小説葛野記:2008/05/19(月)着手発表会
今朝
起床4:30、昨夜は22:00に熟睡したので6時間半程度眠ったことになる。それでよかろう。
NHK篤姫の感想文を書いていたときは半睡状態だったことを覚えている。余は将軍家定が「鴨」を大奥の庭で追いかけていたと書いたが、TBの記事を見ると「アヒル」になっていた。さて、どちらだろうと朝の早くから迷ったが、検証するすべもなく、鴨のままにしておいた。余は鴨なんばが好物だから、それでよい。
葛野の朝
葛野着は6:45。研究棟が閉じられているかと心配したが、入り口前にバイクがあったのでほっとした。開いていた。みんな早起きだなぁ。さっそく珈琲を入れて一休みした。夏でもホット珈琲なのだが、今夏は少し工夫してみよう。
先回畏友のJo爺と恭仁宮(くにのみや)や紫香楽宮(しがらきのみや)を回ったとき、次回からはクーラーボックスにJo爺用のビールとか酒のつまみを持ち込んで回ろうとなった。それなら、ふうてん爺も京に出てくるかもしれない。というのも、大津のレストランで近江牛をおごってもらった際、Jo爺はビールを頼んだが、すかすかの泡だけのノンアルコールしか無かった故事による。余はたとえ0%以下のアルコールでも酔うので、水だけにしたのだが。
余は最近、炭酸水を一日一本空けているが、無味無臭の炭酸水ののどごしが気に入ってきた。
着手発表会
四月に班を結成して、ようやく本日は二科目のテーマ着手発表会(前半)にいたった。
情報図書館学(いわゆる未来の図書館を造る)は、局長と経理局長が助勤をこなし、激しい質問を浴びせることになっておる。相手は二年生も多いが手心は加えないだろう。どちらかとは申さぬが、一人は意表を突いた超絶トンデモ質問をしそうだし、一人は理屈からみの厳しい質問になるのだろう。発表者にとってはしんどいことだ。余は仏のセンセだから、あはは。
下のリストを見ていて、おもしろい未来の図書館が浮かんできたので、今期も一安心。(他の教員諸氏なら、このテーマを見ていて、きっと怖くなるだろう(笑))
情報図書館学
1日目(5月19日)
1番目:6班 「忍者ライブラリー」
2番目:5班 「新撰組 通称、『池田屋』」
3番目:8班 「時代図書館」
4番目:10班 「京都観光案内図書館」
5番目:9班 「世界宗教図書館」
資料組織2(いわゆる目録作成)は、副長と書記局長とが助勤をこなし、優しい質問を浴びせることになっておる。相手は3年、4年が中心だから罵声を浴びせてもよいのだが~。どちらかとは申さぬが、一人は癒し系だからキツイ言葉をはいたのを聞いたことがない。一人は優しげな声音だが、予測不可能な質問をしそうで、ちょっと怖いね。余は素知らぬふりして、弱点をやんわりと突く。
下のリストを見ていて、余の未知のことも多いので、さてどうなるのでしょう?
資料組織Ⅱ
1日目(5月19日)
1番目:6班 「新国立劇場のオペラ(仮)」
2番目:2班 「『小林深雪』作品」
3番目:7班 「世界遺産~アジアをまわりゃんせ☆~」
4番目:5班 「芥川賞受賞作品目録」
5番目:3班 「フリーペーパー ~現代社会の情報源~」
両方とも、発表が終わると、助勤、余、そして各班長が班内合議の結果を発表班に札入れする。高い評価を得た発表者(副班長)はにやにやしているが、0点の副班長はべそをかくのが普通だ。同期生たちから評価されるのだから、キツイとも言えるが、それくらいは若い内に経験して、たんと恥をかく練習をしたほうがよかろう。
一般に、各班同期の札入れは「素人さん」の評価。助勤の評価は「セミプロ」の評価。余の評価は「専門家」のものと説明している。現実世界は、専門家の意見が通るわけでもないし、かといって素人さんやセミプロの意見だけのものでもない。全部あわせたところに、それなりの評価がでるのだろう。
そうそう撮影は、局長に任せた。局長は黙々と自分以外の対象を写すのが好きなようだ。
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