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2008年8月31日 (日)

NHK篤姫(35)心心:和宮の心・西郷の心

承前:NHK篤姫(34)和宮降嫁

和宮さんの心
 和宮さんが家茂を受け入れず、床入りするまえににキラリと光るものを懐にいれていたと、大奥では騒ぎになりました。
 そこにふってわいたような、ご存じ本寿院さまの、ご乱心に近い出現。<なにもかも、姑としての、指導がなっていません!>私は、笑いころげてみておりましたtaurus
 
 篤姫さんは驚いて、和宮さんと二人きりになり、話しかけますが、何を言うても「はぁ」と答えるばかり。終に、大御台所篤姫さまは行動に移ります。
 <懐に刃物をもっているのですか? 見せてください>と詰めより、もみ合いになります。
 もう、これだけで凄まじい話ですね。
 篤姫ヒロインのドラマだからよいようなものの、これが、和さん主役のドラマなら、可哀想に篤姫さんはどれほどの「鬼の姑」と描かれたことでしょう。ああ、恐ろしい。

 懐から転がり落ちたのは、銅鏡でした。和宮さんは、それで身繕いをこっそりしていた様子。しかし、なにかしら、たるさん(有栖川宮熾仁親王)とのことが、つい半年前に都であったのですから、見ている方ははらはらでした。たるさんとの別れに、なにか想い出の品が交換されたかどうか、記憶にも記録にもないのでよく分かりませんが、もし鏡がその証なら、それはそれで見ていて辛くなるところです。

 なお、詳細は知らないのですが、現代、和宮さんのお墓を移転するときに、たった一枚の写真原版がそばにあったそうです。誰が写っていたのかよく分からないようです。すぐに消えたそうです。

 家茂は和宮さんに<幕府は攘夷をできない>と言います。開国するか戦をするかの二者択一で、<兄上の、言うとおりにしたら亡国>と告げます。和宮は、<日本が滅びないために私は江戸に来ました。公武合体が成っても、攘夷で滅びるのはよくないです>と、心中を開かし、家茂に心を添わせます。
 このあたりの16歳の夫婦の語りは観ていても気恥ずかしいものですが、しかしどうであれ、将軍と内親王なのですから年が若くても、背負っているものは、想像もつかないほどの重さですね。

 それにしても、大奥総代滝山さんは、もうすっかり篤姫贔屓の大奥重鎮ですね。時はすべてを解決していく見本のようなものです。いや、なにごとも、篤姫のように二心無く、意地悪なく、人に接すれば、やがて相手も心を開くという人生観かも知れません。

西郷さんの心
 西郷さんは、いまだに引き立ててくれた斉彬が忘れられないようです。奄美にながされて生きながらえていることも、よくしてくれた月照さんが入水して、自分だけが助かったのですから、辛いままなのでしょう。
 上京し、幕府に改革を迫るという久光に、
 <中止。日延べすべきです>
 「何故じゃ」(怒った久光)
 「あなたは当主ではない。官位もないから、朝廷では相手にされない。江戸のことも知らず、諸侯との付き合いもない。あなたは、ジゴロにすぎない」と、はっきり言い捨てます。
 ジゴロとは土地のゴロツキの意味でしょうか、字幕には「田舎者」とありました。普通は、フランス語で、髪結いの(ヤクザ)亭主、つまり女性(主に情婦)を自在に操るヤクザを意味するのですが、現代用語はよくわかりません。

 西郷さん、言いも言ったりですね。久光さんは西郷退室の後、小松帯刀の前でキセルを折ります。しかし、観ていて爽快ではなかったです。なぜなら、久光はまだそれほど悪役ではないから、「西郷さん、そこまで露骨に言わなくても~」「久光さんも、斉彬に近づくために頑張っているんだから」と、感じました。
 後世、島津久光さんが西郷さんとどうなるかはお楽しみですが、なんとなくそりが合わなかったのかも知れません。

 今夜は、鹿男(笑)竜馬が初登場しました。小松さんとは随分仲良くなるんです。さらに、篤姫さまと小松帯刀と竜馬は同じ歳なんですね。~偉人は同時代にまとまって生まれるようです。

 そうそう、篤姫の実家、今和泉家が大変ですね。篤姫のすぐ上の兄が当主なのに、久光は自分の五男を養子にいれて、はやばやと今和泉家当主に隠居させます。分家からの、久光、藩政批判を潰す策略のようです。久光さんは、人を信じていないと、自分で言うておりました。ちょっと、暗い話ですね。30前に隠居して、どうするんでしょう?

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2008年8月30日 (土)

昭和の鉄道模型をつくる(32)カワムラ理髪店

承前:昭和の鉄道模型をつくる(31)飯田郵便局 

32:部品と工作(カワムラ理髪店)

3201:理髪店「カワムラ」正面
3203:理髪店「カワムラ」背面

 正面写真を見ていると、ほんの少し床に隙間があります。鉄模の鉄人ですと、こういう隙間はなんとしてでも修復するわけですが、私はこれで満足しています。しかし、「隙間ができたなぁ」と、気付くほどには私もたった半年で、この世界に入り込んでいるようですcat
 別のジオラマで、図書館本館自体を、ずっと自作ないし改作したいと思っているのですが、今回も、ドアのガラスの文字とか、玄関前の理髪店回転燈(なんて言うのでしょうね)を見ていると、「自作も改作も無理だな」と、ため息をつきました。看板の「カワムラ」という文字でさえ、パソコンで作って貼り込むとか、イメージはわくのですが、いざ「◎△中央図書館」とか、やってみようと思った途端に、「無理だな」と、あきらめてしまいます。
 しばらくは、本誌のストラクチャ(構造物)の仕上がりに感嘆しながら、進めていきます。

32:鉄道模型の達人/宮村昭男

321:宮村昭男

 写真には、多分HOゲージ(つまり1/80縮尺)でしょうか、蒸気機関車があります。手前に真鍮の列車躯体が横たわっているので、この蒸気機関車も金属モデルなのでしょう。なにかしら重量感が写真からうかがえます。
 さて、宮村(48)さんは現役の鉄道員らしいです。そして、8畳間のコタツの上に工場一式があります。そこでヤスリをぎこぎこしこしこと掛けているのでしょう。
 かといって、……。
 雑誌の趣旨では模型造りというよりも、ウェザリング(古色、風化、汚れ)の名手として描写されています。宮村さんの手にかかると、新品の列車が「おもちゃ」にしか見えなくなります。ウェザリングを上手にすると、迫真の模型になるという実例です。
 蒸気機関車の煤は炭素粉末を使い、錆や泥は茶色の塗料、そしてパステル(多分、粉にして振りかけるのでしょうね)を使います。汚れを演出するわけですね。同じ車体でも、機関区によっては、時代によっては、汚れの違いがあって、それを精密に再現すると、書いてありました。
 たとえば、昭和40年代前半の小樽築港機関区のC62は、どのような汚れをしていたかぁ~。
 なんだか、読んでいて、呆然としました。

 私の樽見鉄道のDE10(TOMIX製)は鮮やかな黄色だったのですが、下手なウェザリングをして、そしてグリースを沢山使いすぎて、それが手について、それが手垢として車体にこびりついて、埃がすりついて、今や見るも無惨な「手垢まみれのDE10」になってしまいました。汚れ役は難しいものですね。ちっとも本物らしくなくて、よだれまみれですりきれた、幼児の愛用ぬいぐるみ、みたいになりました(下手なたとえですね)。

32:ジオラマ/レイアウトの制作(20)路面軌道を作る 1

322:ジオラマ/レイアウトの制作(20)路面軌道を作る 1

 まだまだ、路面電車タイプ「鉄道図書館」を造る余裕はないのですが、この世界でも路面電車は独特の味わいがあるようです。
 要点は、スチレンボードを二枚重ねして、上部にレールの幅の切り抜きをほどこし、レールを埋め込むわけです。そして、レールの間に石畳をはめ込むのがツボなんでしょう。写真では、レールの幅と、車輪が通る隙間を勘定して、約7ミリ幅のレンガパターン付きプラスティック板を正確に切り取ってはめ込むことで、それらしく仕上げています。
 ため息をつきました。当面、路面タイプ図書館電車に乗る気力がうせました。ミリ単位の作業は、老眼や指先の震え(笑)で、本当に難しいものです。最近アクリル板の整形に、虫眼鏡と頭に付ける懐中電灯を買いました。手元を明るくしないと、ミリ単位作業が出来ないからです。ですが、やはり、無駄になりそうですなぁ(aries)。

32:昭和の『鉄道模型』をつくる

323:昭和の『鉄道模型』をつくる;32

 巻頭記事に、「伊予鉄道」がありました。四国随一の都市・松山、と書いてあったので、「おお、畏友の某玉氏は、松山の高校で賛美歌を歌っておったのぉ」と、しばし目を閉じて想像していました。

 松山には圧倒されるくらいに路面電車があふれていたと、なんだか「本当?」と思うくらいに、浮世離れした冒頭文がありました。私は路面電車を、なにかしらねど「市電」と呼んでいます。つまり京都の市電が印象にのこっているわけです。その市電があふれんばかりに道をふさいでいたら、自動車は松山市内を走れなくなりますねぇ。京都はその問題があって、私が若い頃に全廃しました。私は、市電全廃に内心喜んだことを、今となっては悔やんでいます。だから、鉄道図書館に精根こめているのでしょうcancer
 ところで、どうやって、松山市はあふれる市電をコントロールしているのでしょうか?
 謎が深まりました。
 さらに、坊ちゃん列車という、外面は蒸気機関車、内実はディーゼル機関車まで、走っているとのこと。

 つまり、松山市には、路面電車オタク、蒸気機関車オタクが市の交通局中枢部を占めていて、松山に自動車はいらぬ! と、旗指物をうちたてているのじゃなかろうかと、ふと想像しました。

32:未来の図書館、過去の図書館
 紙の図書が中国で起こって2000年、西欧で普及しだして600年。それだけの長い年月、人々は眼鏡をかけて、指をうごかして、頭を使って、読書してきたのです。日本では明治時代以降に学校制度が整備されましたので、すでに百年以上、殆どの国民が紙の図書に触れてきたのです。現代も、年間8万点前後の図書雑誌が生まれています。各地に図書館があり、大型書店が国道沿いにも沢山あって、現代風古書店もあります。

 インターネットが普及し、携帯PCと言えるiPhoneを多くの人が手にしても、原始的な紙の本は生まれ、読まれ、図書館に残されていきます。あるいは、特殊な研究者は、古紙に書いてある数百年前の風俗小説に血眼になっております(爆)。

 人はこの2000年~600年の間に、実体のある紙の図書・原始状態に慣れてしまっているのです。手でページを繰り、どこまで読んだ、ここに付箋をはさもう、ここにマーカーで印をつけよう、じゃまくさいからページを折って明日にまた読もう~。iPhoneを操るような人から見ると実に原始的な営為です。そういう人の目からは、紙の図書を舐めるように読んでいる私など、猿に見えるのじゃないでしょうかぁ?

 しかし。
 人類は常に先祖返りしたがっている野蛮な、爬虫類の脳を同居させているのです。つまり、指が十本もあるのに、親指だけでこちょこちょキーを触ることや、インターネットやiPhoneなんて、クソ喰らえと思っている人も何割か生き残るでしょう。それが、人類なのです。きっと。

 さて。
 私は、どちらに肩入れしているのでしょうか。もちろん、「邪馬台国周遊図書館ジオラマ」を作っているのですから、言わなくても分かりますね。
 と、ところが。
 それを記録している、このMuBlogは一体、何なのでしょう。iPhoneでモバイル投稿しているのかも知れません(嘘)。紙の図書でないことは確実ですね(笑)。

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2008年8月29日 (金)

小説木幡記:2008/08/29(金)晩夏の脳

1.睡眠と脳の活性化
 昨日、極早朝から夏期論文の第三ステージ(論立て)の続きを始めた。午前8時ころに、あることに気がついて、一旦、第二ステージ(用語調査、調整編集)に戻って、三万件の用語を、別の視点からせっぱ詰まって手技で触りだした。追い詰められると結局、すべて手で直す(笑)。

 そのまま続ければ、どんなにやっても一週間はかかる計算だった。昼食はパンを食べながら、作業を継続した。息がつまりそう。
 午後二時ころに疲労困憊で、投げ出して、眠った。
 午後三時ころから、うつらうつらしながら、天井をながめながら、半睡になった。
 午後四時まえに「ハッ!」として、起き上がりマシンに向かった。
 エクセルにデータを再入力し、ある操作をした。
 一秒後(正確にはコマンド一つ)に、思った通りの結果になった!
 一週間から10日の時間が浮いた。
 マシン命。
 余は、雄叫びをあげた。

 睡眠が、つまり脳の休養がどれほど大切かは、若いころから知っていた。しかし、昨日は痛切にそれを再確認した。余は「徹夜した!」という言葉を、冷笑する(taurus)。徹夜してやらなくても、脳に休養を一時間出すだけで、最短・最高度の結論を出す。
 余は、だからこそ、ヘビーな仕事はすべて午前五時頃から、午前中にすませてきた。
 脳は、眠らせないと、狂うぞ。

2.夏の計画
 教材製作「邪馬台国周遊図書館ジオラマ」は、論文にせっぱつまって、休暇中(笑)。一昨日に、カッターナイフで、山の形を切り出したが、まだ等高線でいうと地上高50mあたりなので、山裾だけに終わった。
 日曜作家は相変わらず休暇中だが、もう半年になるので、ちょっと長すぎる。論文の第三ステージ完了とともに、約3週間やっておきたい。
 読書。これはねぇ、男性の競馬・パチンコ・飲み屋、女性の買い物・ファッション・ケーキと変わらないね。あれこれ悩まなくても、この8月だけで文庫本を10冊読んでしまった。

3.本日定食
 ひたすら夏期論文の第三ステージ。考える暇があるなら、手をうごかせ。バイトする暇があるなら脳を鍛えよ。起きて怠惰、悪事するくらいなら、眠って極楽往生。

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2008年8月28日 (木)

卑弥呼の墓(008) 箸墓古墳の大規模周濠確認

承前:卑弥呼の墓(007) 纒向遺跡解明への期待

箸墓古墳の周濠(堀というよりも、回りに巨大池があるような)

箸墓の周濠(想像図です)
箸墓古墳の大規模周濠(産経新聞)

古墳域全長が450mにもなる巨大な周濠
 27日水曜日、夕刊を見ると、箸墓古墳のニュースがあった。古墳の回りを幅60m以上の周濠(堀)が取り囲んでいた形跡が見つかった。この周濠まで含めると古墳域の全長450mほどになり、ものすごく大きな古墳になる。もちろん前方後円墳単体としても、3世紀の初期古墳としては280mもあって、巨大さは以前から有名だった。
 だから、卑弥呼の墓と噂されてきた。
 とる物もとりあえず、想像図を作ってみた。だいたいこんな風だったのだろう。
 ところで。
 産経新聞の記事の最後で、おや?と思った。「発掘現場はすでに埋め戻され、現地説明会はない。」ふむふむ。ここで、私はいろいろ別のことを想像しだした(笑)。大体、大きな発掘があると、大抵は一週間後くらいに現地説明会があって、数百人の人が押し寄せるものだが~。
 (もしかしたら、ついでに親魏倭王の金印が発見されて、大騒ぎになるのを怖れて、埋めたのかしらtaurus

研究者の箸墓被葬者推定
 産経新聞では3名の専門家の意見がまとめてあった。一応、卑弥呼の死を248年と仮定しての上だ。
 以下は、私が意訳した内容。

◎白石太一郎(奈良大教授)
 箸墓造営には10年くらいかかるから、古墳の築造を260年頃と見ても、卑弥呼の墓だろう。
◎寺澤薫(橿原考古学研究所)
 卑弥呼の後の、トヨ、かその後の男王。卑弥呼の時代はクナ国との対決があり、不安定だったから、これほどの大規模古墳を作ることが出来ないだろう。 
◎石野博信(兵庫県立考古博物館長)
 被葬者はトヨ。

 上記三氏の内、寺澤氏のことはMuBlogに触れたことがあった(最古の前方後円墳(邪馬台国?)東田大塚古墳、矢塚古墳)。いずれにしても、お三方とも纒向遺跡(まきむくいせき)を邪馬台国比定地としてとらえておられるので、後日、じっくりその御説を学び、MuBlogにまとめるつもりである。

Muの今回周濠確認の感想
 現在の箸墓古墳(当地の石碑には、倭迹々日百襲姫命(やまとととひももそひめのみこと)大市墓)は、皇室の「墓」として待遇されている。ヤマトトトビモモソ姫は、崇神天皇(10)の姑(みおば)として相談相手になる巫女だが、系図上では孝霊天皇(7)の娘になるので、年令は離れていたことだろう(昔のことはよく分からない)。
 崇神天皇を中心にして話したのは、この巫女姫(三輪山の大物主神の妻)が崇神紀にあるからだ。そして「墓」となっているので、天皇陵ではない。
 現地の風景や空気を味わって、この箸墓古墳を眺めてみると、「天皇陵に比定されなかったのに、なんと大きく、そして威令高き姿よ」と、思わず感動してしまう。
 そして。
 諸説はあるのだが、三世紀中頃の、初期前方後円墳として最大級の大首長墓と考えられている。そこから、当時の邪馬台国女王卑弥呼(3世紀中頃死亡か?)が浮かんでくる。
 景観を私は大切に考えている。箸墓の位置は、三輪山を背景にして、いわゆる神話のど真ん中にある。大物主神の三輪山がキーになっている。これほどの巨大前方後円墳を、三輪山の西麓につくってもらえるのは、余程の方だろう。第一人者の古墳と考えられる。
 一等地に眠る方は、邪馬台国を呪術でまとめ上げた卑弥呼以外にはなく、東西全長450mにもおよぶ大規模結界で、静謐を保ったのだろう。

 この話は、まだまだ語り終えない。シリーズ「卑弥呼の墓」に続く。

箸墓古墳地図

大きな地図で見る

参考 (インターネット上の新聞記事は、各社後日有料になるでしょう)
  MSN産経 浮かぶ権力者の威光、被葬者論争にも一石 箸墓古墳周濠初確認
  asahi.com 女王・卑弥呼眠る墓?の周りに幅60M超の濠 箸墓古墳
  毎日jp 箸墓古墳:天皇陵に規模匹敵「卑弥呼の墓」強まる? 周濠、推定より40メートル広く

箸墓の想像図については以下を参考にした。
  近畿の古墳と古代史/白石太一郎.学生社、2007.5 p131の図38
  まほろばの歌がきこえる/苅谷俊介.H&I、1999.3 p166の資料27

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2008年8月27日 (水)

小説木幡記:2008/08/27(水)メモ化してきたMuBlog

 近頃MuBlogは、どっしり腰を据えての記事が見あたらなくなった。実は、記事の素は沢山あるし、倉庫にも眠っているのだが、気持がせいて、書けない状態だ。その原因は、分かっている。

☆夏期論文がせっぱ詰まってきた。
 第三ステージ(つまり論述、論立て)に入りはしたが、時間がかかるなあ。当たり前だが、論立てとは「こうなんでしょうかねぇ」とか「こう、想像します」じゃ、話にならん。最低限の三段論法がないと、それは寝言とか、世迷い事になってしまう。しかし、ものすごい簡単な自明のことに思えることでも、スジをそれなりに付けるには、検証が必要で、これも「ネットにも、こんなん、ありましたぁ」では、話にならない。
 辛気くさい話じゃ。そやから、学者は辛気くさい男、女が多くなる。職業病じゃな。

☆読書の初秋。
 ともかく、活字というか、文字を読みたくなる季節。そこら中にある文庫本(ハードカバーは、寝読の顔面を直撃するので)をついちょっと、「1ページだけよ」と思って手に取ると、気がつくと1時間はすぐに経ってしまっている。茶や珈琲を一杯、のノリで本に手が伸びてしまう。
 職業病の一種というか、葛野も屯所も木幡も、文庫本は一杯ある。講談社の学術文庫という著名なシリーズに代表される古典、各種漫画文庫、あほ小説、おもしろ小説、実録物、~、文庫本は多い。最近のは活字も大きくなり、老眼にやさしい。
 しかし、これが時間をとってしまう。

☆こらえ性がなくなってきた。
 PCに向かっていて書いていても、テキストを眺めていても、読書していても、持続時間が30分~60分ほどになってきている。すぐに飽きて、背伸びしたり、列車の電源を入れたり、「柿の種」を食べたり、手洗いにいったり、葛野なら屯所を覗いてみたり、~。だめだな。こらえ性がなく、あきっぽい、まるでLD。つまり学習研究困難症の高度症例だなぁ。

 以上の諸例でわかるように、これではまともなMuBlog を書けない。
 という言い訳で、今朝はすでに午前8時前になってしまった。5時に起床して、この三時間、一体なにをしていた? 新聞読んだり、お茶飲んだり、ネット眺めたり、「東急たまでん、デハ80形」を走らせたり、シャワ浴びたり、~、無駄無駄しい人生を送っておる。

 さて、と。 

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2008年8月26日 (火)

小説木幡記:2008/08/26(火)夏の終わりの庭園鉄道

1.日曜の会合
 日曜の夜は数年ぶりにNDKの初老諸氏と出会い、祇園でうまいもん食べて、次回は上賀茂の町屋に居をかまえた鐵ツアン翁に招かれることにした(注:自然言語処理アルゴリズムでは、なかなか難しい日本語だ)。
 当日は京の写真、祇園の写真、iPhoneの写真、初老達の写真を一杯撮ったので、後日暇があればまとめておこう。ただし縛りの強い、箝口令付きの、難しい話題が大半だったので、書きにくい。要するにもしかしたら国宝問題じゃね(笑)。

2.月曜の夏期論文
 昨日月曜は午前7時~午後7時まで葛野で精勤。ただし、その間息抜きに、屯所でたむろしていた若いもん達と合計90分程度世間話や鉄道図書館披露に、時をともにした。
 だから実質10時間程度を夏期論文に費やして、成果は200文字程度の原稿半枚だった。嗚呼。
 若いもん達との意思疎通は、ようわからん。ただし、「余が茶髪にしたら、授業に活気がでるかな?」 と聞いたら「みんな、逃げる」という予測をもらえたので、コミュニケーションの成果はあった。
 
3.余の用字用法:若いもん達
 若いもん、そうそう。余の用語・語法も過去現在将来の為に、少し注記しておく。
 大学という世界で余は世間を味わっておる。
 で、若いもんとは、一般に3年生(21歳前後)をさす。だから年輩の人とは4年生(22歳前後)、必然的に2年生(20歳前後)はギャル(capricornus)、1年生(十代)だと把握しようもない、話をしょうもないオブジェクトと感じているな。当然、卒業生・ご隠居さんたちになると、これは「ご先祖さま」になってしまう。
 やはり、大学とは、世間とは独立した世界なんだと、思った。

4.若いもん達の実相
 実は、若いもん達も午前9時半~午後6時まで、合計4名が夏期の課題をやっていた。「疲れないだろうか?」と、思うほどに熱心に課題にいそしんでいた。
 世間では、ぐうたらな若いもん達の方が目に付くものだが、他方まったく逆の情景も大学にはある。そして、その精勤内容は、手慣れた余の夏期論文よりも、もっと難しい点が種々あると、余には理解できた。脳が破裂するほど錯綜した内容を、解きほぐすのにシンドイことも多いと、わかる。
 我が國の将来も、すてたもんじゃない。

5.『庭園鉄道趣味/森博嗣』講談社、2008.7 税別2800円
 この本は探すのに往生した。てっきり「鉄道関係」と思って、ジュンク堂に一点攻撃をしたが、見あたらない。探しあぐねて、フロアにあったコンピュータで検索したら、「ミステリー」の棚だった。庭園鉄道は、ミステリーなのかとぼやきながら、最後の二冊の一冊を購入した。
 ファンだからといって、全冊集めるほどコアファンではない。普通は森先生の古典的純粋ミステリィしか手にしない。じゃ、何故この図書?
 ★珍しく、ジオラマ製作が少しある。
 ★珍しく、T先生のお姿が写真にある。
 ★ネットでは見られない、図書初出記事がある。

 で、感動したのは、「庭園鉄道は、やりようによっては、誰でもできる」という趣旨だった。つまり、二本のレール(鉄かステンレス棒)を敷いて、戸車で代用した板きれトロッコを走らすだけでも、よい、という内容だった。なにか、希望がわいてきた。
 葛野のグランドの一画に、深夜密かにレールを敷いて、ミカン箱に戸車をつけて、トロッコ鉄道図書館を、作ってみたくなった。(手押しトロッコ、誰が押す? まあ、そこらにいる若いもん達)
 どうじゃろう。

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2008年8月25日 (月)

六十四万アクセス(64万/全体111万):MuBlogの分析

承前:六十二万アクセス(62万/全体108万):MuBlogの分析 (2008.07.29)
観測日時:2008/08/25(月) 15:21
MuBlog累計アクセス数:6400121日当たりの平均: 394.58
 (開設日2004/03/07 記事数 1,504 件 コメント 4,093 件 トラックバック 1,154 件  )
サイト全体アクセス数:1110422 1日当たりの平均:684.60
↓解析対象期間: 2008年7月26日(土) ~ 2008年8月24日(日)

(0) MuBlog64万アクセスの感想
 先頭のトップページを無視すると、一位が「NHK篤姫の幾島編」、二位が小野さんの「丕緒の鳥」、三位が浦沢さんの「20世紀少年」となります。七月末に統計をとった62万アクセス時点では、浦沢さんのは27位くらいでしたので、急激な浮上(笑)と言えますね。おそらく九月から上映される三部作映画の第一部、その人気の影響をうけているのでしょう。まことにMuBlogは外的影響をよく受けるものですcancer。NHK篤姫も視聴率が25%前後だといいますから、異様な人気です。

 と、考えますと12番目の「涼夏2007PC」へのアクセス維持は「健闘しているなぁ」と、言ってよいでしょう。まるっきり昨年のPC自作話ですからね。それにつけても、近頃流行りの「鉄道模型・鉄道図書館教材製作」は、やっと15番目あたりから顔を出してきます。

 ひととき自笑したのは、39番目の「冷蔵庫修理」とか、41番目の「金魚鉢水槽の掃除」記事ですね。夏だから、こういう過去記事が実用性の点で重宝がられるのでしょうね(笑~)。それに99番目あたりの、昔に旅行したハリウッドとか、サンタモニカ記事へのアクセスを見ると、落涙します。お客様は、ありがたいものです。

 というわけで、今回64万アクセス時点でも、従来通り、大きな変化は見られません。Muもまったく変化していませんから、当然MuBlogも変化せず、必然的にアクセス傾向も変わりませんなぁ。変わらぬ人生こそ、良きことです。

(1)ページ別アクセス数:1ヶ月分:MuBlog のみ

アクセス数: 21,737
訪問者数: 17,440
解析ページ 訪問者 アクセス
1 トップページ 686 1,243 3.9% 5.7%
2 NHK篤姫(09)薩摩の話:幾島の特訓 630 742 3.6% 3.4%
3 丕緒の鳥(ひしょのとり)・十二国記/小野不由美:雪のような音 503 567 2.9% 2.6%
4 浦沢直樹の「20世紀少年」は「21世紀少年」で終わったのか 427 504 2.4% 2.3%
5 NHK篤姫(32)勝海舟と桜田門外の変 379 462 2.2% 2.1%
6 NHK篤姫(29)落飾した篤姫:天璋院 350 439 2.0% 2.0%
7 NHK篤姫 365 419 2.1% 1.9%
8 NHK篤姫(30)将軍家茂と井伊大老 314 410 1.8% 1.9%
9 みたかのもりじぶり:三鷹の森ジブリ美術館 323 391 1.9% 1.8%
10 NHK篤姫(33)和宮の許嫁 292 359 1.7% 1.7%
11 NHK篤姫(31)出藍の誉れ・幾島去る 267 345 1.5% 1.6%
12 涼夏2007PCの自作 (1)アクリルケースとファン、電源 252 318 1.4% 1.5%
12 涼夏2007PCの自作 (8)RAID設定(WindowsXP)とグラフィックスボード 227 318 1.3% 1.5%
14 NHK篤姫(17)小松帯刀前夜 244 292 1.4% 1.3%
15 自作鉄道模型 225 267 1.3% 1.2%
16 NHK篤姫(28)死の重連:斉彬と家定の死 186 246 1.1% 1.1%
17 昭和の鉄道模型をつくる(31)飯田郵便局  181 216 1.0% 1.0%
18 Prius(日立製ノートパソコン)のハードディスク交換 192 214 1.1% 1.0%
19 涼夏2007PCの自作 (3)マザーボード(GA-G33M-DS2R GIGABYTE社) 152 201 0.9% 0.9%
20 ノート・パソコンのハードディスク交換、取り扱い処方 144 188 0.8% 0.9%
21 涼夏2007PCの自作 (7)配線とアクリルケース 84 171 0.5% 0.8%
22 地図の風景 137 154 0.8% 0.7%
23 CPU空冷装置・換装のお勧め・SAMURAI-Z 84 141 0.5% 0.6%
24 NHK篤姫(01)薩摩の話:島津斉彬(なりあきら) 118 135 0.7% 0.6%
25 NHK篤姫(27)篤姫の自律 101 127 0.6% 0.6%
26 昭和の鉄道模型をつくる(19) 喫茶店(ラメール) 100 118 0.6% 0.5%
27 京都の書店 107 113 0.6% 0.5%
28 昭和の鉄道模型をつくる(30) 音羽書店 82 111 0.5% 0.5%
29 HD(ハードディスク)の直付け増設のお勧め 96 110 0.6% 0.5%
29 読書余香 101 110 0.6% 0.5%
31 室町和久傳(むろまち・わくでん) 77 102 0.4% 0.5%
32 涼夏2007PCの自作 (5)メモリ:A-Data社 DDR2 SDRAM PC2-6400 ADATA 1GB & Heat sink 71 96 0.4% 0.4%
32 新世界より/貴志祐介 (上下):日本のアンチユートピア小説 87 96 0.5% 0.4%
34 CPU空冷装置・掃除のお勧め 59 90 0.3% 0.4%
35 涼夏2007PCの自作 (4)グラフィックスボード(EN8600GT SILENT/HTDP/256M)ASUS 56 88 0.3% 0.4%
36 涼夏2007PCの自作 (6)CPU:Intel Core2 Duo Processor E6600 44 83 0.3% 0.4%
36 姑獲鳥の夏:うぶめのなつ(映画) 62 83 0.4% 0.4%
38 古いノートパソコン・再生のお勧め:SONY-Vaio(2000年)に外付けハードディスク 65 79 0.4% 0.4%
39 枝魯枝魯(ぎろぎろ)の一夜 66 76 0.4% 0.3%
39 冷蔵庫の応急修理・20年ほど昔の日立製 68 76 0.4% 0.3%
41 金魚水槽の掃除(2005/12/04) 63 73 0.4% 0.3%
42 ηなのに夢のよう/森博嗣 60 72 0.3% 0.3%
42 美味しいところ 56 72 0.3% 0.3%
44 NHK篤姫(05)薩摩の話:養女とジョン万次郎 64 71 0.4% 0.3%
45 二階建て図書館列車考(4)Maxとき、上越新幹線(E1系新塗装) 56 67 0.3% 0.3%
46 図書館司書採用試験問題概説:県立図書館・関西・200702 58 64 0.3% 0.3%
47 NHK篤姫(26)篤姫の決意 50 62 0.3% 0.3%
47 小説木幡記:2008/07/27(日)蝉とひぐらし 55 62 0.3% 0.3%
49 昭和の鉄道模型をつくる(11) ポイントマシン(電動化の磁石)とDCフィーダー(送電線) 51 61 0.3% 0.3%
49 私の京都:蛇塚古墳:魔界巡礼秦氏の謎 42 61 0.2% 0.3%
51 NHK篤姫(34)和宮降嫁 45 60 0.3% 0.3%
52 私の京都:四条大橋と三条大橋の美味しいところ 47 59 0.3% 0.3%
53 前方後円墳の航空写真 26 58 0.1% 0.3%
53 050316・20世紀少年/浦沢直樹(漫画:小学館) 52 58 0.3% 0.3%
55 じょうしょうこうじ:常照皇寺 44 57 0.3% 0.3%
55 NHK篤姫(21)愛の理屈--側室お志賀の心 48 57 0.3% 0.3%
55 NHK篤姫(22)老中・阿部正弘の死 39 57 0.2% 0.3%
55 源氏物語・大沢本のこと 43 57 0.2% 0.3%
59 昭和の鉄道模型をつくる(03) 駅舎(面影橋駅) 45 56 0.3% 0.3%
59 【少しずつ進める癖/森博嗣】への共鳴感 50 56 0.3% 0.3%
59 Blogメモ 42 56 0.2% 0.3%
62 登喜和(ときわ)のステーキと春の京北周山町 29 55 0.2% 0.3%
63 勤王志士・古高俊太郎邸跡と、しる幸:私の京都・河原町通{四条→三条} 30 54 0.2% 0.2%
64 ノート・パソコンのハードディスク保守(シャープのメビウス・ノート) 47 53 0.3% 0.2%
65 神々の乱心/松本清張<感想文 その1:上品な吉屋特高係長> 42 51 0.2% 0.2%
65 NHK篤姫(24)篤姫の頓知 34 51 0.2% 0.2%
65 嵯峨野鉄道図書館 40 51 0.2% 0.2%
68 平城京、長岡京、平安京:三都の南北標高差 44 50 0.3% 0.2%
69 さくらだ:桜田 36 49 0.2% 0.2%
69 自作PC 38 49 0.2% 0.2%
71 日本・歴史・古代:白鳥伝説/谷川健一 38 48 0.2% 0.2%
71 昭和の鉄道模型をつくる(23) 菓子屋(井口菓子店) 36 48 0.2% 0.2%
71 自作ロボット 42 48 0.2% 0.2%
74 ミホミュージアムの秋 37 47 0.2% 0.2%
74 私の京都:ブックファースト京都河原町店 35 47 0.2% 0.2%
74 昭和の鉄道模型をつくる(14) トンネル1 34 47 0.2% 0.2%
77 最古の前方後円墳(邪馬台国?)東田大塚古墳、矢塚古墳 30 45 0.2% 0.2%
78 昭和の鉄道模型をつくる(28) 酒屋(青木酒店) 36 44 0.2% 0.2%
79 図南の翼:十二国記/小野不由美 31 43 0.2% 0.2%
79 スマート珈琲店(京都・寺町)のホットケーキ 32 43 0.2% 0.2%
81 涼夏2007PCの自作 (2)ハードディスクとDVDのセット 31 42 0.2% 0.2%
81 二階建て図書館列車考(2)大歩危トロッコ号(キクハ32-501)と外国のダブルデッカ 39 42 0.2% 0.2%
81 昭和の鉄道模型をつくる(29) 米山写真館 35 42 0.2% 0.2%
84 てらだや:寺田屋 26 41 0.1% 0.2%
84 嵯峨野鉄道図書館ジオラマ(07) 植樹 26 41 0.1% 0.2%
84 六十二万アクセス(62万/全体108万):MuBlogの分析 35 41 0.2% 0.2%
84 「壬申の乱」の関係地図 31 41 0.2% 0.2%
88 うさじんぐう:宇佐神宮 29 40 0.2% 0.2%
88 嵯峨野鉄道図書館ジオラマ(04) 塗り、川と池と滝 32 40 0.2% 0.2%
88 隠された十字架--法隆寺論/梅原猛 38 40 0.2% 0.2%
91 涼夏2007PCの自作:目次とまとめ 33 39 0.2% 0.2%
91 目次:嵯峨野鉄道図書館ジオラマ 30 39 0.2% 0.2%
93 長岡宮跡(向日市)ながおかきゅう 19 38 0.1% 0.2%
93 ヴァンパイア・レスタト/アン・ライス 31 38 0.2% 0.2%
93 NHK篤姫(02)薩摩の話:調所広郷の自死 33 38 0.2% 0.2%
93 NHK篤姫(03)薩摩の話:お由羅騒動に薩摩おごじょ 38 38 0.2% 0.2%
93 しじょうかわらまち:私の京都;四条・三条・河原町 25 38 0.1% 0.2%
93 0501010・大晦日の鍵善と八坂神社 30 38 0.2% 0.2%
99 ti voglio bene : t.v.b (リストランテ ティ・ボリオ・ベーネ) 29 37 0.2% 0.2%
99 イナイxイナイ:Peekaboo/森博嗣 (X1) <感想文:真空管一本> 31 37 0.2% 0.2%
99 ながればし:流れ橋(上津屋橋) 27 37 0.2% 0.2%
99 Hollywood & Highland:ハリウッド・ハイランド 30 37 0.2% 0.2%
99 Santa Monica Beach : サンタモニカ・ビーチ 32 37 0.2% 0.2%
99 椿井大塚山古墳の現況写真 24 37 0.1% 0.2%
99 地図の蠱惑:未踏地 23 37 0.1% 0.2%

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1 トップページ 354 354 8.8% 8.8%
2 NHK篤姫 280 280 7.0% 7.0%
3 NHK篤姫(29)落飾した篤姫:天璋院 179 179 4.5% 4.5%
4 NHK篤姫(22)老中・阿部正弘の死 156 156 3.9% 3.9%
5 NHK篤姫(32)勝海舟と桜田門外の変 154 154 3.8% 3.8%
6 NHK篤姫(30)将軍家茂と井伊大老 140 140 3.5% 3.5%
7 NHK篤姫(33)和宮の許嫁 130 130 3.2% 3.2%
8 NHK篤姫(28)死の重連:斉彬と家定の死 127 127 3.2% 3.2%
9 NHK篤姫(17)小松帯刀前夜 121 121 3.0% 3.0%
10 NHK篤姫(09)薩摩の話:幾島の特訓 94 94 2.3% 2.3%
11 浦沢直樹の「20世紀少年」は「21世紀少年」で終わったのか 87 87 2.2% 2.2%
12 NHK篤姫(31)出藍の誉れ・幾島去る 81 81 2.0% 2.0%
13 NHK篤姫(21)愛の理屈--側室お志賀の心 69 69 1.7% 1.7%
14 NHK篤姫(05)薩摩の話:養女とジョン万次郎 60 60 1.5% 1.5%
15 丕緒の鳥(ひしょのとり)・十二国記/小野不由美:雪のような音 59 59 1.5% 1.5%
16 ηなのに夢のよう/森博嗣 49 49 1.2% 1.2%
17 小説木幡記:2008/08/02(土)火星の水 43 43 1.1% 1.1%
18 NHK篤姫(26)篤姫の決意 38 38 0.9% 0.9%
19 NHK篤姫(27)篤姫の自律 37 37 0.9% 0.9%
20 小説葛野記:2008/05/08(木)毎日が日曜日定食 33 33 0.8% 0.8%
21 うじがみじんじゃ:宇治上神社 3232 0.8% 0.8%

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検索ワード/フレーズ 割合
1 幾島  G Y M 547 3.8%
2 丕緒の鳥  G Y M 334 2.3%
3 じぶり  G Y M 248 1.7%
4 落飾  G Y M 170 1.2%
5 二十世紀少年 ネタバレ  G Y M 155 1.1%
6 昭和の鉄道模型をつくる  G Y M 116 0.8%
7 篤姫  G Y M 115 0.8%
8 小松帯刀 篤姫  G Y M 107 0.7%
9 GA-G33M-D S2R  G Y M 105 0.7%
10 篤姫 和宮  G Y M 102 0.7%
11 篤姫 幾島  G Y M 84 0.6%
12 島津斉彬  G Y M 83 0.6%
13 昭和の鉄道模型  G Y M 72 0.5%
14 NHK篤姫  G Y M 66 0.5%
15 うぶめのなつ  G Y M 63 0.4%
16 丕緒(ひしょ)の鳥  G Y M 59 0.4%
17 アクリル PCケース 自作  G Y M 56 0.4%
18 篤姫 小松帯刀  G Y M 52 0.4%
19 小松帯刀  G Y M 48 0.3%
20 二十世紀少年 浦沢直樹  G Y M 39 0.3%
21 金魚 水槽 掃除  G Y M 37 0.3%
22 篤姫 桜田門外の変  G Y M 36 0.2%
23 20世紀少年 感想  G Y M 35 0.2%
24 ジぶり  G Y M 34 0.2%
25 篤姫 井伊直弼  G Y M 33 0.2%
26 20世紀少年 まとめ  G Y M 32 0.2%
27 篤姫 勝海舟  G Y M 31 0.2%
27 篤姫 ジョン万次郎  G Y M 31 0.2%
29 じょうしょうこうじ  G Y M 30 0.2%
30 NHK篤姫  G Y M 29 0.2%
31 HD 増設  G Y M 26 0.2%
32 京都 書店  G Y M 25 0.2%
32 京都 ぎろぎろ  G Y M 25 0.2%
34 昭和の鉄道模型を作る  G Y M 24 0.2%
34 しる幸  G Y M 24 0.2%
36 自作PCケース アクリル  G Y M 23 0.2%
36 ミホミュージアム  G Y M 23 0.2%
36 京都 大型書店  G Y M 23 0.2%
36 井伊大老  G Y M 23 0.2%
36 和宮  G Y M 23 0.2%
36 ハードディスク 増設  G Y M 23 0.2%
42 大奥滝山  G Y M 22 0.2%
42 貴志祐介 新世界より  G Y M 22 0.2%
42 nhk篤姫  G Y M 22 0.2%
45 神々の乱心  G Y M 21 0.1%
45 平城京 地図  G Y M 21 0.1%
45 森博嗣 名古屋大学  G Y M 21 0.1%
45 NHK 篤姫  G Y M 21 0.1%
49 篤姫 井伊  G Y M 20 0.1%
49 ぎろぎろ  G Y M 20 0.1%
51 昭和の鉄道模型 改造  G Y M 19 0.1%
51 桜田門外の変  G Y M 19 0.1%
53 森博嗣 Gシリーズ  G Y M 18 0.1%
53 PCケース アクリル 自作  G Y M 18 0.1%
53 桜田 京都  G Y M 18 0.1%
53 幾島とは  G Y M 18 0.1%
53 ηなのに夢のよう  G Y M 18 0.1%
53 上津屋橋  G Y M 18 0.1%
59 勝海舟 篤姫  G Y M 17 0.1%
59 室町わくでん  G Y M 17 0.1%
59 わくでん  G Y M 17 0.1%
59 二十世紀少年 ともだち  G Y M 17 0.1%
59 登喜和 ステーキ  G Y M 17 0.1%
59 お志賀  G Y M 17 0.1%
59 セラミックグリス 塗り方  G Y M 17 0.1%
59 ひしょのとり  G Y M 17 0.1%
67 宇佐神宮 謎  G Y M 16 0.1%
67 鍵善  G Y M 16 0.1%
67 mublog  G Y M 16 0.1%
67 室町和久傳  G Y M 16 0.1%
71 伏見桃山陵  G Y M 15 0.1%
71 SAMURAI Z  G Y M 15 0.1%
71 京都 ホットケーキ  G Y M 15 0.1%
71 黄金の茶室  G Y M 15 0.1%
75 windows xp raid インストール  G Y M 14 0.1%
75 森博嗣 退職  G Y M 14 0.1%
75 源氏物語 大沢本  G Y M 14 0.1%
75 甘樫丘  G Y M 14 0.1%
75 調所広郷  G Y M 14 0.1%
75 CPU 掃除  G Y M 14 0.1%
75 三輪そうめん 森正  G Y M 14 0.1%
75 葛野図書  G Y M 14 0.1%
75 SK-100 トロッコ  G Y M 14 0.1%
75 京都の書店  G Y M 14 0.1%
75 みたかのもり  G Y M 14 0.1%
86 ジョン万次郎 篤姫  G Y M 13 0.1%
86 鉄道模型 トンネル  G Y M 13 0.1%
88 椿井大塚山古墳  G Y M 12 0.1%
88 落飾 意味  G Y M 12 0.1%
88 楊令  G Y M 12 0.1%
88 森博嗣 Xシリーズ  G Y M 12 0.1%
88 貴志祐介 新世界より 感想  G Y M 12 0.1%
88 お由羅騒動  G Y M 12 0.1%
88 長岡宮  G Y M 12 0.1%
88 益田の岩船  G Y M 12 0.1%
88 河原町 世界地図  G Y M 12 0.1%
88 恭仁京  G Y M 12 0.1%
98 篤姫 井伊大老  G Y M 11 0.1%
98 ソニーパソコン ハードディスクの取り外し  G Y M 11 0.1%
98 日立 冷蔵庫 修理  G Y M 11 0.1%

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検索ワード 割合
1 篤姫 1,181 8.1%
2 幾島 669 4.6%
3 京都 470 3.2%
4 丕緒の鳥 370 2.5%
5 自作 350 2.4%
6 じぶり 259 1.8%
7 二十世紀少年 254 1.7%
8 小松帯刀 231 1.6%
9 鉄道模型 206 1.4%
10 ネタバレ 204 1.4%
11 落飾 195 1.3%
12 和宮 173 1.2%
13 感想 161 1.1%
14 昭和の鉄道模型をつくる 160 1.1%
15 地図 146 1.0%
16 アクリル 140 1.0%
17 ジオラマ 134 0.9%
18 森博嗣 133 0.9%
19 GA-G33M-D S2R 126 0.9%
20 昭和の鉄道模型 123 0.8%
21 20世紀少年 117 0.8%
22 ハードディスク 112 0.8%
23 掃除 104 0.7%
24 桜田門外の変 102 0.7%
25 PCケース 100 0.7%
26 風林火山 97 0.7%
27 島津斉彬 95 0.7%
28 NHK 88 0.6%
29 写真 83 0.6%
30 模型 82 0.6%
31 ノートパソコン 81 0.6%
32 raid 79 0.5%
33 丕緒(ひしょ)の鳥 70 0.5%
34 小説 67 0.5%
34 RAID 67 0.5%
34 NHK篤姫 67 0.5%
37 金魚 66 0.5%
37 井伊直弼 66 0.5%
37 うぶめのなつ 66 0.5%
37 増設 66 0.5%
41 新世界より 65 0.4%
41 ぎろぎろ 65 0.4%
43 交換 63 0.4%
44 ジョン万次郎 61 0.4%
45 勝海舟 60 0.4%
46 日立 56 0.4%
46 設定 56 0.4%
48 家定 55 0.4%
49 PC 53 0.4%
49 十二国記 53 0.4%
51 xp 52 0.4%
51 浦沢直樹 52 0.4%
53 井伊大老 51 0.4%
53 windows 51 0.4%
53 登喜和 51 0.4%
53 Nゲージ 51 0.4%
57 貴志祐介 49 0.3%
58 水槽 48 0.3%
59 邪馬台国 47 0.3%
60 レイアウト 46 0.3%
61 配線 45 0.3%
61 ファン 45 0.3%
63 まとめ 44 0.3%
63 京都市 44 0.3%
65 ケース 43 0.3%
65 ノート 43 0.3%
67 鉄道 42 0.3%
67 書店 42 0.3%
67 HD 42 0.3%
67 prius 42 0.3%
71 HDD 40 0.3%
72 分解 39 0.3%
72 アクリルケース 39 0.3%
72 井伊 39 0.3%
75 ハードディスク交換 38 0.3%
75 NHK 38 0.3%
75 お志賀 38 0.3%
78 新撰組 37 0.3%
78 nhk 37 0.3%
78 前方後円墳 37 0.3%
78 桜田 37 0.3%
78 修理 37 0.3%
83 インストール 36 0.2%
83 じょうしょうこうじ 36 0.2%
85 小野不由美 35 0.2%
85 ジぶり 35 0.2%
85 義経 35 0.2%
88 ケースファン 34 0.2%
88 CPU 34 0.2%
88 トロッコ 34 0.2%
88 卑弥呼 34 0.2%
92 神社 33 0.2%
92 冷蔵庫 33 0.2%
94 昭和の鉄道模型を作る 32 0.2%
94 神々の乱心 32 0.2%
94 大型書店 32 0.2%
94 名古屋大学 32 0.2%
98 しる幸 31 0.2%
99 Nゲージ 30 0.2%
99 ミホミュージアム 30 0.2%

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都道府県 割合
1 東京 1,626 25.3%
2 大阪 663 10.3%
3 京都 484 7.5%
4 神奈川 474 7.4%
5 愛知 322 5.0%
6 埼玉 273 4.3%
7 福岡 238 3.7%
8 千葉 196 3.1%
9 静岡 164 2.6%
10 兵庫 155 2.4%
11 北海道 131 2.0%
12 茨城 114 1.8%
13 三重 110 1.7%
14 広島 99 1.5%
15 宮城 96 1.5%
16 長野 91 1.4%
17 鹿児島 87 1.4%
18 岐阜 74 1.2%
19 新潟 63 1.0%
20 滋賀 61 0.9%
21 岡山 60 0.9%
22 奈良 57 0.9%
23 栃木 54 0.8%
24 熊本 52 0.8%
25 石川 51 0.8%
26 群馬 49 0.8%
27 愛媛 46 0.7%
28 富山 44 0.7%
29 大分 41 0.6%
29 福島 41 0.6%
31 青森 31 0.5%
32 沖縄 30 0.5%
32 長崎 30 0.5%
34 福井 29 0.5%
34 香川 29 0.5%
36 宮崎 28 0.4%
37 秋田 27 0.4%
38 山梨 26 0.4%
39 岩手 25 0.4%
40 徳島 24 0.4%
40 山口 24 0.4%
42 島根 20 0.3%
43 佐賀 19 0.3%
43 山形 19 0.3%
45 和歌山 18 0.3%
46 高知 15 0.2%
47 鳥取 12 0.2%

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2008年8月24日 (日)

NHK篤姫(34)和宮降嫁

△今宵は所用で恒例の篤姫拝見は遅れまする。
 よって詳細は深夜ないし月曜極早朝になりますので、とりあえず事前予測記事だけを載せておきます。

○先程記録映像を拝見つかまつりました。これからしばし珈琲などたてて、ゆるりと感想文をしたためるといたしましょう。予定では、23時過ぎには完了。
 では再見。

◎なんとなくかき上げましたので、ご笑覧のほど願いたてまつりまする(aries)。22時58分、記。

承前:NHK篤姫(33)和宮の許嫁

鑑賞前
 実は~、Muは武家と公家の、風習などの違いをよくしりません。それらしき雰囲気は、三島由紀夫さんの『春の雪』で想像しているだけです。その小説では、男性が維新元勲武家の出身で、女性は公家の出です。
 風習の違いというよりも、意地の張り合いにも思えますね。ともあれ、 降嫁(こうか)、嫁になって降りるというのですから、天上界から下界に下るような話です。
 それと、和宮さんは公家一般話ではなく、天子の妹君ですから、皇家の話になりますね。

 さて、言葉と格式・位階のすれ違いと、意地の張り合いとが、和宮降嫁とともに大奥でわきあがったことでしょう。
 言葉ですが。
 篤姫は充分に薩摩言葉を直していますし、近衛家からも指導があったでしょうが、それ以外の大奥の女性は江戸風武家言葉だったのでしょうね。和宮さんが言葉を変えたとは思えません。
 皇家、公家での京言葉がどんなものかは想像するだけですが、相当に違いがあったと考えます。実態は、よく通じなかったのじゃないでしょうか。篤姫と和宮が直接言葉を交わすのは少なかったでしょうし、細部はお互いの世話役が話し合ったとしても、微妙なニュアンスが通じ合うまでには時間がかかったと思います。
 想像ですが「よろし」など、現代人でも、関東と関西だと意味が逆転しそうです。Goodなのか、OKなのか、もうよい(厭じゃ)なのか、どうでもよろしいなのか、それはいりませんなのか、~。

 格式問題、位階ですが。
 公家の方だとなによりも官位を重視しますね。和宮さんは内親王で、特殊な品「位」がありました。征夷大将軍は、ずっと下位になります。三代将軍のころの春日局(かすがのつぼね)は、結果的に従三位という位と「春日局」という称号を持ちますが、これは特殊、特別ですね。
 篤姫の位階は家定薨去後従三位だったようですが、幕府崩壊とともに剥奪されています。死後復位したようです。
 昨年、ガクト謙信が地元有力者の下馬礼が無かったので相手を引きずり下ろした事件(笑)がありましたなぁ。地元有力者の官位が上だったので、下馬礼をしなかったのでしょうが、ガクト謙信は実力者大名として、怒ったわけです。

 姑・篤姫側、嫁・和宮側が意地の張り合いをしたというのは、資料抜きでの想像です。しかし、二つの異種の女性軍団が遭遇したなら、そうなるのは火を見るよりも明らかで、とやかく勉強せずとも、今夜のドラマにしっかり描かれることでしょうpenguin。男心にはよく分かりませぬが、こういう確執を描くと視聴率が上がるという、その程度の相関関係はよく分かります。

鑑賞後
 なかなか女性の迫力ある一夜でした。

 大体、双方の言い分というのは、どちらも理をもっていますから、どちらか正しいと裁断するのは難しいわけです。古来からの嫁姑の関係は、宗教戦争なみに解決の困難さを持っておりまする。間にたった婿殿は、双方の言い分が分かるものですから、立ち往生するのが世のならい。嫁と姑とが同じ船から落ちたなら、さて婿殿はどちらを先に助け上げるのでしょうか。

 男子は一般に生涯にわたって、会社、宮仕えでは随分有能な方もおりますが、それ以外ではおっとり育つものです。おっとりとは、あまり深く考えないままに過ごすということでしょう。しかるに、嫁さんをもらったとたんに、人生の深淵を味わうものです。だから、立ち往生するのです。
 で、教訓は、男子は母殺しをし、女子は父殺しをしたとき、あらたな家庭がうまれるのだと、側聞しております。これは死と再生という神話的古典原理の、変種ですね。

 和宮さんは、江戸の食事も、衣類も、調度も気にくわないと申されます。16歳の御所育ちにとって、江戸の食事は確かにこたえるかもしれません。衣類は女性の命に近いものですから、これも自分が理想とする美しさから外れたものは、身につけるのは辛いことでしょう。調度品は、日常のものですから、手触り雰囲気、すべてに「異質感」を持ってしまうと、使う気にはならないでしょう。

 篤姫さんは、位階の違いを知っています。
 しかし位階の違いは人為の強いもの、嫁姑の違いは有史以来家族制度が初まって以来の原則、と考えたのではないでしょうか。儒教などを持ち出さなくても、今眼前の連れ合いを産み育てた母体、つまり両親に礼を尽くすのは、普遍的と感じたのでしょう。ならば、家茂の義母たる自分、すなわち篤姫が、母として嫁を指導するのは、天に恥じないことと、覚悟を決めたのでしょう。

 上座、下座、敷物の有無など篤姫はまず和宮にわびをいれます。
 しかる後に、嫁姑の立場の違いを、凛とした声で和宮に伝えます。ただ、篤姫は威圧的上下関係を強いたのではなく、ともに徳川という「家」をもり立てるには、内紛に何の意味もないと、伝えたかったのでしょう。「和さん、家茂さんっていい男でしょう? 好きになったでしょう? その男が背負っている徳川を、ちゃんと、あんたと私でもりたてないと、いかんやないの」という、ノリでしたな。

 政治としても、家庭としても、組織としても、「和」は大切ですね。和を達成するには、双方のわがまま、あるいは我慢だけでは無理でしょう。言い分をきっちり伝えて、その上で、呉越同舟(ごえつどうしゅう)。つまり喧嘩しすぎて船を沈めたらもともこもなくなる、という人生の基本を今夜のドラマは示しているように思えました。

 と、いつものMu説教節でした(penguin)。

追伸
 ただし、篤姫が相当に聡明であるからこそ、今宵は姑に肩入れしたわけです。
 ところで、中村メイコさんの憎々しげな役ぶりは、やはり名優のものですなぁ(笑)。それに鶴ちゃんの爬虫類じみた岩倉具視卿、よろし!

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2008年8月23日 (土)

小説木幡記:2008/08/23(土)朱夏/今野敏、を読んでみました

 『朱夏/今野敏』新潮文庫、こ-42-2
 副題が警視庁強行犯係樋口顕、となっていて、作者の今野さんはこの種、警察小説で著名な方のようだ。実は以前に、この方の『隠蔽捜査』というのも読み、あまりの面白さに筆を執るのがもったいなくて、MuBlogには感想文を記していない。

 今回の朱夏というタイトルは、青春、朱夏、白秋、玄冬からとったもので、人生の男盛り、女盛りを意味するようだ。朱い太陽の夏だな。も少し分かりやすく言うと、大人時代を意味している。その大人とは、対人・対社会関係にバランスよく対応できる人をさす。さらにくどくもうすなら、人生とは思うようにならないことを承知したその中で、活きる智慧をもつ人を大人というのだろう。

 余は対社会的な実人生では白秋であるが、これは今野さんの小説の中で天童警部補が「秋には秋の枯れた味わいがある」と語らせていたので、にやりとした。まだ、枯れてなんかおらぬ、脳。

 さて、この作品は朱夏からみた青春批判小説となろうか。もう少し細かくいうと、まっとうな、トレーニングを含む青春ではなくて、ガキが肉体的に成長し、悪智慧をもってしまった「現代青春」に対する、批判小説だ。青春の仮面をかぶったケダモノ・ガキ達が現代を一色に塗りつぶしている。

「そう。大人が自分たちの文化に自信をもてないってのも一因だな」 「青春ばかりがもてはやされるからな。いい年の大人が未だに青春してる、などとばかなことを言っている」 「独身で生活に追われていない若い連中は購買力がありますからね」 「この国は何もかもがマーケット中心で動いている。くだらねえ国になっちまったもんです」

 さて。若い者がこれを読むとどう感じるのだろう。まるで、現代の10~30代の者達はクズ扱いされている雰囲気だ。余も自身、振り返ってみるに、たしかにクズだな。クズがクズであることを自覚していると救いようがあるが、とんと自覚がなくて、唯我独尊、世界の中心にいるような振る舞いが多い。人間のくずが今の世界を席巻している、となる。クズ、クズ、クズ。吉野葛、葛切りじゃなくて、ゴミ芥のクズ。

 そんな青春なんて、まっぴらゴメン。ちゃんと、朱夏という立派な世代観があるではないか。という色濃いメッセージが込められた警察小説、だと言っても間違いではない。

 確かに現実の無差別衝動殺人青少年の記事を目にすると、樋口刑事が罠にはまった犯罪は、身近に感じられた。ただし、犯人はまだ悪智慧があるから、衝動的とは言えず、つまり無秩序ではなくて、秩序形の事件だった。

 ところで、余は日頃20代前後の青年たちと日常を過ごす職業なので、そういうメッセージに感動したわけでもないし、「そうだ、そうだ」と喝采を送ったわけでもない。たとえば、「独身で生活に追われていない若い連中は購買力がありますからね」というセリフだが、たしかにそういう連中も多かろうが、日頃見かける卒業生や在学生は、そうでない者の方が多い。三年間働いて、外国旅行もせず、ブランド物も買わず、親の老後を考えて300万円貯金したとか~、切り詰めた食生活で納豆と豆腐、そうめん、一日二食で痩せ細っておる青年も一杯いる(美容かねぇtaurus

 ~
 だから、メッセージはメッセージとして、「そうだ」とも「いや、違う」とも言えない。何よりも今野さんの人物造形が『隠蔽捜査』も、今回も気にいったわけだ。特にオジキ達がよい。大体40代の警察官なのだが、実に、いじましいほど、古典的なほどの、庶民である。庶民なんて、クソ喰らえと思う余でもにやりと笑いたくなるほど、庶民庶民していて、最初のうちは「お笑い庶民話」として読み出す。

 庶民刑事達は、最初はなにかしら、余と肌が合わない。『隠蔽捜査』の主人公は刑事じゃなかったが(警察官僚)、馬鹿かと思うほど、警察道(笑)に徹した四角四面な男だった。今回の樋口刑事も、人望があって、しかも家庭では娘に対して文句を付けるほど一般的な男性だった。読む方としては、最初は共感も異能さも感じられず、ただのオジキ刑事がうろうろしているなぁ、そんな導入だ。

 ところが。
 その、英雄でもない、ハンサムでもない、秀才でもない刑事達が、いつの間にか輝きだしてくる。まだ二作なので、なぜ輝き出すのかはよく分からないのだが、ともかく右往左往しながら、知らぬ間にありったけの能力を開放し、犯人、敵を殲滅している姿に出くわすわけだ。

 なぜそうなるのか?
 それを書くのが感想文だろうが、あいにく、本記事は「小説木幡記」なので省略する。詳しくは原典にあたっていただきたい。

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2008年8月22日 (金)

小説木幡記:2008/08/22(金)1501番目の記事です

Muyss

 気がついたら、先回の記事が1500番目で、今夜のは1501番目になっていた。2004年の3月七日開始だから、四年と少しの期間になる。年間に三百強だから、あまり多いとも言えないが、飽きもせずに書いたものよと、思った。

 今朝は、夏期論文の第三ステージに入った。もしかしたら、快調と言えるのかも知れない。第二ステージは本当にしんどかったなぁ(笑)。つまり、どんなことでも仕込み、段取りが八分(はちぶ)ということじゃ。世間のことも、80%かはどなたかが縁の下の力持ち。あとの二割で花がさく(か、どうかは先の話で、未定)。

 「日本の美術史」だから、仏様や寺社、絵画の名前がずらずらと上位頻度で出るかと思ったが、意外にも、目だったのは聖徳太子さまと、東大寺、それに大仏さんだった。事情は省くが、これは意外すぎた。まあ、よかろう。

 邪馬台国周遊図書館ジオラマは、依然としてむき出しの発泡スチロールのままだな。すでに相当時間をかけているが、なかなか前に進まない。九月も半ばになると屯所に置いておけないので、それまでに原型、石膏ぬりたくり、色つけ、線路固定をしておかないと、立てかけることもままならぬ。言葉では、120X90センチの畳一枚にも満たない小さなジオラマだが、屯所の八人がけテーブルを完全に占有してしまっておる。今の状態で、だれかが「地震ごっこ」なんかをすると、崩壊する。中央図書館が山の上だから、このままだと、危なっかしい。

 というわけで、我ながらMuBlogを読む限り、快調に見えるが、事実そうだが、よく眠り、よく食べて、毎日、目がキラキラ(爆)しておるが、実態はというと、木幡と葛野のルートを一歩も外れないように、綱渡りの日々を送っておる。

 普通の話なら、「遊び、寄り道もせずに、それだけ生真面目に毎日仕事をしておるんですか、よいなぁ」となるところだが、実は、この「綱渡り」は、遊びを怖れているのじゃなくてな、一歩でもルートを外すと底知れぬ変調に落ち込むだろうという恐怖感だ。
 要するに、なにがあっても、地震があっても、用事があっても、電話があってもメルがあっても、外で会議があっても、木幡~葛野のルートを絶対に外せない、はずすと動けなくなる、動悸がはげしくなり、眼前が暗くなる、~そういう恐怖だねぇ。こまったことです。そしてまた、毎日MuBlogを投稿しないと、変調を来す、これも困ったことです。

 かくのごとき因果律律の世界の中で生きることの、辛さというか、悦楽というか、余にもようわかりませぬ。

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2008年8月21日 (木)

小説木幡記:2008/08/21(木)鬼面の研究/栗本薫、の感想

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(↑講談社文庫、鬼面の研究/栗本薫)

 お盆休みに読んだ本だが、しばらく感想を書くのをひかえていた。単純な話で、いわゆるネタバレしないように書くのが難しいからだ。

取材で訪ねた秘境・鬼家荘(くがのしょう)。嵐のために外界との連絡を断たれたロケ地で取材班が一人また一人と殺されていく──。鬼の子孫を自称し伝説と因習に生きる住民と、やらせ精神あふれる現代の鬼っ子・テレビ人間の間に起こる連続殺人事件の謎に、名探偵伊集院大介と森カオルの名コンビが挑む傑作長編推理。

 実質290頁ほどの読みやすい分量だった。誰とは申さぬが、現代のキログラム単位の重量級文庫やノベルスと比べると、重さだけでも肩の荷が下りる味わいだな。

九州の秘境
 事件のあった秘境・鬼家荘は岡山でも瀬戸内海でもなくて、九州の山奥になっている。数え方はいろいろあるが、東京から飛行機と自動車とを使って10時間ほどかかり、以前は電気もなかったというのだから、やはり秘境である。
 当時(文庫は昭和56年、つまり1981年頃)は携帯電話がなかったが、飛行機も自動車もあった。山陽新幹線はあったかな?
 九州で「荘」とつくと、すぐに五家荘を思い出すのでさっそくモデル候補地を考えてみた。麓にS町があると書いてあり、村は吊り橋一本でつながっているので、やはり架空の場所かもしれない(爆)。そういえば、「暗黒館の殺人/綾辻行人」も九州の山の中だった。一応、熊本県の山奥の五家荘地図をあげておく。

大きな地図で見る

事件の起きた鬼家荘
 村の規模は50戸前後、総数百数十人。伝承が入り乱れていて、アイヌとか、鬼の末裔とか、いろいろあるが、村人達はときどき解読できない方言を話している。体格も顔立ちも日本人ばなれしている。村長・代表者は久我家といって、三人の男子と一人の女子がいる。村にTVクルーが近づいたときは、久我の当主がなくなったところで、村人達は「入るな、たたりがある」といって、一悶着ある。

 嵐の夜、取材班の一人が死に、吊り橋が切り落とされ、電話線もすべて切られて、鬼家荘は「嵐の山荘」状態になり、そしてまた、一人、一人、無惨な殺され方をしていく~。死霊のたたりか、鬼のたたりか、話は鵺のような闇にどろどろと溶け込み、定かでなくなってくる。はたして一行13人は全員殺害されるのだろうか? そして誰もいなくなったのか?

登場人物
 そうそう、ヒロインの森カオルは、東京で作家をしている20代の女性。秘境番組のナレーターとして村に入った。伊集院大介は、彼女の古い友人で、職業不明、痩せたメガネの男。兄妹のような関係で、一つ部屋に二人で泊まっても間に屏風一枚で、なにもない。あはは。カオルさんは、文章をみていると、伊集院さんの前で、セーターを着たり着替えたりしている。こういう所は、作者栗本薫さんが多分女性なので、女性の視点からは、おかしくないのじゃろう。余がそんな場面を書いたりしたら速攻で、クレームが入る。「ヒロイン佐保は、オジキの目で同性をみるのか!」とな。

 終盤に、「読者への挑戦の研究」があり、それまでの全てのデータから、だれがおどろおどろしい連続猟奇殺人の犯人かを、作者から挑戦している。で、余はまったく分からなかった!
 ただしトリックの一つだけは読めた理解した。カオル嬢が風呂に入っている時、覗き見(笑)されるわけだが、その男が(女がそんなことするかな?)殺されたわけで、犯人のアリバイがどうにも不動で、カオル君は唯一、大介の推理を疑う。で、その当たりのことは、ぴぴーんと分かった。余もまだ衰えていないようでほっとした。

木幡記にした理由
 感想文を書くつもりで読んだ訳じゃなくて、楽しむために古典的名作として読んでみた。だから、ミステリというよりも、ゆったりした読書のために読んだわけ。
 初読だったので、内容案内から「横溝正史さんや、本格推理小説の、パロディーなんかな」と思って読み出したが、意外や意外、想定した道筋は違っていた。余の途中推理は二転三転、覆されて、最後は横溝さんの作品のような終わり方ではなかった。ふむ。

 余は、人物造形としては、伊集院大介君が気に入った。なにかしら、女性からみた理想的なボーイフレンド(いつか恋人)とはこういう男性なんだな、と得心した。内田康夫先生の浅見君ともひと味違っていて、いろいろな探偵さんがいるのだな、と感心した。
 なお、栗本薫さんの作品は、昔、魔界水滸伝を十冊ほど読んで、深く感動した記憶がある。

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2008年8月20日 (水)

小説木幡記:2008/08/20(水)毎日が夏

 漸く一日が終わり夜になった。京都は今夕大粒の雨がふって、気温は初秋らしくなった。

四季への思い
 しかし、たびたび記してきたが、余は暑さや寒さへの耐久力があるわけではないが、ともかく、暑さも寒さも気持の上ではそれほどこたえない。身体は確かにおかしくなるわけだが、気持のなかでは「暑いねぇ」「寒いねぇ」「よろしなぁ」と、なるわけだ。そういう余は変に思われもするが、しかし逆に炎天下で帽子や日傘をしないヒトとか、極寒なのにミニのヒトをみると、「発狂しているなぁ」と内心思う。暑さも寒さも帽子を欠かさず、夏はステテコとハッカ油、冬はパッチとぺったん懐炉、と普通に対応している。

 そして今は汗をかき、冬はぶるぶる震える。それが、良いと思っているわけだ。
 京都や宇治の酷暑に酷寒、実によろしい。常春のマリネラ王国(どこかにあるらしいaries)なんかに住みたくない。くっきりと温度変化があって、その間に穏やかな春や秋がある。要するに、四季が心から好きなんだ。

夏期論文第二ステージ
 恒例の夏期論文は、以前も言うたが四段階で作ってきた。それが、まさに第二段階を終えようとしておる。ふむ。

 第一段階は、テキストの熟読、精読、舐めるようにな。これは、すんだ。
 第二段階は、テキストの調整、調査。これは現在、29000/31000用語まで終わったので、94%今夕終わった。
 第三段階は、論立て。これは来週から合計3週間使う予定。九月中旬に完了予定。
 第四段階は、評価。これは一週間の空きをおいて、数日で完了。

 毎年平均して、一日6時間で、約2ヶ月かかる。今年は、第一段階を早めたので、あしかけ三ヶ月かけることになる。
 論文を書く際の要諦は、いくつか経験的に把握してきた。

1.論立ての、意味を問うな。
 卒論のためとか、業績のためとか、世に問うとか、そういうばかげた考えはすべて棄てないと、おもしろくなくなる。厭になる。おもしろくなければ、厭なら、するな! 辞めてしまえ! が持論故に、こういう結果がでてくる。楽しむための、方策を練ること。

2.規則正しく、少しずつ。
 息をするように、茶を飲むように、洗顔するように、毎日原稿やPCに向かうこと。息をすることや、茶を飲むのに意味を問うか? 息を吸うことに気がつくと、「ああ、生きておる、たのしい」となるtaurus。茶を飲んだり、洗顔すると、すっきりする。
 ところで、息するのも、茶を飲むのも、洗顔も、まとめてするのは馬鹿げておる。数日分まとめて、顔を洗う気か? あほ。すこしずつ息をするし、毎日顔を洗うものじゃ。

3.出来なければ辞めろ。
 上の1も2も、守ればすぐに論文が完成する。守れないなら、それは能力の問題というよりも、したくないことなのだから、あっさり辞めればよい。実に簡単なことじゃ。卒業の為とか、業績とか、仕事とか。考えが逆様になっておるな。論立てするのが目的であって、他のことはそれに付随して、……。副作用のようなもんじゃ。

初秋の読書
 ようやく、読書のノリがよくなってきた。
 数ヶ月遠ざかると、読書もまた恋人に逢うような気分(古代の話gemini)で、うきうきする。

本日まとめ
 今日は葛野で午後遅く、空腹になったので買い置きのパンを無意識に食べたら、胸焼けがして食欲が落ちた。夕食のデザートに美味しそうな桃が一個あったので、胸焼け状態でいただくのはもったいなく思い、ラッピングして冷蔵庫にいれた。深夜食べて、お腹をこわしてはならぬので、ここにメモするなり。

 最近、Nゲージのレール・ポイントを修理できるようになった。簡単な構造なのだが、薄い真鍮板が何枚もつかってあって、スライドすると電気回路が変わるようになっていた。要するに接触不良なんだな。すぐ治った。

 最近、古い本を引っ張り出しては読むようになった。街にでかけて、新刊書を見るのが億劫なんだな。図書が10年、20年前と古くても、歳を取ると記憶が朧になるから、新品に思える。人間の脳はよくできておる。

 若い専門家に聞いたところ、記憶は20代のものが最大らしい。そう言えば、余は20代前後の読書や思索や体験という資産で、今も生きておるようなもんじゃ。利子生活者じゃね。
 ついでに、歳を取ると、過去や現在をポジティブに見るという実験結果も耳にした。もちろん個人差はあるようだが、そう言えば、余はここ10年ほど、ずっと脳天気に暮らしておる。いろんなことがプラスに見えるのも一種の高齢化現象とは、知らなかったぞcancer
 認知心理学、万歳! 人生の役にたつ学問はよいなぁ(笑)

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2008年8月19日 (火)

小説木幡記:2008/08/19(火)バーンアウトと「戦闘妖精・雪風/神林長平」

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燃え尽き症候群:バーンアウト・シンドローム:Burnout Syndrome
 ……
 離人症、パトグラフィー(病跡学)、創作療法、と鬱々しい言葉が朝から頭の中を走っていた。どの言葉も歴代の研究者が人間を観察し分析した結果、症例を定義したり、定義するなかで記録をまとめ実験し学体系を作り、現実の役に立ててきたのだろう。

 人間が分かることと、自分が分かることは現実には双方向の理解にならないし、分かることが現実対処を容易にするわけでもない。

 ただどんな場合も、自己診断、自己修復、自己メンテナンス、と自己用の方法論を身につけることは大切だと思う。もちろん、他の識者、専門家が眺めれば、「無意味、危ない、医師の診断にまかせよ」と、言うだろうが、またそれを言うのが、その者の職業なのだろうが、つまるところ古来から「自分のことは自分でやるのがよい」という言葉には勝てない。

 自分に対する治療者は自分がよろし。他が介在するとその場の治療は可能でも、それで終わり。また翌日があり、また翌年があり、完治はしない。壊れかけの自分を、走りながら自分で修理しながら、先にすすむしかない。というよりも、時が先に進めていく。
 ただし、自分が自分の医師、分析者、治療者になるには、相当な苦難、永年月を強いられる。一般に他を診断し治療するよりも、数倍難しい。

 こう思った。
 ヒトは、運動体としてはほぼ完結した完成度をもって世界の中を捕食しながら、動き回り、昔なら30年程度、現代なら80年程度、この地表をうろうろする生命体なのだろう。
 事故や攻撃に遭わない限り、自己身体修復機能やメンテナンス機能をちゃんと備えた、素晴らしい高性能有機体である。特に両手があるから、少しくらいの故障なら、自分自身で直せる。このあたりの、人体のすばらしさは類書を読まなくても納得できる。

 ところが、大脳。情報処理系。
 脳機能が発達しすぎて、それに手を焼く歴史だった。現代法律の基本には、自己責任を負えるかどうかが「罰」の判断基準のようだ。ようだ~、というのもこれも法律の専門家がそれで仕事をしているので、素人が確定的な云い方をすると、クレームが入るので、ぼかしただけだ。

 自己責任とは、その生命体ヒトが、自分というものを持っていて、その自分のやることなすことに、責任を持てるかどうかの謂いであろう。その「自分」とは、大脳を中心とした、情報処理系が正しく動いているか、機能しているかのことになる。

 単純にいうと、脳の問題になる。脳機能が定常的に壊れた者の責任は問わないというのが、現代の法律の基本にある。これは随分難しいことなんだ。脳の情報処理系にバグがあれば、社会的責任は解除されるという、難しい問題を含んでいる。いや、バグが対外的に秩序を破壊する方向に出たとき、どうするかの問題だな。

 人類史は、戦争に代表される。その戦争は常に宗教戦争の歴史だった。また、別の視点からは、権力闘争の歴史だった。これらは、人間という脳の大量精密情報処理系なくしては、起こらなかったことかもしれない。猿集団と狼集団が戦争しても、その場で終了となるが、人間の場合は延々と続く。殺傷破壊力も、猿や狼に比較はできない。

 以上が今日の小説木幡記の前振りである。

戦闘妖精・雪風/神林長平
 このお盆に二冊の小説を読んだ。正確には「戦闘妖精・雪風<改>」と「グッドラック:戦闘妖精・雪風」である。
 物語を単純に申せば、いつのまにか知能を持ち自律した戦闘機雪風と、非社会的心性を持った操縦士・深井零が相補しながら、分けの分からない異星物ジャム(ヒトなのか機械なのか、不明)と戦うという、物語である。

 深井零は、生まれたときから燃え尽き症候群のような青年だ。
 異星物ジャムは、定義できない「オブジェクト」で、神でも異星人でも、有機系でも無機系システムでも、なにもかもが当てはまるが、そのどれでもない、分けの分からない情報処理系である。
 戦闘妖精・雪風は、自分で「私はYUKIKAZE」と、記号ではなくて、自律システムとして答える。深井零青年と異星物ジャムとの、間にいる。

 以上が、この小説に関する感想文である。 
 優秀な作品である。

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2008年8月17日 (日)

NHK篤姫(33)和宮の許嫁

承前:NHK篤姫(32)勝海舟と桜田門外の変

小松帯刀の涙目
 井伊大老を暗殺した中に薩摩藩士・有馬兄弟の一人がいて、井伊の首をはねた後、負傷し自刃しました。ドラマではもう一人の弟が帰郷し、誠忠組に匿われましたが、島津久光の許しがなく、またしても誠忠組は突出しようとしたのです。その時、有馬の兄がそれを押しとどめ、「弟は切腹するつもりで事をなした」といい、生還した弟も後日切腹しました。
 ドラマでは有馬の兄弟のだれがどうしたかは分かりにくかったのですが、薩摩の方達にはよく知られた事実だと思います。

 それはそれとして、その間の帯刀の表情が良かったです。
 帯刀は、君命に背き突出した藩士が、腹を切ることの理をわきまえながらも、情としてそれに耐えられなかったのでしょう。涙をこらえ、大久保をつれて久光に面談した帯刀は、誠忠組を束ねる者として、大久保を推挙しました。

 薩摩も長州も、土佐も、各国も、この頃の若い下級藩士は血気にはやっていたのでしょうか。あらためて考えるに、各国で脱藩し、京へ江戸へ浪士たちが集まってきたのです。不思議な光景です。そして、新選組も。

姑になる篤姫
 和宮の関東への怖れは尋常ではなかったですね。京都の皇族や公卿たちにとって、関東はヱビス、鬼のすまいするところに思えたのかも知れません。
 私には半分それがうなずけて、半分は「京都もなぁ、鶴ちゃんみたいな公家さんに絡みとられると、怖いなぁ」と、名優片岡鶴太郎演じる不気味な岩倉具視さんをみていて、怖かったです。

 歴代、朝廷を比較的大切にした武家集団として、平氏は後白河法皇と駆け引きしながら公達として溶け込んでいました。鎌倉幕府の内、北条執権が一番朝廷をないがしろにしたようです。室町幕府になりますと、たとえば足利義満さんなんかは朝廷と親戚だったようです。信長は暗々裏に朝廷を冷笑していたようですが、秀吉になると、ものすごい朝廷贔屓擁護になりました。さぞ京の公卿たちも喜んだことでしょう。で、徳川さんはどうだったのか。締め付けは激しかったようですが、鎌倉北条家ほどではなかったようです。江戸と、上方、京文化がそれなりに栄えたことや、最後になって和宮降嫁を幕府の切り札にしたくらいですから、その権威性は充分に認めていたのでしょう。まして、御三家水戸は、勤皇の頂点でしたから。さらに、15代将軍慶喜さんは、世襲親王家・有栖川宮家とは親戚です。

 さて。篤姫さま。
 声の質が徐々に変わってきましたね。篤姫を邪魔者扱いして薩摩に返そうとした安藤老中にむかって、「武家としての誇りをもて」と、言い放ちました。
 安藤としては、朝廷からみて官位の低い幕府に、内親王を迎えるわけですから、なにからなにまで頭痛の種だったわけです。事実、将軍家茂にしても征夷大将軍でしたから、内親王を前にしては格が下がるわけです。まして姑の篤姫は、若い嫁の和宮の前では、下座に座ることになります。こういう状況は幕閣にも想像できることであって、困ったことでしょう。

 で、今夜の和宮は、母親と一緒に関東へ行くにはいくが、万事を御所風にすると云いきります。許嫁と仲をさかれ、死ぬほど厭な関東へ降嫁するのですから、このころ15歳の宮は完全に腹をくくって、おむくれになっていたのでしょう。

 というわけで、今後の朝廷風と武家風の対立がどうなるのか、ドラマでもその伏線がいろいろありました。なんとなく、篤姫がうっとり眺めていた江戸の調度品を、京の和宮さんは、「イナカクサイ」と、打ち棄てるような雰囲気です。篤姫さまも、姑として、大変だなぁ。

附録
和宮の許嫁(いいなづけ)だった有栖川宮熾仁親王
 孝明天皇の妹である和宮(1846-1977:かずのみや)の許嫁は、有栖川宮熾仁親王(1835-1895:ありすがわのみや・たるひと・しんのう)でした。婚約を破棄された熾仁親王は、後に官軍を率いて江戸への征討をいたします。東征大総督といういかめしい名称肩書きです。

 このころ皇室の存続を維持するために、四宮家という家系がありました。正確には世襲的に「親王」という身分を受け継ぐ、皇位継承権のある「世襲親王家」です。江戸時代には、伏見宮家、桂宮家、有栖川宮家、閑院宮家の四親王家があったわけです。現代とは異なります。

 皇族はだれでもが親王、内親王(女性)という身分を持つわけではなく、親王宣下がなければ「王」「女王」だったわけです。孝明天皇の妹だった和宮は、1861年に内親王となり、和宮親子(ちかこ)内親王という正式名称をもつわけです。1861年というと、降嫁の前年にあたりますね。

 このころ、後の明治天皇・睦仁親王(1852-1912:むつひと)はどうされていたのでしょうか? つまり和宮が降嫁の時(1862)、彼女は満16歳・徳川家茂は同16歳、かつて和宮の許嫁だった熾仁親王は27歳、明治天皇(睦仁親王)は10歳だったわけです。さらに、篤姫(1836-1883)は26歳になっておりました。
 歴史の役割として、有栖川宮熾仁親王は年齢的にも、後に「東征大総督」という肩書きを得たことからも、かつて和宮の許嫁だった「忘れられた昔の人」では、けっしてなかったようです。

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58 涼夏2007: アクリルPCケースM-acky 264 363 0.2% 0.2%
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63 涼夏2007: アクリルPCケースM-acky (側面) 268 339 0.2% 0.2%
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68 MuBlog: 昭和の鉄道模型をつくる(04) ホーム 250 323 0.2% 0.2%
70 涼夏2007: ケースファン:8センチ静音、4センチ2連装静音 262 322 0.2% 0.2%
71 MuBlog: 枝魯枝魯(ぎろぎろ)の一夜 274 316 0.2% 0.2%
72 涼夏2007: 後ろからみたEN8600GT SILENT(ASUS:EN8600GT SILENT/HTDP/256M) 267 314 0.2% 0.2%
73 MuBlog: 昭和の鉄道模型をつくる(28) 酒屋(青木酒店) 246 313 0.2% 0.2%
74 涼夏2007: 涼夏2007PC配線:フロントパネルコードのピン配置 227 307 0.2% 0.2%
75 涼夏2007: 涼夏2007PC配線:フロントパネルの配線 214 296 0.2% 0.2%
76 MuBlog: ミホミュージアムの秋 231 290 0.2% 0.2%
76 日々17: カフェーでのアトムとゲジヒト 262 290 0.2% 0.2%
78 涼夏2007: 室温:葛野研 188 289 0.2% 0.2%
79 涼夏2007: CPU・マザーボード・メモリ 235 288 0.2% 0.2%
80 MuBlog: 美味しいところ 224 286 0.2% 0.2%
81 涼夏2007: メモリ:A-DATA社DDR2 SDRAM PC2-6400 ADATA 1GB HEAT SINK付き  233 285 0.2% 0.2%
81 涼夏2007: 涼夏2007PCの後ろ姿 214 285 0.2% 0.2%
83 MuBlog: 私の京都:四条大橋と三条大橋の美味しいところ 247 281 0.2% 0.2%
84 MuBlog: 昭和の鉄道模型をつくる(11) ポイントマシン(電動化の磁石)とDCフィーダー(送電線) 201 270 0.2% 0.2%
84 MuBlog: 甘樫丘東麓遺跡(あまかしのおか・とうろくいせき)と蘇我入鹿邸跡 195 270 0.2% 0.2%
86 MuBlog: NHK篤姫(14)篤姫、父(島津忠剛)の死 224 268 0.2% 0.2%
87 MuBlog: 私の京都:ブックファースト京都河原町店 234 264 0.2% 0.2%
88 MuBlog: 勤王志士・古高俊太郎邸跡と、しる幸:私の京都・河原町通{四条→三条} 179 263 0.2% 0.2%
89 MuBlog: 登喜和(ときわ)のステーキと春の京北周山町 143 262 0.1% 0.2%
90 MuBlog: 昭和の鉄道模型をつくる(05) 交番・詰め所・公衆便所 197 259 0.2% 0.2%
91 MuBlog: 冷蔵庫の応急修理・20年ほど昔の日立製 215 258 0.2% 0.2%
92 MuBlog: 二階建て図書館列車考(4)Maxとき、上越新幹線(E1系新塗装) 229 256 0.2% 0.2%
93 MuBlog: 昭和の鉄道模型をつくる(21) 八百屋(丸茂青果) 184 254 0.2% 0.2%
93 MuBlog: 昭和の鉄道模型をつくる(22) パン屋(みのりベーカリー) 207 254 0.2% 0.2%
95 MuBlog: 前方後円墳の航空写真 144 253 0.1% 0.2%
95 MuBlog: 涼夏2007PCの自作:目次とまとめ 191 253 0.2% 0.2%
97 MuBlog: 昭和の鉄道模型をつくる(16) バス車庫 188 247 0.2% 0.2%
97 MuBlog: 小説木幡記:2008/05/06(火)与謝蕪村展:MIHO MUSEUM(ミホ・ミュージアム) 189 247 0.2% 0.2%
99 涼夏2007: CPUクーラー:空冷装置(フィン) 191 245 0.2% 0.2%
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100 涼夏2007: SATA-2のソケット(GA-G33M-DS2R GIGABYTE) 200 241 0.2% 0.2%
102 MuBlog: 昭和の鉄道模型をつくる(17) タクシー営業所 194 239 0.2% 0.2%

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1 MuBlog: NHK篤姫(22)老中・阿部正弘の死 1,368 1,368 9.9% 9.9%
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4 MuBlog: トップページ 661 661 4.8% 4.8%
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9 MuBlog: NHK篤姫(26)篤姫の決意 200 200 1.4% 1.4%
10 MuBlog: NHK篤姫(09)薩摩の話:幾島の特訓 186 186 1.3% 1.3%
11 MuBlog: NHK篤姫(27)篤姫の自律 174 174 1.3% 1.3%
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13 MuBlog: NHK篤姫(18)斉彬の篤姫密命よりも尚五郎の決心 166 166 1.2% 1.2%
14 MuBlog: NHK篤姫(13)江戸の確執:英姫と篤姫 156 156 1.1% 1.1%
15 MuBlog: NHK篤姫(20)徳川十三代将軍家定との婚礼 153 153 1.1% 1.1%
16 MuBlog: NHK風林火山(39)第一次川中島の景虎と晴信 152 152 1.1% 1.1%
17 MuBlog: 丕緒の鳥(ひしょのとり)・十二国記/小野不由美:雪のような音 148 148 1.1% 1.1%
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19 MuBlog: NHK風林火山 130 130 0.9% 0.9%
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20 MuBlog: NHK篤姫(19)大奥の習わしもどこ吹く風 114 114 0.8% 0.8%
22 MuBlog: NHK篤姫(24)篤姫の頓知 97 97 0.7% 0.7%
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28 MuBlog: NHK風林火山(31)真田幸隆の謀略 71 71 0.5% 0.5%
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31 MuBlog: NHK篤姫(30)将軍家茂と井伊大老 68 68 0.5% 0.5%
32 MuBlog: NHK篤姫(12)薩摩の話:さらば桜島 67 67 0.5% 0.5%
33 MuBlog: みたかのもりじぶり:三鷹の森ジブリ美術館 65 65 0.5% 0.5%
34 MuBlog: NHK篤姫(06)薩摩の話:島津本家の姫 64 64 0.5% 0.5%
35 MuBlog: ほうしょうかん:鳳翔館・平等院ミュージアム 60 60 0.4% 0.4%
36 MuBlog: ti voglio bene : t.v.b (リストランテ ティ・ボリオ・ベーネ) 58 58 0.4% 0.4%
36 MuBlog: 新世界より/貴志祐介 (上下):日本のアンチユートピア小説 58 58 0.4% 0.4%
38 MuBlog: 博物館・明治村研修旅行HMK(1)歴史的建造物探訪 55 55 0.4% 0.4%
39 MuBlog: 枝魯枝魯(ぎろぎろ)の一夜 54 54 0.4% 0.4%
40 MuBlog: 昭和の鉄道模型をつくる(03) 駅舎(面影橋駅) 53 53 0.4% 0.4%
41 MuBlog: 小説木幡記:2008/04/29(火)葛野のことも夢のまた夢 49 49 0.4% 0.4%
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44 MuBlog: NHK篤姫(10)薩摩の話:篤姫が結婚の決心をした 43 43 0.3% 0.3%
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46 MuBlog: 石宝殿(石乃宝殿:いしのほうでん)と生石神社(おうしこ) 41 41 0.3% 0.3%
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28 篤姫 家定  G Y M 116 0.2%
28 昭和の鉄道模型 改造  G Y M 116 0.2%
30 お志賀  G Y M 115 0.2%
31 篤姫 英姫  G Y M 113 0.2%
32 島津斉彬  G Y M 112 0.2%
33 nhk篤姫  G Y M 111 0.2%
34 篤姫 幾島  G Y M 109 0.2%
35 京都 ぎろぎろ  G Y M 105 0.2%
36 京都 大型書店  G Y M 101 0.1%
37 PC ファン 掃除  G Y M 100 0.1%
38 ぎろぎろ  G Y M 98 0.1%
39 佐野邸  G Y M 96 0.1%
40 篤姫 小松帯刀  G Y M 95 0.1%
41 楊令  G Y M 93 0.1%
42 黒塚古墳資料館  G Y M 92 0.1%
43 SmartDoctor  G Y M 91 0.1%
44 落飾  G Y M 87 0.1%
45 CPU 掃除  G Y M 86 0.1%
46 プチロボX  G Y M 85 0.1%
47 ディオゲネス症候群  G Y M 81 0.1%
47 椿井大塚山古墳  G Y M 81 0.1%
47 ハードディスク 増設  G Y M 81 0.1%
47 しる幸  G Y M 81 0.1%
51 第一次川中島の戦い  G Y M 80 0.1%
51 山南敬助 堺雅人  G Y M 80 0.1%
53 HD 増設  G Y M 78 0.1%
54 わくでん  G Y M 77 0.1%
54 出雲大社 遷宮  G Y M 77 0.1%
56 佐野藤右衛門邸  G Y M 73 0.1%
57 レスタト  G Y M 70 0.1%
58 神々の乱心  G Y M 69 0.1%
58 小松帯刀 側室  G Y M 69 0.1%
60 京都 書店  G Y M 68 0.1%
60 修飾麻疹  G Y M 68 0.1%
62 伏見桃山城  G Y M 67 0.1%
62 平城京 地図  G Y M 67 0.1%
64 PCケース アクリル 自作  G Y M 64 0.1%
65 前方後円墳 写真  G Y M 63 0.1%
65 鉄道模型をつくる  G Y M 63 0.1%
67 五色塚古墳  G Y M 62 0.1%
68 ひしょのとり  G Y M 61 0.1%
68 上津屋橋  G Y M 61 0.1%
70 京都の書店  G Y M 60 0.1%
70 GA-G33M-D S2R   G Y M 60 0.1%
70 小松帯刀 子孫  G Y M 60 0.1%
73 蛇塚古墳  G Y M 59 0.1%
73 昭和の「鉄道模型」をつくる  G Y M 59 0.1%
75 みたかのもり  G Y M 58 0.1%
75 NHK 篤姫  G Y M 58 0.1%
77 SAMURAI Z  G Y M 57 0.1%
77 smartdoctor  G Y M 57 0.1%
79 cpu 掃除  G Y M 56 0.1%
80 アクリルケース 自作  G Y M 55 0.1%
80 常照皇寺 桜  G Y M 55 0.1%
82 越前大野市  G Y M 53 0.1%
82 鉄道模型 ジオラマ トンネル  G Y M 53 0.1%
82 鉄道模型 トンネル  G Y M 53 0.1%
85 桜田 京都  G Y M 51 0.1%
85 白鳥伝説 谷川健一  G Y M 51 0.1%
85 霜取りタイマー  G Y M 51 0.1%
88 卑弥呼の館  G Y M 50 0.1%
88 王仁公園  G Y M 50 0.1%
90 天神川 桜  G Y M 48 0.1%
90 篤姫 お志賀  G Y M 48 0.1%
90 鍵善  G Y M 48 0.1%
90 背割桜  G Y M 48 0.1%
94 島津なりあきら  G Y M 47 0.1%
94 ジオラマ 川  G Y M 47 0.1%
94 和布刈神社  G Y M 47 0.1%
94 京都 しる幸  G Y M 47 0.1%
94 由布姫  G Y M 47 0.1%
99 貴志祐介 新世界より 感想  G Y M 45 0.1%
100 とうかさいかん  G Y M 44 0.1%

(3)検索ワード

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集計対象アクセス数:69,207

検索ワード 割合
1 篤姫 2,534 3.7%
2 京都 2,438 3.5%
3 自作 1,382 2.0%
4 鉄道模型 1,273 1.8%
5 幾島 1,161 1.7%
6 丕緒の鳥 1,126 1.6%
7 1,037 1.5%
8 小松帯刀 980 1.4%
9 GA-G33M-D S2R 976 1.4%
10 ジオラマ 974 1.4%
11 昭和の鉄道模型をつくる 948 1.4%
12 地図 901 1.3%
13 昭和の鉄道模型 783 1.1%
14 設定 755 1.1%
15 RAID 716 1.0%
16 アクリル 640 0.9%
17 じぶり 607 0.9%
18 raid 600 0.9%
19 英姫 506 0.7%
20 風林火山 500 0.7%
21 レイアウト 494 0.7%
22 常照皇寺 473 0.7%
23 模型 471 0.7%
24 佐野藤右衛門 461 0.7%
25 掃除 456 0.7%
25 家定 456 0.7%
27 ハードディスク 454 0.7%
28 写真 442 0.6%
29 PCケース 436 0.6%
30 CPU 416 0.6%
31 感想 415 0.6%
32 BIOS 397 0.6%
33 ノートパソコン 382 0.6%
34 森博嗣 377 0.5%
35 bios 375 0.5%
36 昭和の鉄道模型を作る 356 0.5%
37 PC 323 0.5%
38 邪馬台国 317 0.5%
39 嵐山 311 0.4%
40 丕緒(ひしょ)の鳥 307 0.4%
41 ファン 306 0.4%
42 新世界より 305 0.4%
43 NHK篤姫 299 0.4%
44 SATA 298 0.4%
44 小説 298 0.4%
46 ぎろぎろ 292 0.4%
47 交換 281 0.4%
48 NHK 271 0.4%
49 登喜和 268 0.4%
50 卑弥呼 251 0.4%
51 EN8600GT 250 0.4%
52 お志賀 249 0.4%
53 ケース 244 0.4%
54 cpu 242 0.3%
55 じょうしょうこうじ 237 0.3%
56 貴志祐介 236 0.3%
57 増設 234 0.3%
58 ミホミュージアム 232 0.3%
59 二十世紀少年 227 0.3%
60 しる幸 222 0.3%
61 日立 220 0.3%
62 AHCI 216 0.3%
63 ハードディスク交換 208 0.3%
64 ASUS 206 0.3%
64 ノート 206 0.3%
66 京都市 205 0.3%
66 Nゲージ 205 0.3%
68 ネタバレ 203 0.3%
68 配線 203 0.3%
70 桜守 202 0.3%
71 gigabyte 195 0.3%
72 アクリルケース 192 0.3%
73 島津斉彬 184 0.3%
74 堺雅人 182 0.3%
75 グリス 180 0.3%
75 出雲大社 180 0.3%
77 温度 179 0.3%
78 昭和 177 0.3%
78 書店 177 0.3%
80 佐野邸 176 0.3%
81 伏見 175 0.3%
81 マザーボード 175 0.3%
81 NHK篤姫 175 0.3%
84 甘樫丘 172 0.2%
84 ガクト 172 0.2%
86 分解 168 0.2%
87 トンネル 164 0.2%
87 京阪 164 0.2%
87 20世紀少年 164 0.2%
90 ケースファン 161 0.2%
91 水滸伝 160 0.2%
92 松本清張 159 0.2%
93 大型書店 157 0.2%
94 改造 156 0.2%
95 うぶめのなつ 155 0.2%
95 windows 155 0.2%
95 側室 155 0.2%
98 A-DATA 151 0.2%
98 prius 151 0.2%
100 前方後円墳 150 0.2%

(4)アクセス地域

集計対象アクセス数:32,660

都道府県 割合
1 東京 7,824 24.0%
2 大阪 3,674 11.2%
3 京都 2,632 8.1%
4 神奈川 2,210 6.8%
5 愛知 1,763 5.4%
6 埼玉 1,247 3.8%
7 福岡 1,141 3.5%
8 静岡 1,081 3.3%
9 千葉 1,064 3.3%
10 兵庫 939 2.9%
11 北海道 718 2.2%
12 三重 682 2.1%
13 茨城 618 1.9%
14 広島 409 1.3%
15 滋賀 392 1.2%
16 長野 366 1.1%
17 宮城 358 1.1%
18 栃木 340 1.0%
19 岐阜 329 1.0%
20 奈良 308 0.9%
21 鹿児島 288 0.9%
22 岡山 272 0.8%
23 群馬 268 0.8%
23 石川 268 0.8%
25 新潟 260 0.8%
26 福島 249 0.8%
27 愛媛 232 0.7%
28 熊本 197 0.6%
29 山口 190 0.6%
30 岩手 185 0.6%
31 長崎 179 0.5%
32 大分 176 0.5%
33 富山 172 0.5%
34 香川 150 0.5%
34 和歌山 150 0.5%
36 福井 148 0.5%
37 秋田 136 0.4%
38 青森 131 0.4%
38 沖縄 131 0.4%
40 宮崎 120 0.4%
41 徳島 107 0.3%
42 高知 106 0.3%
43 山梨 103 0.3%
44 島根 102 0.3%
45 山形 101 0.3%
46 鳥取 89 0.3%
47 佐賀 55 0.2%

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2008年8月16日 (土)

小説木幡記:2008/08/16(土)こつこつと時が経つ

 今夏の、採点や会議やOC(オープンキャンパス)やAsuka2008や納涼会や、もろもろが嘘のように消えて、毎日鬱の海の中にたゆたい、それでも呆然としながらも、読書し論をなし、工作し、MuBlogに筆を染めている。
 どれも生きている限り、終わりはない。

 何かをしようとしているのではなくて、息をするように、茶を飲むように、午前は論文、午後は工作、夜は読書と、まるで輪廻、永劫回帰の輪の中を、飽きもせずとぼとぼ歩いている。
 気がつくと、夕方になり、夜になり、朝になる。

 こうして余の人生も、気がついたら前方後円墳玄室の石棺の中で、ひたひたと水の落ちる音を聞きながら、横たわっているのだろうか。
 あっというまの人生だなぁ。

 今日は部屋の外にでて、もわっとする暑気に出合い、次に建物をでたとき、ひやりとする涼気を味わった。気がついたら、初秋にはいっていたのじゃなかろうか。そういえば、鏡を見ると白髪で、人にも会わずで髭にあたっていない。白い髭で顎が埋まりだした。年月はこつこつと絶え間なく、飽きもせで、重ねていく。
 よいなぁ~、時空間に制約を受けた有機生命体の人生。

 常に終わりがある。
 活きても、屍同然でも、月日が経っていく。どちらも変わりはないだろうが、たまたま余は鬱の中にいつも光が見えていた。その細い鮮やかなレーザー光線のような輝きが好きで、それを見たくて、活きようとしてきた。

 今もそれが見える、だから、活きようと思ったね。
 今夕も、米のご飯がうまかった。

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2008年8月15日 (金)

小説木幡記:2008/08/15(金)それから六十余年

Muyks1

「すめらみことは、ヒトではない。かといって、神様や教祖様あつかいされるのはよくない。」
「ヒトではないから、個人的な気持、欲望、自由な選択などは、存在しない。財産もない。」
「ただ祈り、齋(いつ)き、人々の安寧をねがう立場なのだ。だから歴史的に、大切にされてきた。」
「すめらみことには、ヒトとしての個性は不要。その立場がこの世にふたつとない個性なのだから。」
「人類史の中でも類例のない立場だから、誰でもなれるわけではない。」

「すめらみことは、ヒトではない。我利我執や個性をもった教祖とは縁遠い。」
「神々に、人々の幸を願い祈るのだから、神様であるわけがない。」
「なくなられたとき、神の一柱となる。」
「ヒトではなく、神でもない。ただ、祈ることが、立場を継承したときから始まる。それがずっと続いてきた。」
「だから、人々は大切にしてきた。」

 と、深夜うたた寝から覚めたとき、夢に、鮮明に残ったイメージだった。
 最近、三島由紀夫『英霊の声』初版本に手を置いた、その影響なのだろう。初版本と断るのは、それを読んだ二十代の「ぼく」が激しい衝撃を味わったからである。同じ本でも、後に全集や文庫化されたものとは、質感が異なる。

 ただそのころ四十代の三島さんを、今になって思い出すと、理屈が過ぎるという気持が余に生まれだした。どういう理屈かというと、「などてすめろぎは ひととなりたまひし」という言葉のリフレインは未だに重くのしかかるのだが、「陛下」とか「軍神」という文脈で描かざるをえなかったことに、三島さんの「理屈」を味わいだしたということだ。陛下とか軍神という概念は、おそらく明治政府が衆愚のために、作り上げた人為人工色の強い制度言葉、つまりは目的とする機関説の原型思想から導き出された言葉なのだと思う。「玉:ぎょく」に、人々の前でどう振る舞っていただくかに腐心したのが明治の元勲たちだろう。今から思うと、大不敬の極みだった。しかたなかろう、日本書紀が漢意(からごころ)に潤色された「陛下」のような言葉を使っているのだから。

 それにしても鮮明なイメージだった。
 余の中で、すめらみことの立場がはじめて明確になった。
 そして、漢風諡号(しごう)で「神」と付くは、神武、崇神、応神、この三柱である。名付けた人は淡海三船(おうみのみふね)。淡海さんの気持を想像すると、なるほどと、うべなえる。

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2008年8月14日 (木)

小説木幡記:2008/08/14(木)貝焼きで食欲増えました

伝来の貝焼き
Mukaiyaki

大根おろし味噌煮
 昨夜の木幡研は、ひさしぶりの「貝焼き」で、大いに食がすすんだ。写真でわかるように、都会風のコジャレタものとは対極の田舎料理である。たしかに日本料理は見て楽しむ、器を楽しむなど多様だが、質実の要素もあり得る。つまり「うまい、食が進む」

 一言で言うと、大量の大根おろしに味噌を混ぜて、煮込んだ料理となる。「貝焼き」と言っているのだから、もともとは土鍋ではなくて、大きめの貝殻に載せて囲炉裏(いろり)で煮込んだのだろう。これを熱いご飯と一緒にいただく。日頃は小食で、ご飯茶碗に半分程度だが、昨夜は大盛りで二杯いただいた。

 大量の大根おろしがカナメだが、具はいれる。身欠きニシン(ニシンの干物)を細かく刻んだもの、大量のネギ・野菜、卵一個ほど、味噌煮込みだから、何を入れてもよいだろう。要するに、熱い「大根おろし味噌」を食べると考えれば分かりやすい。

父伝来の貝焼き
 父は食通ではなかったが、この「貝焼き」を残してくれた。福井県の貧農というか、炭焼きの出だから、明治時代の村では、米のご飯も、身欠きニシンも、味噌も「ごちそう」だったと想像する。卵は余の代になってから使っている。貝焼きの貝がなにかは知らない。ホタテ貝やアワビの大きい貝殻を囲炉裏において、ぐつぐつ煮込んだのだろう。

 これが福井県今庄町大桐地方の郷土料理とは思っていない。工夫好きの父がなんとなく、あれこれ考えて創り出した料理だろうと、想像している。

 たとえば父は、雑煮というものを一大変革させて余の食データベースに埋め込んだ。余にとっての「雑煮」とは、昆布出しだけで餅を煮て、黒砂糖の小片と一緒に食べるものでしか、あり得ない。世間の字句とおりの味噌で煮込んだ雑雑とした具付きの「おぞうに」なんて、気色悪くて正月の朝、いただけない(笑)。正月早々気持が雑然とする。すっきり単純にお餅をいただきたい。

 貝焼きも、言ってみれば単純食欲増進おかず。大根おろしと味噌ほど、お米にマッチする食材はなかろう。よって、父伝来の貝焼きが、今でも木幡研の食卓にあがる。美味なり。

参考
 今度気になって「貝焼き」についてネットを探索したところ、意外にも「津軽地方」の「貝焼き味噌」に出会えました。福井と青森は縄文時代から航海を通して、食にも影響があったのかもしれませんな(笑)。ただし微細に異なりがあり、やはり父伝来の「貝焼き」と考えておきます。要するに、当方の貝焼きは、大根おろしを味噌で煮るところに特徴があると言ってよいでしょう。

 貝焼き味噌 - Wikipedia

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2008年8月13日 (水)

飛鳥は石舞台が一番人気でした:Asuka2008研修旅行

0.Asuka2008
 例年のことではないのですが、今年はHMK:明治村研修旅行を無事に終了した余勢をかって、炎天下の明日香村への研修旅行「Asuka:飛鳥2008」を決行しました。葛野図書倶楽部2001にとって、その最大の目的は、司書や学芸員の卵として、青年期にきっちり日本の黎明期を味わってもらいたかったからです。

 これは諸説あるのですが、私の持論では、20代半ばころまでは、だれしも一種の「天才」的な感受性をそなえ、そして銘記力も強いので、その時点で得難い体験をすると、生涯それが「人格の核」になるという考えから導かれています。社会人や、司書や学芸員である前に、全人格的な「核」なくしては、豊かな人生を送りにくい事実は、そこここで味わう昨今です。

 まして当日参加者9名のうち、新人さん二名が関西圏で、他は全員遠国から葛野に来ている人達です。おそらく生涯、飛鳥の地を踏むことが無いかも知れないのです。

 分かりやすく言うと、若い内に良質な体験をしておくと、それがよい想い出になって、人生を支えるということです。あるいは、そういう核があって、自信とすると、他の人達に余力を持って接することができるということでしょうか。世の中の、多くの対人・対社会障害は、自分の中に核が無いので世界への怯えが生じ、いたずらに攻撃的(対外・対内の両面)になり、他や自己との協調ができない状態になった結果と考えています。

 明日香村(あすかむら)は、田舎です。しかしその風景と歴史とを合わせて考えると、わが国の黎明期を彩った地域です。年令に応じて体験すれば良いと思います。ただ、上述のように二十代前半に訪れた経験は、他の年令よりも影響が強いと想像します。

1.石舞台で記念写真
Muisibutaikinen20080812

 後で聞いたら、一番印象にのこった遺跡のようでした。蘇我馬子の墓と伝えられる巨石ですが、特に玄室に自由に入れたことが、うれしかったようです。下段の、全員が走り出した写真は、その意味がどうしてもわからないのです。なにかあったのでしょうか?

それぞれの石舞台青春
Muisibutai20080812

 すまして記念写真、ちょっと変わったフォーム、何かに驚いた様子の人、のんびり炎天下を散歩、考古学者みたいな人と学生、天井石を見上げる人。いろいろな表情が見て取れました。

2.酒船石の模様は「地図」か「人」か?
Musakafuneisi

 岡の酒船石は、9人の青年でも取り囲み切れない大きさです。模様は、こちらから見ると、「人」か「宇宙人」に見えますね。学説史では、機能に重点が置かれてきました。つまり、麻薬製造とか、酒造とか、油生成、日時計、暦、……。ここにきて「地図」説が機能追加され、私は単純に呪術的「人」形を思い浮かべました。

3.飛鳥寺の参詣人
Muasukadera3


 午後の飛鳥寺で一番疲労があったのは、私だったと思います。たしかに気持ちよい汗がたらたらとひたたり落ちて、木陰に座ると風が頬をなでたのですが、中に入って説明を伺う気力は無かったのです。飛鳥寺の意味やそのCG再現像は事前にNHKスペシャル番組を鑑賞していたので、皆さん、全員が仏様を拝顔しました。
 私は一人で、ビデオを使って甘樫丘と入鹿の首塚を写し、もどって隊員達の記念スナップを撮りました。

4.伏見鳥せい:納涼会20080812
Mutorisei20080812

 奈良からの帰りに、近鉄桃山御陵駅で下車し、鳥せいで本年度の納涼会を行いました。葛野図書倶楽部2001では、定番中の定番ですね。というのも来年の2月新誠会では、「黄桜」を送別会総会の地に予定しているので、上級生在学中に鳥せいに行っておくことにしたわけです。
 写真を見る限り、極限の疲労はなかったようで、一安心でした。しかしさすがに両巨頭(?)の食欲は普通人並に落ちておりました。一人は納涼会幹事、一人は夏ばてだったのでしょうか(chick)。一説には、経理局長の経費削減通達が功を奏した結果とも密かに語られておりました。

5.まとめ:客観的評価
 Asuka2008は無事終了しましたが、参加者達の気持はまだ熟成していないと考えます。つまり、総てが「良かった」というものではないと想像します。

マイナス要因
 明日香村の夏は暑いです。
 早朝7:30に京都駅集合で、鳥せい納涼会終了が20時すぎですから、疲労困憊の隊員もいたと思います。行きは近鉄特急で快適でしたが、副長の観察では(私の席は別車両の飛び地)眠っている隊員が半数でした。学生は朝起きに弱いです。そして他の様々な予定を持った合間での参加ですから、朝から疲労している人もいたわけです。

 歴史を好む人もいれば、興味の薄い隊員もいる。
 飛鳥とか大化改新とか、蘇我入鹿、馬子と聞いても、それらに興味を持つ人は、私をいれた10人の参加者のうち、数名だと想像します。小さな倶楽部でも、意志が統一されているわけではありません。特急代を含めた経費や、そして炎天下の汗まみれ、睡眠不足、……。これらが重なると、時々顔が曇る場合もあることでしょう(笑)。

 10人乗りのレンタカーを使ったわけですが、炎天下の廻遊は、各員にとって好奇心と疲労のバランスが崩れることもあったと思います。
 夏の飛鳥時空紀行は、炎天の下では、最良ではないわけです。

プラス要因
 あらかじめ所用で参加出来なかった二名以外、希望者が全員当日集まったことは、HMK;明治村と同じく、倶楽部にとってよい兆候でした。いろいろな予定をかき分けての参加者が多かったのです。

 レンタカーは10人乗りなのでそれなりの経費も必要だったわけですが、幹事達や上級生の事前の話し合いで「あった方がよい」という決断をしたわけです。途中天井高が2.3mと知らず、2m制限の高さでコツンとして、結局私は夕方に一人で橿原署へ事故証明をとりにいったりと、小さなトラブルもありましたが、大過なかったと言えます。その時の幹事達の言葉に感心したのです。「先生! 人身事故でなくて、良かったじゃないですか」至言でした。

 最初に綿密に決めた計画書・栞があったのですが、幹事達は、状況に応じて対応しました。たとえば、午後の中頃に飛鳥寺を訪ねたのですが、隊員達の疲労を見極めた幹事達は、最後の甘樫丘登頂を断念し、少し早めの急行電車に全員をガイドしたわけです。これも、英断だったと言えます。

 納涼会の時に一番印象に残ったのはどこか? と尋ねました。
 殆どの人が「石舞台」そして「石舞台の玄室」でした。日常に味わえない巨石や、黄泉の国の雰囲気に、なにかを感じ取ったのでしょう。
 他に少数でしたが、橿原神宮参拝や、橿原考古学博物館の埴輪、飛鳥寺の趣に感心した人もいました。しかし、私が一番人気として推した「酒船石」及び「酒船石(北方)遺跡」は、だれもあげませんでした。前者は模様に興味をもてなかったのでしょうか? 後者は夏草が茂り、少し荒れていて、神聖な雰囲気が薄れていたからかも知れません。 

 酒船石の模様を現地で無理強いして尋ねたところ、「地図」じゃないでしょうかと副長補佐、「人」かなと、二番隊長。この二つには感心しました。特に前者の地図説は、私も研究したくなりましたね。後者はかねがね私も「宇宙人かな?」と思っていた次第です(penguin)。

 プラス要因のまとめとして。
 それぞれの飛鳥があったと考えます。橿原考古学博物館万葉文化館、各員自由な楽しみ方をしたようです。前者では、徹底的に博物館のガイドの方に考古学を仕込まれた隊員もいました。後者では、快適な情報室(図書室)でじっくり休憩し瞑想にふける隊員、端の方で一人物思いにふける隊員、そしてお茶する隊員。館内全域を見て回った隊員、それぞれの楽しみ方があったようです。これは、プラス要因だったと判断しています。

*.責務分担
  旅行計画・栞作成・現地ガイド→副長2008&一番隊長2008
  特急券・乗車券・食事・入館料・拝観料など経理全般→経理局長2008
  倶楽部代表挨拶・記録ビデオ撮影→局長2008
  記録写真撮影・納涼会2008幹事→書記局長2008
  運転・喫茶代部分?負担→最高顧問
  行事もり立て役→副長補佐(介護担当)、一番隊員、二番隊長、二番隊員

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2008年8月11日 (月)

小説木幡記:2008/08/11(月)木幡の朝顔

Muasagao

 先週の某日朝にとった写真です。
 ときどき花をカメラに収めるのですが、「朝顔」は単純ですが、綺麗な花です。
 朝顔と思い浮かべただけで夏休みが連想されて、宿題の絵日記を思い出し、京都市右京区・嵯峨小学校の六年間が走馬燈のように回っていきます。

 人間の成長とか、人生にとって初等教育は大切ですね。不幸にしてイジメにあったり、不登校になったりする少年少女の話を新聞やTV、またそういう子どもさんをもった親の話を耳にすると、「残念だろうな」と考え込むのです。

 そして次の瞬間、また「朝顔」。
 私の絵日記は嘘嘘しい内容だったのですが、朝顔は本当に観察して、蔓の伸び具合や花の咲き具合、咲いている時間、色など、理科観察日記みたいなものを書いておりました。

 嘘絵日記の筆頭は花火大会でした。
 昨夜も宇治市で大きな催しがあったのですが、幼児期から今まででも、花火を観に行った経験は数回しかなく、それなのに夏休みの絵日記には毎年毎年、数回は花火の絵と記事があったようです(cat)。花火の絵が描きやすかったわけですね。

 ところが朝顔。
 これは絵心のない「ぼく」にも、花火と同じく特徴がとらえやすく、どこからみても、薔薇でもないし、桜でもない、まごうかたなき「朝顔」を書くことができたわけです。その上、大体暑い間は咲きますから、花火と違って、毎日嘘なしで堂々と絵日記を書けました。だから、記憶が鮮明なのでしょう。

 他の嘘絵日記としては、そうですね。
 ここ一番というところで、家族旅行日記でしたなぁ。事実は、祖母や兄たちと毎年山梨県の父母のところへ一ヶ月以上旅行していたわけですが、これは家が変わっただけで旅行とは言えません。なのに、海や山へ行ったような日記を毎夏一度は書いておりました。しかも、子どもなんですねぇ。どこへという地名がなくて、ただ「海」へ家族と行った、そういうすぐバレル嘘日記でした(悲傷)。遠くの船や近くの浮き輪が描きやすかったのじゃないでしょうか。

 夏休み前とか、終わった後、大抵裕福な学友達が、毎年「信州の別荘に行った」とか、「日本海に行った」と、話しているわけです。「ぼく」は、鼻っ柱は強い少年でしたが、相手の眼前で嘘をついて見栄をはるほど愚かじゃなかったようです(cancer)。しかし、結局は絵日記をやむにやまれず捏造(ねつぞう)するわけですから、そういう見栄っ張りな所がなきにしもあらず。

 朝顔。
 これはまごうかたなき、木幡研究所に咲いたものです。今の木幡記や葛野記には、見栄もなく嘘もなく、正しき真実の記録を書いておりますよ。

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2008年8月10日 (日)

NHK篤姫(32)勝海舟と桜田門外の変

承前:NHK篤姫(31)出藍の誉れ・幾島去る

 勝海舟(勝麟太郞)が咸臨丸でアメリカへ行くころ(1860(万延元年))、井伊大老が桜田門外の変で最期を迎えました(1860(安政7)年3月3日:万延元年は3月18日に改元)。今夜はその、歴史の同時性を味わいました。明治維新まで、あと8年を残す頃だったのですね。勝海舟は30代後半で、幕府の軍艦躁練所教師方頭取、今で言うなら最新の、海軍大学校・筆頭若手教官だったのでしょうか? そして井伊直弼は暗殺されたとき、まだ44歳だったのです。

桜田門外

(東京都千代田区千代田)

 今夜のドラマは、いつも以上に、いくつものエピソードが胸を突きました。

1.井伊直弼(いいなおすけ)の一期一会(いちごいちえ)
 直弼が茶道を究めたのは、若い頃(近江の彦根藩)から庶子扱いで、部屋住みの身。なにかに没頭したかったのでしょうか。つまり養子にでも行かねば結婚も独立も出来ない状態だったわけですが、嫡出子でないから、養子縁組みも難しかったようです。

 直弼が差し出した茶に篤姫は「美味しい」ともらします。
 篤姫は、直弼が「役割を果たしているだけ」と言ったことに反応します。回想シーンはなかったのですが、若い頃出会った薩摩藩家老の調所との話を思い出していたのかも知れません。調所も、薩摩では「悪人」扱いされていました。

 そして眼前の井伊大老は巻紙の端から端までの人材を、投獄、死罪、遠島に処した「悪人」でした。その者がいれた茶を篤姫が「これほどの茶をいただいたのは初めて」と、正直に言います。
 そこから、会話が始まりました。

 役割とは何なのでしょう。
 己の信じるところに立って、自らへの毀誉褒貶を抜け出したところに、役回りを誠実正確に演じる人生があります。井伊大老は、攘夷論者を掣肘、粛清することが徳川家、日本国を正しく導くと考えたのでしょう。その是非はいまだに決着は付いていませんが、今夜のドラマでは、井伊直弼がかのような人であったと、描いています。
 篤姫は、その言葉に、話の糸口を見出しました。

 また、茶に誘って欲しいと篤姫は伝え、自らミシンで作ったふくさを贈り物に差し出します。
 井伊は言いました。「亡き公方さまのお気持ちの一端がわかった」と。井伊もまた、篤姫の廉直、聡明さに感服したのでしょう。

 しかし、一期一会。
 瞬間の出合は、雪の降る桃の節句に、江戸城桜田門外で、未来永劫断たれたのです。
 なお、一期一会の意味はいろいろでしょうが、私は「その一瞬の出合が、総て。あとはない」と、とらえています。

2.薩摩の誠忠組
 薩摩では、血気にはやる下級武士達が、西郷さんの「突出するな」という言葉を守りきれずに、遠く江戸の水戸の脱藩者と呼応し、薩摩を脱藩し京に向かおうとしています。大久保さんも止めきれません。小松帯刀さんは必死の形相で、島津久光に掛け合います。「あたら、薩摩の礎となる、若い人材を失ってはなりません。なんとか、してください!」と。
 久光は終に、突出前夜の若者達に、花押入りの手紙を送ります。
 「諸君の誠忠に感激した。この、薩摩のために君らの力を尽くしてくれ」という意味でした。
 大久保さんの演出で、若者達は落ち着き、誠忠組を結成し、血判状を薩摩に捧げることになったのです。
 (後日、やはり、薩摩の血気は抑えきれず、半ば同士討ちのような悲劇が、京都伏見の寺田屋で起こります) 

3.勝麟太郎(後の勝海舟)
 咸臨丸に乗ってアメリカにでかける勝海舟や当時の軍艦奉行が将軍家茂と篤姫に謁見します。
 篤姫と勝海舟とは後日も、なにかと助け合う仲ですが、勝の闊達さに篤姫はいたく感心し、親近感をおぼえます。ジョン万次郎さんも、勝のみやげで、篤姫と話す時間を持てました。勝が倉庫から引っ張り出してきた、ペリーの贈り物「ミシン」を、篤姫は日本で最初に使い出したようですね。
 篤姫さんは、器用だったんじゃないでしょうか。

4.幾島
 幾島は最期のいとまごいに、斉彬から託された桜島の絵を篤姫に手渡します。
 だいぶ、感動的な別れでした。
 つまり、あらためて「女優」のすごさを味わったのです。見ている私も二人の別れに胸がいっぱいになっていたのですが、篤姫も幾島も、本当にすばらしく自然に涙を流すわけです。恐らくお二人とも、同じ思いで現実・西の丸での別れを、役の上で演じるよりも、味わっていたのでしょうね。だからああいう涙を、流せるわけです。
 ぽろり、はらはらと篤姫。
 そして、幾島は、顔を上げた途端に、目が涙であふれていました。 

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小説木幡記:2008/08/10(日)この頃MuBlogに欠けているもの

 MuBlogが、小説木幡記と小説葛野記だけで埋まるとき、なにかしら忸怩(じくじ)、そして後ろめたさが残る。

 このことは、以前若い優秀な研究者とも話していて、同意を得たのだが、人は易きに流れる。本当に大切なことを「忘れたふり」をして、世間の通り相場にマッチした、それなりの忙しさに身を任せ、流されていく。世間はそれをみて、「責務をはたしていますね」「頑張っていますね」と、賞賛まではいかないまでも、「ちゃんとした人物」と、見なしてくれるものだ。

 そしてまた、そういう日々のことはしなければならないし、怠惰にすごすと、だらしない人間という共通認識がたつ。それはまた、困ったものだ。世評を気にしないと言う人も多いが、秘やかな評判「だらしない」「頼りにならない」「無能」と言われて嬉しい人は少ないものだ。

 好き勝手に生きているように思える(penguin)余にしても、そういう評価が少しでも相手の目に浮かんだり、耳をかすめると、むっとする。逆に、さんざん気ままに生きている学生達でも、「君は、だらしない」という表情を少しでも気付かすと、険しい態度を返してくる。絵に描いたように、な。

 さて。
 MuBlogは、日々かつかつこなしてきたが、最近は冒頭のように、後ろめたい。NHK大河ドラマ記事でアクセスが増えても、定番の日記を読んでもらっていても、それはblogを読んでくれる人に対する、「元気にしています」という、信号であって、自らが大切と想うことを成し遂げる充実感とは別の話になる。

 いま、ここに欠けていると思ったことをリストして、後の戒めとしようぞ。

1.「卑弥呼の墓」が7回で停まったままだ。2008年1月以来考えていない。
  これは、それまでの記事がやや気楽だったので、そろそろ本格的に書こうと思った途端に、筆が止まってしまった。最近の、「近畿の古墳」に関する専門書を解読するという重荷に耐えられないからだろう。

2.「少年司書ロボが0号機、1号機とも2007年11月以来、実験されていない。
  これは、実機を組立製作するまでは気楽だったが、制御をプログラミングする段階になって、多数のサーボモータを順次に、並行に作動させることを、困難に思ったからだ。さらに、「目」をなんとか組み込みたいと欲張ったせいで、厖大な類書を読まないと無理だと気づき、意気消沈したのだろう。余には電気電子工学的的な素養が不足していて、ハンダ付けは得意だが、回路を設計したり、解読する能力が無い。

3.文藝路線が停まっているな。
  「新世界より/貴志祐介」が、2008年2月。
  「丕緒の鳥・十二国記/小野不由美:雪のような音」が、2008年3月。
  「日本の美術史/保田與重郎.読書感想(1)」が、7月。
  これは、「日本の美術史」が純粋研究用で、「文藝路線」とは少し異なる。ということは、すでに4~5ヶ月間、まともに読書していないことになる。いや、読んでいてもMuBlogに記事を書かない場合は、読んでいないのと同じだから。この時期は、ずっと教材研究で手を動かしていて、活字物語に興味を持てない時期だったのかもしれない。過去にもそういう波はあった。並行することがもともと無理な人間なのだろう。書くときは書いてばかり、読むときは読んでばかり、工作しているときはそればかり、プログラミングしているときはメモリの海に溺れていた。なんとか、もっとバランスよく余生を送りたいものだ。

4.Luna御製「幻の古代王朝」復刻版、どうなった。
  ふむふむ。
 RPGジェネレーターのよいのが出回っているようだな。
 ふむふむ。困った。

5.日曜作家、どうなった。
  実は、これが大問題だな。筆が止まったまま数ヶ月経過した。平日作家なら餓死するところだ。
  今、脳裏に次々と浮かぶイメージは、邪馬台国周遊図書館、高台の図書館、山裾の図書館、螺旋の図書館、海底図書館、火星の図書館、瀬戸内海の島図書館、岡山県の横溝正史図書館、獄門島図書館、……。ジオラマばかりだ。そんなに沢山未来の図書館を作ってどうするのかは、教材研究の極秘事項。なれど、どいうわけか(aries)、まったく物語のイメージがわかない。ひたすら日夜、スチレンボードをカッターナイフで切り刻み、図書館全景モデルという彫刻をしている。そのうち、継体天皇近江朝図書館?(注:このような史実はございません)、とかに至ったとき、初めて「探偵司書小泉佐保シリーズ、No4:湖底宮」の筆が動き出すのだろう。生きているうちにな。

 というわけで、大切なことを捨て置いて、ただただ今夏も、夏期論文に精を出し、教材研究に明け暮れている。もう暦のうえでは初秋。
 まだまだセミもないておるが、大切なことを捨て置いて、日常の研究に埋没するというのも、なにかしら自虐的な夏である。
 人は、大切な事を忘れたふりして、日常の繁忙に流されていくものだ。自戒としようぞ。

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2008年8月 9日 (土)

防災センターと図書館納涼会

 昨日、終日葛野の図書館の人達と一緒に「防災」全体の体験学習をし、夜は納涼会に参加しました。昼の場所は、京都市の国道1号線沿い、「京都市市民防災センター」でした。約3時間、息をきらして体験指導をうけたのですが、この間、4名の指導員に付き添ってもらって、総勢13名がじっくり防災を考えました。そして、すべて無料だったのです。

Muomote

A→京都市市民防災センター
 体験内容は、いろいろありました。

1.強風体験: 風速32mを味わいました。私のポロシャツもまくれ上がって、大変なことになりました(typhoon)。司書の一人は「息が出来ない」と言うてました。

2.地震体験: 震度7を味わい、おさまった一瞬に、ストーブ、湯沸かし、レンジを止めて、ドアを開ける訓練でした。再び激震が襲うわけです。これが一番心身にこたえました。終了後、私はまともに歩けなかったのです。

3.火災避難訓練: ホテルの廊下を想定して、無害の煙で充満した暗い中を誘導路にそって脱出するわけですが、未だに鼻に煙りの臭いが残っています。私と一緒した司書達は、全員死亡(訓練だから生きていますが)しました。

4.消火訓練: 消火器の練習でした。これは全員がうまく行ったようです。しかし実際の火事に直面すると、安全装置を外して、ホースを向けて、レバーを握るという単純な作業が、めちゃくちゃになりそうです。

5.くらしの安全対策: 主に、高齢者やハンディのある方の気持になって、日常の安全を考える訓練でした。歩行や首の動きを制限する拘束具を付けて、体験するわけですが、私は年に数回、持病で近似状態になるので、見ているだけにしましたtaurus
 事務長さんと司書が一人追加で、妊婦体験をしましたが、約10キロの重りを付けて歩くわけです。そんなに重いとは想像もしていませんでした。
 高齢者の耳に、TV音声やチャイムや話し声がどんな風に聞こえているかの体験もしました。
 図書館の利用者にもいろいろな方がいますから、あらかじめ充分に想定して防災・安全を考える必要があると、いつになく生真面目に思った次第です。

拘束具を付けた司書達
風呂場の補助具

6.応急手当訓練: すでに夕刻、疲れていたのか、私は頭がぼーっとしていました。心臓マッサージは、脳の血流を確保するために、うまくいくまで胸のあたりを押し続ける重労働ですね。現在は、両乳首の中間を平手で押すわけですが、速度や力の入れ方が難しかったです。AEDという高圧電流で心臓に活を入れる機器の扱いは、葛野にも設置してあるので、熱心に聞きました。

7.京都大地震: 3D用の眼鏡をかけて場面をみていると、地震で跳んでくる石やガラスが直接身体にぶちあたるような感じがして、怖かったです。座席も左右に振動するので、現実感あふれていました。

8.土砂災害: 山小屋を想定した密室に入って、電気が消えた暗黒の中で、山鳴り、土砂の崩れや「家族」のうろたえを音で味わう体験でした。暗黒になると、正常な判断ができなくなることが分かりました。目からの情報収集が8割と言われていますから、音だけで外界を判断する状況にも対応する必要がありますね。

 以上いくつもの体験をしたわけですが、二つのことを理解しました。
 一つは、疑似体験でも相当に疲労し、ショックが強かったです。それが現実に起こるともっと凄まじいだろうという事です。強風は風速32mでも息ができない状態でしたが(私は若い頃にバイクで時速100キロ前後を体験しているので、ちょっと違うのですが)、それに雨とか飛来物が加わると、相当に注意しないと、生命の危険度は赤ですね。
 二つ目は、体験で得たこととは関係ないのですが、これだけの体験学習を何人もの指導員が、無料でしてくれたことへの感謝です。大勢の子供たちも参加していました。京都市内に勤務していて、良かったです(sun)。

B:納涼会(京都駅前の、「京すいしん」)
Musall

 体験学習のあとは、お楽しみ会でした。
 このお店、平仮名の「京すいしん」は、以前に「電子図書館研究会」でよく利用しました。国立国会図書館長の長尾真先生や、故・原田勝(筑波大学)先生の笑顔を思い出しながら、若い人達と料理を楽しみました。お値段とお味とのバランスがよくて、久しぶりに訪れたわけです。
 昼の防災体験が、少しハードだったのでしょうか、皆さんも私も酔いの回りが早くて、いつになく饒舌な一夜となりました。新顔の、芸術系大学の院生さんや、謎の解けた司書さんや、オペラ歌手や、三人のチルドレン(ちょっと古い語法ですな)や、ベテラン、えらいさん達と席を同じくし、「お勤めしているのも悪くないなぁ」と、いつになくまともな思考にたゆたっておりました、とさ。図書館の人達とのこういう交流も四年目になり、あと半歳となりました。大切に過ごしていきたいです。

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2008年8月 8日 (金)

小説葛野記:2008/08/08(金)今日はoff日なのだ

 珍しく木幡を遅く出た。京阪電車宇治線が混んでいた。一体みんなどこへ行く? 中書島で特急に乗ろうと思ったが、混んでいそうなので各駅停車・普通電車に乗った。本線の「深草」で急行待ちをしたが、のんびり空いた車内をみていた。

 そうだ。数日前に、京阪電車の踏切で見慣れない電車を見た。一瞬だったが、「試運転」というような文字が目に入った。今朝の電車は、これじゃなかった。なんとなく、新型車両に見える。

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 四条大橋を九時半すぎに通り過ぎた。鴨川西岸は川床したてだった。暑かろう(笑)。三条大橋から四条大橋まで、長いテントの列が出来ていた。お祭りでもあるのだろう。北山鮮明、鴨川の水は透明度が高く、水底が見えた。

 今日は純粋研究も、教材研究もoff。そのかわり、防災センターというところで、勉強したり訓練したりしてくる。余は福井大地震の時に、幼児だったので外界刺激を適切に処理できず、一ヶ月ほど乳ものまず、声も出さず、惚けていたようだ。つまり、トラウマ、強烈な刷り込みがあるのだろう。今日も、地震シミュレータでおかしくなる可能性がある。ままよ、これも生きている体験。さて、一体どうなるのでしょうね(cancer)。

 その後、その課の納涼会。余もいれて総勢12名ほどだから、葛野図書倶楽部2001と変わらない。なにかの機縁で、毎年招かれている。ただし、財布を忘れると幹事からキツクしぼられそうな、そんな予感の夏でした。

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2008年8月 7日 (木)

小説木幡記:2008/08/07(木)夏期のMu

 なにかと、快調といえば快調で、嬉しい。
 それだけ、日々障害があったということだろう。心身のうち、身はよく眠れるし食事もおいしい。
 心は、なんというか、いつもの通りで、狂乱といえば狂乱、静逸なりといえばそうも言える。何十年来同居してきたが、余の「心」は実に興趣があって、おもしろいのう。曇空であり、碧空であり、さらに鏡面。身だけでなく、心までよく眠れる。

 『日本の美術史』、その用語15000件まで調べ終わった。あと、同数ある。「上ノ郷」とか「滝ノ倉社」とか、本筋の美術史とは、ずれもするが、重要用語なので神経を尖らせている。

 「邪馬台国周遊図書館列車ジオラマ」教材製作は快調に進んでおる。ただしレイアウトの無駄がいくつかあったので、ポイントを外して再整理しだした。どの図書館列車も快調に頂上まで行き、かつ戻る。

 今朝は朝顔を写真にとった。仕上がりはまだ見ていない。明日にでも見てみよう。
 今夜は「貝焼き」と思っていたら、煮魚だった。これもぷりぷりして、梅と煮込んだのが味を引き立てていた。

 そろそろ2008年8月7日の深夜になった。
 明日は? 明日の風が吹き、日が照る。日々、生きようぞ。

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2008年8月 6日 (水)

小説木幡記:2008/08/06(水)ガソリン

 数日前にRSに乗っていて、燃料が限界になっていることに気付いた。マシン系に関しては大体用心深い方なので、驚いた。こういうことは十年に一度あるかないかの「事件」だった。
 ということは、燃料が少なくなると、センサーが働いて、その信号を余に知らせる、という機能が働いていることに、この代のRSで、初めて確認したわけだ。つまり、先代のRSは、その確認をしていなかった。

 何故、こんな異変が起きたのか。
 実に単純なことで、燃料、つまりガソリンが高額なので、お金を出し渋り、し始めたのだろう。1リットルあたり180円するので、40リットル入れると、7千円を超える。一年前だと、多分4千円台だった。気分的には一ヶ月あたり、燃料代が二倍になった思いがする。

 世界には悪い人が沢山いて、原油でお金を儲けているのだろう。商売は儲けないと話にならないが、どんなことでもやり過ぎると「悪」になる。お馬鹿な東大卒業生が「お金を儲けて、何が悪い?」と、言いふらした結果懲役刑を喰らっているが、悪いから刑務所に入るのだろう。あはは(capricornus)。江戸時代の教訓を、真面目に思い出してみよう。身分制度が堅くあって、士農工商となっていた。人の稼業にケチを付けるつもりはないが、「商い人」は、はなから人の財産をかすめ取ると見なされていた証なんじゃろう脳(うふふ)。余の先祖は福井県の山奥の、炭焼きじゃったそうで、枠からはみ出していそうや。

 ベニスの商人とか、(悪の)越後屋とか、仕掛け人の対象とか、キリスト様に市場で鞭打たれた人とか、大体むかしから「商い」は悪いことをすると、人々の暗黙の、つまりデフォルト事項だったんでしょうね。
 その点、武士は喰わねど高楊枝とか、~。落ちぶれ果てても平手は武士じゃ、男の散り際だけは知っており申す~、とかな。

 というわけで、大昔、余の大好きな「数の子」が投機の対象になって、一時的に宝石扱いされたことがあった。余は若かったせいか激怒していた。そしたら、なにかの拍子に値崩れして、たたき売りしても売れなくなった。余は溜飲をさげたのう。

 で、世界、世の中の投機好きの人達へ。そのうち、なにかの拍子に、投棄せざるを得なくなる日を、こっそりMuは待っております。どんなことでも、バランスを崩すと、もともこもなくなるもんです。「念力駆動のエンジン」だなんて、発明されたら、石油なんてね、博物館に「化石燃料」として飾られ、あまったのは大地に戻されることでしょう。

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2008年8月 5日 (火)

小説木幡記:2008/08/05(火)夏の香り

夏が来れば思い出す
 四季折々を愛でているが、夏の佳さは「閑散」という言葉で表せる。高校生のころに夏山へ行って、同じ客車で失神者がでるほどの混雑を味わったが、そして「ぼく」は網棚に登って寝ていたが、それ以外には「混雑」の記憶はあまりない。帰郷というものが無かったからだとも思うが、単純に、出歩かないからだ。

 指折り数えても、いつも間違うが、葛野に来てから20年にだんだん近づいてきた。その間、夏の無人のキャンパス、無音の電話、誰もいない廊下や研究室、音のしない大学研究室を思い出す。もちろん、思い出しながら今夏も葛野夏に通い、また新しい、過去と同じ記憶を、溜め込んでいく。

 昼食や夕方に、気晴らしをかねて嵐山や嵯峨野まで行くことがある。と言っても片道15分ほどだが、大抵は空いている。嵐山や嵯峨野は夏と冬がよい。それも夕方が一番よい。閑散としているから。賑わいを好む人も沢山いるが、余はすべて、「閑散」をよしとしている。

 そう言えば、木幡を午前6時ころに出ると、京阪電車も阪急電車も無人に近い。RSに乗るときも、国道が空いている。沢山の人が活発に動き回り、働き、すし詰め電車に乗ることが繁栄を支えてきたが、喧噪と閑散との、どちらをとるか、と問われればあっけなく閑散をとる。もちろん喧噪給与100%で、閑散給与60%という、キツイ条件でも。

 賑わいを好む人がいる。
 余は閑散とした夏の葛野、大学キャンパスが好きだ。
 こればっかりは仕方ない。

夏の香り
 そうそう、夏の香りのことだ。
 汗の匂いだな。これがよい。近頃の人々は無色無臭透明感を好み、日になんどもシャワーを使う人がいると聞く。しかし生きているのだから、汗の匂いくらいはあってもよいだろう。潔癖すぎる人達をみていると、「生きているのかな?」と思うことがある。
 
 しかし亡きマタリン翁は、徹底的に匂いのしない「猫君」だったなぁ。もふもふとした長毛に何度も鼻を押しつけたが、匂わなかった。彼は不思議な猫君だった。

 そして。
 ムッとする夏草の匂い。多分、これが夏の香りの原風景なんだ。
 今年も夏をひっそりと楽しもう。閑散のなかで思考がスパークし、匂い立つ。

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2008年8月 4日 (月)

OC2008:葛野のオープンキャンパス

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 夏の風物詩。
 葛野のオープンキャンパス:OC。
 例年通り、葛野図書倶楽部2001の隊員達が頑張って飾り付けや案内をしてくれました。
 局長2008の回りに隊員達が集まっています(night)。
 副長2008が「図書館列車・トーマス号」を運転し、後ろで若いもんらが感心してみていますhotel

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 今年のOC対策チームは、経理局長2008が指揮担当しましたkaraoke。六月ころから隊員達を叱咤激励していました。様々な工夫がされて、両日ともてきぱきと進行しました。

 A班とB班とにわけて、会場と屯所とを、ビラまきながら往復しました(aries)。
 A班のフロアマスターは副長、B班のフロアマスターはOCチーフ兼務の経理局長でした。

 秘書さん達も両日というか、OCのある限り大変ですsun
 私は、なんというか、役に立ちませぬ(taurus)。秘書さん達や、倶楽部隊士達の大船にのっておりました。
 小波はありましたが、大波もなく、暴風雨にも遭いませんでしたなぁ。

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2008年8月 3日 (日)

NHK篤姫(31)出藍の誉れ・幾島去る

承前:NHK篤姫(30)将軍家茂と井伊大老

出藍
 青色は昔、植物の藍(あい:らん)からとったとのこと。
 なぜか、とった青がなお藍よりも青いようです。
 弟子が師匠を超えた場合、古来から「出藍(しゅつらん)の誉れ」と言います。
 青が篤姫、藍が幾島と見立てると、どうしようもないじゃじゃ馬が、幾島を超えるほどに成熟し、幾島は「自分の仕事は終わった」と、篤姫のもとを去ります。
 幾島が一橋慶喜擁立派の薩摩から派遣された者であることは、すでに井伊大老の知るところであり、将来も篤姫のそばにいるかぎり、足手まといになるという理由からです。
 「出藍」とは、単に出るだけでなく、超える意味があります。幾島の近衛家、島津家という考えから、篤姫は婚家の「徳川家」へと超えたわけです。

内着
 女性が衣裳に持つ独特の象徴性、権威性、執着がこれほど強いのかと、驚きました。
 今夜は、これだけでも堪能しました。

 どういうことかというと、京の近衛家・村岡(星由里子)が、井伊大老の指示により詮議を受けることになります。密勅の受け渡しを周旋したという罪です。篤姫は婚礼時に母代わりをしてくれた村岡を救いたく、将軍家茂に取り扱いを頼もうとしましたが、滝山は衷心から、「それは篤姫さまにとって、実家の近衛家の問題。いわば姫様の私事。公方さまに私事を頼み事するのは、公(おおやけ)事を乱すことになる」と諫められ、あきらめました。

 しかし、近衛家や村岡を救いたい気持は棄てきれず、窮余の策を思いつき、幾島を呼びます。しかしすでに幾島もわかっていたようです。幾島は、篤姫が婚礼時につかった白い内着を用意しておりました。
 詮議の日、村岡はその篤姫拝領の白布着を身にまとい、毅然とした態度で、「この内着は、いわば徳川家と同じ」と吟味役に言い切ります。
 後日村岡は、押し込め(閉門蟄居のようなものでしょうか)30日となったようですから、効果があったのでしょう。
 その白い内着は村岡から再び幾島を通して返されます。「姫様がお持ちになる着物」と言葉がありました。
 ところが、幾島がそれを機にいとまごいをすることになり、篤姫はその自分自身にとって唯一の婚礼着を、幾島に形見分けします。
 幾島のたっての望みで、白い着物をきた婚礼時の篤姫が再現されます。

戦旗
 私はこの動きを、単純に着物がいったりきたりしたとは思いませんでした。男性でいうと(注:この男性観も実は、Muの固有世界ですが、男達の挽歌を味わう男なら、分かることでしょう)、連隊旗というか、戦旗というか、北方(きたかた)水滸伝でいうなら、「楊令は、血を吸った吹毛剣(すいもうけん)を古き替天行道の旗でぬぐい、これを弔旗として懐に収めた。」と。これくらいの重みを味わったしだいです。

 たしかに血は見ずとも、篤姫、村岡、幾島の間には、白い内着が「旗」の重みを持っていたのだと知ったのです。旗の下に男子は死ぬものです。地上に足つけて生きる女子に比べて、大地を持たない男子は旗にくるまれて死ぬことを夢想するものです(でないと、男子ではないというのが、Muの持論です)。しかるに、その男子達の気持と同質の物が、婚礼の白い装束にあったのだと、Muは気がついたのです。

 たしかに家庭ドラマ、大奥物として動き出した「篤姫」でしたが、今夜の村岡と幾島の語らい、幾島と篤姫の対話を見ていて、単純な温かさや、女性固有の権勢争いを超えた所に、おんな達の盟約をみた想いがしました。なかなかに、よいドラマになっていますね。

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2008年8月 2日 (土)

小説木幡記:2008/08/02(土)火星の水

火星、水と生命(NASA
 火星に水を確認したようだ。
 「探査機フェニックス、火星に水確認-NASA」(IBTIMES)
 フェニックスは、地上からなんと5センチ下の土の中に、水があることを確認した。

 水があるから火星人とはならないが、大昔に水が地表にあったころ生命が存在した可能性は少し高まってくる。
 太陽系内なら、生命という概念は地球と同じレベルで考えてもよいのだろう。

 もっと科学を学んでおけばよかったと、痛感。
 余は若い頃に、ハードSFを好んでいた。理屈で未来を予測したものだ。
 すると、生命という考えも、随分違って見えた。

 地球上では、物を形作る構成要素を、無機物と有機物とにわけて考え、そのうち生命は有機物で出来ていると学んできたが。ハードSFでは、無機物でなりたった生命がいろいろあった。
 
 ネット上の人格は、攻殻機動隊・イノセンスの世界だが、古くからハードSFでは定番だった。光瀬龍の百億の昼と千億の夜、あるいはクラークの2001年宇宙の旅では、電子メモリ上の人格が生まれていた。

地球外生命
 火星に有機物があり、そして生命の過去兆候があり、思いがけなくも化石が出てきたら、余の生の目的も完了だな。その化石が、例のエイリアン風なら爆笑しよう。

 ずっと黙っておったが、実は余の生の目的は、地球外生命体・文明の探索にあった。それを確認できたなら、安心して極楽浄土、あるいは高天原に戻るか、黄泉の世界に行ける。この問題は、それほどに切実なことだった。
 もし、それが明確になってきたなら、鉄道図書館も文藝路線も、つまらん日記も、日曜御用ドラマ評論家も、全部棄てて良いじゃろう。
 
 人が生きていく証、人が気力を保っていられる原動力。
 地球外生命を確認することが、そうだったとは、お釈迦様でもごぞんじあるめぇ~。
 宇宙文明論を生涯学習しなくちゃ。

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