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2008年3月28日 (金)

博物館・明治村の桜2008

 今朝(2008/03/28金)、愛知県犬山市の博物館明治村へでかけました。
 授業の一環として、ぜひ見ておきたかったのです。
 この「明治村」を再確認することで、未来の図書館を設計したり(情報図書館学)、建物や関係資料を分類、目録化したり(資料組織Ⅰ・Ⅱ)、あるいは「明治村」についての徹底的なレファレンス・ツール(情報サービス)を作ることができます。また、これからの生涯学習(生涯学習概論)について有益な知見を得ることもできます。

 今日の結果は、今後MuBlogにまとめたり、あるいは、葛野図書倶楽部2001機関誌「Truth」に、倶楽部員達が様々な視点から記事を書くことになっています。
 今回の研修旅行は、倶楽部員達の話し合いと事前調査と、丁寧な栞作成と、後日の「Truth発表」からなっています。参加した青年達にとって、よい記憶が残ることを願っています。

 明治村に到着すると、桜が咲いていました。

八雲と呉服座からみたシダレザクラ

八雲と呉服座からみたシダレザクラ
 西の山にシダレザクラが見えました。丁度小泉八雲が避暑に使ったという駄菓子屋と、大阪の呉服座(くれはざ)の間から、西山を眺めた写真です。全山桜花ではないのですが、明治村の奥深さを知りました。
 明治村は100万平方メートルの敷地の中に67棟の建物があります。そのことだけでも素晴らしいことですが、今日、この桜をながめて、あらためて、地形と樹木の豊かさ、広大な自然庭「苑池(えんち)」の巧みさに感心したのです。
 山にぱっと咲いた桜、明治村だからこそ、その効果は群を抜いていました。

明治村正門のシダレザクラ

明治村正門のシダレザクラ
 桜樹は、たった一本でもさまになるものだ、と思いました。名木と言われる桜には一本立ちが目につきますが、明治村のこの桜も、明治村を代表していると言っても過言ではないでしょう。
 もちろん、桜は春先のほんの少しの期間だけ人の目を惹きつける樹です。しかし、その咲きそめも、満開も、風にさらさらと流され散っていく風情も、日本を代表する「美」です。その精神を、ふと「明治の精神」と、思ったのです。
 明治は近代日本の青年期、「春」でした。
 明治村正門の桜も日本の青年期を表しているのでしょう。

博物館明治村(地図)

(愛知県犬山市字内山)

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コメント

みごとな枝垂桜ですね。
今年は開花宣言から見ごろまでが、あっという間でしたが、
ここ2~3日の花冷えで、花が長く持つかもしれませんね。
そうであってほしいです。

明治村にはずっと以前、名古屋の友人宅に泊めてもらって、友人達と訪れたことがあります。
駆け足でまわったので、じっくりとひとつひとつの建物を
味わって見学したわけではありませんが。
その頃よりも建造物は増えているのかもしれません。

明治というのは日本が近代国家へ脱皮しようとする試行錯誤と奮闘の時代。
その頃の西洋建築と日本建築の貴重なものが、
明治村にはよい状態で残されていますね。

京都とか大阪でも、現代の街のどまんなかに
古風な建築物が残っているところもあります。
そういう残り方は素晴らしいですが、
それが不可能な場合は、やはりこういうところに
移築して保存させることも必要なのでしょうね。


投稿: 伽羅 | 2008年3月29日 (土) 08時24分

まいど、未知伽羅さん

 明治は、以前から好みの時代でした。その頃の風物や建物も、当時はトンデモないものだったのでしょうが、今となっては独特の味わいがあります。

 山田風太郎さんの明治物を思い出しながら、博物館を歩きました。『警視庁草紙』『幻燈辻馬車』気に入っています。

 昨年夏に江戸の博物館で、鹿鳴館を熱心に見ておりました。
http://asajihara.air-nifty.com/mu/2007/07/post_a29c.html

 今度行って再確認したのですが、ここは半日で2~3箇所回って、じっくり考えるのがよいでしょうね。ひとつひとつが、調べ出すと数年かかるような代物(しろもの)ばかりです。

 それにしても、シダレザクラに出逢えたのは僥倖でした。

 

投稿: Mu→未知伽羅 | 2008年3月29日 (土) 09時26分

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