小説木幡記:2008/10/19(日)blog、ネットの利用異変
近頃めったにコメントやトラックバックのない寂れた()MuBlogなのに、数年前の古代史記事に以下のようなコメントがあって、喜んだ。で、コメント返しをする前に、その文中の紹介図書がどんなものかをGoogleしてみた。
すると、結果は出ない。
その代わり、文章が全く同一の記事が一ダース出てきた? 驚いた。おもに2チャンネル投稿だったが、それ以外の記事へも、同一文章がコメント投稿されていた。ただし、コメント著者名は全部異なっていた。
「いま、◎◎○○著「△△△王権のZZ」が密かなブームになっていますが、それによると○○に▲▲■王権が出来た当初は□□をもった■■により興されたとの説になっています。 そうすると、がぜんあの有名な■の×××時代がおわり・・・・・・・が作られ▲の製造が行われたあたりに感心が行きます。当時は、++++++++++++大勢力が形成され、そのどちらかがVVVVVVとなったと考えられるのですがどちらなんだろうと思ったりもし」(特徴的名詞をすべて消しました)
まったく同じコメントを機械的に方々に投稿するって、どんな気持なのだろう。プログラマブルかな? とも思ったが、最近のココログは滅多に変なコメントを受け付けないし(来ないだけかな?)、頑強な門がしつらえてある。だから、アルバイトの人か、同一人が如何にもそれらしい対象記事を発見すると、手技投稿しているのだろうか。
今回の場合、余の記した記事本文と、おなじみJo庵主のコメントが功を奏して、まさに投稿コメントはツボをついておった。
考えられる意図は、その図書を発行前に「密かなブーム」とたきつけておく、著者や出版社の仕掛け。
あるいは、無意味な、投稿趣味。
……。
あるいは自説瀕死の考古学者のダイイング・メッセージ(爆)。
効果は。
MuBlogがαブロガーなら、いろんな検索エンジンによって、コメントまで含めて洗いざらい採取されていくだろうから、そのコメント中の図書名や著者名のランキングが上がる可能性もあるがのう。残念ながら、誰もこない(わけではないが、古代史関係は無理。篤姫さんなら、多少は影響あるかも(笑))
なんにしても、てをかえしなかえ、いろいろな工夫があるもんだ。
わからぬ。暇があるのじゃろうか。
あるいは余が無知なだけで、ネットではこういう流儀が流行りなのかもしれない。
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