小説木幡記:2008/10/05(日)ジョウビタキ(尉鶲)の秋→モズ(百舌鳥)らしいです
日曜日のお昼、木幡は小雨でした。鳥たちは傘も合羽もなく、飛んだりとまったりしていました。木幡研周辺は渡り鳥の住み処のようです。
日頃は鳥たちを気にもかけないのですが、促されて眺めてみました。たしかに、目のあたりの化粧が古代エジプト・ツタンカーメン風で、洗煉されていました。
鳥たちも化粧一つで猛禽類の漢字にふさわしくなり、それなのに横顔を見ると優しげに見えて、ついつい見とれてしまいました。最初は双眼鏡で眺めていたのです。
このお化粧の特徴から、ジョウビタキ(尉鶲)の雄と推定しました。鳥もけものも雄の方が美しいわけですね(笑)。孔雀やライオンやガクトを思い出して下さい。
ついちょっと諸本を読んでみると、シベリアのバイカル湖より南東部、サハリン、中国北部や中央部で繁殖し、冬になると日本に渡る鳥のようです。日本画の題材にされてきたとか。(けさの鳥/山岸哲.朝日新聞社)
こういう鳥名は慣れないと難しいので、後日知人に尋ねてみることにしましょう。(タカの渡り)知人の鳥師は、奇縁というか同じカメラを使っているようです。今カメラをみてみたら、CanonEOSとだけ書いてありました。レンズを入れ替えて写したわけですが、Canon zoom lens EF-S 55-250mmでした。目一杯望遠にしたので、250mmと思ってよいでしょう。手持ちでオート撮影だったせいか、なんとなくぼんやりしていますね。小雨のせいでしょうか?(笑)
数枚とったので、ジョウビタキ(もどき?)の表情をお楽しみ下さい。
ジョウビタキの表情
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コメント
お言葉ではございますが、モズのオスかと拝察致します。
お持ちのカメラは、Canon EOS X2 でございます。
投稿: 某O | 2008年10月 5日 (日) 22時11分
失礼つかまつりました。カメラは、Canon EOS Kiss X2 でございます。
投稿: 某O | 2008年10月 5日 (日) 22時12分
某鳥師オーさん
そうでしたか、百舌でしたか。百舌のことは以前調べた鳥ですが、現実の鳥鳥を区別するのは難しいですね。
たしかに、ジョウビタキの頭は白いとか、冬の渡り鳥だから、早いなぁとか、疑問はあったのですが、「ジョウビタキ」という不思議な名前に憧れたわけです。
しかし書き換えるのは辛いので、全部「百舌かもしれない」としておきます(笑)
電気機関車のED790とED79100の区別なんか出来る人はマニアだけだろうから、ジョウビタキとモズの区別も、難しいことです(爆)
それから、そうですか、「Canon EOS Kiss X2」が私のカメラ名ですか。ボディにはCanonEOSとしか書いてなかったので、しりませんでした。ありがとう。あははっは~。
格言
幾つになってもこの世は知らないことで満ちている。
投稿: Mu→某O | 2008年10月 6日 (月) 04時10分
うわっ!モズの写真、上手く撮れていますねぇ
。
私の家にも、モズがやってきますが、来たという形跡は残していってくれるのですが、未だモズくん自身の姿は見せてくれません。
モズは、肉食なので、くちばしが少し曲がっているでしょ。
はやにえ写真でしたら、こちらをどうぞ。↓
http://blog.livedoor.jp/ki_718_hokamo/archives/50154056.html
投稿: ほかも | 2008年10月 8日 (水) 16時55分
尉鶲もどきの百舌鳥らしいこの鳥は精悍ですね。
鳥さんは、大体見かける場所が決まっています。
最近は肉眼、裸眼でみるよりも、望遠レンズや、接写レンズで見たときに、物の細かな所が見えるようになりました。
写した後で驚くわけです。
鳥たちも、こうして眺めてみると細かく色分けされて、嘴や爪のかたち、尾の長さ、違いが出てくるものです。
最近ようやく「鳥は水辺に多い」と分かるようになりました。
投稿: Mu→ほかもさん | 2008年10月 9日 (木) 04時14分