小説木幡記:2008/10/30(木)朝からMuBlog
今朝は3:30に目覚めた。よく寝たなぁと背伸びした。そう言えば、昨夜はドラマ「相棒」の後編が午後9時からあったはずだが、9時前に床に入り、ついちょっと数分休もうと思って電気を消したら、朝だった。つまり、見過ごした。まあ、よいか。そのうち、まとめてDVDを江戸のエドルン君が買うだろう。
エドルン君のことだが、どうにも「映画鑑賞」はエドルン依存症のようで、帰京しない限り映画を見ないことに気がついた。夏は「二十世紀少年」だったが、帰京を待っている間に「スカイクロラ」は見逃してしまった。今度、11月から「まぼろしの邪馬台国」が吉永小百合さんらによって、映画になったが、年末まで上映しているだろうか。むりだなぁ。ただ、なんとなく「感動を期待して入館」しないといかんようなプレッシャがあって、ふむふむ。まあ、行くとしたら、今度こそ自立して、余ひとりで暗い映画館におそるおそる入らざるをえないような、気がした。
自立といえば。ますます依存症が強い。
ひとりでできることといえば、読書と研究と鉄道図書館列車を作ることくらいだな。長い間組織(木幡研も葛野研も組織)に生きてきたから、そこここで依存症が身に染みついてしまった。たとえば授業。今では助勤(上級生による授業支援)なしではやっていけない状態だし、会議も心やすい同僚たちの支援、事務手続きも司書や秘書さん達、漫画道も葛野や木幡の専門家支援、映画はエドルン支援、……。そうそう、MuBlogはなんとか一人でやってこられたが、これも数年後には身代わりをやとって、一見MuBlog らしい記事が書かれているかもしれない。
ブッダは30前に王宮をすて、地位をすて、家族をすてて、出家なすったらしい。はげしい独立じゃ。
しかし、現在の余がそんなことをすると、三日で餓死してしまいそうだ。
もっと、長生きしたい(笑)
ところで閑談余事
毎日一週間分のMuBlog記事アクセスが右サイドバーに表示される。一週間分なので、日々のアクセスが速効反映されるものではないが、なんとなく毎朝見ては楽しんでいる。
解析対象期間: 2008年10月23日(木) ~ 2008年10月29日(水)
人気記事ランキング
1位:NHK篤姫(40)篤姫と和宮、家茂を挟んで写真を撮る
2位:NHK篤姫(42)徳川家茂・なにわの死
3位:NHK篤姫(17)小松帯刀前夜
4位:NHK篤姫(43)女達の徳川・男達の薩摩
5位:丕緒の鳥(ひしょのとり)十二国記/小野不由美:雪のような音
6位:NHK篤姫(41)小松帯刀の薩長同盟
7位:涼夏2007PCの自作(1)アクリルケースとファン、電源
8位:涼夏2007PCの自作(8)RAID設定(WindowsXP)とグラフィックスボード
9位:NHK篤姫(39)薩英戦争と徳川家茂(いえもち)
10位:NHK篤姫(38)嫁姑よりも勝海舟と坂本龍馬
上位の七割がNHK篤姫でふさがれているから、これはもうMuBlogがNHK御用達のまぎれもない大河ドラマ専属blogになったようなもんだ。その中で、5位の不由美さんや、7、8位のPC自作を見ると、涙ぐむ脳。余はいつから、「日曜NHKドラマ批評家」になったんじゃろう。しかし、読者が求めるものを書くというのも、日曜作家の役目の一つ。このまま、師走まで突っ走るほかない。もし、大河ドラマがなくなったら、どうなる?
検索フレーズランキング
1位:丕緒の鳥
2位:うぶめのなつ
3位:小松帯刀
4位:長尾真
5位:落飾
6位:篤姫 小松帯刀
7位:アクリル PCケース 自作
8位:英姫
9位:椿井大塚山古墳
10位:甘樫丘
読者が直に検索エンジンからくる場合、その言葉内容は「篤姫」ばかりじゃないと分かる。「2位:うぶめのなつ」は、京極の夏ちゃん原作の映画記事が相当する。ふむふむ。これは「平仮名表記」が原因じゃろう。あの書名の漢字は、難しい脳。
「4位:長尾真」は、国立国会図書館長で、なんでヤクザなMuBlogと縁があるかというと、それは余にも分からぬ。余がどこかの図書館長でもしているから、という噂もあるが、それはないでしょう(笑)。ただ、最近文化功労賞を受賞されたので、こういう結果とあいなった。祝。
「9位:椿井大塚山古墳」「10位:甘樫丘」これこそ、MuBlog遺跡なのじゃろう。そういえば、昔のMuBlogは古代史専用blogとおもわれていたことも、あったなぁ。いまじゃNHK篤姫の用心棒、……。(ここで、三波春夫さんの「大利根無情」が流れてくると、さまになるのじゃが)
というわけだ。明日も明後日もこのランキングは変わらないだろう。しかし来月来年になると変わっているはずだ。
このように、統計というものは、時間の中で刻々と対象が変化し、そしてまた、こうして観察するだけで変化する。つまり各記事へのアクセスが変動するというわけ。観察しただけで、対象が変化するなんて、まさしく現代物理学の深奥にいたる気がするのう。かくして未来は予測できない。不確定。
さて、そろそろ葛野へでかけてみるか。
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