小説木幡記:2008/04/24(木)日録ひとつ
先の日曜日は、NHK篤姫の感想文を掲載できなかった。そういうこともまれにある。内容は鑑賞した。なかなかよかった。「明るい姫(篤姫)」と「くそ爺(烈公:水戸斉昭)」という対照は多くの少年少女物語の原型だから、落ち着きがよいのだろう。その上に、冷たすぎる関係の島津斉彬と英姫との間も、少し雪解け花見解け。しかし、斉彬の命、あとわずか。なにかしら、物語の流れに、気持ちよく乗れるドラマなのだ。
先夜はNHKで「その時、歴史が動いた:古事記」をみた。以前、太安萬侶の墓を訪ねたことを思い出した。それで、古事記の解釈については、妥当な結論に達した(と、その結論に余が従っているわけではない。文学とか思想とかは、一筋縄ではいかない、多面体の宝石のようなものだから)。おもしろかったのは、三船敏郎がスサノオノミコト役で大活躍した映画「日本誕生」を断片的に見たことだった。東宝作品だった。うむ、見てみたい。一度は見たはずだが、太古の話だから覚えていない。
今週、木幡・葛野であったこと。
余、木幡で倒れたまま(つまり、横臥したまま起きられなかった、ダルマじゃあるまいし)。
卒業生からの人生相談事メル一件。
生真面目な若い受講学生の相談事一件、建物前の立ち話。
屯所で数名の受講生と、課題相談事、数件。
局長と書記局長にビデオ編集説明40分。
倶楽部例会で年次計画発表一件、飛鳥!
倶楽部隊員一名除隊。
経理局長と、密談一件。
副長と、密談一件。
書記局長と、馬鹿話一件。(食い道楽)
局長は例によって、無口(笑)。
委員会、会議山盛り。
授業、へろへろ。
邪馬台国周遊図書館ジオラマ、PC上でレイアウト作成、二件。
今日も、教室へPC一式運ぶのは無理そうなので、昨日、レジメ必要部数印刷を助手さんに頼んだ。
図書館作成の「図書館ツアー栞」が気に入ったので、授業に使うため必要部数を頼んだ。来週入手。
と、なにやかやと日々が過ぎていく。
かくの如く、人生はせわしなさの中で生を燃焼していくのだろう。
パンタレイ、万物は留まることなく、流転(るてん)するのう。
ではまた、今朝も葛野(かどの)で流転しましょう。
ああ、会議の山盛りまだ続く。
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