学・小説だけで生きているわけではないと、この年令になって気がついたわけです。物分かりの悪い相当なオクテだったと、自覚しました。
 しかし、第四作『湖底宮』はやがて書き起こされるでしょうし、探偵司書小泉佐保シリーズ最終巻「嵯峨野篇」や、別系列の「三輪山幻視」が待っていますので、読者の皆様、ゆるゆるとお待ち下さい。

2.二階建て図書館列車考:鉄道図書館ジオラマ
 こちらはものすごく充実した1年を過ごせました。みずからを「叩きモデラー」と定めたとたんに、解放感につつまれて、日々どんどん作品がしあがって行ったのです。ただし、ジオラマ(レイアウト)の本質的な特性によりすべて普請中なので、読者に「どうだい、すごい完成度だろう。うふふ」と、言えないのも事実ですが。

 いま問題を味わっているのは、「未来の図書館」として、Nゲージ・ジオラマの中で、作成した世界がその対象(オブジェクト)自身のこととして、「わたしは、書庫のある二階建て図書館列車です」とか、「わたしは、図書館列車の中央基地としての、図書館本館です」と、語りかけてこないことです。
 レール幅9mmの極小精密モデルを、技術なく根気ない状態で創作・改造するのは無理だとあきらめています。これを解消する一つの方法は、厖大なMuBlog記事を書き、教室にモデルを運び込み、授業で「未来の図書館列車なのだ!」と話し込むか、大学オープンキャンパスで、もっと充実した「図書館列車運行」を計るしかないようです。

  嵯峨野鉄道図書館ジオラマ
  ○邪馬台国周遊図書館(カテゴリー) 
    最近影も形も見えませんが、すでに邪馬台国三輪山基盤上で列車は走っています。
  ○N2高台の図書館(カテゴリー)
  ○N4島図書館トロッコ列車(カテゴリー)

3.風雪梅安一家
 今年は、Joさんと随分あちこち出掛けた記憶があります。蚕ノ社とか蛇塚。恭仁宮と紫香楽宮。高島市の継体天皇故地とか。肝心のふうてんさんこと「梅安」さんが、いっかな関西に出向いてきません。来年こそは、三人そろい組で、吉野や和歌山に出歩きたいです。

  木嶋神社の三柱鳥居:魔界巡礼秦氏の謎
  私の京都:蛇塚古墳:魔界巡礼秦氏の謎
  恭仁京と紫香楽宮 (0)はじめに
  白髭神社と鴨稲荷山古墳:近江の継体天皇 (0)はじめに  

4.葛野図書倶楽部2001
 今年も充実した一年間でした。
 1月には第八代局長2008が生まれ、同下旬には新任幹部4名と終日の会議を持ち、2007年度の「共同演習」の栄光と悲惨さを、徹底的に語ってもらいました。演習は3~4ヶ月かかる長丁場で、見知らぬ学生5~6名のプロジェクトとして、そりゃ、端からみている顧問でさえ、涙無しにはかたれないほどの苦痛の日々なのです。それを乗り切った幹部達は、よい記録を残してくれました。結果は経理局長2008が鋭い筆のノリでまとめあげ、無事機関誌Truth23号に掲載され、好評をえました。
 ひと言で言うと、主に局長の意見から抽出した「可変・スケジュール管理」でしょうか。徹底的に可変的な予定を組み、それを毎週定時にメンバー全員でチェックする方法でした。フィードバック、フィードフォワードが有効だった事例です。
 
 機関誌Truthについては、今年は編集長・副長2008を中心に、局長2008と私とで息の切れるような編集会議を繰り返しました。このことで、メンバー全員の筆力も強くなり、また機関誌の毎号の特性も顕著になったと、安心できました。それにつけても、これまでも、これからも副長職は本当に縁の下の力持ちだと、涙無しでは語れません。この年末ギリギリまで、卒論締切を抱え込んだ副長と、若い副長補佐は原稿の整理に没頭したようです。昨夜届いた年内最後の原稿チェックを私が送り返したのは今日の昼のことでした。

 3月には「明治村紀行」、8月にはオープンキャンパス(経理局長の仕切)、そして「Asuka2008 (飛鳥)」、11月には授業支援「生涯学習」(一番隊長がまとめ役)と、例年になく充実しかつ忙しい一年間でした。夏期には3人の新人もむかえ、いろいろな役割を果たしてもらいました。彼女らを含めた今の三年生や二年生が、2009年の主役になっていくわけですaries

 年末に私と、副長、書記局長、経理局長の四人で昼食に「牛タン塩焼き」を食べに行きました。その時、書記局長がいつになく食事速度が遅く「嫌いなのかな?」と一瞬思ったのですが、あとで皆や本人に聞くと「とんでもない!」、牛タンの味わいを、まるで京都の4年間や倶楽部の総決算のように、じっくりじっくり心の底まで噛みしめ味わっていたようでした。その話に、顧問は深く感動したわけです。

  博物館・明治村研修旅行HMK2008
  OC2008:葛野のオープンキャンパス
  飛鳥は石舞台が一番人気でした:Asuka2008研修旅行
  ○葛野図書倶楽部2001(カテゴリー)

5.葛野のこと
 2008年も一年間、無事過ごせました。夏期には「日本の美術史/保田與重郎」も書き上げ、2009年夏には「芭蕉」に取りかかる手筈となっています。
 しかしながら大学全体が変革の時期ですから、研究教育も手薄になりがちな重い会議が日常的にありました。さまざまな解き得ぬ課題に直面し、汗を流す毎日でした。他方、未来になんら不安を感じておりません。おそらく、脳天気な性格なのだと思いはしますが、それだけではなく、昨今の世間の激変の中で、比較的落ち着いた校風の、安定した歴史の中で、大学の核というものが見えてきたからです。前衛的な教授連も、古典的な教授連も、それぞれに所をえて、大学の時代を乗り切っていく「心」があると、確信できたのです。そのことで、誰かと盟友になったわけでもなく、誰かと激論を交わしたわけではないのです。ただ、はっきりと道が見えてきた大晦日でした。

 今年度までですから、2009年の3月になるのですが、二期4年間つとめた図書館長職を既定により免ぜられる事になりました。葛野キャンパスに鉄路を敷いて、葛野鉄道図書館を作る意図taurusは達成できませんでしたが、いろいろな支援もあって、図書館が細かな所で変わってきました。次年度はさらに変化していくことでしょう。図書館長ががなりたてるよりも、事務司書の人や図書館好きの教授の発言が、変化を促したと、痛切に味わいました。自分の意見よりも、他人の意見を大切にする、こういうことを肌理で味わえたのが、この4年間の任期の幸でした。

  ○小説葛野記(カテゴリー)

6.MuBlog2009年にむけて
 来年も、さっそく4日から「NHK天地人」が、あたかも御用達記事のように連載される予定です。NHKとの係累縁戚関係は全くないのですが、世間との窓口は友人知人たちのblogと、NHK大河ドラマしかないのが現状です。書かざるをえないでしょう(笑)。
 もう少し、「卑弥呼の墓」シリーズとか、「読書余香」シリーズを充実させる予定です。が、しかし、しばらくは鉄道図書館シリーズが幅をきかせ、やがて自作PCや桜シリーズ、ついには「少年司書ロボ」シリーズも、再開されることでしょう。
 まことにMuBlogは百花繚乱、ついには混沌世界に突入するような、よい予感がしております。

 2008年の読者諸氏、さようなら。
 再見。
 2009年の読者諸氏、よろしく。

浅茅原竹毘古 識ならびに璽(通称、MuBlogのMu)  

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2008年12月30日 (火)

小説木幡記:2008/12/30(火)また昏き湖北の温泉:紅鮎

承前:紅鮎(べにあゆ)の鴨すき鍋と露天風呂

たつぷりと真水を抱きてしづもれる昏(くら)き器を近江と言へり/河野裕子
Mubimg_4889
 
冬のアルバム
Beniayuout

紅鮎温泉

(滋賀県東浅井郡湖北町大字尾上)

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葛野司書・共同演習 2008年後期:情報サービス、資料組織Ⅰ

承前:葛野司書・共同演習 2008年前期

 2008年12月18日に、「情報サービス」及び「資料組織Ⅰ」の作品(7月からの共同演習)が提出されました。

1.情報サービス 2008年後期:専門主題・レファレンスツールの作成
Johout

 助勤(授業支援) 清水副長2008、山村局長2008

  ・1班  「祇園祭」
  ・2班  「国宝の日本刀」
  ・3班  「戊辰戦争-始まりと終わり-」
  ・4班  「源氏物語の髪」
  ・5班  「きかんしゃトーマス」
  ・6班  「三貴子:日本神話(天照・月読・須佐之男)」
  ・7班  「アジアのオリンピックのトラック競技」
  ・8班  「高校野球」

2.資料組織1・分類表 2008年後期 専門主題・分類表の作成
Si1out

 助勤 佐竹経理局長2008、近藤書記局長2008

  1班  「東寺の仏像」
  2班  「ピアノに関する図書の分類」
  3班  「市販風邪薬の分類」
  4班  「京極夏彦の『百鬼夜行シリーズ』を分類する」
  5班  「エジプトのピラミッド」
  6班  「昆虫に関する本の分類」
  7班  「バラの分類」
  8班  「きのこたちの下克上」
  9班  「虎屋の生菓子図鑑」
  10班  「マザーグース」

 というわけでした。12月末には各作品の評価がでて順位も決定していますが、その上位をMuBlogで講評するのは2009年の一月下旬に、2008年総集編として投稿予定です。
 今メモできることは、情報サービス(レファレンス・ツール作成)が接戦で、助勤二人も分析評価に汗を流しました。もちろん私もです。受講学生(各班の副班長8名)による「学生評価」とは結果的に大きな違いは出ませんでしたが、上位4作品の順位は最後まで、誰にも分かりませんでした。
 資料組織Ⅰ(主題分析・分類表作成)は、経験者の多い3・4年生班がそつなく仕上げましたが、経験不足の2年生班員が多い所は苦労した様子です。学生評価(副班長10名)の低かった作品が、助勤と私の高得点で上位に上がりました。

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2008年12月29日 (月)

高台の図書館:鉄道図書館(5)塗装と色粉(パウダー)

承前:高台の図書館:鉄道図書館(4)下塗り(アクリル・クリア)

5-1:塗装の準備
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No.05-01:塗色:ココアブラウン
No.05-02:ココア色の高台図書館
No.05-03:ライトグリーンと焦げ茶色

 ↑ひとけのない葛野の屯所を借り切って、模型工作の舞台としました。2008年師走も押し迫ったある日の夕方。暖房機が故障していて、室温は13度Cでしたが、厚く着込んでいたので気にならなかったのです。今回は、アクリル塗料(つまり、水溶性樹脂塗料)だけで、高台の図書館を色っぽくする工作でした。

 「高台の図書館」は先回記事のようにツヤ消しのクリア塗料で下地を作っています。私の工作体験で、下塗りという丁寧な作業はジオラマ製作が始めてでした。鉄道図書館列車ジオラマを作りだしてからは、主にウェザリング(古風、古色)のために透明塗料を後で上塗りし、ツヤ消しをした経験もつきました。

 机上には、あり合わせのアクリル塗料や刷毛やパレット代わりの容器、大量の水が並んでいます。最初は、地色を作るために、ココアブラウン、ライトグリーン、焦げ茶色の三色を用意しました。後で、大階段を白くするジェッソも用意しました。ジエッソは下塗り塗料なのですが、白がなかったので使うことにしたのです。

 ジェッソで大騒ぎしたのは、2008年の3月頃だったので、それからさわりもしなかった容器の蓋が絶望的に引っ付いてなかなか開きませんでした。どうしたかというと、丸い容器を横にして、蓋の周りを金槌で何度もたたき、隙間にラジオペンチをねじ込んで、こじり開けました。工作って、時々こういう無理難題を解決するノウハウが必要になるものです。

 なおこの写真にある殆どのものは100円ショップと、近所のホームセンターで入手したものです。ただし、ジェッソとチューブ入りのアクリル塗料は、工作不慣れなおりに画材屋(京都河原町と新京極の間のビル)で買いました。一般に塗料はホームセンターの方が安価に思えましたが、家屋用なので繊細さでは落ちるかもしれません。しかし、コンセプト重視の手早い「叩きモデラー」としては、色は、付けばよろしいわけです(笑)。

5-2:地面色
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No.05-04:塗装中「高台の図書館」(1)
No.05-05:塗装中「高台の図書館」(2)
No.05-06:塗装中「高台の図書館」(3)

 ↑一年前には、ジオラマに色つけするのが億劫でした。小学校以来美術とかデザインというアート関係のセンスに全く自信がなかったし、誉められたこともなかったです。つまり、突然国体とかオリンピックに出場を強いられたようなプレッシャーがありました。生きてきて、理屈っぽいところは多少ありますが、感覚的な面では、センス無しで生きてきた男にとって、ジオラマの色塗りは逃げ出したくなるような難関門だったわけです。

 しかし、実際にやってみて、「おもしろい」という感想が残りました。わが「二階建て鉄道図書館列車」は売り物でもないし、美を競うジオラマでもないのです。理屈なのです。理屈を具現化するためにモデルを作っているのです。だから色を塗るとは地面を抽象的に表現するだけだと、自分に思いこませました。すると塗装している途中の感想は、まるで身体中に絵の具を塗りたくって、キャンバスの上を転げ回るような気分でした。我ながら、とてもシュールなジオラマができたと、喜びました。
 となると、今回の「高台の図書館」も同じ気分でやればよいという、気楽さがあったのです。

 今回はNHKの趣味悠々(Nゲージ模型)などを見ていて、アクリル塗料はべた塗りよりも、水で薄々にして、流すように塗れば良いと思いました。そして地面の色は明るいという言葉が耳朶に残っていて、ライトグリーン色も使いました。モデルの上部からチョコレート色や、ライトグリーン色を、刷毛で無造作に交互に塗っていきました。薄く流せと思いながらも、最初に塗った上部はなんとなくべた塗りになりました。しかし気にしないで進めました。
 最後に薄暗い部屋では黒にしか見えない焦げ茶色を、本当に水で薄めて、点描する気分でそこここに流しぬりをしたわけです。

5-3:白い大階段と古墳周濠の水色
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No.05-07:ジエッソの白:大階段用
No.05-08:濃緑:池水の色
No.05-09:青:池水の色
No.05-10:池と古墳と高台

 ↑地面色の次には、白い大階段と、古墳の周りにある池の水を塗ることにしました。
 この「高台の図書館」は、意図もしないのにシルクロードの廃墟のイメージがわいてきたので、そこから突然奈良県明日香の酒船石遺跡に飛び、石の階段を造り込んだわけです。その石材の色は、こり出せばきりがないわけですが、一応白にしました。てごろな白がなかったので、ジエッソ(洋画の下塗り剤)を使いました。

 次に水の色ですが、これは本当は実に難しいことのようです。池の色などを見ていても太陽光で変化しますし、子どもの頃の「水は水色」とはまったく異なる色調です。ですから、いろいろな模型雑誌を眺めていて記憶に残った方法をとることにしました。まず、池の深い所は濃緑がよいと覚えていたので、チューブごと濃緑アクリルをたらたらと絞り出し、刷毛でごにょごにょと塗りました。次に、やはり水だから「水色というコード」の助けを得るために、色鮮やかな青色アクリル塗料を、濃緑との境をボカシながら流し込みました。最後に、ジエッソの白で全体の境界をボカシ塗りしたわけです。
 と書くと高度なことをやっているように見えるかも知れませんが、実際は濃緑と青色はべた塗りで、水をたっぷり含んだ刷毛でジエッソを叩き塗りしただけです。そう、歯ブラシ刷毛を使いました。

5-4:前方後円墳に色粉(パウダー)をまく
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No.05-11:逆さボンド
No.05-12:ボンド水溶液
No.05-13:色粉まき(パウダー)
No.05-14:小石のトッピング

 ↑普通のジオラマですと、塗装したあと樹木を植えたり、大量の色粉を地面にまいて自然感を出すわけです。それは以前に嵯峨野鉄道図書館ジオラマ(色粉編)で経験しました。しかし今回は、全体が白亜の大階段様式なので、色粉は前方後円墳公園部分だけに済ませました。

 色粉(パウダー)と言えば定着させるためにボンド水溶液を常用します。これは白濁液体ですが、乾燥後は透明になる便利な工法です。小写真は半年か1年前の古いボンドを、長期間屯所で逆さ置きしていたものです。屯所にきた学生達に、この逆さボンドの意味がわかったでしょうか(笑)。
 半年以上経過した残り少ないボンドでも、逆さ置きしていたことで、すぐに水霧吹き容器に流すことが出来ました。いやはや、半年1年先まで見通す、ものすごく気の長い遠謀深慮の結果です。

 模型屋で入手したパウダーには茶色や緑や黄色のものがあって、半乾きの塗装面に指で振りまきながら、息で吹き飛ばしていきました。それらしくするだけなので、秘伝のノウハウは知りません。半乾きの状態で振りまいたのが妥当かどうかも分かりません。その後に霧吹きでボンド水溶液を振りまきました。
 総じて「叩きモデラー」らしく、手荒です。繊細さに欠ける方法ですから、真似はなさらないように。要は「それらしくパウダーをまいておけば、それらしくなる」の心です。
 部材箱に小石袋があったので、これも所々にまいておきました。こういうトッピングが後で効果をあらわすこともあり、楽しい工作のひとときです。

5-5:塗装完了:直後と、乾燥後
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No.05-15:塗装完了
No.05-16:乾燥後、古墳色修正

 ↑以上で塗装工事は終わりました。乾燥したものの、古墳があまりにハゲチョロケだったので、濃緑色と明緑色を適当に塗っておきました。
 文章で読むと長いですが、乾燥は別にして、準備してから塗装完了、屯所をかたづけるまで約90分、映画一本の作業時間でした。模型自体の大きさが大体30センチX60センチと小規模ですし、楽しむつもりでぺたぺたと刷毛を動かしていたら、あっというまでした。
 ただし、準備と片付けに合計40分ほどかけたのも事実です。塗料や刷毛を探したり、終わった後はすぐに刷毛を洗ったりと、こういうノウハウは小学校時代の少年化学者を気取っていたころの体験が役に立っていますね。ちなみに化学実験では、薬品を揃えたり、終わった後に試験管やビーカーを水洗いし、乾かす時間が必要だったのです。まるで、料理と一緒です。

5-6:一応の完成
Mub071_2

 さて、次回は周濠(前方後円墳まわりの池)に水を張る、つまり樹脂かセメダインかを流す作業が残っています。その後で、レールを貼り付けます。

高台(4)←続く→高台(6)

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2008年12月24日 (水)

小説木幡記:2008/12/24(水)深夜の島図書館:その惨状

承前:小説木幡記:2008/12/13(土)島図書館と大橋

海側から見た島図書館
Muimg_1909

 昨夕おでんをいただいて冷酒をチョコで2杯飲んだら、全身がかゆくなってねむくなって早々と床に入ってしまった。目覚めると深夜をすぎて、今朝師走24日になっていた。2時間ほどまどろんだようだ。こんなことはよくある。
 それで、眠れたまわぬままに机上右の島図書館を触りだした。

 小一時間触って相当な変更を加え、さっそく過去記事と照合しながら、MuBlogに投稿し出したのだが。なんのことはない、写真では12月13日の記事とほとんど見分けがつかない。事実は相当に異なった仕様になったのだが、外からは見えない。それが現実なのだろう。

 それにしても、惨状と言って良いほどに、雑然としたジオラマである。

図書館島の港駅
 写真左下に、引き込み線3本を束ねた跨線橋(こせんきょう)を設けた。ここは港駅であり、船で図書館島に着いて、すぐに島図書館へ行きたい人は、ここから乗車する。

 お楽しみ写真なので不鮮明だが、左端のホームに停車しているのがトロッコタイプの列車で、純粋の観光運搬用である。酒井5トン機関車(トロッコ牽引用)と、車種不明の13m級あんどん付きの電車が連結している。ディーゼル機関車と電車の連結は現実世界にはなかろうが、この図書館島ではよくあることである(笑)。「あんどん付き」というのは、電車内に「白熱燈のような光」を出すようにしたので、暗くすると江戸時代の行灯(あんどん)がゆるゆると走っているように見える。お楽しみ。

 真ん中のホームには大量乗客用に16m級の電車二台(トミーテックの鉄道コレクション)が連結して待っている。手前が「越後交通モハ1401電車」で、奥が「近江鉄道クハ1202気動車」。両者ともTOMIXの動力台車をセットしてある。

 右側ホームには、蒸気機関車でラッセル車を引っ張るというか、押すようにセットしてある。図書館島に雪が降るかどうかは思案中だが、あってもよかろう。機関車はマイクロエース社の「C62-3函館本線・小樽築港機関区・改良品タイプ」。除雪車はデータが見つからないので不明。

 肝心の移動・図書館列車が明確に出てこないが、これは別途思案中。とりあえずは、港駅から島図書館にたどり着くための鉄道ルートを敷設したということ。どの列車がどのように運行されるのかは未定。さらに、ディーゼル車や電車や蒸気機関車が入り乱れている現状は、いささか現実離れしているので、ここはよく考える所である。狭い島だから発電施設は大げさすぎるが、かといってディーゼルだけにすると、将来に海底トンネルを設置したとき、排気ガス問題があるので、困ったことになる。もちろん、蒸気機関車を走らせるのは相当に無理がある。

港と海
 イメージの中心となる海(写真手前)は港駅の東にある。港はまだ建物がごちゃごちゃしているだけで、まったくイメージが生まれてこない。ここは、もっと後で整理する。もちろん、先回に述べた大鉄橋が湾内にかかる風景は、そのまま活かすつもりである。

島図書館周り
 肝心の島図書館は、山の中腹に建設することにした。今のところ、記号(コード)として図書館ストラクチャがおいてあるだけだが、ここが図書館島の中心となる。記号として処理していくのは、一つ一つに専念すると時間や労力が追いつかないので、たとえば川の色はブルー、図書館はこの建物、と言う風に思考の中で置換して進める方法である。

 ここの駅は、普通の駅にした。写真右中に駅があり、そのホームに、例のモンスター電気機関車EH500(TOMIX製で、2次形・GPS付)が、たった一台の二階建て列車と連結している。貨物車を20両は牽引できる4000kw出力の金太郎に、図書館列車を一台だけ連結するとは、まったく異様な世界であるが、図書館島ではなにが起こっても不思議ではない。

 中央・島図書館地下で、支線が一本でていて、その先(写真右真上)にマイクロエース社の「瀬戸大橋トロッコ号」が停車している。このあたりのデザインは考慮中で、トミーテック「電車庫A2」というストラクチャを、鉄橋の上にセットするつもりもある。ますます異様世界になるが。

東側から見た島図書館
Muimg_1910

 東側からみると、発泡スチロール製のブロックを二つに切って重ねて山にしている様子が良く分かる。ここから自然な山にしていくのは相当な難工事だと予測しているが、なんとか丸め込んでプラスタークロスと石膏で、整形する。

 写真で分かるように、島図書館の地下は空洞で、そこに駅施設を拡張し、駅から島図書館へはエレベータを使う予定である。道路や階段も小さく造り込むかもしれないが、主要な動線は、エレベータによる垂直移動にするつもりだ。

早々と反省点
・図書館島や、島図書館、そして港駅や、島図書館地下の駅。これらの名称が定まっていない。余は普通人故に名前を付けないと、なんとも思考がうまく回らない。

・ディーゼル気動車、電気機関車、蒸気機関車と港駅には三種の動力車がならぶ。これは、統一しないとマンガっぽくなってしまう。いや、マンガならギャグマンガで、徹底的に進める方法もあるが、目的が「島図書館列車モデル」を作ることなのだから、安定した、現実性のある生涯学習ゾーンとして、マンガ性は極力排除したほうがよかろう(笑)

・島とくると海。それなのに、港周りのイメージが雑然としたままで、なかなかまとまらない。

・島図書館を代表する、島図書館トロッコ列車がまだ影も形もみせていない。今のところ、トロッコタイプの牽引車だと、小さなディーゼル機関車が似合うのだが、急坂をうまく走れないので困っている。唯一、TOMIXのED790電気機関車だと急坂急カーブを実にスムーズに無音で走りきるのだが、形態がトロッコとはかけ離れている。
 図書館列車も動力車も、相当な改造をしないと、島図書館には似合わないだろう。困ったことだ。

そんなところだろうか。

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2008年12月23日 (火)

小説葛野記:2008/12/23(火)祝日の情報学・考察

 早朝から葛野で後期演習課題作品の講評を書いていた。意外に手間取り、夕刻になっても仕上がらず、詰めはあと数日かけることに決心し、筆をおいた。

 今日、終わってから考察したのは、「情報サービス」という科目の課題「レファレンス・ツール」の作成についてだった。これは分かりやすく申すなら、特定主題に関するハンドブック(便覧)を作ることに等しい。特に強調している項目は、記事一つ一つに「請求記号」を付けて、また記事間の関係を結びつけるために、別途「アクセスコード」を付けることである。アクセスコードは、請求記号の粒度が細かくなるだけで、そこに手品はない。

 たとえば請求記号が「浅茅原」ならば、アクセスコードはもっと細かな指定ができる「浅茅原・竹毘古」にするということだ。図書ならば、特定図書一冊を「A100」と記号化するなら、その第二章をA100-2とする、その程度のことである。まあ、説明はよかろう。

 問題はアクセスコードの使い方にある。
 現代の一般的なハイパーテキスト(メディア)は、たとえばインターネットの画面上に記事があり、参考になる記事が別途あれば、文中や文末にまとめて、「リンクを張る」。貼った相手は他のblogなどの記事でもあり、音楽や動画でもある。

 その、ハイパーテキスト(ハイパーメディア)におけるリンク相互の関係について、受講生達は悩む。不用意に関係する記事をリンクすると、やまのようになって、しかもそのどのリンクをたどれば、どんな結果が得られるかはなかなか分からない。それを冊子体形式で作成するのだから、一班5名ほどの共同作業で、夏前に班を結成したと言っても、なかなかに汗のでる課題である(笑)。

 今回の成果は、ある班でアクセスコードの使用に制限を設けて、一記事からはせいぜい数点のリンクを張るにとどめ、なおその「意味」を付与した作品が表れたことだ。また、それを補う複雑な「意味関係」を表す索引を作った班があった。そしてまた、別の班では、リンクポイントの前後関係まで記述する班も表れた。すなわち、「この記事の由来コード」、(現コード)、リンク先(アクセスコード)と、由来を作り込んでいる。

 ともかくこのような整備された網状のリンクを、情報学や情報工学の履歴なくして、自ら発案し作成する受講生達を見ていて、なにかしら、心が躍った。人は、考えに考えることにより、ついには個体集合の中で情報学の進化をたどるという、そういう事例に遭遇したわけである。

 余もこのような授業を行う気力はあと数年保てばよいが(笑)、斬新な若い人たちは、次々と生まれてくる脳~。
 余は実に満足である。

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2008年12月16日 (火)

小説木幡記:2008/12/16(火)府県別難民キャンプ

餓死寸前の強盗
 ニュースをぼんやり聞いていたら、30代半ばの青年が、包丁でコンビニ店員を脅したが、逆に強盗で即効逮捕されたよし。
 事情を聞いてみると、数ヶ月前に派遣仕事が無くなり、足を棒にして就職先を探したが、すべて断られた。最近三ヶ月分の家賃滞納督促があり、食べる物もない中、水を飲んで生活していたが、この寒空に家を追い出される恐怖に襲われて、ついには強盗に入ったとのこと。

 心身のハンディがなくても、現代30代半ばの立派な青年が、職を失うと代わりが見つからず、餓死・凍死の恐怖におののく現実を知った。強盗したのは完全に本人の責任だから、刑に服さねばならないが、……。
 社会的な予防策は無かろうかと、ずっと考え込んで夜になった。

お金がないと死ぬ世界
 これまでの社会保証の枠組みは、高齢者とか心身に「働くことができないほどの」ハンディを抱えた人のために、いろいろ工夫されてきた。それらは未だに完全ではなくて、そして年金問題の先行き、生活保護の不備など、余自身が恐怖におののく状態である。

 しかし心身壮健な青年であっても、この現代の社会システムにうまく同調できないと、たちどころに餓死凍死が待っている現実を味わい、気持の底まで冷えてしまった。つまり、就職できないと収入がなくなり、水を飲んで生活し、家を追い出されるという過酷な現実。
 一般に、自給自足の「原始状態で生きる」環境がなく、必ず賃金労働をしないと、生命が保てない社会システムなのだ。要するに貨幣がないと、餓死する。
 以前、「鉄道模型は600円のがあるから、安い」と、余は気安く傲慢に言ったが、この600円ですら働くか、もらうか、拾うか、犯罪しないと入手できない。

難民キャンプと自給自足
 世界には難民キャンプがある。国を追われて仕事もなく、なかなか自活できず、各国の支援で特別な施設がもうけられ、かつかつ暖をとり、眠る場所があり、水や食料や手洗い施設が設けられている。負のイメージが強いが、餓死凍死のたれ死にを避けるため、必要なものである。

 日本は成長し過ぎた。
 もう少し原始状態に戻らざるを得ぬかもしれない。お湯なんか旗日でないと使えないとか、風呂なんか一週間に一回共同浴場とか、三食じゃなくて二食とか。TVは町村内に一台とか。
 余の若年時の昭和30年代と比較しても、現代の家族住まいも独り住まいも、機能的には昔の王侯貴族に近い。

 全員が畑仕事や漁猟や、兎取りで自給自足はむりだと思うが、もう少し工夫して、せめて二食たべて暖をとって、ねぐらがある、その程度のことは全国民に保証できる、新たな社会システムは生まれないものだろうか。

 本当に収入が、年金も生活保護もなくなったなら、余はRSも棄てる、PCも棄てる、もちろんNゲージ鉄道図書館列車も、少年司書ロボも、全部すてる。DVDでLOSTが見られなくなっても、NHK大河ドラマが毎週みられなくなっても、携帯が使えなくても、それでも餓死凍死しかかって、強盗するよりはましだ。
 ただし、本は使用や保存に、水光熱費が個人では不要だから、置いておく。

 京都府も、本気で、そういう最低保障をする、自給自足キャンプを設けることを真剣に考えて欲しい。
 現代の整備された刑務所との違いは、ハローワークや派遣斡旋の支店がそばにあって、常に賃金労働をするための支援がある、ということだな。

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2008年12月15日 (月)

小説木幡記:2008/12/15(月)仲良し幹部や詩心

1.師走なかばの15日
 葛野で今日は午前の仕事が終わって一息入れて、午後は仕事の先取りをしていた。つまりは年間通しての成績管理というわけだ。複雑微妙な評価を導入しているので、今からフォーマットを調えて、前期の結果や、名簿の班単位フラッグを立てないと、来年になってからでは遅すぎる。
 いや、来年でも良いのだが、なにかしら、今年度は落ち着いて仕事をしたいので、早々と始めた。

2.仲の良い倶楽部幹部達
 3/4の上級生が集まっていたので、まず局長に聞いてみた。
 「今年の4人は、仲がよいように思える。いつも寄ってぼそぼそひそひそ、時々奇声をあげて、仲良し感がたっぷりだが、ほんとうなのか?」
 「ええ、まあ、ふふふ」
 次に副長に聞いてみた。
 「ほんとうか?」
 「はい、仲がよいですね」
 最後に書記局長に聞いてみた。
 「君は以前、○ー○を、大量に取られて、腹立てていたんじゃないのか?」
 「あれは、あれはですね、瞬間の怒りにすぎません」
 ……
 来年4月の機関誌「Truth」には、仲の良かった4人組として想い出を書くつもりだが、どうしていつも一緒になって奇声や奇行を見せるのかは、永遠に分からないのだろう。

3.詩心
 日常に飲み込まれそうな日々、帰ると食事してシャワあびて、そのまま寝てしまう日々。朝の早よから起きて葛野に行って珈琲のみながらメルを確認し、仕事メルの返事をして、……。
 詩心が遠くに行ってしまっている。
 だけど、そういう日々の余自身を余が眺め、「人生だなぁ」と詠嘆しているのは、これは一種の詩心なんだろう。

4.LOST
 シーズンⅡの、DVD3巻まで見終わった。隔離施設というか、待避壕というか、閉塞宇宙空間心理実験施設というのか、その描き方や、古いアメリカンポップスのノリが良かった。使っているPCは、おそらくアップルⅡで、何かを暗示しているのだろう。
 始めて出てきた女性(幾分ヒスパニックのような)の戦闘マシン風行動は、昔気に入ったエイリアンの2か3で、宇宙軍の女戦士をしていた女優に似ていた(書きながら、余は何をいいたいのかと、疑問。つまり、不鮮明)。エイリアンのヒロインじゃなくて、色浅黒い鉄の女だったなぁ。ひ弱な幹部学校出の中尉の尻を蹴飛ばして戦闘する人でしたぁ。(わけもわからないままに、文章を書くと、こうなる見本)

5.ふたたび物語と歌
 来年は芭蕉さんを考え感じるつもりとは以前も記した。
 その底には物語と歌を、日本文学というよりも、心の風景の中で考え感じることが大切だと、今夕も暗い中をRSで走りながら思った。
 始まりと終わりがあって、終わりの次に物語が始まり、最後は歌になって永遠になるという、そういうイメージがくっきりと心に浮かんだ。圧縮された三十一文字のなかに、総てが込められていると、味わえるようになった。

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2008年12月14日 (日)

NHK篤姫(50)最終回:清らかな晩年

承前:NHK篤姫(49)さらば大奥

 佳き日曜の夜でした。篤姫は清らかな眠りについたわけです。

 今夜も、さまざまなエピソードがありました。小松帯刀の死、静寛院はそっと亡くなり、西南戦争では西郷隆盛が自決、そして大久保利通は暗殺されました。わずかな間に光が流星になって消えていきました。江戸が東京になり、廃藩置県が行われ、武士階級がなくなって、近代日本が誕生し、成長し、その中で天璋院篤姫は49歳の生涯を終えられました。

 この三月に愛知県の明治村へ行ってきたのですが、今夜、勝海舟と天璋院さんがすき焼きをつついているのを見て、そんな店があったことを思い出していました。

 さて最後の回になっても、NHK篤姫の佳さを言葉で正確に記すことができません。なにか、私の「論理」とか「理屈」では言い表せないような世界が、この一年あったわけです。小松帯刀、坂本龍馬、西郷さん、大久保さん、そして岩倉具視さん。この人達が幕末から維新政府を樹立した「現実」そのものがドラマなら、なにかそれなりに理屈を書くことができたのですが。

 とらえどころのない、心理劇でもないし、ミステリーやサスペンスでもないし、政治ドラマでもないし、そしてまたホームドラマでもないと思っています。宮崎あおいさん演じる天璋院が、どんな気持ちで最後の将軍家を支え、その後も徳川家の後継者を教育したのか、……。

 いまだに分からないと言えば、分かっておりません。

 ただ、薩摩のお近さんから天璋院あてに、香木が送られた所で、「人の志の移り香」という言葉が胸に響きました。何百年たっても、香木は香りを残すとお近さんの手紙にはありました。天璋院篤姫という女性の心も、時を経てもその気持の香りが人から人へ伝わっていくように思えたのです。

 それは、地位や名誉や財産よりも、家族や友人、人と人との交わりが大切だという思いでした。今年のNHK篤姫が、人気があって、しかも私が感想文を理屈で書きにくかったのは、おそらく全50回全体で「人生の充実」を描いていたからだと思います。高度な内容だったのです。

追補

 宮崎さんの化粧が、若やいでいた頃と中年と晩年とで、上手に描き分けられていたことに驚いております。立ち居振る舞いと化粧一つで、人は年令を変えられるような気がしました。

 本寿院(高橋淳子)さんは良かったですねぇ(笑)。勝海舟から、歳暮にシャケと酒を送られて、でれでれになるほどの喜びが本当にお上手でした。すごい女優さんでした。

 最後に、滝山さん一統が顔をだして記念写真を撮ったところが、幕切れとして従前の大河ドラマにないすばらしさでした。

謝辞

 この一年間、多くの読者の方にお礼を申し上げます。特に、毎回のトラックバック、ありがとう御座いました。時々のコメント(コメントがあるのが意外でしたが)、ちゃんとお答えできたでしょうか? 来年も、NHK大河ドラマ日曜評論家は健在ですので、また再見しましょう。

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七十二万アクセス(72万/全体124万):MuBlogの分析

承前:七十万アクセス(70万/全体121万):MuBlogの分析 (2008.11.12)

観測日時:2008年12月14(日) 19:38

MuBlog累計アクセス数: 720004 1日当たりの平均: 415.47
 (開設日2004/03/07 記事数 1,601 件 コメント 4,128 件 トラックバック 1,239 件  )

サイト全体累計アクセス数: 1242522 1日当たりの平均: 716.98

↓解析対象期間: 2008年11月14日(金) ~ 2008年12月13日(土)

(0) MuBlog72万アクセスの感想
 MuBlogがアクセスを先の70万回から2万件増加させたのは、先回から一ヶ月と三日目になる。先回までに比べると遅くなっている。ようやくMuBlogアクセスも安定期に入ったのだろう。原因の一つは、NHK篤姫が世間で評判高く、逆にMuBlogの片隅記事は厖大なインターネットの海に融けてしまい薄まったのだろう。一体どれくらいの数のblogが篤姫記事を載せているのだろうか。

 もう一つは、この12月前半は2週間のうち6日間も休載してしまったこともあるだろう。休みが続くと読者は「もう、記事が出ないのかも」と思うようだ(と、私は他の記事にそう感じるから)。休んだ理由は、訳もなく、ただなんとなく気乗りしなかっただけにすぎない。そういうこともある。掲載を拒否したわけでもないし、「書けない!」と呻吟していたわけでもない。ただ、なんとなく~。

 cat話題の一つ目。

 携帯によるMuBlogアクセスが、一ヶ月の間に4785もあった。サイト全体の携帯アクセスだと4977と、MuBlog単体とサイト全体の差があまりない。それにしても、携帯で月間5千アクセス近くになったのは不思議に思える。というのも、MuBlogは純粋に机上大型ディスプレイ用に設計してあるし、内容もそうなっている。場合によっては原稿用紙で10枚前後の記事があると言うのに、携帯で読めるのだろうか。きっと眺めるだけで読まないのだと思った(笑)。

 cat話題の二つ目。

 いつもは上位100位の記事だけを掲載してきたが、ふとこの一ヶ月でアクセス者が一人で、アクセスも一回の記事はどうなんだろうと気になった。すると779位から同位の2回アクセスが始まり、あとは末尾の935位(一回アクセス)になる境目の記事が目に付いた。

 二人の人間(実際は間を空けた同一人の可能性がある)が、興味を持った記事と、たった一人の場合とでは、有と無ほどの異なりがある。二人よれば世間だと、私がかんがえているからだと思う。世間と、単純な個人の思いとは、違うものだaries

 それにしても、古い記事がアクセスされている。MuBlogの性格から考えると、古い記事へのアクセス、つまり過去遡及検索があるほど、意義深い。

←~

779 北国紀行DeepG2005                                2 2    0.0% 0.0%
779 図書館                                2 2 0.0% 0.0%
779 カナーン96                                2 2 0.0% 0.0%
779 風雪梅安一家                                1 2 0.0% 0.0%
779 UML                                2 2 0.0% 0.0%
779 映画の素                                2 2 0.0% 0.0%

 ↓ここから、一人一回アクセスになる↑

935 2004/07/01(木)曇:訃報・原田勝教授 1 1    0.0% 0.0%
935 ある夏のカナン96(抄) 「あほ」と「古今烏丸」 1 1 0.0% 0.0%
935 かんむてんのうりょう:桓武天皇陵 1 1 0.0% 0.0%
935 2004/07/10(土)雨:三輪→菊池 1 1 0.0% 0.0%
935 NHK功名が辻(12)室町幕府崩壊 1 1 0.0% 0.0%
935 ココログ、真昼のお休み 1 1 0.0% 0.0%

→~

(1)ページ別アクセス数:1ヶ月分:MuBlog のみ

アクセス数: 18,603
訪問者数: 14,320
解析ページ 訪問者 アクセス
1 トップページ 660 1,290 4.6% 6.9%
2 NHK篤姫(32)勝海舟と桜田門外の変 418 494 2.9% 2.7%
3 涼夏2007PCの自作 (8)RAID設定(WindowsXP)とグラフィックスボード 312 467 2.2% 2.5%
4 勤王志士・古高俊太郎邸跡と、しる幸:私の京都・河原町通{四条→三条} 261 411 1.8% 2.2%
5 NHK篤姫(46)最後の将軍・徳川慶喜 284 361 2.0% 1.9%
6 丕緒の鳥(ひしょのとり)・十二国記/小野不由美:雪のような音 304 335 2.1% 1.8%
7 NHK篤姫(47)西郷隆盛の江戸攻め 241 333 1.7% 1.8%
8 NHK篤姫(48)西郷隆盛と勝海舟 209 280 1.5% 1.5%
9 自作鉄道模型 205 274 1.4% 1.5%
10 NHK篤姫(09)薩摩の話:幾島の特訓 237 273 1.7% 1.5%
11 NHK篤姫(44)大政奉還と小松帯刀 221 267 1.5% 1.4%
12 NHK篤姫(17)小松帯刀前夜 205 266 1.4% 1.4%
13 涼夏2007PCの自作 (1)アクリルケースとファン、電源 191 264 1.3% 1.4%
14 ノート・パソコンのハードディスク交換、取り扱い処方 148 193 1.0% 1.0%
15 NHK篤姫(45)実家か大奥か 121 161 0.8% 0.9%
16 Prius(日立製ノートパソコン)のハードディスク交換 122 160 0.9% 0.9%
16 NHK篤姫(49)さらば大奥 136 160 0.9% 0.9%
18 NHK篤姫 136 154 0.9% 0.8%
19 じょうしょうこうじ:常照皇寺 93 150 0.6% 0.8%
20 NHK篤姫(40)篤姫と和宮、家茂を挟んで写真を撮る 121 149 0.8% 0.8%
21 姑獲鳥の夏:うぶめのなつ(映画) 115 140 0.8% 0.8%
22 地図の風景 126 139 0.9% 0.7%
23 涼夏2007PCの自作 (7)配線とアクリルケース 79 133 0.6% 0.7%
24 涼夏2007PCの自作 (3)マザーボード(GA-G33M-DS2R GIGABYTE社) 91 132 0.6% 0.7%
25 室町和久傳(むろまち・わくでん) 92 127 0.6% 0.7%
26 浦沢直樹の「20世紀少年」は「21世紀少年」で終わったのか 99 119 0.7% 0.6%
27 On30レイアウト:庭園鉄道趣味/森博嗣 75 96 0.5% 0.5%
28 「日本は侵略国家であったのか/田母神俊雄」について感想 78 92 0.5% 0.5%
29 枝魯枝魯(ぎろぎろ)の一夜 80 84 0.6% 0.5%
29 図書館司書採用試験問題概説:県立図書館・関西・200702 73 84 0.5% 0.5%
31 さくらだ:桜田 64 82 0.4% 0.4%
32 涼夏2007PCの自作 (5)メモリ:A-Data社 DDR2 SDRAM PC2-6400 ADATA 1GB & Heat sink 54 81 0.4% 0.4%
33 ミスター・スタンプス・ワインガーデン:Mr. Stamp's Wine Garden [その1] 56 79 0.4% 0.4%
34 登喜和(ときわ)のステーキと春の京北周山町 41 76 0.3% 0.4%
34 NHK篤姫(42)徳川家茂・なにわの死 57 76 0.4% 0.4%
36 小説木幡記:2008/11/22(土)黄色葉、紅葉そして沢田研二 70 75 0.5% 0.4%
37 NHK篤姫(43)女達の徳川・男達の薩摩 54 73 0.4% 0.4%
38 NHK篤姫(39)薩英戦争と徳川家茂(いえもち) 61 72 0.4% 0.4%
39 二階建て図書館列車考(3)京阪特急ダブルデッカー(8000系) 49 71 0.3% 0.4%
40 昭和の鉄道模型をつくる(31)飯田郵便局  53 70 0.4% 0.4%
40 卑弥呼の墓(008) 箸墓古墳の大規模周濠確認 44 70 0.3% 0.4%
42 昭和の鉄道模型をつくる(34)洋館付き和風住宅 52 69 0.4% 0.4%
43 CPU空冷装置・掃除のお勧め 44 68 0.3% 0.4%
44 NHK篤姫(41)小松帯刀の薩長同盟 56 67 0.4% 0.4%
44 自作ロボット 50 67 0.3% 0.4%
44 美味しいところ 50 67 0.3% 0.4%
47 嵯峨野鉄道図書館ジオラマ(04) 塗り、川と池と滝 40 66 0.3% 0.4%
47 NHK篤姫(15)篤姫と西郷吉之助の縁 57 66 0.4% 0.4%
49 新世界より/貴志祐介 (上下):日本のアンチユートピア小説 59 63 0.4% 0.3%
49 読書余香 54 63 0.4% 0.3%
51 0501010・大晦日の鍵善と八坂神社 50 62 0.3% 0.3%
52 京都の書店 51 61 0.4% 0.3%
52 HD(ハードディスク)の直付け増設のお勧め 55 61 0.4% 0.3%
52 古いノートパソコン・再生のお勧め:SONY-Vaio(2000年)に外付けハードディスク 53 61 0.4% 0.3%
52 みたかのもりじぶり:三鷹の森ジブリ美術館 52 61 0.4% 0.3%
56 NHK篤姫(29)落飾した篤姫:天璋院 49 56 0.3% 0.3%
56 昭和の鉄道模型をつくる(33)木造平屋住宅 41 56 0.3% 0.3%
56 スマート珈琲店(京都・寺町)のホットケーキ 42 56 0.3% 0.3%
59 私の京都:四条大橋と三条大橋の美味しいところ 49 54 0.3% 0.3%
59 二階建て図書館列車考(4)Maxとき、上越新幹線(E1系新塗装) 49 54 0.3% 0.3%
59 NHK篤姫(38)嫁姑よりも勝海舟と坂本龍馬 42 54 0.3% 0.3%
62 涼夏2007PCの自作 (6)CPU:Intel Core2 Duo Processor E6600 29 53 0.2% 0.3%
62 絵葉書:紅葉と四季桜:香嵐渓+小原村 37 53 0.3% 0.3%
64 木曾殿最期 39 52 0.3% 0.3%
65 高取城(たかとりじょう) 34 51 0.2% 0.3%
66 NHK篤姫(33)和宮の許嫁 44 50 0.3% 0.3%
67 最古の前方後円墳(邪馬台国?)東田大塚古墳、矢塚古墳 40 49 0.3% 0.3%
68 CPU空冷装置・換装のお勧め・SAMURAI-Z 27 48 0.2% 0.3%
68 ノート・パソコンのハードディスク保守(シャープのメビウス・ノート) 33 48 0.2% 0.3%
70 NHK篤姫(31)出藍の誉れ・幾島去る 40 47 0.3% 0.3%
71 私の京都:蛇塚古墳:魔界巡礼秦氏の謎 30 46 0.2% 0.2%
72 邪馬台国はどこか/NHK歴史の選択 38 45 0.3% 0.2%
72 目次:嵯峨野鉄道図書館ジオラマ 22 45 0.2% 0.2%
72 日本・文学・評論:かくれ里/白洲正子 34 45 0.2% 0.2%
75 嵯峨野鉄道図書館 34 44 0.2% 0.2%
76 国鉄時代のレールバス:キハ02形レールバス(TOMIX) 34 43 0.2% 0.2%
77 昭和の鉄道模型をつくる(19) 喫茶店(ラメール) 33 42 0.2% 0.2%
77 NHK篤姫(23)慶福(よしとみ)と慶喜(よしのぶ) 34 42 0.2% 0.2%
77 巻き寿司:明治屋と京都・百万遍「門」 37 42 0.3% 0.2%
80 前方後円墳の航空写真 21 41 0.1% 0.2%
80 昭和の鉄道模型をつくる(03) 駅舎(面影橋駅) 34 41 0.2% 0.2%
80 NHK篤姫(05)薩摩の話:養女とジョン万次郎 37 41 0.3% 0.2%
80 NHK篤姫(13)江戸の確執:英姫と篤姫 37 41 0.3% 0.2%
84 涼夏2007PCの自作 (4)グラフィックスボード(EN8600GT SILENT/HTDP/256M)ASUS 28 40 0.2% 0.2%
84 卑弥呼の墓(005) 邪馬台国は古代大和を征服した/奥野正男 29 40 0.2% 0.2%
84 卑弥呼の墓(007) 纒向遺跡解明への期待 26 40 0.2% 0.2%
84 嵯峨野鉄道図書館ジオラマ(03) 下地作りと下塗り 25 40 0.2% 0.2%
84 椿井大塚山古墳の現況写真 23 40 0.2% 0.2%
89 うさじんぐう:宇佐神宮 23 38 0.2% 0.2%
89 神々の乱心/松本清張<感想文 その1:上品な吉屋特高係長> 28 38 0.2% 0.2%
89 Santa Monica Beach : サンタモニカ・ビーチ 28 38 0.2% 0.2%
89 昭和の鉄道模型をつくる(28) 酒屋(青木酒店) 27 38 0.2% 0.2%
93 時間の習俗/松本清張(新潮文庫) 19 37 0.1% 0.2%
93 私の京都:ブックファースト京都河原町店 33 37 0.2% 0.2%
93 昭和の鉄道模型をつくる(11) ポイントマシン(電動化の磁石)とDCフィーダー(送電線) 28 37 0.2% 0.2%
93 NHK篤姫(01)薩摩の話:島津斉彬(なりあきら) 35 37 0.2% 0.2%
93 NHK篤姫(36)寺田屋事件 28 37 0.2% 0.2%
98 ながればし:流れ橋(上津屋橋) 22 36 0.2% 0.2%
99 卑弥呼の墓(006) 邪馬台国がみえてきた/武光誠 26 35 0.2% 0.2%
99 NHK篤姫(19)大奥の習わしもどこ吹く風 30 35 0.2% 0.2%
99 長尾真博士のノート 23 35 0.2% 0.2%
99 地図の蠱惑:未踏地 23 35 0.2% 0.2%
103 小説葛野記 34 34 0.2% 0.2%

(携帯電話)ページ別アクセス数:1ヶ月分:携帯MuBlog のみ

アクセス数: 4,785
訪問者数: 4,785
解析ページ 訪問者 アクセス
1 トップページ 829 829 17.3% 17.3%
2 NHK篤姫 366 366 7.6% 7.6%
3 NHK篤姫(17)小松帯刀前夜 351 351 7.3% 7.3%
4 NHK篤姫(44)大政奉還と小松帯刀 177 177 3.7% 3.7%
5 NHK篤姫(46)最後の将軍・徳川慶喜 153 153 3.2% 3.2%
6 ミホミュージアムの秋 151 151 3.2% 3.2%
7 NHK篤姫(48)西郷隆盛と勝海舟 131 131 2.7% 2.7%
8 NHK篤姫(49)さらば大奥 101 101 2.1% 2.1%
9 NHK篤姫(22)老中・阿部正弘の死 91 91 1.9% 1.9%
10 NHK篤姫(40)篤姫と和宮、家茂を挟んで写真を撮る 68 68 1.4% 1.4%
11 NHK篤姫(47)西郷隆盛の江戸攻め 54 54 1.1% 1.1%
12 NHK篤姫(45)実家か大奥か 41 41 0.9% 0.9%
13 卑弥呼の墓(007) 纒向遺跡解明への期待 40 40 0.8% 0.8%
14 卑弥呼の墓(008) 箸墓古墳の大規模周濠確認 38 38 0.8% 0.8%
15 NHK篤姫(32)勝海舟と桜田門外の変 34 34 0.7% 0.7%
16 NHK篤姫(29)落飾した篤姫:天璋院 33 33 0.7% 0.7%
17 NHK篤姫(21)愛の理屈--側室お志賀の心 32 32 0.7% 0.7%
17 姑獲鳥の夏:うぶめのなつ(映画) 32 32 0.7% 0.7%
19 バックナンバー 31 31 0.6% 0.6%
20 NHK篤姫(42)徳川家茂・なにわの死 30 30 0.6% 0.6%
21 目次:新撰組(新選組!) 27 27 0.6% 0.6%
22 小説木幡記:2008/02/02(土)二階建て電車:京阪ダブルデッカー:近鉄ビスタカー 26 26 0.5% 0.5%
22 地図の風景 26 26 0.5% 0.5%
24 NHK篤姫(09)薩摩の話:幾島の特訓 25 25 0.5% 0.5%
25 てらだや:寺田屋 24 24 0.5% 0.5%
25 昭和の鉄道模型をつくる(33)木造平屋住宅 24 24 0.5% 0.5%
27 ほうしょうかん:鳳翔館・平等院ミュージアム 23 23 0.5% 0.5%
27 「日本は侵略国家であったのか/田母神俊雄」について感想 23 23 0.5% 0.5%
29 On30レイアウト:庭園鉄道趣味/森博嗣 22 22 0.5% 0.5%
29 NHK篤姫(41)小松帯刀の薩長同盟 22 22 0.5% 0.5%
29 NHK篤姫(43)女達の徳川・男達の薩摩 22 22 0.5% 0.5%
32 NHK篤姫(05)薩摩の話:養女とジョン万次郎 20 20 0.4% 0.4%
32 嵯峨野鉄道図書館ジオラマ(04) 塗り、川と池と滝 20 20 0.4% 0.4%
32 NHK篤姫(15)篤姫と西郷吉之助の縁 20 20 0.4% 0.4%
32 NHK篤姫(36)寺田屋事件 20 20 0.4% 0.4%
32 NHK篤姫(37)篤姫と久光:お互いの心象が興味津々 20 20 0.4% 0.4%
37 卑弥呼の墓(006) 邪馬台国がみえてきた/武光誠 19 19 0.4% 0.4%
37 NHK篤姫(02)薩摩の話:調所広郷の自死 19 19 0.4% 0.4%
37 小説木幡記:2008/04/29(火)葛野のことも夢のまた夢 19 19 0.4% 0.4%
40 NHK篤姫(34)和宮降嫁 18 18 0.4% 0.4%
40 森博嗣 18 18 0.4% 0.4%
42 嵯峨野トロッコ列車の鉄橋渡り 17 17 0.4% 0.4%
43 室町和久傳(むろまち・わくでん) 16 16 0.3% 0.3%
43 昭和の鉄道模型をつくる(16) バス車庫 16 16 0.3% 0.3%
43 丕緒の鳥(ひしょのとり)・十二国記/小野不由美:雪のような音 16 16 0.3% 0.3%
43 白髭神社と鴨稲荷山古墳:近江の継体天皇 (0)はじめに 16 16 0.3% 0.3%
43 博物館 16 16 0.3% 0.3%
48 登喜和(ときわ)のステーキと春の京北周山町 15 15 0.3% 0.3%
48 ηなのに夢のよう/森博嗣 15 15 0.3% 0.3%
48 NHK風林火山(31)真田幸隆の謀略 15 15 0.3% 0.3%
48 昭和の鉄道模型をつくる(23) 菓子屋(井口菓子店) 15 15 0.3% 0.3%
48 小説葛野記:2008/11/12(水)京都伏見で牛タン塩焼き 15 15 0.3% 0.3%
53 石宝殿(石乃宝殿:いしのほうでん)と生石神社(おうしこ) 14 14 0.3% 0.3%

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17 小松帯刀 篤姫  G Y M 46 0.4%
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19 篤姫 勝海舟  G Y M 35 0.3%
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24 桜田 京都  G Y M 29 0.2%
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27 昭和の鉄道模型をつくる  G Y M 28 0.2%
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32 篤姫 西郷  G Y M 25 0.2%
32 しる幸 京都 味噌汁  G Y M 25 0.2%
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38 神々の乱心  G Y M 22 0.2%
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44 登喜和 ステーキ  G Y M 20 0.2%
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49 鍵善  G Y M 19 0.2%
49 京都 ぎろぎろ  G Y M 19 0.2%
49 常照皇寺  G Y M 19 0.2%
52 木曾の最期 解説  G Y M 18 0.1%
52 貴志祐介 新世界より  G Y M 18 0.1%
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54 前方後円墳 写真  G Y M 17 0.1%
56 篤姫 慶喜  G Y M 16 0.1%
56 ジオラマ 川  G Y M 16 0.1%
56 登喜和 京北  G Y M 16 0.1%
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56 益田の岩船  G Y M 16 0.1%
56 小松帯刀 大政奉還  G Y M 16 0.1%
62 昭和の鉄道模型 改造  G Y M 15 0.1%
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47 インストール 53 0.4%
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50 和久傳 51 0.4%
50 常照皇寺 51 0.4%
53 昭和の鉄道模型をつくる 48 0.4%
54 PC 45 0.4%
54 徳川慶喜 45 0.4%
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58 配線 40 0.3%
58 鍵善 40 0.3%
58 三輪山 40 0.3%
58 室町和久傳 40 0.3%
62 cpu 39 0.3%
62 日立 39 0.3%
62 ケース 39 0.3%
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66 新世界より 38 0.3%
66 nhk 38 0.3%
66 Nゲージ 38 0.3%
69 vaio 37 0.3%
70 味噌汁 36 0.3%
71 英姫 35 0.3%
71 アクリルケース 35 0.3%
73 前方後円墳 34 0.3%
73 丕緒(ひしょ)の鳥 34 0.3%
75 京北 33 0.3%
75 徳川家茂 33 0.3%
75 じぶり 33 0.3%
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75 prius 33 0.3%
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83 慶喜 30 0.2%
83 百万遍 30 0.2%
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2008年12月13日 (土)

小説木幡記:2008/12/13(土)島図書館と大橋

 「島図書館」について以前、昭和の鉄道図書館の中で「34:未来の図書館、過去の図書館」としてメモした。それから一ヶ月経過した。

 当初はレール・レイアウトで、「リバース」を組み込んでいたが、ミニジオラマとして図書館のコンセプトを出すために、その手法を棄てた。棄てたあと、またMuBlogは無言になった。死に体だったわけではない。息をしていた。そして今度は、

島の大鉄橋とトロッコ
Muximg_1897
 大橋を島の湾の中に設営し、海上遊覧を組み込むことにした。その時のイメージとして、小さなトロッコ列車がとことこと図書館島を周遊する姿を考えてみた。
 緑色の小さなトロッコは「酒井5tタイプ機関車」で、森林鉄道を走っていたらしい。販売は「アオシマ文化教材社」。モーターから直接車軸を回転させる不思議な構造を持った模型で、価格は4000円だった。構造の割りには高価に思えたが、レール勾配が緩やかな限り、よく走る機関車だ。うしろの無蓋車は、TOMYTECの「凸形電気機関車」の付属貨車で「ト7」と刻印されていた。

 島図書館をトロッコ鉄道列車が走る姿を初秋以来切望してきた。凸形電気機関車やこの酒井5tタイプによって、原型は実感をもてるようになってきたが、しかし「酒井5tタイプ」の牽引力は、小さな勾配でもこの無蓋車を引っ張るのが限界なので、今のところ「コンセプト・機関車」にとどめざるを得ない。

鉄橋を渡る二階建て図書館列車
Muximg_1906
 大鉄橋を走る列車は、サロ124形の二階建て列車である。当MuBlogでは「嵯峨野鉄道図書館ジオラマ」以来、このタイプを重宝し、一台は改造して葛野で「あたご2号」として走っている。TOMIXで1500円と、動力車に比べれば安価なので原型を保つために二台目を入手し、車中燈も組み込んだ。

 これを牽引する電気機関車は、JRのEH500形といって、実車は最大出力4000kwという力持ちの「金太郎」さんである。瀬戸内海の「小島」に突然、交直両用のモンスターマシンが出現するのは異様といえば異様だが、模型の世界は簡単にそれを演出できる(笑)。ただし、このTOMIXのEH500を愛用するのは、どのような坂も、そして場合によっては半径14センチのミニカーブレールでも、非常に静かに走る不思議な性格を持つからである。無音に近い機関車としては別途TOMIXのED790も愛用しているが、二階建て図書館列車の迫力を出すために、ここではEH500の記録写真を撮っておいた。
 相当に重い機関車なので、仮置きレールは通過するたびに、激しくぐっと「しなる」。それが快感といえば、趣味的にすぎるのだが。

遠くの「瀬戸大橋トロッコ号」
Muximg_1907
 写真の手前は、EH500電気機関車と、サロ124図書館列車(原型)だが、実は遠方にぼやけて写る気動車とトロッコの組み合わせ、つまり「瀬戸大橋トロッコ号(マイクロエース社製)」が主役である。この主役は双子の姉妹車「大歩危トロッコ号」について、MuBlogの嵯峨野鉄道図書館ジオラマで紹介したが、独特の味わいを持ち、しかも瀬戸大橋タイプのトロッコ「キクハ32-501」は腰板がガラス張りなので、海上を眺めながら走る当「島図書館」の列車としては最適と言える。
 写真をぼけたままにしたのは、後のお楽しみというわけだ(笑)。

急坂急カーブジオラマでの動力車
 ところでこの瀬戸大橋や大歩危トロッコ号で動力車となるマイクロエース社の「キハ185-26」だが、これも20m級の気動車として、TOMIXレールの半径14センチを難無く走りきる特徴がある。だから、急坂急カーブの多いMuBlog系ジオラマでは重宝する。

 図書館列車シリーズをなんとか開発し、未来鉄道図書館のコンセプトを動かすために、この動力車の選定は「図書館本館」を考えるよりも先に大きな壁となった。
 今のところTOMIX社の動力車は、工夫によってミニカーブレールを走るものが多く、マイクロエース社のものもそれに似通っている。図書館列車として、二階建て閲覧室付き、書庫、会議室、そして温泉付きなどを考案改造しても、走らないことには話にならない。さらに、急坂をスムーズに脱線なく走るには様々な工夫も必要になる。

 改造の原型である客車だと、床下機器を外したり、台車回りを削ることで対応してきた。しかし、動力車は制限が多く、今後も悩みの種となろう。カタログでは分からないことが多く、走らせて、いくつもの線路パターンを経験して、なんとかこなせる物(たとえば中間台車を取り除く等)が多い。

 現状では、TOMIXのレールのうち、177ミリ半径だと、メーカーにかかわらず、ほぼ多くの動力車や客車が問題なく走る。

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2008年12月12日 (金)

小説木幡記:2008/12/12(金)日常の死と折々のMuBlog

 師走に入ってMuBlogの記事が途切れだした。いろいろなストック、蓄えが枯渇してきたことと普通の意味で師走だから、物事をまとめる知力や気力が衰えたに違いない。

燃料切れの師走
 蓄えの枯渇とは、授業内容や会議内容がそれぞれにとりあえずの終盤を迎えだし、余なりに軟着陸を計るため、日常用の燃料以外を使うことが多くなったからだろう。たとえば慣性(人は惰性ともいうが)で動いてきた授業も、着陸態勢という常とは異なるモードのために、別の逆噴射用燃料を使い出し、その備蓄をどこかで使ってしまっていたことに気がついて、逆噴射ロケット部分が不都合を生じだした、……。と、そういうわけの分からない比喩を使うと、ますます分かりにくいが、なになに、余はそれで自分を分析し、満足しておる。

青年達の死
 最近、身近な所で二人の青年の死を知った。
 一人はよく見知る学生の兄で、二十代で亡くなった。その兄君がどのような青年だったかは、まだ学生本人から聞いていない。しかし、兄妹の仲のよさは普遍的なところがある。その「死」を、余から彼女に話かけられるのは何年も経ってからのこと、と想像している。
 残された妹の悲傷は、筆舌に尽くしがたいものがある。余は、そのように想像している。
 ただ、耐えるしかない。
 それ故に、理不尽に残された者は、各人心身の健康につくし、力強く生きていかねばならない。
 余は、「え、そうですか?」と思われるくらいに枯れつくして、世を去りたい。

 また一人は受講生だった。
 余の授業は一般に3年間かかるが、2年生頃の記憶はない。しかし頻繁に受講する昨年(3年生時)からの記憶が鮮明にある。
 この春は、就職活動がうまく行かないと悲しげだった。ところが、初夏だったと思うが、図書館で突然呼び止められて「内定もらいました」と報告を受けた。「どこかな?」と聞いたら「京大の近所です」と、にこやかに答えた。余は破顔して、祝いを述べた。

 秋になって突然休みだした。「?」と思っていたら、同僚の教授から、
 「T君のことを、ご存じですね?」
 「ええ、受講生です。何か?」
 「突然入院して。ぼくのクラブ(外国語)の学生なんで、見舞いに行ったら、Mu先生の授業欠席をものすごく気にしていてね。だから、お伝えしました」
 余の授業のうち、共同演習については出席を重視している。しかし、入院するような状態でそれを気にしていると聞けば、なんとも言いようのない気持ちに襲われた。
 そして。
 一昨日、同じ同僚から、学生の死を聞いた。病状が急変したとのこと。
 事故でも自死でもない。入院の話を聞いてから、一ヶ月も経っていなかった。

 その死を、T君が演習をしているクラスでだけ報告した。同じグループ員達は驚愕し、悲傷におちた。数日前に見舞いに行き、共同演習の作品作成のことも含めて、話したところらしい。
 仲間の死は、辛い。儚さを納得するまでに、時間がかかる。
 班長と相談し、その班の作品に、T君を共同制作者として「名を残す」ことにした。

 昨日定常とおり授業した。各班班長と進捗を話した。一人の班長が余の前で突然涙を流し出した。
 「うまく、期限に間に合わないのですか?」
 「そうじゃないのです、……」
 「班内で、諍いでもありましたか?」
 「亡くなられたT先輩は、昨年別のクラブで、お世話になった方なのです」
 聞くと、マンガクラブにも居たようだった。
 ……

死生不二
 物心ついて以来、余の関心事は生と死だった。その媒介を文学とした。
 選んだというのは、青年時の大学学部とか専門とか、後年の職業とか、そういう身過ぎ世過ぎの世間体のことではない。余の生と死とを文学によって、生涯考えてみるということだ。リストラとか、流行とか、定年とか、そういうこの世を渡る雑事とは別のところで、余は「死と生」とを常に文学の思念におさめる人生を選んだ。だから余の文学は必然的に死を言祝ぐことになる。

 愛猫またりん君が亡くなって、あしかけ三年になる。いまだに、猫をみるとまたりん君の立ち居振る舞い、無臭の毛並み、肉球の柔らかさ、目のアイシャドーを思い出す。「今は、居ない」という肺腑をつく想いに襲われる。

 余は、祖母の死、父の死、友人の死、母の死、恩師の死、そして愛猫の死に出遭った。いずれも涙を流した覚えがない。死を日々考えていると、死は生と同値になり、涙を超えてしまうようだ。
 死に際して涙を流さない余は、親戚や知人たちから怪訝に思われてきた。
 涙するまえに、死と生とは一つ。死生不二という思念が呼吸をするように、身に付いてしまっているようだ。

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2008年12月 8日 (月)

小説木幡記:2008/12/08(月)芭蕉の辞世句

 日曜の午後に五時間ほど眠ったせいか、夜半床についても目がさえてしまった。月曜の午前深夜に床をでて、身の回りの図書に手をのばした。
 芭蕉について読み出した。
 芭蕉は満五十歳で亡くなられたが、最晩年の句がなかなか魅力的なものだった。

此の道や行く人なしに秋の暮れ

この秋は何で年よる雲に鳥

秋深き隣は何をする人ぞ

旅に病んで夢は枯野をかけ廻る

此の道や行く人なしに秋の暮れ
 「此の道」が何を意味するのかを考えた。普通には「俳諧の道」、つまり五七五の短詩形の詩を詠う「芸術」を達成する道、芸道のようなものと考えられる。しかしそれは、芭蕉がどう考えたかよりも、読んだ余がどう味わったかに重きがある。そしてまた、芭蕉は俳諧を作ることそのものよりも、句にこめた「何か」をたどる道と、考えていたのだろう。

 芭蕉とは違った人生を歩む余が受けた印象では、道は芸道だけではなく、生まれて生きて死ぬまでの一生の道。つまり生道のように思えた。

 余は生まれ、生きてきた。社会に出たとき大学図書館の司書を職業とし、現在は別の大学で情報図書館学という学問を教授している。それが余の「道」だと思っている。そして、「行く人なし」とは同行者が居ないという意味なのだろう。「秋の暮れ」とは、日の光が早々と落ちる秋に、昼は鮮やかだった紅葉が闇に重なり黒く見える時刻を指すのだろう。つまり人生の晩年をあらわしている。

 だがしかし、「ああ、もうすぐ終わりだ。暮れてきたなぁ。あっちに灯りが見える。早く歩いて、晩酌にたどり着こう。温かい風呂もわいている」という、軽快な気持ちも同じく味わえる句なのだ。

この秋は何で年よる雲に鳥
 「この秋は」は、秋でもあるし、人生四季の晩年とも思える。「は」と強調しているところに謎がある。いつも秋は来る、しかしこの秋に限って、何故なんだろう、という疑問がある。「何で年よる」、年よるは加齢と感じた。余の父は正月が来るたびに、「もうあと、何回こんなに目出度く楽しい正月を迎えられるかのう」と、ちょっとおどけて言っていた。それを思い出した。

 芭蕉はおどけて言っている。「わしに断りもなく、今年の秋は、年を取らせるつもりなんじゃ」と。
 難解なのは「雲に鳥」だろうな。「に」は並記の意味で、雲や鳥や、と考えた方がよかろう。雲も鳥も自然物で、生きている限り、「あれ、雲が綺麗な形をしておる」とか「おお、鳥が飛んでおる。ねぐらに戻るのか、はたまた渡り鳥か」と思うところだが。

 しかし繁忙なれば、雲にも鳥にも気がつかない。暇ならば気も付くだろうが、胸をつくような情景でもなかろう。
 これは、関西風におどけて翻訳すると、分かる気がした。
 「おお、暗ろなってきよった。秋の終わりや言うても、勝手に年取らせるなよなぁ。雲も鳥も元気に空にうかんどるのに、なんでわしだけ年のことを考えさせるんじゃ、なあ、おまえ」

秋深き隣は何をする人ぞ
 「何をする人ぞ」の、「何」が何を意味しておるのか? 職業なのか、素性なのか。はたまた隣家から物音でもするのやろうか。

 「こいつ、何しとんのやぁ」と解けばもっと多様になる。関西では、うしろに大抵「あほちゃうか?」と付く。
 真摯に考えるならば、芭蕉は人生の大半を俳諧で生きてきた。江戸で生業についていた頃のことは、別の本で詳しく書いてあったが、それにしても短詩で物事の核をとらえることに苦心してきたのだろう。

 そういう真面目な芭蕉が時々、回りのものたちに「しょうもなさ」を感じ、その怒りをおどけて発した様と考えてはどうだろう。
 わしはもう、人生終わりの季節だというのに、回りの者達はわしの苦労もしらず、脳天気に馬鹿ばかりしておる。ほんまに、しょうもないやつらばっかりやぁ!

旅に病んで夢は枯野をかけ廻る
 この句は関西旅行中、大阪での病床から発したものなので、「旅」は本当の旅行中でもあるし、あるいは人生の旅人と考えた方が芭蕉には即しておろう。

 当時の五十歳が大年寄りとは思えない。若いとは言えないが、現代では六十五歳くらいの雰囲気かなぁ。いや六十歳程度かもしれない。心の内には、まだ死にきれぬという思いがあったことだろう。

 「夢」は、単純に芭蕉の想いととらえておこう。もちろん、その夢を解くことが芭蕉を理解することと同値なのだが。ただし一般に、誰しも「夢」というか、幻想をいだいて人生を歩む。歩む原動力は食事や同行者も大切だが、「夢・幻想」なしでは、歩く気力も出ぬものだ。

 その夢が走り去る世界、道が原野、枯野ととらえたところに芭蕉のおもしろさがある脳。芭蕉の信奉者にとっては、おふざけとも写る言葉じゃ。枯野だから花も実も葉も枯れ落ちた、スッピンの野原。自分の回りの世界は、俳諧世界はその野原やったんやぁ~という、皮肉というか雄叫びというか、悲傷絶叫というか、胸を突くと同時に「芭蕉はん、最後や言うても、そこまで本心言うてしもたら、後がないやないのう」と言いたくなる脳。

 芭蕉の「夢」は輝いていた。しかし、その輝きは何もない野原で光っていただけの、ただの戯れやった、という気持ちがうっすらとほの見える。

まとめ
 芭蕉の辞世句と考えられるものを、深夜に眺めていたら、かくのごとき想念を得た。
 言えることは、余は芭蕉の晩年が非常に好ましく思えた。気がつかないような皮肉は、彼が自分も回りも世の中も冷静に眺めていたことの証なんだろうと、気付いた。
 しかし、それだけ考えてみても、やはり芭蕉のこの四句は「佳い」、「絶品」と思った。秋の空じゃなくて、冬の空の雲が輝きだしたような印象を得た。寒々とした言葉が散見するわりには、「温かい」想いがしたのう。
 芭蕉。彼は素晴らしい短詩を残したんだ。
 ありがたいことです。

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2008年12月 7日 (日)

NHK篤姫(49)さらば大奥

承前:NHK篤姫(48)西郷隆盛と勝海舟

さらばの前置き
 今夜は49回目でした。昨年に引き続き50回まであるようなので、今夜「さらば」と記すのは変にも思えますが、気持ちの上では大奥の隅々まで眺めることは、もう無いことですから、「さらば」でよいでしょう。

 私はこの五年間に、「新選組!!」、「義経」、「功名が辻」、「風林火山」、そして「篤姫」と見てまいりましたが、それぞれが異なった味わいだったので、非常に満足しております。
 このうち涙をともなったのは、「新選組!!」、「義経」でした。しばらく眠られないほど悲痛な思いに浸ったものです。「功名が辻」は軽い笑いを噛みしめていました。千代の才覚が良く出ていたのです。「風林火山」は軍師になったつもりで手に汗をにぎり、巫女タイプの由布姫に陶然としていました。そして「篤姫」は当初、姫に影がないのがおもろない(笑)と思っていたのですが、だんだん絵に描いたような「まっすぐな性格」や、家老の調所や、井伊大老との対話の中に、味わい深い「人を見る目」に感動していたのです。

 この「篤姫」がなぜおもしろかったのかは、自分で毎週感動しながらも、言葉にするのが難しくてこまっていました。おそらく篤姫とその乳母や母親、和宮とお付きの人達、幾島や滝山、そして大奥のトップクラスお女中たち、脳天気で愉快な本寿院さま、小松帯刀さんの年上女房、側室、そして龍馬の恋人というか、お竜さん。この女優さん達の大活躍があったと思うのです。特に、幾島さんは女優・松坂慶子の清楚可憐そして妖艶の過去をまざまざと覚えている故に、その「女優魂」に感動を味わいつくしました。先週でしたか、西郷さんに幾島が「天は徳川を滅ぼせと、申したのですか!」と詰め寄った姿は絶品でした。根性ありますねぇ。

 ひと言でいいますと、天璋院篤姫はチャングム(注)だったのです。いや、チャングムとは篤姫だったのでしょう。以前、韓流のチャングムが大人気でした。私も延々と見続けていましたが、今になって気がついたのです。韓流も日流も、女性主人公の気質では違いがなかったと思いました。今夜は、自分一人で納得したのです。
 チャングムは、篤姫の先取りだった、と。

注:「チャングムの誓い」韓国製のTVドラマでした。チャングムという女性が料理や医術に独特の才能をあらわし、16世紀の朝鮮王朝で、女性として「智慧と勇気と技術」とで、大活躍した物語でした。

大奥撤退作戦
 天璋院は、大奥の最後をみとるために、大奥が呼び寄せた女性だった、と大奥年寄・滝山のセリフが印象に残りました。どんなことでも、特に終戦時などは、幕引き・撤収作戦が一番難しいものです。16歳から大奥につくし、1000人の女性たちを管理してきた、頭のよい滝山だからこそ、篤姫の底知れない統率力、人心掌握力に感動し、涙を流したのだと思いました。
 組織が解体し、それぞれがそれぞれに新しい道を見付けるのは至難の技なのです。おそらく基本方針を常に篤姫が掌握し、根性のすわった聡明な大奥女官僚たちを指揮し、乱れることなく、粛々と大奥の扉を閉めたのだと想像できました。

 天璋院達の去った翌日、進駐軍の薩摩武士が大奥の座敷に添えられた「華」を見て、感動します。私は、この幕切れがよかったですね。つまり、あえて日本のと言い添えた上で、これが文明・文化だと思ったのです。
 天璋院篤姫からの気持ちを想像するならば、
「我らは、潔く大奥を閉じる。しかし、大切にしてきたものだから、諸君もこの華を見て、我らの気持ちを受け取ってもらいたい。我らは、敗残の烏合の衆ではなく、ただ、ここを立ち去るだけなのだ。見られよ、大奥とは斯様な文化を持った所だったのだ」
 それを見た進駐軍に文化はあったのでしょうか。あったからこそ、「美しい」と漏らしたのです。天璋院篤姫の撤収作戦の勝利でした。敵味方、落ち着き、余裕があったからこそ、「文明・文化」を味わうことができたのでしょう。そして、それを真っ先に行ったのが、天璋院だったことに、今年のNHK篤姫の華が咲きました。

 もう一つの別れ。
 一橋家の屋敷に「居候」している篤姫を、小松帯刀が訪れました。十代の頃の想い出が長く尾を引く別れの碁がありました。年間通して、篤姫と尚五郎さんは節目節目で、碁で結ばれていましたね。友情や男女の思いと、一杯ありましたが、私は「この碁が最後」だと印象を受けました。おそらく、帯刀は足の病で遠からず身罷るのだと思いました。大河ドラマは必ず「別れ」がつきものですが、若やいだ青年期から始まって、やがて死んでいくという人生の流れを見るのは、いつも感無量のものです。

ということで来週の最終回
 来週は45分→70分に延長されるようです。
 みんな、画面から消えていくわけですね。しかし、TVだと回想シーンがありますから、昔を思い出しながら、走馬燈を眺める気分で、お別れすることになります。
 「明治」の始め、どんな人生模様の中で、NHK篤姫が終了するのか、楽しみです。

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2008年12月 6日 (土)

小説木幡記:2008/12/06(土)師走前半の近況

 しばらくMuBlogを休んだ。

1.LOST
 シーズンⅠの10巻まで見たから、20話完了となる。主要な青年が一人亡くなった。残念だが、精神的にうざったい男だったのであっさりした。しかし、このドラマでは、なんとなく生き返るような気もする(笑)。この回は、そこら中で「この子は」、あるいは、「あなたは特別なんです」というセリフが聞かれるし、「啓示」とか神様がよく出てくるので、ゾンビー状態になってもおかしくはない。あと、2巻4話でシリーズⅠが終わる。この分だと、シリーズⅡにも楽々突入するなぁ。

2.京都の冬
 今朝は急激な寒さになったが、ナイトキャップ、首にタオル、分厚い靴下、ジャージでペッタン懐炉をはって、温かい毛布にくるまれば極楽気分。暑さ寒さも生きている値うち。ほどよい季節感がいつも嬉しい。京都の冬は美しい!

3.夕食
 タコのお造りキュウリ添え、なんとかとかいう小さい鯛の甘辛煮、芋の味噌汁、漬け物、その他……。熱燗、おちょこ2杯。酔っぱらった、ふぃ~(笑)。

4.島図書館ジオラマ、レイアウト完了
 この数ヶ月、レール配置を何度換えたことか。毎夜数時間睨み付けてはレールの張り直しをしてきた。結局、この一ヶ月9割方「これで良し」としてきた特別なレール・レイアウトを捨て去り、簡略にした結果、もうこれで「完了」と昨夜決めた。
 「特別」とは、周遊レイアウトにS字を入れた、いわゆるリバースという少し高度な仕組みのことだ。一般にはリバースのスイッチング回路専用器具を使うが、ダブル(同時切り替え)のポイント一つでリバースを行えることに気がついて、それの成功に有頂天になり、思考が固まっていたのだ。
 それを棄てた。
 何故なら、ミニレイアウト(60センチ四方)で真ん中にS字レールを貼れば、全体が見苦しくなり、図書館も駅も従になってコンセプトを出し切れないことに気付いたからだ。
 余は新工夫を棄てることに一ヶ月かかった。
 もう一つの発見は、177ミリ半径のレールを使うと、どの動力車も客車も電車もカーブを曲がりきる事実に確証を得た。が、これは後日の話に残しておこう。

5.本日葛野の仕事
 土曜日だというのに、朝から登校し、「月曜の二科目準備」「原稿校正」「野望な原稿作成」、この三つを夕方までにこなした。全部終わった途端、空しくなってしまった。「来週は、なにをするのじゃ?」と、な。
 教訓として、あと何年か数十年か、死にいたるまでは、仕事を楽しみに残す工夫も必要だと悟った。
 「えっと、わすれてました」「あ、そんな約束ありましたかぁ、すまんこってす」「ごめん、ごめん、忙しくって、ちょっと遅れました」とか、「聞いておりません」とかかんとか、出来るだけ間延びした対応をしないと、死に至る前に、空しくなって心が先に死んでしまうかも知れない。
 もっと、考えて日々生きようぞ。

6.葛野研究室の附録
 以前作った温泉列車の未完成部分をヤスリで整形し、空色を重ね塗りし、最後に艶消しクリアラッカーで少しくすんだ様子にした。また別途作っていた展望客車(司書室と書庫と、展望閲覧室付きの専用列車)を色塗りし、同上。
 これらを、総計1時間ほどだったが、上記5の合間にやっていた。まだまだ叩きモデラー状態だが、一つはほぼ満足のいくものになった。ただし、色塗りは難しいということを、再認識したことの方が意味深かった。

7.お金と時間
 時が過ぎるのが速い、速すぎる。あっという間に80、90歳になりそうな気がするなぁ。となると、今いる学生達や、倶楽部員たちも、あっというまに~、あはは。
 お金はなんとなく減る速度が落ち着いてきた。
 もともと筋金入りの赤貧一家だったが、このごろは一回200円のビデオとか、古い手持ち図書だけを読むとか、鉄道図書館列車製作は安価(600円前後)な「鉄コレ」改造で済ませるとか、昼食は100円お握り一個とか、付き合いを減らすとか、年賀状は書かない出さないとか、工夫しているからなのだろう。あと数年すれば、年金が貯まりに溜まって、年金長者にならないかなぁ、うはは。

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2008年12月 2日 (火)

小説木幡記:2008/12/02(火)師走の季節

 昨日12月にはいった。師走とか年の瀬とか、これから大晦日に至るまで風物詩がたくさん見られる。
 何十年もの間「年度」世界で暮らしてきたので、実質的終わりは翌年3月末だが、気持ちの上では12月が一区切りと思ってきた。年令カウンターがカチリと一つ加算されるわけだ。old++; とか、old:=old+1; とか記すのだろう。

 平日教授の一区切りは、授業内容の殆どをこの年の瀬でまとめきることになる。来年になると総括とか、課題相談とか、ゆるりとしてくる。たとえば演習科目の課題提出はこの月の中頃過ぎで、それを来年になって、受講生も含めてよってたかって評価する。関係者相互評価も授業のうちに含まれ、余ひとりのことではない。「神」さまが雲の上(クラウド)別の世界にいて、勝手に評価するわけじゃない。

 また12月は悔恨の月でもある。一年間、まともに研究したか、授業したか、仕事したか、日曜作家頑張ったか、脳をつかったか、感情を制御できたか、読書したか、よく歩いたか、……。反省・悔恨のネタは貨車一杯連なってある。

 相も変わらず新しい人士との遭遇はない。倶楽部の新人隊員達が新規知り合い程度で、外社会で名刺をかわしたり談笑した記憶はほとんどない。この十年ずっとそうだったから、驚くべきことに思えるが、余自身はそれが普通になってしまった。自分の内にうごめき鼓動する核を見極めるのに忙しくて、外世界を眺めるゆとりがないのが事実だろう。余はそういう風にうまれついたようだ。

 そういえば、今年は滋賀県に何度か足を伸ばした。紫香楽、高島市、百済寺、……。来年もこれは続く予感がする。来年も、滋賀、奈良、京都と三県をカメラ持参で行ったり来たりするだろう。焦点がさだまった目的があるわけではなくて、歩けるうちに近辺を見ておきたい。同じ所を何度も通うことになるが、日々新しい。住んでいる宇治市だって、全貌を知っているわけではない。

 それに付随して「歴史風土動画DB」の構築が、いまだにすっきりしない。時間がかかりすぎるから、時間の細切れ(スレッドかな?)状態で動画を扱うのは難しいのだろう。すでに研究テーマとして15年はほそぼそとやっておるが、なかなか快哉をあげられない。「やったぜ!」と言える日はこないなぁ。生のテープやハードディスクファイルだけが増えていく。整理仕切れないうちに、「葛野よ、おさらば」かねぇ(笑)。

 来年は、余の文学研究が「芭蕉」の季節に入っている。へぼ俳句でもひねってみようかと思いはするが、短詞系は読むのに好きだが、作るのは難しい。これも才能が必要なのだろう。「葛野図書倶楽部・俳句コース」設立で、人を集めてみようかい。狂歌というものはしかし興味がある。

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2008年12月 1日 (月)

高台の図書館:鉄道図書館(4)下塗り(アクリル・クリア)

承前:高台の図書館:鉄道図書館(3)ジオラマの石膏固め

アクリル・クリア塗料で下塗り
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 今回は、透明水性塗料での下塗りです。先回の「石膏塗りたくり」ジオラマを指で触ると、白い粉が指に付くわけです。たとえば倶楽部の屯所に置いたところ、ある日隊員達が掃除をしたとき、案の定「キエーッ」と声が高く響きました。倶楽部経理局長が抱えて、どかそうとしたらしく、服のベルトあたりに白い粉がふいていたのです(笑)。

 叩きモデラーにも良心があって、これではならじとさっそく粉を押さえることにしました。材料はホームセンターで一缶800円程度のアクリル(水性)クリア艶消しスプレー缶にしました。専門雑誌を読むと、鉄道模型専用でないと、塗料のキメが荒いとのことでしたが、値段と量(420ml)を勘案し、一般用のモノを入手しました。私の場合、万事が手荒というか「形が分かればよい」の方針なので、どうしても安価なものに手がいきます。
(後日、少し大きめの「邪馬台国周遊図書館ジオラマ」の下塗りにも使おうと欲張った次第です)

クリア艶消し

No.04-01:水性スプレーと高台の図書館
No.04-02:大階段に注目

 塗り方は、スプレーをぶわーっと吹きかけるだけでした。30分ほどおいては、吹き付けて、結局三度塗ったことになります。乾いた後で、先回の石膏塗りの写真と見比べましたが、なんの変化もなかったです(笑)。ただし、粉は落ち着きました。
 次は、色つきのアクリル系塗料で、色塗りをすることになります。これもスプレーを使えば手軽ですが、NHKのTV趣味悠々(Nゲージ鉄道模型)を見ていると、薄い塗料を流すように刷毛塗りすると、適当に混ざり合って現実感のある大地になるようです。ですから以前入手したチューブ入りのアクリル塗料を使うことにします。

高台(3)←続く→高台(5)

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