小説葛野記:2008/11/19(水)一日終えて日が暮れて
夕方五時を過ぎると、京都葛野では暗くなる。全国的にそうなのかどうかは知らない。
五時過ぎだと、いつもなら「さあ、これからじゃ」と、いきり立ってあれこれするわけだが、なにやらここしばらくは「もう、終わり」の気分が強い。ずっと連続して午前7時過ぎ出勤が続いておるからだろう。授業日以外は、もう少しゆっくりするはずなのに、最近は絶え間なく早朝4時過ぎに起きて、葛野について、夕方になると「やめた、やめた、もうやめた」(笑)のノリやね。
朝から、3年生助勤2名が中心になって、4年生3名が補佐をして、生涯学習概論のグループ討議第一日目に入った。受講生80名。このプロジェクトは3回だけのものだが、授業の司会進行は3年生にとって初めてだったせいか、担当者は緊張しておった。……。で、無事終了。余といえば、教室の隅でひっそり見守っておった脳。
その後反省会をして、その後余は会議に出かけた。明日木曜日は、重大会議が三つもあって、その一つは議長なので、ちょっと緊張して打ち合わせ。老いも若きも、不慣れなことをする前は、緊張するもんじゃ。
午後は、しばらく落ち着いて、そのご教授会。それが終わって屯所を覗いたら、授業もないのに助勤二人が卒論の準備をしておった。早朝から授業助勤をして、午後は自分の卒論準備、……。まことに、現代大学生は精勤じゃ脳。涙。
で、余はカキの種を食べながら、珈琲を飲んで、MuBlogにやおら向かった次第なり。
見渡すと、部屋中に電車やロボットがひっくり返って、書類は床にならんでいて、書棚の図書は軒並み斜め置きや逆さま置きのままだ。いかぬなぁ。整理整頓は情報図書館学の基礎というのに。なのに、明日の会議資料だけは、プリンターの上にきっちり乗っておる。あはは。
ではまた明日、再見
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