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2008年6月14日 (土)

小説木幡記:2008/06/14(土)徒然に

 木幡記タイトルをみていて、文学づいてきたかな? と自笑した。
 徒然に、だってねぇ。とぜんに、と読む若者もいるじゃろうな。つれづれに、ですぞ。

 いつぞや余は5~6冊の読書をしていると記した。実は昨日その一つを終えたので、また別のものを探し出した。

☆ たまには読書。
 秘すこともないので、昨日完読した図書をあげておこう。
 暗黒館の殺人/綾辻行人(新潮社の特装判。2004年9月初版第一刷、5619円)
 本来なら感想を即刻記すのだが、少し迷っている。
 完成度は最高、読書中の印象も最高、内容最高、映画にしたらユリシーズみたいに文藝の香り豊か、なにもかも最高。
 だが、感想を書きにくい。
 理由は、京極夏彦『姑獲鳥の夏』を最初に読んだときと同じ。
 読書中、3ヶ月ほどかけたが、ずっと夢見心地だった。そして、第28章に困惑した。この終章は、余を惑わした。惑いの檻に押し込められた気分がした。ここだけ読まなければ良かったと、思っている。綾辻さんは、ミステリだからこの章「封印の十字架」を追加したのだろうと、深層を忖度した。純粋小説ならなくても完成品だね。

☆ 本日土曜日。
 極早朝から葛野にでかけた。午前七時半到着。それから午前中一杯をかけて来週の授業準備をすべて終えた。(働き者や!)来週は地獄の会議が盛りだくさん、絶息しそうな週になるのでな。
 助勤二名(副長、書記局長)が10時には屯所で助勤仕事を始めていた。まこと、精勤なり。月曜に共同演習祝祭「煉獄の中間発表」があって、助勤は適切な質問、アドバイスを発表者に投げかける事になっている。
 慰労の言葉をかけておいた(言葉とは、重宝なものよのうtaurus)。

 午後は、トミーテックの「神社」(1/150縮尺モデル)を組み立てた。写真を撮って掲載しようと思ったが、止めた。モデルは素晴らしい製品だが、「叩きモデラ」と自称するかぎり、少しは常の物とはちがった完成を目指さねば名がたたぬ。パウダーまいたり、植樹したり、お祓いしたり、もう少し時間をかけてお披露目しよう。例の如く、昭和の鉄道模型と同じ会社製品だから、ウエザリング(古色、汚し風)とか、組立精度はほれぼれする。だから、短時間ですんだ。これもストレス解消だな。

 ただし問題は残った。実はこの「神社」、今夏の邪馬台国周遊図書館ジオラマの中心ストラクチャ(構造物)にする予定なのだが~。三輪山をご神体とする三輪明神・大神神社(おおみわじんじゃ)には本殿がなく、拝殿だけの特殊構成なのだ。御山がご神体だから、神の座ます館は三輪山になる。
 モデルにはちゃんと拝殿の後ろに本殿があり、千木は垂直に切った外削ぎ形式だった。境内全体がなんとなく、近所の御香宮(MuBlog記事)に似ていたが、全国、そこそこの規模の神社はこのモデルで代表されている形式なのかもしれない。
 さて、どうするか。数ヶ月考えてみる。

☆ またまた読書ほか
 一息ついて締切せまった論文(報告書だな)を再読始めた。すーっと、眠くなる。まるで学生と変わらない。自分の書いた素案を、別の余が書き直すのだから、眠くなって当然だな。
 約1時間かけて目途が付いたので一旦筆をおいた。この余力が大切(笑)。

 次に、夏期論文のテキストファイルを木幡でもそろそろ使いたいのでフラッシュメモリに複製。作業しながら、またファイルを読み出した。ふむふむ。相変わらず難しい漢字が多い。

 『日本の美術史』は半分まで読み終えた。時々、20代に読んだ芸術新潮を引きずり出して確認したくなる。余の知らない仏様がずらずら出てくるのでな。ただし、聖林寺の十一面観音はまだしっかり覚えている。といっても、二度か三度お参りしただけだが。
 で、今木幡でうしろを振り返ると、本箱に『十一面観音巡礼/白洲正子』新潮社、昭和50年のがあった。物持ちの良い余であるな。カラー写真で十一面観音の横姿が写っていた。

 というわけで、葛野ではいよいよ夏期論文も本格化してきた。今年は早い。きっとよい成果がでるじゃろうcancer

 で、葛野も夕方になったので、帰還した。
 途中だるくなったが、結果的にはよい土曜日だった。ルーチンワーク(授業準備)、工作(教材研究)、読書(純粋研究)と、いうことない三拍子そろった一日だった。
 と言うわけで、明日日曜日は爆睡して怠惰にすごそう。神仏も許して下さるじゃろう。

追伸: 暗黒館が終わったので、大仏建立というのを読み出した。なかなかに、よいぞ。

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