小説木幡記:2008/12/06(土)師走前半の近況
しばらくMuBlogを休んだ。
1.LOST
シーズンⅠの10巻まで見たから、20話完了となる。主要な青年が一人亡くなった。残念だが、精神的にうざったい男だったのであっさりした。しかし、このドラマでは、なんとなく生き返るような気もする(笑)。この回は、そこら中で「この子は」、あるいは、「あなたは特別なんです」というセリフが聞かれるし、「啓示」とか神様がよく出てくるので、ゾンビー状態になってもおかしくはない。あと、2巻4話でシリーズⅠが終わる。この分だと、シリーズⅡにも楽々突入するなぁ。
2.京都の冬
今朝は急激な寒さになったが、ナイトキャップ、首にタオル、分厚い靴下、ジャージでペッタン懐炉をはって、温かい毛布にくるまれば極楽気分。暑さ寒さも生きている値うち。ほどよい季節感がいつも嬉しい。京都の冬は美しい!
3.夕食
タコのお造りキュウリ添え、なんとかとかいう小さい鯛の甘辛煮、芋の味噌汁、漬け物、その他……。熱燗、おちょこ2杯。酔っぱらった、ふぃ~(笑)。
4.島図書館ジオラマ、レイアウト完了
この数ヶ月、レール配置を何度換えたことか。毎夜数時間睨み付けてはレールの張り直しをしてきた。結局、この一ヶ月9割方「これで良し」としてきた特別なレール・レイアウトを捨て去り、簡略にした結果、もうこれで「完了」と昨夜決めた。
「特別」とは、周遊レイアウトにS字を入れた、いわゆるリバースという少し高度な仕組みのことだ。一般にはリバースのスイッチング回路専用器具を使うが、ダブル(同時切り替え)のポイント一つでリバースを行えることに気がついて、それの成功に有頂天になり、思考が固まっていたのだ。
それを棄てた。
何故なら、ミニレイアウト(60センチ四方)で真ん中にS字レールを貼れば、全体が見苦しくなり、図書館も駅も従になってコンセプトを出し切れないことに気付いたからだ。
余は新工夫を棄てることに一ヶ月かかった。
もう一つの発見は、177ミリ半径のレールを使うと、どの動力車も客車も電車もカーブを曲がりきる事実に確証を得た。が、これは後日の話に残しておこう。
5.本日葛野の仕事
土曜日だというのに、朝から登校し、「月曜の二科目準備」「原稿校正」「野望な原稿作成」、この三つを夕方までにこなした。全部終わった途端、空しくなってしまった。「来週は、なにをするのじゃ?」と、な。
教訓として、あと何年か数十年か、死にいたるまでは、仕事を楽しみに残す工夫も必要だと悟った。
「えっと、わすれてました」「あ、そんな約束ありましたかぁ、すまんこってす」「ごめん、ごめん、忙しくって、ちょっと遅れました」とか、「聞いておりません」とかかんとか、出来るだけ間延びした対応をしないと、死に至る前に、空しくなって心が先に死んでしまうかも知れない。
もっと、考えて日々生きようぞ。
6.葛野研究室の附録
以前作った温泉列車の未完成部分をヤスリで整形し、空色を重ね塗りし、最後に艶消しクリアラッカーで少しくすんだ様子にした。また別途作っていた展望客車(司書室と書庫と、展望閲覧室付きの専用列車)を色塗りし、同上。
これらを、総計1時間ほどだったが、上記5の合間にやっていた。まだまだ叩きモデラー状態だが、一つはほぼ満足のいくものになった。ただし、色塗りは難しいということを、再認識したことの方が意味深かった。
7.お金と時間
時が過ぎるのが速い、速すぎる。あっという間に80、90歳になりそうな気がするなぁ。となると、今いる学生達や、倶楽部員たちも、あっというまに~、あはは。
お金はなんとなく減る速度が落ち着いてきた。
もともと筋金入りの赤貧一家だったが、このごろは一回200円のビデオとか、古い手持ち図書だけを読むとか、鉄道図書館列車製作は安価(600円前後)な「鉄コレ」改造で済ませるとか、昼食は100円お握り一個とか、付き合いを減らすとか、年賀状は書かない出さないとか、工夫しているからなのだろう。あと数年すれば、年金が貯まりに溜まって、年金長者にならないかなぁ、うはは。
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