« 小説木幡記:2008/03/16(日)シャコタン・ハーヴィー(HARVEY) | トップページ | 小説木幡記:2008/03/17(月)春宵一刻値千金 »

2008年3月16日 (日)

NHK篤姫(11)薩摩の話:ほのぼのと

承前:NHK篤姫(10)薩摩の話:篤姫が結婚の決心をした

 私がこれまで好んできたドラマツルギーとは別種の、ほのぼのとした安堵感のようなものが45分間にぎゅっと詰まっていた。
 私の文体、文脈では言い表せないほのかな情感といえるだろうか。
 篤姫と尚五郎の間にあたたかい空気の固まりがぽかっと浮かんでいた。

 と、これくらいで筆を置く。
 書くと、話すと、にげていくような温かさがあったのだ。来週も愉しもう。

追伸
 篤姫が琴をひいていた時の、着物が、とても美しく思えた。この歳になっても、女性の着物に惹かれる感性が少ないが、今夜の着物姿は格別によかった。和服はよい。目に飛び込んできた。

|

« 小説木幡記:2008/03/16(日)シャコタン・ハーヴィー(HARVEY) | トップページ | 小説木幡記:2008/03/17(月)春宵一刻値千金 »

NHK篤姫」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: NHK篤姫(11)薩摩の話:ほのぼのと:

» 篤姫#11 [MEICHIKUえんため・ぶろぐ]
今回は、またも青春ドラマに戻っちゃいました。薩摩を舞台にした物語もまもなく終わるが、やり残していたことをやっておこうということですかね。が、今回は人物描写がしっかりと出来ていて、篤姫、尚五郎、斉彬、幾島がそれぞれの持ち味をしっかりと出していました。 そん..... [続きを読む]

受信: 2008年3月16日 (日) 23時32分

» 大人になろうとしている尚五郎!! [函館 Glass Life]
将軍の御台所になる事を斉彬から直接聞 かされた忠剛夫妻ですが、まさか将軍の 正室になるとは{/cat_5/} 驚天動地、驚きを通り越して唖然とする ばかりです{/kaeru_shock1/} 養女になったとはいえ、自分達の子供が まさか徳川将軍家の正室になるなんて誰 が想像したでしょう{/hiyo_uru/} わが子の出世を嬉しく思う反面、遠い存 在ななった事を実感した事でしょうね{/hamster_6/} それはそうと いよいよ西郷吉之助が斉彬の目に留まる 時が来ましたね{/kuri_1/} も... [続きを読む]

受信: 2008年3月17日 (月) 00時25分

» NHK篤姫(12)薩摩の話:さらば桜島 [MuBlog]
承前:NHK篤姫(11)薩摩の話:ほのぼのと 夜も9時をすぎました、というわけで、今夜は?  秀逸でした。  別れの一日だった、だけなのです。事件もなにもありません。セリフの過激さもありません。  強いて申せば篤姫と幾島の腹芸、いやそれに斉彬が加わりました。  姫の賢さでは。  後の久光と篤姫の囲碁対談、これが最初の方でうならせました。久光(斉彬の腹違いの弟)も相当な傑物だったわけですが、その彼が... [続きを読む]

受信: 2008年3月23日 (日) 21時30分

« 小説木幡記:2008/03/16(日)シャコタン・ハーヴィー(HARVEY) | トップページ | 小説木幡記:2008/03/17(月)春宵一刻値千金 »