小説木幡記:2008/11/25(火)映画(DVD)三昧の日々が続く
数日前に、「イースタン・プロミス」という映画(DVD)を観た。主演は、ヴィゴ・モーセンテン。監督は、デヴィッド・クローネンバーグ。監督はもう、好々爺の年だが頑張っておらす。しかしまあ、度肝を抜く映画といえば、それで感想は終わる。
で、一家言。イースタン・プロミスを翻訳すると、「東(欧)の誓い」だと思った。プロミスを「約束」ととらえるむきもあるが、これはロシアン・マフィアの掟への「誓い」じゃなかろうか?
ともかく、ロンドンでロシア人やチェチェン人が入り乱れて暗闘するのは、イギリスにとってケッタクソ悪い世界かもしれぬのう。007が登場して一網打尽かな? とも思ったが、クローネンバーグ爺がそんなことをしたら、お笑いになる。(本当はどうだったかは、鑑賞してください。分かります(笑))
それで、ヴィゴ・モーセンテン君の蒸し風呂での活躍が目点になって、おわると同時に「指輪物語」DVDを引っ張り出して、アラゴルン王の勇姿を延々と鑑賞し、まるで映画三昧じゃった。
それで昨日帰還すると、「LostのシーズンⅠ、2巻・3巻がそろっておりまする」と木幡漫画博士に告げられて、つい手をのばしかけたが、いやいや平日に映画にひたると「駄目じゃ」と内奥の声が響き、週末までとっておくことにした。そういえば、余は20代前後、映画のハシゴをしていた。当時は二本立てが通例だったので、頭の中は日々映画世界で一杯じゃった。週に二回程度は映画館に6時間以上も籠もるのだから、なんだか、ものすごい青春やったなぁ(?)
と、今日はこれで終わり。
ひたすら、仕事、仕事。
映画とか小説とか漫画にひたる人間は、社会不適応の「不良青年」だと今は思うぞ。
要指導! 要矯正!
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