小説木幡記:2008/08/29(金)晩夏の脳
1.睡眠と脳の活性化
昨日、極早朝から夏期論文の第三ステージ(論立て)の続きを始めた。午前8時ころに、あることに気がついて、一旦、第二ステージ(用語調査、調整編集)に戻って、三万件の用語を、別の視点からせっぱ詰まって手技で触りだした。追い詰められると結局、すべて手で直す(笑)。
そのまま続ければ、どんなにやっても一週間はかかる計算だった。昼食はパンを食べながら、作業を継続した。息がつまりそう。
午後二時ころに疲労困憊で、投げ出して、眠った。
午後三時ころから、うつらうつらしながら、天井をながめながら、半睡になった。
午後四時まえに「ハッ!」として、起き上がりマシンに向かった。
エクセルにデータを再入力し、ある操作をした。
一秒後(正確にはコマンド一つ)に、思った通りの結果になった!
一週間から10日の時間が浮いた。
マシン命。
余は、雄叫びをあげた。
睡眠が、つまり脳の休養がどれほど大切かは、若いころから知っていた。しかし、昨日は痛切にそれを再確認した。余は「徹夜した!」という言葉を、冷笑する()。徹夜してやらなくても、脳に休養を一時間出すだけで、最短・最高度の結論を出す。
余は、だからこそ、ヘビーな仕事はすべて午前五時頃から、午前中にすませてきた。
脳は、眠らせないと、狂うぞ。
2.夏の計画
教材製作「邪馬台国周遊図書館ジオラマ」は、論文にせっぱつまって、休暇中(笑)。一昨日に、カッターナイフで、山の形を切り出したが、まだ等高線でいうと地上高50mあたりなので、山裾だけに終わった。
日曜作家は相変わらず休暇中だが、もう半年になるので、ちょっと長すぎる。論文の第三ステージ完了とともに、約3週間やっておきたい。
読書。これはねぇ、男性の競馬・パチンコ・飲み屋、女性の買い物・ファッション・ケーキと変わらないね。あれこれ悩まなくても、この8月だけで文庫本を10冊読んでしまった。
3.本日定食
ひたすら夏期論文の第三ステージ。考える暇があるなら、手をうごかせ。バイトする暇があるなら脳を鍛えよ。起きて怠惰、悪事するくらいなら、眠って極楽往生。
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